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WEBサイト版別バージョン編
君は俺の宝物。
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何で泣いてるの?
声を嗄らして泣かないで。
そんなふわりと舞う蝶々の夢を見ながら追いかけた。
声は近いのに君は手に入らない空の上を飛ぶ。いつしか、蝶々が手に入ると、俺はアッサリ捨ててしまった。彼女も大事何て、都合よすぎる妄想に反吐が出た。それでも目を覚ますと、シアンがとても幸せそうな顔で寝ているのを見ていると、これも良かったんじゃないか、収まるべきところに収まったんだと、目の前の君を抱きしめてはまた夢を見る。
頭がズキリと痛むのは罪悪感か、それともただの二日酔いなのか。
実は昨日ティアナに迫りかけてしまった。元カノで、しかも気持ちの上ではもう決着はついているはずなのに、俺を責めてなんて、その感情の正体は自意識過剰でも自虐的なものでもなかった。
「そういえば、シアンが泣くところ見た事ないんだよなぁ」
可愛く甘えるときはある。そして、すごくしっかりしてる為に頑張りすぎてしまって、その上任されることが多くてとても損なタイプだと付き合ってから気が付いた。最初があんな初体験だっただけに、頑張って挽回しようと、今では苛めることもあるが、自分が苛めたい、と言うのは身勝手だろうか。
いつも笑って、怒って叱ってくれる、でも、悲しんで泣いた顔なんか見た事ない。
と、単純にもっと責めて甘えて悲しんで泣けばいいのに、と征服欲にも似た何かなのか、
それともただ他の男が知らない面を知って安心したい自己暗示なのか。
「見たいなぁ…」
そして、たっぷり苛めてから泣かせたい。
そう久々に思ってしまうのは、自分の意地がただ悪いのか、弱い面ばかり見られて男として立つ瀬がないのか。気が付いたら、ティアナを呼んだのだけれど、あんたにお酒が強いとは誤算だった。綺麗なものとして、彼女の事はとても好きだけど、自分の気持ちが思ったよりシアンに傾いていたことに、自分でも悔しかったのかもしれないなぁと、胸がむかむか胃もたれを起こしそう。
「何が見たいのよ?」
「…シアンの可愛い顔だよ」
口にちゅっと軽くキスを啄むと、シアンから舌を絡めてきて、可愛いなぁと思うのと、そんな無理しなくても…が半々、残りの一割が俺にリードさせろよだった。舌を吸いつき、それから歯列をなぞる。唇を軽く噛んでから、その唇を舌でなぞる。口内を味わいながら口を離し、その味を性的に美味しいなと思うのだった。
「はぁっ…んぅっ…ふぅ」
「もっとエッチな声出して?」
「馬鹿、エッチな声ってのは出させるものよ?」
ドサと、彼女が上に乗ってこのままでは縛られると確信したら、その隙を狙ってぐいと引っ張って、首筋にキスをすれば、甘い震えた声でどうしたの?と耳元で囁かれた。その声は期待に満ちていて、彼女の縛ろうとしたヒモを奪って、彼女の腕を逆に縛った。
「出させるもんなんでしょ?」
ニヤリと笑うと、いつも勝気な彼女が真っ赤になって困った。可愛いと思うと同時に、ああ、苛めたいそして愛しいなぁと思うのだった。ネグリジェを剥ぎ取り、首筋に何度もキスしてたら、キスするのも飽きて、すぐに吸い付きたくなり、ブラジャーの中を隙間から手を入れていやらしく触った。
「ふぁっ…んっ…メシア…どうしたの?」
その言葉に含まれてるのは、いつも私がだったんだろうが聞く耳を持たず別にと答えてからブラジャーを剝ぎ取った。突起に吸い付くと羞恥心を煽るように音を響かせてみた。音と見られてるのが恥ずかしいとだけ言うと、身を捩り、「脱がして?」と甘えられると、身体中にキスの嵐を降らしながら、痕を残して、それからショーツの上からじっくりと甚振る。指で先を揺らしたり、撫でてからショーツをお願い通りに脱がさず、濡れてシミが出来るぐらいまで見ていた。手を入れてようやく脱がすと、
「シアン…すごいね、やらし…」
と溢れる愛液を指で確認しながら、入り口を浅く弄った。抓むようにしてから、じいっと見ながら羞恥を煽る。単純に綺麗だなと性的に興奮していくのをただ見ていた。
目が合わせられないようで、「早く脱がしてくれれば…良かったのに」と憎まれ口を叩かれると、口づけをして黙らせる。「はぁっ…んぅんっ…意地悪」非難の目を浴びせられると、何かがゾクリと駆け巡り、もっと縦横無尽に苛めたくなった。
「シアン、覚えてる?最初俺に何して欲しいって聞いたよね?
