36 / 50
35
しおりを挟む
この国の冬は雪深く国全体を雪で覆われてしまうため、なかなか攻めずらい地形になっている。
ひとたび戦いとなるとこの国はどの国よりも強いのだ。
聖女のいる国でこの国にあだ名す国は滅びの道を歩むとされ実際国が一つ滅んだことがある。
伝承であり事実なのだが、実際我々の国に落としたものは攻めてきた国にそのまま変帰るように魔法をかけてあるのでそういう風に言われるのだが、因果応報だ。
冬は子作りのシーズンとなり、部屋に籠り子作りに励む。
お城でも子作りに励んでいるカップルがいる。
エリーの両親だ。
「あなた、もう一人子供が欲しいわ」
「だからと言って、こんな真昼間から盛らなくったっていいじゃないか」
ジェーンの影に隠れ目立たない公爵家当主だが、なかなかの切れ者だ。
あのジェーンが好きになり、猛アタックの末ようやく落とした男だ。
かなりのイケメンだが、ぼさぼさの髪に顔が隠れて見えないためどこが良くて結婚したんだともっぱらの噂になるぐらいだ。
あれはジェーンの社交界デビューの時、エスコートするのにきちんと髪の毛を整えてきた公爵に回りはボーとみるばかりだったのだが、本人たちは自分たちの世界に浸かり周りが見えてなかったのだ。
相思相愛の二人だが、障害物があるとすれば今の王様で当時は王太子だったベルクだ。
ベルクを唯一怒り、正しい道に導ける人だったのでどうしても手放せなかったのだ。
そんな中ベルクもマリーという少女に恋したのだ。
もちろんその出会いはジェーンと公爵によるものだった。
ベルクのストライクゾーンを見事見つけ出し宛がったのだ。
それには周りが脱帽するばかりな手腕だった。
これで障害を取り除き見事結婚したのだ。
子供にも恵まれ、孫もいる中やはり自分の子が欲しいと旦那を押し倒し盛った末待望の四人目を授かったジェーンは今度こそ女の子と鼻歌交じりに願っていた。
もちろん待望の女の子ではなく男の子だったのは言うまでもないです。
ひとたび戦いとなるとこの国はどの国よりも強いのだ。
聖女のいる国でこの国にあだ名す国は滅びの道を歩むとされ実際国が一つ滅んだことがある。
伝承であり事実なのだが、実際我々の国に落としたものは攻めてきた国にそのまま変帰るように魔法をかけてあるのでそういう風に言われるのだが、因果応報だ。
冬は子作りのシーズンとなり、部屋に籠り子作りに励む。
お城でも子作りに励んでいるカップルがいる。
エリーの両親だ。
「あなた、もう一人子供が欲しいわ」
「だからと言って、こんな真昼間から盛らなくったっていいじゃないか」
ジェーンの影に隠れ目立たない公爵家当主だが、なかなかの切れ者だ。
あのジェーンが好きになり、猛アタックの末ようやく落とした男だ。
かなりのイケメンだが、ぼさぼさの髪に顔が隠れて見えないためどこが良くて結婚したんだともっぱらの噂になるぐらいだ。
あれはジェーンの社交界デビューの時、エスコートするのにきちんと髪の毛を整えてきた公爵に回りはボーとみるばかりだったのだが、本人たちは自分たちの世界に浸かり周りが見えてなかったのだ。
相思相愛の二人だが、障害物があるとすれば今の王様で当時は王太子だったベルクだ。
ベルクを唯一怒り、正しい道に導ける人だったのでどうしても手放せなかったのだ。
そんな中ベルクもマリーという少女に恋したのだ。
もちろんその出会いはジェーンと公爵によるものだった。
ベルクのストライクゾーンを見事見つけ出し宛がったのだ。
それには周りが脱帽するばかりな手腕だった。
これで障害を取り除き見事結婚したのだ。
子供にも恵まれ、孫もいる中やはり自分の子が欲しいと旦那を押し倒し盛った末待望の四人目を授かったジェーンは今度こそ女の子と鼻歌交じりに願っていた。
もちろん待望の女の子ではなく男の子だったのは言うまでもないです。
7
あなたにおすすめの小説
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる