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けもの吠える7
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戻って狐や京之助や鼠や蝙蝠やムササビなどの幹部を入れて地図を広げて対策を練った。何しろ手勢は50人をかけている。今四方に薬売りを見張りに出している。
「北には服部がまだ2百を超える人数がいます。あの戦いで滝のある山に集まったものと思われます」
と蝙蝠が印をつける。
「柳生は50人ほどが岩山に沿って進んでおりしばらくはこちらに来ることがないと思われます」
「問題は修験者だが報告は入っているか?」
「私が胡蝶が飛び去った山の奥を走っていますが、この北西の高い岩山に道場があるようです。樵に聞くと昔からここに5百ほどの修験者が棲んでいるとのことです」
「兵の動きは?」
「それが2千5百が天草に行くような動きが出ています」
やはり鼠が聞いてきた話はまことだった。
「鼠は悪いが私と伊賀上野城にまた潜ってくれ?天草の一揆に救われるかもしれぬ」
一応今までの倍の見張りを出すことにした。
その夜狗と鼠は夜通し走って城の天井裏に潜った。天海の居間には宗矩がいる。
「いかぬな」
天海が唸る。柳生が届けて来た文を見ている。
「島原藩が破れ一揆軍は原城趾を修復し、藩の蔵から奪った武器弾薬や食料を運び込んで討伐軍の攻撃に備えたとある。情けないことぞ。37,000人になると」
「真に」
「さらに派遣した板倉重昌も死んだようだ。次に松平信綱を送るようだ。厄介な男が出て来たものよ。明日早々江戸に戻ろうぞ」
「狗達はいかがに?」
「宗矩も戻るのだ。後は残ったものに任そう」
「北には服部がまだ2百を超える人数がいます。あの戦いで滝のある山に集まったものと思われます」
と蝙蝠が印をつける。
「柳生は50人ほどが岩山に沿って進んでおりしばらくはこちらに来ることがないと思われます」
「問題は修験者だが報告は入っているか?」
「私が胡蝶が飛び去った山の奥を走っていますが、この北西の高い岩山に道場があるようです。樵に聞くと昔からここに5百ほどの修験者が棲んでいるとのことです」
「兵の動きは?」
「それが2千5百が天草に行くような動きが出ています」
やはり鼠が聞いてきた話はまことだった。
「鼠は悪いが私と伊賀上野城にまた潜ってくれ?天草の一揆に救われるかもしれぬ」
一応今までの倍の見張りを出すことにした。
その夜狗と鼠は夜通し走って城の天井裏に潜った。天海の居間には宗矩がいる。
「いかぬな」
天海が唸る。柳生が届けて来た文を見ている。
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「さらに派遣した板倉重昌も死んだようだ。次に松平信綱を送るようだ。厄介な男が出て来たものよ。明日早々江戸に戻ろうぞ」
「狗達はいかがに?」
「宗矩も戻るのだ。後は残ったものに任そう」
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