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二章 授かりし恩恵
依頼の受諾
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目覚めは快調、清々しい程の明かりが室内を照らす。
階段を降りればそこには元気にも、レイネとフライヤが顔を見つめ合わせ楽しそうに会話をしていた。
「おはよう」
「「おはよう」」息ぴったりな挨拶にフライヤは俺を気遣う。
「ネイトさんゆっくり眠れましたか?」
「あぁ、あの後ぐっすり眠れたよ」
と、俺は失言をしてしまい、レイネが反応を見せる。
「あの後……? なにそれ?」
「何もないぞレイネ。気にする事もないよ」
「そうですね。寝付けが悪かったのか、ネイトさんは私の事を覗き見してただけですので」
言い方に悪意がある。
それを間に受けたレイネは鋭い視線を俺に向け睨みつける。
俺は困ったが一旦視線を外し、今日の事を話し始める。
「この日から俺たちの冒険者としての行動を開始しよう。正式申請にパーティー結成をしに行こうぜ」
そう、まずは開始宣言を【冒険者協会】に報告しないと行けない、それに伴いパーティーを結成した場合もその登録を公表しないとけない。
その為、朝食を終えた俺達は冒険者協会受付前に立っていた。
それにしても賑やかだな。
──冒険者の数が普段の倍以上この場に滞在している。
時間的な物かと思ったが、受付のお姉さんに聞く限りそれは否定された。
それならと言うと、この時期にランクを更新する試験が開始されているからそうだ。一年間を通し、どのぐらいの依頼をこなし、どのランクの依頼を遂行したかによってトータル評価を受ける。
その後、能力に応じ適正試験を実施し見合ったランクへと昇格。
その際《Sランク》《特殊ランク》冒険者の立会いの元ヒアリングを実行し問題無ければ、適正結果のランクへと昇格出来る仕組みらしい。
《特殊ランク》と言うのは【冒険者協会】上位役員に与えられた称号との事。長きに渡り冒険者として名を挙げた者が君臨出来るポジション。
しっかりと功績を挙げた者のみが慣れる位置って事らしい。
受付のお姉さんはその手続きに追われているのか慌ただしくも動き回る。俺達も早く書類の受諾をして欲しいものなのだがこればかりは仕方なさそうである。
待つ事数分、やっとの思いで俺達の対応をしてくれる。
「はい。それでは冒険者としての決意表明完了致します。この日この時間からあなた方は冒険者として登録されました【ビルディスタ】に恥じぬ冒険者になって下さい。以下冒険者の心得を渡しておきます、しっかりとお読みになり依頼遂行に励んで下さい」
──これで終わりなんだ? あまり実感が無いな……まっそうだよな。登録したからって何かなるわけないよな。あはは。
まずはと言う気持ちで依頼が張り出されている掲示板に足を運び一通り見渡す。どれもこれも難しそうな依頼ばかり、新米冒険者としてうってつけな依頼はそう数が少ないようだった。
──《Aランク》【ガドゥザ鉱山】グライーヤの討伐。材料としてグライーヤの胃袋を5つ回収。依頼者レミネード。
これはどうかなと俺は2人に問う。
反応は見るも薄く乗り気ではなそうだった。
何故なら…………。
「グライーヤって気持ち悪いから無理」
「胃袋の回収は…………ちょっと無理です」
などと否定だったからだ。冒険者なのにそんな気持ちで良いのかと、2人に言ってやりたかったが、ここは堪えた。
何より2人がいないと高ランクの依頼は受けられない。
俺が《Dランク》である限り、単体で《Bランク》が限界。2人がいるから《Aランク》依頼までは受諾出来るがそれ以上は正直俺のせいで受諾が出来ない。
そこに関しては申し訳ない、だからこそ強気に言うのはどこか心が痛い。
と、他を見渡しているとフライヤが何かを手に取る。
「これはどうですか?」
ふむふむ。
俺は内容を確認する。
──《Bランク》【インドゥ村】クリフィポックの撃退。畑を襲うクリフィポックを追い払う。依頼者インドゥ村村長。
これは良さそう。
最初にして《Bランク》肩慣らしには丁度良いかもしれない。それにクリフィポックっと言えば、子供の頃に追い払った経験もあるし! 即決だ!
