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キャラを崩壊させるな
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「貴方、何か遭ったの?」
何かとは何を指すのか。そう聞こうとしても声が出せたくても出せない。
「その顔の腫れ。殴られでもしたの?」
「っ…………」
確認してなかったが腫れてたのか俺の顔。
「そ、、そんなことは、、、、いいです……貴女は、、行かなくてもい、いいんです、か?」
「行くって何処に?」
「始業式です、よ。」
時計を見るともう10:28だ。入学式はとっくに始まってる。
「はぁ。別にいいのよ。あんなゴミ共の居るところに1分1秒も居たくないわ。肺が汚れてしまいますも
の。」
その笑顔は怖いな。しかも、ゴミ共って……蓬莱さんはハッキリ言うタイプらしい。陰口を言うやつよりま
しかも知れないが悪口をハッキリ言われるのは結構くるものあるよ。
「じゃ、じゃあ、、今ゴミの俺と居たら肺が汚れますよ……俺は大丈夫なので出ていってもいいですよ………」
「貴方は別よ。貴方の顔、目を見た瞬間に大好きになっちゃいったもの。」
「………………………はぁ?」
残念ながら俺は耳がいい方だ。聞き間違いではないと確信すら出来る。だが、それでも信じられない。
「えっ…………いや……………冗談はいいですかr」
「冗談じゃないわよ!!!」
最後まで言わせて。
「私は昔から裕福だった。家庭もそれなりで沢山見合いもしてきたわ。」
自慢話か?止めてくれ……
そう思ったが「でも」と続いた。
「好きと思う男性は居なかったわ。中には色目で私を見てた人もいた。それに私って他の子より可愛いでし
ょ?」
「え、えぇ……まぁ…………そうですね。。。」
俺の答えに嘘はない。目の前にいる女性は誰もが羨む容姿だと思う。廊下で彼女を見たら美少女って言葉が一番最初に出てきた程だ
「ありがとう」
そう笑った。
「話を続けるわね……それで嫉妬、恨み、憎みでいじめもされたわ。」
この人もいじめを受けてたのか。
「好きと恋、愛って言葉が分からなくなっていったわ。そんな腐った詰まらない人生を生きてたのよ。」
「は、はぁ……そう、、、ですか………」
ここでの同情は余計傷付ける。俺も人生の話をして同情されたら自分が惨めに見えるからな。
「家から逃げるように寮のある高校を探してたらこの学校があった。ここは地獄の入試と言われてたけど名門
高であるのも間違いないわ。『この高校に行くわ』って言ったら二つ返事で許してくれたわ。私は昔から勉強
が好き趣味で得意だったからね。この通り入学出来たわ。」
この高校は毎年500人以上の人が入試を受けるが入ることが出来る人は少数。
昨年は868人の人が入試を受け入れたのは63人。3クラスで分けても1クラス21人だ。
「それでもどうせ変わらないだろうと思ってたけど貴方がいた。それでね、もうね………」
そう肩をプルプル震わせてる。大丈夫k
「大 好 き!!!!!!!!!!!!!!!!」
えぇ…と言うか、いきなり大声出さないで。怖いし恐いしビックリするから。
「忘れてた、好きと恋と愛が分かって確信したのよ!」
「…………………何をですか?」
「運命だって事を!」
「ちょ……近づかないで。。顔近い近いです……」
そう俺が言うと「ハッ、失礼。取り乱したわ。ごめんなさい。」そう頭を下げる。そんな深々と頭を下げな
くてもいいのに…
「まぁ、それで私は貴方が好きになったのよ。」
「そ、、そんなことで………もしかしたら、、罰ゲームか何かです、か?」
人を好きになることは愚かなことって数年前に学習しただろ俺。
罰ゲームじゃなかったら、脅されたか、そうじゃなかったら冷静じゃないか。きっと彼女は俺を好きって言
ったことを激しく後悔するだろう。何なら自殺する可能性すらある。なら、断っとくのが彼女のためにもなう
だろう。
「罰ゲームな訳ないでしょう。それと貴方が今考えてたことも全部間違いだからね。私は真剣なの。」
こいつ考えてることを読むことが出来るのか!? ……………まぁ、そんなわk
「分かるわよ。人の考えてること。まぁ、完璧じゃないけどね。相手の仕草、目、表情、をみれば少しは分か
るよ。」
この人詐欺師にでもなりそうだな。
「犯罪を起こすことはしないわよ。貴方と関われなくなっちゃうからね。」
読むな。
「で、答えを聞かせて頂戴。振っても構わないわ。私は貴方を諦めない。振り向いてもらうために全力を尽く
すもの。」
「じゃ、、じゃあ、、、、、テスト…………」
「テスト?」
俺は頷く。
「テストで俺以上取ったら、、いい、です、、よ」
「ホントね!?嘘じゃないわよね!?嘘一週間ご奉仕の刑だからね!?」
「嘘じゃない、です。て言うか、何ですか、、それ。」
「一週間ご奉仕の刑とはね、私が貴方の身の回りの世話をするのよ。」
俺にしか得ないじゃないか。
「いいえ、貴方の身の回りの世話をするのは私にとって最高のしあw」
「嘘じゃないのでそれはないですね。」
「……………チッ」
「い、今……舌打ち……し、しました、ね?」
「してないです。」
嘘は良くないぞ。
「私が貴方より点を取れば貴方は私と付き合う。貴方が私より点数を取れば私が貴方をご奉仕するわ。」
この人、違う方で頭壊れてるんじゃない?
