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番外編って感じ
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皆は梅雨と言えば何を思い浮かべる?
「湿度が高く嫌い」「カビが生えて嫌い」「洗濯物が乾かない」など色々な悩みをもつ人は沢山いるかも
な。ご奉仕一週間を終え、より良い良妻へと進化を遂げた同居人の蓬来は現在梅雨と戦っている。
女&主婦の敵とも言える梅雨は私は好きだ。
嫌いな太陽は出てこないし、雨が地に落ちる音が好きなのだ。自然が産み出すオーケストラとでも言おう
か。
今日は大雨警報が発令された。学校側も今日は危険すぎると思ったのか突然の休みだ。ニュースでも、子供
3人行方不明とも出ている無事だと良いんだがこの大雨だ。捜索も困難を極めるだろう。
「はぁ。憂鬱だわ。」
蓬来の溜め息は中々聞けないぞ、お前ら。
「今は14:00過ぎてる。昼寝するか?」
ご奉仕一週間で心を前より開けたからスラスラ喋れるようになった。俺にとっても大きな進歩で蓬来も喜ん
でくれた。
「別段、眠くはないのよ。はぁ、梅雨明けないかなぁ。」
眠くなくて何もすることが無いときの暇と言ったら死にたくなるような感じだ。
「本を読めばいいじゃないか?勉強と言う手もある。」
「本は雨の音が鬱陶しくて無理よ。勉強も集中するならせめて晴れの日が良いわ。」
「ん~」
本を読みながら考える。本を理解しながら考えるのは結構面倒だからしたくない。
お、一つお話しようかな。
「うん。聞かせて。」
心を読むな。俺は本を閉じ頬杖をつく。
「蓬来って神様って信じるか?」
「いいえ、全く。」
即答かい。まぁ、別にいいが。
「俺も信じてないんだよ。」
ふ~ん、と唸る蓬来。皆にも考えて貰いたい、神様を。
「神様って様々いるだろ?ギリシャ神話で言えばゼウス、北欧神話ではオーディーン、キリスト教は三位一
体、神の子と言われたイエス、シヴァ、日本の有名的な神天照大神、仏はブッダ。俺が上げたのは一部でしか
ない。人は神を崇め、信仰し、依存する。昔の人が妄想に、幻覚に、幻聴に、様々な被害妄想を募らせ勝手に
想像し創造した。かの有名なオルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルクは神の声が聞こえると言う。本当にそうか
な。神の啓示を受けとり、百年戦争を勝利へ導き、オルレアンも勝利へ導いた。その後も、数々の勝利を収め
た。だが、最後には19と言う歳で火刑に処された。教祖は神を信じ、あらゆる手を使って洗脳させる。」
「言ってることは納得出来るわね。ジャンヌ・ダルクの話は悲惨過ぎるものね。」
「あぁ。まぁ、だからと言って必ずしもいないって断言は出来ない。実際、神を崇めて助かった人も居るかも
しれないしな。」
こんな神は居るかor居ないかで話は進み、気づけば17:27分。
「あら?少し駄弁り過ぎたわね。」
「ん?あぁ。そうだな。」
夕飯の準備をするわ、と言って台所に行った。
皆はどうかな?
「湿度が高く嫌い」「カビが生えて嫌い」「洗濯物が乾かない」など色々な悩みをもつ人は沢山いるかも
な。ご奉仕一週間を終え、より良い良妻へと進化を遂げた同居人の蓬来は現在梅雨と戦っている。
女&主婦の敵とも言える梅雨は私は好きだ。
嫌いな太陽は出てこないし、雨が地に落ちる音が好きなのだ。自然が産み出すオーケストラとでも言おう
か。
今日は大雨警報が発令された。学校側も今日は危険すぎると思ったのか突然の休みだ。ニュースでも、子供
3人行方不明とも出ている無事だと良いんだがこの大雨だ。捜索も困難を極めるだろう。
「はぁ。憂鬱だわ。」
蓬来の溜め息は中々聞けないぞ、お前ら。
「今は14:00過ぎてる。昼寝するか?」
ご奉仕一週間で心を前より開けたからスラスラ喋れるようになった。俺にとっても大きな進歩で蓬来も喜ん
でくれた。
「別段、眠くはないのよ。はぁ、梅雨明けないかなぁ。」
眠くなくて何もすることが無いときの暇と言ったら死にたくなるような感じだ。
「本を読めばいいじゃないか?勉強と言う手もある。」
「本は雨の音が鬱陶しくて無理よ。勉強も集中するならせめて晴れの日が良いわ。」
「ん~」
本を読みながら考える。本を理解しながら考えるのは結構面倒だからしたくない。
お、一つお話しようかな。
「うん。聞かせて。」
心を読むな。俺は本を閉じ頬杖をつく。
「蓬来って神様って信じるか?」
「いいえ、全く。」
即答かい。まぁ、別にいいが。
「俺も信じてないんだよ。」
ふ~ん、と唸る蓬来。皆にも考えて貰いたい、神様を。
「神様って様々いるだろ?ギリシャ神話で言えばゼウス、北欧神話ではオーディーン、キリスト教は三位一
体、神の子と言われたイエス、シヴァ、日本の有名的な神天照大神、仏はブッダ。俺が上げたのは一部でしか
ない。人は神を崇め、信仰し、依存する。昔の人が妄想に、幻覚に、幻聴に、様々な被害妄想を募らせ勝手に
想像し創造した。かの有名なオルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルクは神の声が聞こえると言う。本当にそうか
な。神の啓示を受けとり、百年戦争を勝利へ導き、オルレアンも勝利へ導いた。その後も、数々の勝利を収め
た。だが、最後には19と言う歳で火刑に処された。教祖は神を信じ、あらゆる手を使って洗脳させる。」
「言ってることは納得出来るわね。ジャンヌ・ダルクの話は悲惨過ぎるものね。」
「あぁ。まぁ、だからと言って必ずしもいないって断言は出来ない。実際、神を崇めて助かった人も居るかも
しれないしな。」
こんな神は居るかor居ないかで話は進み、気づけば17:27分。
「あら?少し駄弁り過ぎたわね。」
「ん?あぁ。そうだな。」
夕飯の準備をするわ、と言って台所に行った。
皆はどうかな?
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