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クラス委員長
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―実戦実習棟 第一棟実習体育館―
生徒13人に、一人一人指導していくへーベルト。
「次はゴウセ」
「はい」
「お前はどこまでの魔法階級が、使える。」
「中級魔法までです」
「だろうな。ゴウセ、お前は上級魔法を試したことはあるか?」
「はい、1回だけ。でも、途中で魔法陣に亀裂が入って壊れました。」
「何故そうなると思う」
少し考え、ゴウセはこう応えた
「魔力量....ですか?」
「そうだ。お前が言っていた魔法陣に亀裂が入るのは、魔法陣を作る為の魔力が足りていないからだ。」
「なるほど。考えれば、直ぐに出てくる答えだった。クソッ!こんな事にも気づけなかったなんて!」
ゴウセが気づけなかった事に、悔いていると
「後悔している暇があるなら、魔力量アップの為に特訓だ。」
「そうですね!それで、へーベルト先生俺は何をすればいいんですか!?」
「そう慌てるな。火属性魔法の初級魔法『トーチ』はつかえるな?」
「はい。使えます」
「なら、トーチを魔力が尽きるまで発動し続けろ。」
「えっ!?でも、そうしたら....」
「あぁ、魔力切れになる。だが、重度の魔力切れにはならないから心配するな。起きるのは軽い魔力切れだし、少し休めば回復する。そしてこれを、続けていく。」
「わ、分かりました。≪暗闇を照らせ≫『トーチ』」
人差し指を立てて、指先に小さい魔法陣を展開して
小さな火を出す。その火はロウソクのような火の形をしていた。
「残るは、お前達2人か」
アテナ、ウラノスの前に立つへーベルト。
「君が使える魔法階級はどこまでだ?」
先に発言したのは、アテナだった。
「私は伝説級までです」
「その若さで、その高みに到達したのか。君の才能は凄いな。さて、君が一部の者しか到達しえない領域にいけたと言う事は魔力量もまた、凄いものだろう。だが、君は伝説級の更なる階級『殲滅級』が使えないんじゃないか?」
そう言われて、アテナは驚きを露わにしていた。
「そ、その通りです。私が伝説級まで使えるようになったのは、魔法師師団師団長の〔クロード〕の指導を受けてです。」
クロードって、大賢者クロードのことだよな?
3年前の魔王軍侵攻時、大賢者クロードはアルティス王国を離れてた為に戦には出ていなかった。
「成程。大賢者様に、指導されていたのらばその成長も頷ける。話を戻すが、何故君は殲滅級が使えないと思う。」
ゴウセ同様、少し考えアテナはこう応えた
「才能....でしょうか?」
「違うな」
「では、一体何が原因なのでしょうか?」
「原因は、君がまだ殲滅級以上の魔法を使う技量が足りてないってことだ。」
「技量ですか....」
「そこで、君には特別課題を与える。」
「特別課題ですか?」
「そうだ。特別課題の内容だが...君の得意武器は」
「双剣です」
「珍しいな。さて、内容だが君が得意とする武器双剣に得意属性魔法の初級を付与させ、完全に自分の物とすること。この課題をクリアすれば、君の技量は必ずアップする。ただし、この課題で殲滅級以上の魔法を使えるようになるかは、君の努力次第だ。」
「分かりました!私、頑張ります。」
気合い入ってんな~アテナ
早速始めてんじゃん。
「さてと、最後はお前だな。」
へーベルト先生、男と女で呼び方変えてんのか。
「お前が使える魔法階級は、どこまでだ」
本当の事言ってもいいのかな。
『初級』『中級』『上級』『最上級』『伝説級』『殲滅級』『神級』『神滅級』『幻想級』とある中、俺は神級まで使える。けどまだ16歳の俺が神級使えると言っても、厄介事になりそうだ。
「彼女と同じ、伝説級までです。」
「....本当か?」
思わず慌てふためく
「その反応、嘘のようだな。で、本当はどこまで使える」
「はぁ....神級までです」
「本当か?....慌てふためかないということは、本当らしいな。始めて見たよ、神級を使える奴を見たのは。」
「は、はぁ。それで、俺は何をすれば?」
「その事だが、過去最高人間が到達した魔法階級はお前が使える神級まで。お前合わせて2人だけだが。ハッキリ言うと、人間は神級から上の『神滅級』『幻想級』は使えない。何故だか分かるか?」