「フライヤこれにしよう!」
早速依頼書を片手に受付へと持ち運んだ。
「この依頼を受けます」
「《Bランク》ですね。……かしこまりました冒険者プレートの提示をお願いします」
言われた通り、俺を含めレイネ、フライヤもプレートを提出。
お姉さんは慣れた手付きでステータスプレートを依頼書に向け、何かを実行していた。
程なくして「はい受付完了致しました、それでは【インドゥ村】村長にこちらの手紙をお渡し下さい」
そう言われステータスプレートと手紙を渡された。
良く見てみるとステータスプレートの下に。
──依頼受諾《クリフィポックの撃退》と表記されていて。
仕組みは不明だが、とても分かりやすい仕組みに俺は感動していた。
フライヤを除きレイネもその仕組みに対し思う所があるのかステータスプレートの裏や表を除き仕組みを理解しようと考えていた。
その行動を見ていたフライヤが仕組みを解説し始めた。
「これはあれですよ。依頼書に記された魔法印がステータスプレートに反応してここに写しているんですよ」
へーそうなんだって、納得仕掛けたけどステータスプレートってそもそも何で出来ているのかって言う疑問の方が俺にはあった、だからこそかフライヤに突っ込みを入れてしまった。
「ステータスプレートに反応って、まずこのプレートって何でできているの? フライヤ知ってる?」
呆れた表情を浮かべるフライヤ。
「説明書き読んで無いんですか? プレート貰う時に受けたはずですけど……」
残念な事に浮かれ気分でいたためか、話は右から左で風のように吹き抜けていた、その為話は聞いていたかもしれないが、脳に留まってはいなかった──フライヤすまん、教えてくれと俺は申し訳なく答えを求めた。
結果呆れ顔のフライヤだったか、真剣にも丁寧に説明してくれた。
要するに、冒険者の証は冒険者となる者が所持を許されたいわゆる身分証明書もとい自身のステータスを数値にしわかりやすくした物。
そしてこの冒険者の証は魔法の力により本人とプレートを結んでいるらしい。──フライヤが言うに自身の血と契約を結ばさせているとの事。……いわゆる冒険者になった者は初期に自身のステータスプレートと契約を結んでいる事らしい。
一心一体であり情報を逐一反映させる大層な代物だそうだ。
そして注意事項とし謎の集団がこのステータスプレートを狙って冒険者を襲うと言う非常識な事があちらこちらで起きているらしい。聞く話によれば裏ルーツではかなり破格で売買されているとの事。
全てフライヤから聞いた話だが!
「なるほど。そういう仕組みだったんだ。ありがとうフライヤ」
「話はしっかり聞くべきですよネイトさん……所でレイネさんはいつまでそうしているのですか?」
と冷たい視線はレイネに向いた。
話の間一生懸命ステータスプレートと睨めっこしていたレイネ。
「え? フライヤちゃんなに?」
はい、これは聞いていないな……、レイネの顔を見ればわかってしまう。まっ、知らなくても良いだろ、俺が知っていれば。
では、早速【インドゥ村】に向かおうかと思ったやさき。
「少し道具が心元寂しいので道具屋さんによる事を提案したいのですが、良いでしょうか?」
その提案に反対する事もなく、俺も素直に承諾した。
が、何だ此処は…………【道具は命】
舐め腐った名前に薄暗く、やってるのかやってないのかも分からん。
鈍い音を立てるスライド式の扉を俺はゆっくりと開け開く。
店内も暗く、まるで不気味である一言。
階段を降りればそこには元気にも、レイネとフライヤが顔を見つめ合わせ楽しそうに会話をしていた。
「おはよう」
「「おはよう」」息ぴったりな挨拶にフライヤは俺を気遣う。
「ネイトさんゆっくり眠れましたか?」
「あぁ、あの後ぐっすり眠れたよ」
と、俺は失言をしてしまい、レイネが反応を見せる。
「あの後……? なにそれ?」
「何もないぞレイネ。気にする事もないよ」
「そうですね。寝付けが悪かったのか、ネイトさんは私の事を覗き見してただけですので」
言い方に悪意がある。
それを間に受けたレイネは鋭い視線を俺に向け睨みつける。
俺は困ったが一旦視線を外し、今日の事を話し始める。
「この日から俺たちの冒険者としての行動を開始しよう。正式申請にパーティー結成をしに行こうぜ」
そう、まずは開始宣言を【冒険者協会】に報告しないと行けない、それに伴いパーティーを結成した場合もその登録を公表しないとけない。
その為、朝食を終えた俺達は冒険者協会受付前に立っていた。
それにしても賑やかだな。
──冒険者の数が普段の倍以上この場に滞在している。
時間的な物かと思ったが、受付のお姉さんに聞く限りそれは否定された。
それならと言うと、この時期にランクを更新する試験が開始されているからそうだ。一年間を通し、どのぐらいの依頼をこなし、どのランクの依頼を遂行したかによってトータル評価を受ける。
その後、能力に応じ適正試験を実施し見合ったランクへと昇格。
その際《Sランク》《特殊ランク》冒険者の立会いの元ヒアリングを実行し問題無ければ、適正結果のランクへと昇格出来る仕組みらしい。
《特殊ランク》と言うのは【冒険者協会】上位役員に与えられた称号との事。長きに渡り冒険者として名を挙げた者が君臨出来るポジション。
しっかりと功績を挙げた者のみが慣れる位置って事らしい。
受付のお姉さんはその手続きに追われているのか慌ただしくも動き回る。俺達も早く書類の受諾をして欲しいものなのだがこればかりは仕方なさそうである。
