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随分休んじゃったよ。
ついついノア様の言葉に甘えてしまった。
そのお陰で、体調もいいし今までの寝不足も解消できた。
ただびっくりしたのは、私に仕事を押し付けていたメンバーがズタボロだったのにはちょっとうけた。
「どうしたんですか?」
私は、笑いそうになるのをこらえ声をかけると泣きながら私の復活を喜んでくれたのだ。
最も喜んでくれたのはジョシュア殿下だったのだが……たった一週間いなかっただけで……なんで部屋の中にこんなに書類が溜まるんだ!!!!!!
私は復活の挨拶にジョシュア様の執務室に入るとそこは書類の山ができており、部屋を埋め尽くされているのだ。
それを見た途端膝から崩れ落ちてしまった。
私は側近を睨みつけると、彼に一つ一つ説明しながら書類を片付けて行った。
やってもやっても終わらないのだ。
部屋を埋め尽くしていた書類が片付いたのは私が復帰してから一週間後のことだった。
その間侍女の仕事はもちろんできるわけないだろ!!!!!!!
書類が綺麗に片付いたので、今後は今まで通りの業務に戻るだけなのだが……そこでもとんでもないことになってたのだ。
毎日洗わなければならない洗濯物が山のようになっており、とりあえずそこから取り掛かった。
それだけでも三日かかったのだ。
どんだけ人に押し付けて仕事サボっていたんだ!!!!
私の中の何かが切れ、私は私に仕事を押し付けていた相手に向かって仕事の指示を出して言ったのだ。
ふざけんじゃないわよ!!!!
私が一人でやっていた方が綺麗なんてありえないでしょうよ!!!!!
私はその日以来鬼婆と言われようが所かまわず怒鳴っていったのだ。
「あらあら、見ないうちにだいぶきれいになったわね」
「ノア様、お久しぶりです。
そういってもらえてうれしいです。
この人達の出来なさぶりには、びっくりしましたけど……今はこの通りです」
「まさか、ここまで出来ないとは思わなかったわ、でもこの先もビシバシと鍛えてあげてね」
「もちろんです!!!!」
それからは本気でビシバシと鍛え、どこに出しても恥ずかしくないお嬢さんたちに育てたのだ。
鍛え上げた子たちを王子の書類整理に駆り出し、日替わりで手伝わせている。
それには感謝された。
仕事を覚え私は楽ができるようになり、一石二鳥だ。
楽にはなったが我々侍女にはまだまだ仕事があるのだ。
彼女たちにその仕事をやってもらっている間に、私は床を磨きにかかった。
まずは食堂に行き、ミカンの皮を大量に貰い、それを煮出したのだ。
煮出した汁で床を拭くとあっという間にピカピカになるのだ。
汁を作り、後はみんなで床を磨いていった。
皆ピカピカになる床を見てびっくりしていたが、きれいになるのは気持ちがいいのか誰も文句を言わずに黙々と仕事に取り掛かりあっという間に終わった。
流石に、あのままだとやばいですよね。
来客にあんな床を見られたらこの国の品位を疑われてしまう。
心を入れ替えてくれたからよかったよ。
ただ一人を除いてはと言っておこう。
あれだけ兄と両親に怒られたのにまだ辞めていないそうだ。
ちなみにこの情報は最近仲良くなった騎士団所属のお姉さま方から頂いた情報です!!!
ついついノア様の言葉に甘えてしまった。
そのお陰で、体調もいいし今までの寝不足も解消できた。
ただびっくりしたのは、私に仕事を押し付けていたメンバーがズタボロだったのにはちょっとうけた。
「どうしたんですか?」
私は、笑いそうになるのをこらえ声をかけると泣きながら私の復活を喜んでくれたのだ。
最も喜んでくれたのはジョシュア殿下だったのだが……たった一週間いなかっただけで……なんで部屋の中にこんなに書類が溜まるんだ!!!!!!
私は復活の挨拶にジョシュア様の執務室に入るとそこは書類の山ができており、部屋を埋め尽くされているのだ。
それを見た途端膝から崩れ落ちてしまった。
私は側近を睨みつけると、彼に一つ一つ説明しながら書類を片付けて行った。
やってもやっても終わらないのだ。
部屋を埋め尽くしていた書類が片付いたのは私が復帰してから一週間後のことだった。
その間侍女の仕事はもちろんできるわけないだろ!!!!!!!
書類が綺麗に片付いたので、今後は今まで通りの業務に戻るだけなのだが……そこでもとんでもないことになってたのだ。
毎日洗わなければならない洗濯物が山のようになっており、とりあえずそこから取り掛かった。
それだけでも三日かかったのだ。
どんだけ人に押し付けて仕事サボっていたんだ!!!!
私の中の何かが切れ、私は私に仕事を押し付けていた相手に向かって仕事の指示を出して言ったのだ。
ふざけんじゃないわよ!!!!
私が一人でやっていた方が綺麗なんてありえないでしょうよ!!!!!
私はその日以来鬼婆と言われようが所かまわず怒鳴っていったのだ。
「あらあら、見ないうちにだいぶきれいになったわね」
「ノア様、お久しぶりです。
そういってもらえてうれしいです。
この人達の出来なさぶりには、びっくりしましたけど……今はこの通りです」
「まさか、ここまで出来ないとは思わなかったわ、でもこの先もビシバシと鍛えてあげてね」
「もちろんです!!!!」
それからは本気でビシバシと鍛え、どこに出しても恥ずかしくないお嬢さんたちに育てたのだ。
鍛え上げた子たちを王子の書類整理に駆り出し、日替わりで手伝わせている。
それには感謝された。
仕事を覚え私は楽ができるようになり、一石二鳥だ。
楽にはなったが我々侍女にはまだまだ仕事があるのだ。
彼女たちにその仕事をやってもらっている間に、私は床を磨きにかかった。
まずは食堂に行き、ミカンの皮を大量に貰い、それを煮出したのだ。
煮出した汁で床を拭くとあっという間にピカピカになるのだ。
汁を作り、後はみんなで床を磨いていった。
皆ピカピカになる床を見てびっくりしていたが、きれいになるのは気持ちがいいのか誰も文句を言わずに黙々と仕事に取り掛かりあっという間に終わった。
流石に、あのままだとやばいですよね。
来客にあんな床を見られたらこの国の品位を疑われてしまう。
心を入れ替えてくれたからよかったよ。
ただ一人を除いてはと言っておこう。
あれだけ兄と両親に怒られたのにまだ辞めていないそうだ。
ちなみにこの情報は最近仲良くなった騎士団所属のお姉さま方から頂いた情報です!!!
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