”お返し”してあげるよ?ねぇ、言ってみてよ…」
「ぁん!じゃあ、言えないところを舐めて…それから」
シアンらしい言い方だなと冷静に思いながら、それからの続きが何だろうとふと気になって待った。
「私の事好き??」
その目には、何で元カノなんかを飲みに誘って行ったのよ?
しかも、頬にだとしてもキスしたんでしょ?
好きだから、行かないで!
と泣きそうな目で責めていた。
たまに、男勝りでカッコいい彼女のこういうところに男は惹かれるんだろうなと思いながら、
途端に好かれてるという自覚が嬉しかった。
「シアンは?」
「え…」
「俺の事いつから好きだったの?」
「狡い切り返しなんじゃない…」とブツブツと呟くので、身体を撫でながらそれはいやらしくもなく、ただ愛しい人を撫でる、そんな愛の行為だった。頭を撫でてるような錯覚に照れながらこう答えた。
「出会って…数か月、友人になる前に、声を掛けてくれたの。
背も高くて、綺麗でもないから、髪なんか伸ばさないと思ってたんだけど。
それを女友達に相談してたら、似合うよ、髪伸ばしたシアンみたいなぁって笑顔で。
それだけなんだけど、嬉しくって。」
そんな単純な事で女って行動変えるんだと思いながら、「そんなことで好きになっちゃったのか?」と聞き返すと、「悪い??」と睨むシアンがあまりにもらしすぎて。
「また伸ばして欲しいなぁ、俺の為だけに」
髪を掬ってキスをすると、恥ずかしそうに笑った後うんと、答えた。
「でもティアナが出てきた後に伸ばしかけた髪をバッサリボブカットにしたけどね」
と棘だらけで言われて苦笑してしまう。薄情な奴でごめんねと思いながら、
「ティアナに俺が戻っちゃったらどうすんの?」
髪で指を掬いながら、真顔を装い、笑わないで訊いてみた。
意地悪なのか、ただの疑問なのか自分でも少し分からない。
ただそう思う時はいくらでもあったのに、何で俺はこんなに立ち止まるときがあるんだろう。
「私が奪い返す!!」
胸が何だか分からない温かい音色で響く。その凛とした薄い紫の中のピンクが妖しく光った。
「体でキスで、あらゆる手段を使って、二度と私以外と出来ない身体にしてやる!!」
強いなぁと思いながらも、次第に瞳は涙に塗れて、
単語
「嫌…絶対、浮気なんか許さないんだからっ!!
