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想いが叶った後は。
グローブピンク。
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あたしは映画を見てるような気持ちに駆られる。
あたしは、ゆっくりドレスを試着していて、式場の説明は後にしてもらうことにした。結構サバサバしていたと思って居たけれど、あたしはやっぱり嫉妬深い。「は」じゃなく「も」かも。似たもの同士だから、もしも「男」と「女」で生まれたからこそ求め合い、相性が良く、抱き合うんだろう。
レアが昨日も朝近くまで求めてきて、思い出す度呼吸が甘く荒々しくなりそう。激しく、甘い、優しいレアにあたしはもう他の男とすることなんか考えられなくなりそうな、今すぐ欲しい、もっととあたしから舌を絡めれば彼からは、愛してると言われて奥まで突かれる。
その幸せが嬉しいような、自分が満たされていく幸せともしも、レアが亡くなってしまったら、からの、あたしがここから居なくなったら―…などと考えた。
彼は一生泣いて、あたしだけを―…愛してくれるだろうか。
相反するような明るい清楚な女の子が、あたしからレアを盗って―…?
嫌だ、そんなのは。
あたしだけの大事な恋人、愛してるって何度も言っても足らない位。何度抱き合っても足らない位。
貴方が好きよ。
一生貴方の傍に居たい。
結婚式の近くの花屋。
あそこで、レアはいつも花を買って、あたしに渡してくれる。
だから、貴方を迎えに行ったとき、物凄いあたしの中でざわついた物が走ったの。
レア、何よ、その女。
ニヤニヤしちゃって―…その女の顔を見れば、レアに特別な感情を抱いてるのは一瞬で分かる。結婚式場に着いたレアは何にも気が付いてない様子で、
「悪い!遅れた!!」
「ううん」
嘘つき。
あたしは、何度も見ていたの。
貴方が花を選ぶのを。
でも、この花が一番嫌いよ。
いつもいつも、貴方レアが選ぶ花花からのプレゼントじゃないから。あの女なんか見ないで。あたしは思ったよりも―…。
「この花、嫌いだった??」
「ううん、好きよ?ありがとう」
ニコッと誤魔化せば、レアは嬉しそうに笑う。
「そのクローブピンクの花言葉は春に咲く熱愛、情熱なんだよ!」
「そうなんだ…?」
それは、あたしを牽制する花屋の娘の―…挑戦状。
「ドレスが綺麗だな!!」
嬉しい言葉のはずなのに。
自分だけを見て欲しいと言う欲望を花が奪ってく。
それは、あたしの気持ちなのか。それとも花屋の娘の気持ちなのかしら。
「もって言ってよ!!」
「あ、ごめん、あはは」
少し怒ったふりをしたけれど、あたしの隣に貴方さえ居れば―他は要らない。
花を撫でるように気持ちを落ち着かせようと触ると…
「レアさんのこと、あたし好きなんです。貴方には渡さない。」
なんかって書こうとして消してあるのが、少しばかりの良心なのか。
「ふざけるんじゃないわよ」
その手紙をゴミ箱にポイッと投げた。
レアは気が付かない。
「ねぇ、レア…今日、ホテルに泊まっていかない…?」
「え??…ぇ、どうしたんだよ」
艶っぽく、目を潤ませ、袖を軽く掴んでおねだりした。照れて戸惑うレア。あたしは決めていた。あの花屋の娘にあたし達が求め合うのは必然だと言う事を。分からせてあげる、レアにも、あの子にも。
「あたし、結婚式場の近くの…ホテルに泊まりたいなぁ」
恥ずかしい。あたし、こんな甘え方初めてした。死にたいぐらい照れる。
そのホテルは花屋の傍。確か、あそこの花屋は8時まで。今から行けば間に合う。
「いいけど…もう…可愛いな、朝まで離さないからな」
「…バカね、あたし、明日も一日中泊まりたいぐらいよ」
「…ええっ!?」
顔を真っ赤にして、ギュッと手を掴むと、あたし達は説明もそこそこにホテルへ向かうことにした。
あ、居た。
花屋も店じまいの時間なんだろう。8時ぎりぎりの時間帯で、花屋の娘は、せっせと出してあった花が沢山入ったバケツを一つずつ重そうにでもテキパキと慣れたように片づける。視線に気が付いたのか、こっちを振り向く。
嬉しそうな笑顔で、「あ、居た!」みたいな声に出そうなぐらいなキラキラな目をした。それは恋する女の顔で、間違いないと確信した。その瞬間、レアに手を振ろうとしたのが目に見えて…
それから、あたしに気が付いて…
更に、レアが気が付かないのをいいことに物凄い睨みつける。
―女って怖いんだよ、レアはバカね。
そんなバカなどころが大好きよ。
あたしは、指を手に絡ませて、レアに自分の胸を押し付ける。早くなる歩調と耳まで真っ赤になる貴方を見て、
好きだなぁとあたしも彼を追いかけた。見ているのを止めようと思ったら、
花屋の娘の口が動いた。
「レア」
「さん」
「から」
「身を」
「引いて」
あたしも、
「き」
「え」
「な」
「さ」
「い」
「よ」
とだけ唇を動かすと、バチバチ火花が散った。
振り返るのを止めて、踵を返す。
あたしは、ゆっくりドレスを試着していて、式場の説明は後にしてもらうことにした。結構サバサバしていたと思って居たけれど、あたしはやっぱり嫉妬深い。「は」じゃなく「も」かも。似たもの同士だから、もしも「男」と「女」で生まれたからこそ求め合い、相性が良く、抱き合うんだろう。
レアが昨日も朝近くまで求めてきて、思い出す度呼吸が甘く荒々しくなりそう。激しく、甘い、優しいレアにあたしはもう他の男とすることなんか考えられなくなりそうな、今すぐ欲しい、もっととあたしから舌を絡めれば彼からは、愛してると言われて奥まで突かれる。
その幸せが嬉しいような、自分が満たされていく幸せともしも、レアが亡くなってしまったら、からの、あたしがここから居なくなったら―…などと考えた。
彼は一生泣いて、あたしだけを―…愛してくれるだろうか。
相反するような明るい清楚な女の子が、あたしからレアを盗って―…?
