姫様の1週間

7日目

かめさと「姫様、いつもと違った格好ですね」

かめさと「いつもは高級なスカート履いてますよね？」

姫様「今日は、乗馬の練習があるのです」

かめさと「あれ？ジェームズさんが車のある時代なので馬車には乗らないって言ってませんでしたか？」

姫様「私の家の伝統で馬に乗れなければならないのです」

かめさと「そんな伝統があるのですね」

姫様「昔、馬といえば、今の自転車や車とおなじあつかいでしたから」

かめさと「なるほど」

ジェームズ「姫様、準備ができました」

姫様「メイ、今日もよろしくお願いします」

ジェームズ「姫様、おつかまりください」

ジェームズさんは、姫様を簡単に馬に乗せました,

ジェームズさんってなんでもできるんですね。

ジェームズ「馬を引くので捕まっててください」

姫様「はい」

ジェームズは、馬を引き始めた。

姫様はちょっと怖い様子で捕まっている。

ジェームズ「姫様、最初は誰でも乗れないものですから」

ジェームズ「お恥ずかしい話、私もここに来た時まだ、馬に乗れませんでした」

ジェームズ「王様と女王様に姫様が馬に乗る歳になったら乗り方を教えて欲しいと言われました」

ジェームズ「しかし私は乗れなかったのです」

ジェームズ「その時、王様に馬の乗り方を教えてもらいました」

姫様「そんなことがあったのですね」

ジェームズ「はい、なので王様にはとてもお世話になりました」

ジェームズさんの意外な一面が見れましたね

6日間ジェームズさんが姫様思いということしか分かってませんでしたからね。

最後にいい一面が見られて小説を書いている俺にとってはいい収穫です

姫様「うわー！」

ジェームズ「姫様大丈夫ですか？」

姫様「ありがとうございます、大丈夫です」

ジェームズ「よそ見してるから馬から落ちるのです」

ジェームズ「ちゃんと捕まっててください」

姫様「はい」

終わり