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毎日のことだけどいつまで続くんだよ。
わかってるヘルムさんのが入るまでだよな。
実はヘルムさんも獣人でパッと見わからない。
なんの獣人か聞いたけど教えてくれなかった。
だからあそこあんなに大きいんだ……そうするとヘルムさん以外の獣人さんもいて発情期は大変なんだよな。
その日には家に閉じこもっていればいいじゃん!!!!!
て思った俺って本当に馬鹿だよ!!!!!!
その獣人の家に俺はご厄介になっているんじゃん!!
俺って天才と思った俺ってやっぱり馬鹿かもしれない。
がくんと項垂れる俺をロンさんは慰めてくれるけど、嬉しくないです!!!!
でもそれから数日後に恐れていた出来事が起きた。
街を歩いていると声を掛けられたのだ。
それ自体珍しいことでもないのでいいのが……声を掛けてきたのが獣人で明らかに変なのだ。
するとそれに気が付いた住民は警備兵を呼びに行ったり、警報を鳴らし始めたのだ。
「君からすごくいい匂いがするんだ……俺の番になってくれよ」
「……」
俺は慌てて逃げ出そうとしたが一足遅く手を掴まれてしまいどんなに振りほどこうとしてもびくともしなかった。
ヤダこいつの番になんてなりたくない!!!!!!
なるならまだヘルムさんやロンさんの番が良い!!!!!!!
わかってるヘルムさんのが入るまでだよな。
実はヘルムさんも獣人でパッと見わからない。
なんの獣人か聞いたけど教えてくれなかった。
だからあそこあんなに大きいんだ……そうするとヘルムさん以外の獣人さんもいて発情期は大変なんだよな。
その日には家に閉じこもっていればいいじゃん!!!!!
て思った俺って本当に馬鹿だよ!!!!!!
その獣人の家に俺はご厄介になっているんじゃん!!
俺って天才と思った俺ってやっぱり馬鹿かもしれない。
がくんと項垂れる俺をロンさんは慰めてくれるけど、嬉しくないです!!!!
でもそれから数日後に恐れていた出来事が起きた。
街を歩いていると声を掛けられたのだ。
それ自体珍しいことでもないのでいいのが……声を掛けてきたのが獣人で明らかに変なのだ。
するとそれに気が付いた住民は警備兵を呼びに行ったり、警報を鳴らし始めたのだ。
「君からすごくいい匂いがするんだ……俺の番になってくれよ」
「……」
俺は慌てて逃げ出そうとしたが一足遅く手を掴まれてしまいどんなに振りほどこうとしてもびくともしなかった。
ヤダこいつの番になんてなりたくない!!!!!!
なるならまだヘルムさんやロンさんの番が良い!!!!!!!
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