嫌だ、そんなのは。
あたしだけの大事な恋人、愛してるって何度も言っても足らない位。何度抱き合っても足らない位。
貴方が好きよ。
一生貴方の傍に居たい。
結婚式の近くの花屋。
あそこで、レアはいつも花を買って、あたしに渡してくれる。
だから、貴方を迎えに行ったとき、物凄いあたしの中でざわついた物が走ったの。
レア、何よ、その女。
ニヤニヤしちゃって―…その女の顔を見れば、レアに特別な感情を抱いてるのは一瞬で分かる。結婚式場に着いたレアは何にも気が付いてない様子で、
「悪い!遅れた!!」
「ううん」
嘘つき。
あたしは、何度も見ていたの。
貴方が花を選ぶのを。
でも、この花が一番嫌いよ。
いつもいつも、貴方レアが選ぶ花花からのプレゼントじゃないから。あの女なんか見ないで。あたしは思ったよりも―…。
「この花、嫌いだった??」
「ううん、好きよ?ありがとう」
ニコッと誤魔化せば、レアは嬉しそうに笑う。
「そのクローブピンクの花言葉は春に咲く熱愛、情熱なんだよ!」
「そうなんだ…?」
それは、あたしを牽制する花屋の娘の―…挑戦状。
「ドレスが綺麗だな!!」
嬉しい言葉のはずなのに。
自分だけを見て欲しいと言う欲望を花が奪ってく。
それは、あたしの気持ちなのか。それとも花屋の娘の気持ちなのかしら。
「もって言ってよ!!」
「あ、ごめん、あはは」
少し怒ったふりをしたけれど、あたしの隣に貴方さえ居れば―他は要らない。
花を撫でるように気持ちを落ち着かせようと触ると…
「レアさんのこと、あたし好きなんです。貴方には渡さない。」
なんかって書こうとして消してあるのが、少しばかりの良心なのか。
「ふざけるんじゃないわよ」
その手紙をゴミ箱にポイッと投げた。
レアは気が付かない。
「ねぇ、レア…今日、ホテルに泊まっていかない…?」
「え??…ぇ、どうしたんだよ」
艶っぽく、目を潤ませ、袖を軽く掴んでおねだりした。照れて戸惑うレア。あたしは決めていた。あの花屋の娘にあたし達が求め合うのは必然だと言う事を。分からせてあげる、レアにも、あの子にも。
「あたし、結婚式場の近くの…ホテルに泊まりたいなぁ」
恥ずかしい。あたし、こんな甘え方初めてした。死にたいぐらい照れる。
そのホテルは花屋の傍。確か、あそこの花屋は8時まで。今から行けば間に合う。
「いいけど…もう…可愛いな、朝まで離さないからな」
「…バカね、あたし、明日も一日中泊まりたいぐらいよ」
「…ええっ!?」
顔を真っ赤にして、ギュッと手を掴むと、あたし達は説明もそこそこにホテルへ向かうことにした。
あ、居た。
花屋も店じまいの時間なんだろう。8時ぎりぎりの時間帯で、花屋の娘は、せっせと出してあった花が沢山入ったバケツを一つずつ重そうにでもテキパキと慣れたように片づける。視線に気が付いたのか、こっちを振り向く。
嬉しそうな笑顔で、「あ、居た!」みたいな声に出そうなぐらいなキラキラな目をした。それは恋する女の顔で、間違いないと確信した。その瞬間、レアに手を振ろうとしたのが目に見えて…
それから、あたしに気が付いて…
更に、レアが気が付かないのをいいことに物凄い睨みつける。
―女って怖いんだよ、レアはバカね。
そんなバカなどころが大好きよ。
あたしは、指を手に絡ませて、レアに自分の胸を押し付ける。早くなる歩調と耳まで真っ赤になる貴方を見て、
好きだなぁとあたしも彼を追いかけた。見ているのを止めようと思ったら、
花屋の娘の口が動いた。
「レア」
「さん」
「から」
「身を」
「引いて」
あたしも、
「き」
「え」
「な」
「さ」
「い」
「よ」
とだけ唇を動かすと、バチバチ火花が散った。
振り返るのを止めて、踵を返す。
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