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超常10
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週刊誌から取材を受けることになった。本社の専務と自社の社長に報告したが無回答。それで今日の2時から会議室で会うことになった。相談できるのは隣の顧問だけだ。
「お疲れだな。専務は怒鳴るだけだろ?」
「はい」
「彼は全体の不良債権の真実を全く分かっていないのさ」
と言いながらコーヒーを入れてくれる。
「元々顧問はどういう話でここに来られたのですか?」
「彼から聞いていないか?私はその頃は次期頭取コースで争っていたのさ。それが見事に敗れたのだよ。その時にオーナーから誘いが入ったのだ」
一度破れたら銀行では2度はない。私も元銀行員だ。私の場合は吸収される銀行側の社員には将来はないのだ。
「オーナーはバブルを見越していた。それですでに子会社に不動産会社を買収していた。僅か3年で上場準備のところに来ていた。次にはどうしても不動産会社を支援するファイナンスが必要だった。それでこの会社を買収して作ったのだ。今の社長が代表になったが銀行の信用がなく私に声をかけてきたのだ」
「やはり上場が餌に?」
「そうだ。上場は夢だな。だが私はオーナーに上場したら退職を条件にしていた。バブルは弾けるものだ。オーナーもそれは分かっていた。彼は上場したらこの会社は銀行を吸収する予定だったのさ」
この話は初めて聞いた。
「専務などはまったく知らされていない。オーナーは不動産会社の上場の折に未公開株をばら蒔いた。それはその布石を作っていたのだ。だが既存勢力の思わない反撃に会ったのだよ」
私の知らないことばかりだ。顧問と話すことで自分の歩く道が少しづつ見えてくるような気がした。
「いつまでこの状態が続きますか?」
「裁判の公判が始まって既存勢力が困る状態になるまでは難しいな」
「債権は?」
「2年で先行きが見えてくるな。この時にどこまで準備できるかだ」
「私も加えて貰えますか?」
「もちろんだ。出来るだけ多くを連れて行くのが私の責任だ」
「お疲れだな。専務は怒鳴るだけだろ?」
「はい」
「彼は全体の不良債権の真実を全く分かっていないのさ」
と言いながらコーヒーを入れてくれる。
「元々顧問はどういう話でここに来られたのですか?」
「彼から聞いていないか?私はその頃は次期頭取コースで争っていたのさ。それが見事に敗れたのだよ。その時にオーナーから誘いが入ったのだ」
一度破れたら銀行では2度はない。私も元銀行員だ。私の場合は吸収される銀行側の社員には将来はないのだ。
「オーナーはバブルを見越していた。それですでに子会社に不動産会社を買収していた。僅か3年で上場準備のところに来ていた。次にはどうしても不動産会社を支援するファイナンスが必要だった。それでこの会社を買収して作ったのだ。今の社長が代表になったが銀行の信用がなく私に声をかけてきたのだ」
「やはり上場が餌に?」
「そうだ。上場は夢だな。だが私はオーナーに上場したら退職を条件にしていた。バブルは弾けるものだ。オーナーもそれは分かっていた。彼は上場したらこの会社は銀行を吸収する予定だったのさ」
この話は初めて聞いた。
「専務などはまったく知らされていない。オーナーは不動産会社の上場の折に未公開株をばら蒔いた。それはその布石を作っていたのだ。だが既存勢力の思わない反撃に会ったのだよ」
私の知らないことばかりだ。顧問と話すことで自分の歩く道が少しづつ見えてくるような気がした。
「いつまでこの状態が続きますか?」
「裁判の公判が始まって既存勢力が困る状態になるまでは難しいな」
「債権は?」
「2年で先行きが見えてくるな。この時にどこまで準備できるかだ」
「私も加えて貰えますか?」
「もちろんだ。出来るだけ多くを連れて行くのが私の責任だ」
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