「...........分かりません」
「初級から神級までの魔法は、魔力や技量が必須となる。だが、神級の更なる階級『神滅級』『幻想級』は魔力と技量の他にあるものが必要となる。」
「ある....もの?」
「そう太古の昔に存在した大英雄〔クロノス〕が契約していたと言われる伝説の剣〔四神剣=ウロボロス〕が必要となる。」
四神剣=ウロボロスか....どうやったら、手に入るのやら
「しかし、四神剣=ウロボロスを手にする事が出来るのは四神剣=ウロボロスが認めた者のみ。大英雄クロノスが死してから現在、まだ四神剣=ウロボロスは目撃されていない。」
すげぇ剣なんだな。剣を使う俺としては、是非とも使ってみたいものだ。
「目撃されれば直ぐに、四神剣=ウロボロスだと分かるだろう。それで、お前は魔法師としてはクラスで一番だろう。まあ神級使える時点で、世界トップ3に入るだろうが。
これからお前は、俺と一緒に1―Sクラス生徒に魔法を教える。特別指導生徒として、クラス委員長として仲間たち魔法を教えるように。」
「分かりま....した....あ、あの」
「何だ?」
「い、今。ク、クラス、い、いいん長って、言いましたか?」
「言ったが?それがどうかしたか?何の問題もないだろ?」
「大有りですよ!何で俺がクラス委員長何ですか!?」
「当たり前だろ。お前はクラスで一番強い。だから、クラス委員長だ。」
この人、頭良いのかと思ったら馬鹿だった。
「何ですか!それは!」
「はぁ、いいかこれは決定事項だ。分かったな?クラス委員長」
と、言って他の生徒達の元へと指導しに行くへーベルト
「はぁ....勝手な、仕方ない。やるか」
その後、4時間ずっとへーベルト、ウラノスで1―Sクラス生徒に指導をしていた。そして、授業が終わり教室に戻った1―Sクラス生徒一同はへーベルトの口によって、ウラノスがクラス委員長に就任したと告げられる。
「異議がある者はいるか?」
そうへーベルトがクラス一同に問いかけると
「「「「「異議なし!!」」」」」
と、全員声を揃えて異議なしと発した。
「はぁ....疲れた…」
生徒13人に、一人一人指導していくへーベルト。
「次はゴウセ」
「はい」
「お前はどこまでの魔法階級が、使える。」
「中級魔法までです」
「だろうな。ゴウセ、お前は上級魔法を試したことはあるか?」
「はい、1回だけ。でも、途中で魔法陣に亀裂が入って壊れました。」
「何故そうなると思う」
少し考え、ゴウセはこう応えた
「魔力量....ですか?」
「そうだ。お前が言っていた魔法陣に亀裂が入るのは、魔法陣を作る為の魔力が足りていないからだ。」
「なるほど。考えれば、直ぐに出てくる答えだった。クソッ!こんな事にも気づけなかったなんて!」
ゴウセが気づけなかった事に、悔いていると
「後悔している暇があるなら、魔力量アップの為に特訓だ。」
「そうですね!それで、へーベルト先生俺は何をすればいいんですか!?」
「そう慌てるな。火属性魔法の初級魔法『トーチ』はつかえるな?」
「はい。使えます」
「なら、トーチを魔力が尽きるまで発動し続けろ。」
「えっ!?でも、そうしたら....」
「あぁ、魔力切れになる。だが、重度の魔力切れにはならないから心配するな。起きるのは軽い魔力切れだし、少し休めば回復する。そしてこれを、続けていく。」
「わ、分かりました。≪暗闇を照らせ≫『トーチ』」
人差し指を立てて、指先に小さい魔法陣を展開して
小さな火を出す。その火はロウソクのような火の形をしていた。
「残るは、お前達2人か」
アテナ、ウラノスの前に立つへーベルト。
「君が使える魔法階級はどこまでだ?」
先に発言したのは、アテナだった。
「私は伝説級までです」
「その若さで、その高みに到達したのか。君の才能は凄いな。さて、君が一部の者しか到達しえない領域にいけたと言う事は魔力量もまた、凄いものだろう。だが、君は伝説級の更なる階級『殲滅級』が使えないんじゃないか?」
そう言われて、アテナは驚きを露わにしていた。
「そ、その通りです。私が伝説級まで使えるようになったのは、魔法師師団師団長の〔クロード〕の指導を受けてです。」
クロードって、大賢者クロードのことだよな?