「わ、分かりました。」
俺がそう言うと、「やった!」と笑顔になる。
もう誰も好きにならないと決めていたがこれは惚れてしまうほど可愛い。
そんな事を考えてると扉からノックがし、扉が開く。
「よう。大丈夫か、不知火。」
「は、はい……大丈夫、、、で」
「先生勝手に入らないで下さい。彼は今起きました。ビックリさせないであげてください。」
「ん?そうなのか不知火?」
蓬莱さん、蓬莱さん。最後まで言わせてくださいな。それに起きて結構経つと思うが、
10:48
案の定俺が起きて結構経ってるじゃないか。
そう思ってると、蓬莱さんは鋭い目で見てきた。
「ぁ……あ、、はい………」
「不知火さんもこう言ってます。先生は体育館から来たのでしょう?彼から話を聞きましたが病弱らしいで
す。一体幾つの病原菌を持ってきてるのか想像すらしたくありません。出ていってください。」
相手は先生だぞ。そんなこと言っていいのかよ。
「はっはっはっはっは!! お前は不知火がやっぱり好きなのか!」
「えっ……とどうゆうことですか?」
「私が教室に向かってて扉の前で君が倒れてたんだ。」
まぁ、蓬莱さんを見て気絶したからな。
「それでな、君に覆い被さる様に蓬莱が重なっていたんだ。それで彼女、蓬莱は何をしていたと思う?」
「せ、先生!」
「い、いや。分かりませ、ん………」
あーー嫌な予感がしてきた。
「蓬莱はな君の首筋を舐め、抱きついて匂いを嗅いでいたんだぞ。」
蓬莱が顔を赤くし下を向く。本当なのかよ……
そう俺は首筋に手を当てる。いや、こんなことしても分かんないけどね。
「そうだ、自己紹介をしてなかったな。」
蓬莱がしゃがみ、余程恥ずかしいのか左右に転がっている。
クール系清楚女子ってなんだっけ。
「ハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
笑い事じゃないですよ先生……
何かとは何を指すのか。そう聞こうとしても声が出せたくても出せない。
「その顔の腫れ。殴られでもしたの?」
「っ…………」
確認してなかったが腫れてたのか俺の顔。
「そ、、そんなことは、、、、いいです……貴女は、、行かなくてもい、いいんです、か?」
「行くって何処に?」
「始業式です、よ。」
時計を見るともう10:28だ。入学式はとっくに始まってる。
「はぁ。別にいいのよ。あんなゴミ共の居るところに1分1秒も居たくないわ。肺が汚れてしまいますも
の。」
その笑顔は怖いな。しかも、ゴミ共って……蓬莱さんはハッキリ言うタイプらしい。陰口を言うやつよりま
しかも知れないが悪口をハッキリ言われるのは結構くるものあるよ。
「じゃ、じゃあ、、今ゴミの俺と居たら肺が汚れますよ……俺は大丈夫なので出ていってもいいですよ………」
「貴方は別よ。貴方の顔、目を見た瞬間に大好きになっちゃいったもの。」
「………………………はぁ?」
残念ながら俺は耳がいい方だ。聞き間違いではないと確信すら出来る。だが、それでも信じられない。
「えっ…………いや……………冗談はいいですかr」
「冗談じゃないわよ!!!」
最後まで言わせて。
「私は昔から裕福だった。家庭もそれなりで沢山見合いもしてきたわ。」
自慢話か?止めてくれ……
そう思ったが「でも」と続いた。
「好きと思う男性は居なかったわ。中には色目で私を見てた人もいた。それに私って他の子より可愛いでし
ょ?」
「え、えぇ……まぁ…………そうですね。。。」
俺の答えに嘘はない。目の前にいる女性は誰もが羨む容姿だと思う。廊下で彼女を見たら美少女って言葉が一番最初に出てきた程だ
「ありがとう」
そう笑った。
「話を続けるわね……それで嫉妬、恨み、憎みでいじめもされたわ。」
この人もいじめを受けてたのか。
「好きと恋、愛って言葉が分からなくなっていったわ。そんな腐った詰まらない人生を生きてたのよ。」
「は、はぁ……そう、、、ですか………」
ここでの同情は余計傷付ける。俺も人生の話をして同情されたら自分が惨めに見えるからな。
「家から逃げるように寮のある高校を探してたらこの学校があった。ここは地獄の入試と言われてたけど名門
高であるのも間違いないわ。『この高校に行くわ』って言ったら二つ返事で許してくれたわ。私は昔から勉強
が好き趣味で得意だったからね。この通り入学出来たわ。」
この高校は毎年500人以上の人が入試を受けるが入ることが出来る人は少数。
昨年は868人の人が入試を受け入れたのは63人。3クラスで分けても1クラス21人だ。
