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兄によって別室に連れてこられたマリーと両親は感情を隠そうとはせずにいた。
この人達貴族?
と、思ってしまっても仕方ないことだよ思うんだ。
「これは一体どういうことです」
「誰が喋っていいと言った」
お兄様怖いです。
地を這うような声で両親を咎めた。
「威圧するな、シャルが怖がっているだろ」
「今日ばかりは許せ、常識のないこいつらを見てたら腹が立ってきたんだ」
「わからんでもないが、陛下がこちらに向かってるそうだからそれまで待てだ」
お兄様は渋々と言った感じだが、家にいる時のお兄様と違うんですけど……これは一体……お兄さま目が合うとウィンクしてきた。
誰でもいいので説明してください。
お兄さまが変です!!!!!!
「ようやく来たか」
お兄さまはドアに向かうと静かにドアを開けた。そこには威厳たっぷりの王様がいたのだ。
お兄さまの日じゃないほどの威圧で僕は王子さまにしがみ付いた。
「父上、シャルがおびえている」
「こればっかりは慣れてもらわなければならない」
頭を撫でられ王様の方を見るとそれはそれは優しい笑顔でこちらをみていた。
僕は恥ずかしくなり俯いていると王様はすごい発言を落としたのだ。
「可愛いな、この反応可愛すぎるだろ」
王様は何か思いついたのか、ニヤニヤしているんですけど……嫌な予感しかしないんですが……
嫌な予感は的中しこの場に僕を置いておくと両親がなにをするかわからないと別室に移されたのだ。
この人達貴族?
と、思ってしまっても仕方ないことだよ思うんだ。
「これは一体どういうことです」
「誰が喋っていいと言った」
お兄様怖いです。
地を這うような声で両親を咎めた。
「威圧するな、シャルが怖がっているだろ」
「今日ばかりは許せ、常識のないこいつらを見てたら腹が立ってきたんだ」
「わからんでもないが、陛下がこちらに向かってるそうだからそれまで待てだ」
お兄様は渋々と言った感じだが、家にいる時のお兄様と違うんですけど……これは一体……お兄さま目が合うとウィンクしてきた。
誰でもいいので説明してください。
お兄さまが変です!!!!!!
「ようやく来たか」
お兄さまはドアに向かうと静かにドアを開けた。そこには威厳たっぷりの王様がいたのだ。
お兄さまの日じゃないほどの威圧で僕は王子さまにしがみ付いた。
「父上、シャルがおびえている」
「こればっかりは慣れてもらわなければならない」
頭を撫でられ王様の方を見るとそれはそれは優しい笑顔でこちらをみていた。
僕は恥ずかしくなり俯いていると王様はすごい発言を落としたのだ。
「可愛いな、この反応可愛すぎるだろ」
王様は何か思いついたのか、ニヤニヤしているんですけど……嫌な予感しかしないんですが……
嫌な予感は的中しこの場に僕を置いておくと両親がなにをするかわからないと別室に移されたのだ。
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