3年前の魔王軍侵攻時、大賢者クロードはアルティス王国を離れてた為に戦には出ていなかった。
「成程。大賢者様に、指導されていたのらばその成長も頷ける。話を戻すが、何故君は殲滅級が使えないと思う。」
ゴウセ同様、少し考えアテナはこう応えた
「才能....でしょうか?」
「違うな」
「では、一体何が原因なのでしょうか?」
「原因は、君がまだ殲滅級以上の魔法を使う技量が足りてないってことだ。」
「技量ですか....」
「そこで、君には特別課題を与える。」
「特別課題ですか?」
「そうだ。特別課題の内容だが...君の得意武器は」
「双剣です」
「珍しいな。さて、内容だが君が得意とする武器双剣に得意属性魔法の初級を付与させ、完全に自分の物とすること。この課題をクリアすれば、君の技量は必ずアップする。ただし、この課題で殲滅級以上の魔法を使えるようになるかは、君の努力次第だ。」
「分かりました!私、頑張ります。」
気合い入ってんな~アテナ
早速始めてんじゃん。
「さてと、最後はお前だな。」
へーベルト先生、男と女で呼び方変えてんのか。
「お前が使える魔法階級は、どこまでだ」
本当の事言ってもいいのかな。
『初級』『中級』『上級』『最上級』『伝説級』『殲滅級』『神級』『神滅級』『幻想級』とある中、俺は神級まで使える。けどまだ16歳の俺が神級使えると言っても、厄介事になりそうだ。
「彼女と同じ、伝説級までです。」
「....本当か?」
思わず慌てふためく
「その反応、嘘のようだな。で、本当はどこまで使える」
「はぁ....神級までです」
「本当か?....慌てふためかないということは、本当らしいな。始めて見たよ、神級を使える奴を見たのは。」
「は、はぁ。それで、俺は何をすれば?」
「その事だが、過去最高人間が到達した魔法階級はお前が使える神級まで。お前合わせて2人だけだが。ハッキリ言うと、人間は神級から上の『神滅級』『幻想級』は使えない。何故だか分かるか?」
「...........分かりません」
「初級から神級までの魔法は、魔力や技量が必須となる。だが、神級の更なる階級『神滅級』『幻想級』は魔力と技量の他にあるものが必要となる。」
「ある....もの?」
「そう太古の昔に存在した大英雄〔クロノス〕が契約していたと言われる伝説の剣〔四神剣=ウロボロス〕が必要となる。」
四神剣=ウロボロスか....どうやったら、手に入るのやら
「しかし、四神剣=ウロボロスを手にする事が出来るのは四神剣=ウロボロスが認めた者のみ。大英雄クロノスが死してから現在、まだ四神剣=ウロボロスは目撃されていない。」
すげぇ剣なんだな。剣を使う俺としては、是非とも使ってみたいものだ。
「目撃されれば直ぐに、四神剣=ウロボロスだと分かるだろう。それで、お前は魔法師としてはクラスで一番だろう。まあ神級使える時点で、世界トップ3に入るだろうが。
これからお前は、俺と一緒に1―Sクラス生徒に魔法を教える。特別指導生徒として、クラス委員長として仲間たち魔法を教えるように。」
「分かりま....した....あ、あの」
「何だ?」
「い、今。ク、クラス、い、いいん長って、言いましたか?」
「言ったが?それがどうかしたか?何の問題もないだろ?」
「大有りですよ!何で俺がクラス委員長何ですか!?」
「当たり前だろ。お前はクラスで一番強い。だから、クラス委員長だ。」
この人、頭良いのかと思ったら馬鹿だった。
「何ですか!それは!」
「はぁ、いいかこれは決定事項だ。分かったな?クラス委員長」
と、言って他の生徒達の元へと指導しに行くへーベルト
「はぁ....勝手な、仕方ない。やるか」
その後、4時間ずっとへーベルト、ウラノスで1―Sクラス生徒に指導をしていた。そして、授業が終わり教室に戻った1―Sクラス生徒一同はへーベルトの口によって、ウラノスがクラス委員長に就任したと告げられる。
「異議がある者はいるか?」
そうへーベルトがクラス一同に問いかけると
「「「「「異議なし!!」」」」」
と、全員声を揃えて異議なしと発した。
「はぁ....疲れた…」
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