束縛・監禁・なんて御免だ！！！

6

　あの後盛大にお祝してもらいました。
　
　気恥ずかしいです。

　それでもとても嬉しかった。

　今までお祝してもらったことがないし、お祝するのは弟だけだったから心から楽しみました。

　ただその後のあれの処理方法を実践してくれるというのでそれははっきり言って恥ずかしいです。

　お祝にはギルドの受付をやっている人も来てくれたんです。

　とってもきれいな人で、俺の洋服から下着まで彼が取り揃えてくれたのと今でも定期的に洋服を買いそろえてくれる。

　「リリーちゃんもようやく大人の仲間入りですね」

　「定期的に抜かなきゃああやって夢精するからな」

　唐突に始まった会話に俺は思考が付いていけず固まっていると、ギルマスが俺を抱き上げ風呂場に連れてこられると洋服をひん剥かれ隅々まで洗われてしまったのだ。

　初めて見たけどギルマスの体はとっても引退したとは思えないほど鍛えられていてかっこよかった。

　「皮も剥いてやらなきゃな」

　「それはベッドで時間をかけて剥いてあげればいいじゃないですか」

　突然受付のお兄さんことロンさんが入ってきたのだ。

　これまたロンさんの体は洋服を着ている時と違い、鍛えられていてびっくりしたぐらいだ。

　「すごい……」

　「ロンもケガさえしなければＡランク冒険者だったんだぞ」

　「それはギルマスもそうでしょ」

　二人を見ていると気心の知れた間柄だと言わんばかりの雰囲気で羨ましかった。