「それでもどうせ変わらないだろうと思ってたけど貴方がいた。それでね、もうね………」
そう肩をプルプル震わせてる。大丈夫k
「大 好 き!!!!!!!!!!!!!!!!」
えぇ…と言うか、いきなり大声出さないで。怖いし恐いしビックリするから。
「忘れてた、好きと恋と愛が分かって確信したのよ!」
「…………………何をですか?」
「運命だって事を!」
「ちょ……近づかないで。。顔近い近いです……」
そう俺が言うと「ハッ、失礼。取り乱したわ。ごめんなさい。」そう頭を下げる。そんな深々と頭を下げな
くてもいいのに…
「まぁ、それで私は貴方が好きになったのよ。」
「そ、、そんなことで………もしかしたら、、罰ゲームか何かです、か?」
人を好きになることは愚かなことって数年前に学習しただろ俺。
罰ゲームじゃなかったら、脅されたか、そうじゃなかったら冷静じゃないか。きっと彼女は俺を好きって言
ったことを激しく後悔するだろう。何なら自殺する可能性すらある。なら、断っとくのが彼女のためにもなう
だろう。
「罰ゲームな訳ないでしょう。それと貴方が今考えてたことも全部間違いだからね。私は真剣なの。」
こいつ考えてることを読むことが出来るのか!? ……………まぁ、そんなわk
「分かるわよ。人の考えてること。まぁ、完璧じゃないけどね。相手の仕草、目、表情、をみれば少しは分か
るよ。」
この人詐欺師にでもなりそうだな。
「犯罪を起こすことはしないわよ。貴方と関われなくなっちゃうからね。」
読むな。
「で、答えを聞かせて頂戴。振っても構わないわ。私は貴方を諦めない。振り向いてもらうために全力を尽く
すもの。」
「じゃ、、じゃあ、、、、、テスト…………」
「テスト?」
俺は頷く。
「テストで俺以上取ったら、、いい、です、、よ」
「ホントね!?嘘じゃないわよね!?嘘一週間ご奉仕の刑だからね!?」
「嘘じゃない、です。て言うか、何ですか、、それ。」
「一週間ご奉仕の刑とはね、私が貴方の身の回りの世話をするのよ。」
俺にしか得ないじゃないか。
「いいえ、貴方の身の回りの世話をするのは私にとって最高のしあw」
「嘘じゃないのでそれはないですね。」
「……………チッ」
「い、今……舌打ち……し、しました、ね?」
「してないです。」
嘘は良くないぞ。
「私が貴方より点を取れば貴方は私と付き合う。貴方が私より点数を取れば私が貴方をご奉仕するわ。」
この人、違う方で頭壊れてるんじゃない?
「わ、分かりました。」
俺がそう言うと、「やった!」と笑顔になる。
もう誰も好きにならないと決めていたがこれは惚れてしまうほど可愛い。
そんな事を考えてると扉からノックがし、扉が開く。
「よう。大丈夫か、不知火。」
「は、はい……大丈夫、、、で」
「先生勝手に入らないで下さい。彼は今起きました。ビックリさせないであげてください。」
「ん?そうなのか不知火?」
蓬莱さん、蓬莱さん。最後まで言わせてくださいな。それに起きて結構経つと思うが、
10:48
案の定俺が起きて結構経ってるじゃないか。
そう思ってると、蓬莱さんは鋭い目で見てきた。
「ぁ……あ、、はい………」
「不知火さんもこう言ってます。先生は体育館から来たのでしょう?彼から話を聞きましたが病弱らしいで
す。一体幾つの病原菌を持ってきてるのか想像すらしたくありません。出ていってください。」
相手は先生だぞ。そんなこと言っていいのかよ。
「はっはっはっはっは!! お前は不知火がやっぱり好きなのか!」
「えっ……とどうゆうことですか?」
「私が教室に向かってて扉の前で君が倒れてたんだ。」
まぁ、蓬莱さんを見て気絶したからな。
「それでな、君に覆い被さる様に蓬莱が重なっていたんだ。それで彼女、蓬莱は何をしていたと思う?」
「せ、先生!」
「い、いや。分かりませ、ん………」
あーー嫌な予感がしてきた。
「蓬莱はな君の首筋を舐め、抱きついて匂いを嗅いでいたんだぞ。」
蓬莱が顔を赤くし下を向く。本当なのかよ……
そう俺は首筋に手を当てる。いや、こんなことしても分かんないけどね。
「そうだ、自己紹介をしてなかったな。」
蓬莱がしゃがみ、余程恥ずかしいのか左右に転がっている。
クール系清楚女子ってなんだっけ。
「ハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
笑い事じゃないですよ先生……
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