私の憧れの人は姉の婚約者様

りまり

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 嫌われていると思っていたのに……一番目と五番目のお父様は私を嫌ってはいませんでした。

 それだけでも嬉しいです。

 それどころか、私に支払われている給料も回収されていることさえ知らなかったのです。

 二人はお怒りのご様子で、帰ったら確認してくれるそうです。

 お二人とも他のお父様から比べたら物静かな方だったので、まさか怒ってくださるとは思ってもいなかったです。

 「よかったですね、あの二人は私の幼馴染なんですよ。
 今回も相談にのってくれと言うから何事かと思ったら……とんでもないことになっているじゃない」

 ノア様の話は信じられない話だった。

 私の働いは給料は全額私がもらっているわけではなかったのだ。

 それでもかなり多い金額をもらっているの言うのに、それは一部でしかなかった。

 半分は実家に送り、残りの半分をさらに半分にしてもらっていたのだ。

 使い道がなくって溜まっていたお金でお洋服や下着を新調したんだけど……それを考えると怖いぐらいのお金がたまっていることになるよね。

 「あなたが働いたお金は、お母様がきちんとあなたの為に貯金しておいたのに……貯金を見つけた姉が豪遊に使ってしまったのよ」

 普通の侍女はそこまでもらっていないそうです。

 何でも王子付きでいつ何時狙われるかわからないからだそうだ。

 お姉さまの所業を聞いたお母さまがお姉さまを叩き家を追い出したそうだ。

 ……あの時あったお姉さまは追い出されていたのか……でもまだ屋敷は完成してなかったよな……

 そんなことを思っていると、ノア様はさらにヒートアップし、色々と暴露してくれたのだ。

 ノア様も相当ストレスと貯めていたんだなと思い、うんうんと聞いていることにしたのだ。

 私にはそれぐらいしかできませんから……

 

 
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