待つ事数分、やっとの思いで俺達の対応をしてくれる。
「はい。それでは冒険者としての決意表明完了致します。この日この時間からあなた方は冒険者として登録されました【ビルディスタ】に恥じぬ冒険者になって下さい。以下冒険者の心得を渡しておきます、しっかりとお読みになり依頼遂行に励んで下さい」
──これで終わりなんだ? あまり実感が無いな……まっそうだよな。登録したからって何かなるわけないよな。あはは。
まずはと言う気持ちで依頼が張り出されている掲示板に足を運び一通り見渡す。どれもこれも難しそうな依頼ばかり、新米冒険者としてうってつけな依頼はそう数が少ないようだった。
──《Aランク》【ガドゥザ鉱山】グライーヤの討伐。材料としてグライーヤの胃袋を5つ回収。依頼者レミネード。
これはどうかなと俺は2人に問う。
反応は見るも薄く乗り気ではなそうだった。
何故なら…………。
「グライーヤって気持ち悪いから無理」
「胃袋の回収は…………ちょっと無理です」
などと否定だったからだ。冒険者なのにそんな気持ちで良いのかと、2人に言ってやりたかったが、ここは堪えた。
何より2人がいないと高ランクの依頼は受けられない。
俺が《Dランク》である限り、単体で《Bランク》が限界。2人がいるから《Aランク》依頼までは受諾出来るがそれ以上は正直俺のせいで受諾が出来ない。
そこに関しては申し訳ない、だからこそ強気に言うのはどこか心が痛い。
と、他を見渡しているとフライヤが何かを手に取る。
「これはどうですか?」
ふむふむ。
俺は内容を確認する。
──《Bランク》【インドゥ村】クリフィポックの撃退。畑を襲うクリフィポックを追い払う。依頼者インドゥ村村長。
これは良さそう。
最初にして《Bランク》肩慣らしには丁度良いかもしれない。それにクリフィポックっと言えば、子供の頃に追い払った経験もあるし! 即決だ!
「フライヤこれにしよう!」
早速依頼書を片手に受付へと持ち運んだ。
「この依頼を受けます」
「《Bランク》ですね。……かしこまりました冒険者プレートの提示をお願いします」
言われた通り、俺を含めレイネ、フライヤもプレートを提出。
お姉さんは慣れた手付きでステータスプレートを依頼書に向け、何かを実行していた。
程なくして「はい受付完了致しました、それでは【インドゥ村】村長にこちらの手紙をお渡し下さい」
そう言われステータスプレートと手紙を渡された。
良く見てみるとステータスプレートの下に。
──依頼受諾《クリフィポックの撃退》と表記されていて。
仕組みは不明だが、とても分かりやすい仕組みに俺は感動していた。
フライヤを除きレイネもその仕組みに対し思う所があるのかステータスプレートの裏や表を除き仕組みを理解しようと考えていた。
その行動を見ていたフライヤが仕組みを解説し始めた。
「これはあれですよ。依頼書に記された魔法印がステータスプレートに反応してここに写しているんですよ」
へーそうなんだって、納得仕掛けたけどステータスプレートってそもそも何で出来ているのかって言う疑問の方が俺にはあった、だからこそかフライヤに突っ込みを入れてしまった。
「ステータスプレートに反応って、まずこのプレートって何でできているの? フライヤ知ってる?」
呆れた表情を浮かべるフライヤ。
「説明書き読んで無いんですか? プレート貰う時に受けたはずですけど……」
残念な事に浮かれ気分でいたためか、話は右から左で風のように吹き抜けていた、その為話は聞いていたかもしれないが、脳に留まってはいなかった──フライヤすまん、教えてくれと俺は申し訳なく答えを求めた。
結果呆れ顔のフライヤだったか、真剣にも丁寧に説明してくれた。
要するに、冒険者の証は冒険者となる者が所持を許されたいわゆる身分証明書もとい自身のステータスを数値にしわかりやすくした物。
そしてこの冒険者の証は魔法の力により本人とプレートを結んでいるらしい。──フライヤが言うに自身の血と契約を結ばさせているとの事。……いわゆる冒険者になった者は初期に自身のステータスプレートと契約を結んでいる事らしい。
一心一体であり情報を逐一反映させる大層な代物だそうだ。
そして注意事項とし謎の集団がこのステータスプレートを狙って冒険者を襲うと言う非常識な事があちらこちらで起きているらしい。聞く話によれば裏ルーツではかなり破格で売買されているとの事。
全てフライヤから聞いた話だが!
「なるほど。そういう仕組みだったんだ。ありがとうフライヤ」
「話はしっかり聞くべきですよネイトさん……所でレイネさんはいつまでそうしているのですか?」
と冷たい視線はレイネに向いた。
話の間一生懸命ステータスプレートと睨めっこしていたレイネ。
「え? フライヤちゃんなに?」
はい、これは聞いていないな……、レイネの顔を見ればわかってしまう。まっ、知らなくても良いだろ、俺が知っていれば。
では、早速【インドゥ村】に向かおうかと思ったやさき。
「少し道具が心元寂しいので道具屋さんによる事を提案したいのですが、良いでしょうか?」
その提案に反対する事もなく、俺も素直に承諾した。
が、何だ此処は…………【道具は命】
舐め腐った名前に薄暗く、やってるのかやってないのかも分からん。
鈍い音を立てるスライド式の扉を俺はゆっくりと開け開く。
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