ティアナなんかに二度も渡さない!!そんな事訊くメシア何か嫌いよ、離してよ!!」
ジタバタと縛られながらも暴れて泣いてるのを見ると強いと同時にすごく好きだなと単純に焦がれた。
「二度と離せないのは、俺の方だよ?好きだ。絶対に俺からは離してやらない」
一瞬顔と身体が固まり、涙が引っ込んだみたいだった。
こんなことを言う自分が恥ずかしくて、言えないところを舐めてじっくり舌で感じる声を聞きながら濡らして、何度も吸い付いては入り口を弄りながら、甘い声を聞いていた。
そろそろと思うと一気に洋服をベットの下に捨てて、奥に自分を沈めた。
困ってるのかと思いきや、身体と心は喜んでいて、嬉しそうに可愛く笑った。
それを見て、また負けてしまったと思いながら、腰を動かすと応えてくれる。
「はぁっ…やぁあっ…んぅっ…ぁんっ…メシア…好き…大好き…よ、もっと…もっとキスして…」
可愛いおねだりを聞きながら、キスをあげると、「もっとエッチな方」と更に強請られる。
敵わないなぁと思いながら、喘ぐ声を綺麗だなと聞いていた。ずっと聞きたくなる音色だなと、
その音と混じって、自分もシアンにドキドキしていることに気が付くと、
気が付かれたくないな、と水音が誤魔化してくれた。
「ふぁあっ!!」
びくと魚のように体を沿って感じてイクのを見てると、
いつの間にかこんなに惚れてしまった事に、
何度でも繰り返してシアンが好きだなと苛めたい、声聞かせてよと休みの日はこんな感じで過ごしている。あの時の時にレアの代わりに色んな人を投げ飛ばして助けたのは、本当に迷った時、彼女がアッサリ身を引いてくれた、そのお陰でシアンとこうして居られることに、感謝の気持ちを返したかったから。レアなんかの為ではなく、けして。と言葉を添えて置こう。
何度も繰り返して、
立ち止まって、
でももう空に飛ぶ蝶々を摑まえたりしないよ。
自由に生きて下さい。幸せになって。
俺はもう手に入れた大事な宝物を離さないから。
声を嗄らして泣かないで。
そんなふわりと舞う蝶々の夢を見ながら追いかけた。
声は近いのに君は手に入らない空の上を飛ぶ。いつしか、蝶々が手に入ると、俺はアッサリ捨ててしまった。彼女も大事何て、都合よすぎる妄想に反吐が出た。それでも目を覚ますと、シアンがとても幸せそうな顔で寝ているのを見ていると、これも良かったんじゃないか、収まるべきところに収まったんだと、目の前の君を抱きしめてはまた夢を見る。
頭がズキリと痛むのは罪悪感か、それともただの二日酔いなのか。
実は昨日ティアナに迫りかけてしまった。元カノで、しかも気持ちの上ではもう決着はついているはずなのに、俺を責めてなんて、その感情の正体は自意識過剰でも自虐的なものでもなかった。
「そういえば、シアンが泣くところ見た事ないんだよなぁ」
可愛く甘えるときはある。そして、すごくしっかりしてる為に頑張りすぎてしまって、その上任されることが多くてとても損なタイプだと付き合ってから気が付いた。最初があんな初体験だっただけに、頑張って挽回しようと、今では苛めることもあるが、自分が苛めたい、と言うのは身勝手だろうか。
いつも笑って、怒って叱ってくれる、でも、悲しんで泣いた顔なんか見た事ない。
と、単純にもっと責めて甘えて悲しんで泣けばいいのに、と征服欲にも似た何かなのか、
それともただ他の男が知らない面を知って安心したい自己暗示なのか。
「見たいなぁ…」
そして、たっぷり苛めてから泣かせたい。
そう久々に思ってしまうのは、自分の意地がただ悪いのか、弱い面ばかり見られて男として立つ瀬がないのか。気が付いたら、ティアナを呼んだのだけれど、あんたにお酒が強いとは誤算だった。綺麗なものとして、彼女の事はとても好きだけど、自分の気持ちが思ったよりシアンに傾いていたことに、自分でも悔しかったのかもしれないなぁと、胸がむかむか胃もたれを起こしそう。
「何が見たいのよ?」
「…シアンの可愛い顔だよ」
口にちゅっと軽くキスを啄むと、シアンから舌を絡めてきて、可愛いなぁと思うのと、そんな無理しなくても…が半々、残りの一割が俺にリードさせろよだった。舌を吸いつき、それから歯列をなぞる。唇を軽く噛んでから、その唇を舌でなぞる。口内を味わいながら口を離し、その味を性的に美味しいなと思うのだった。
「はぁっ…んぅっ…ふぅ」
「もっとエッチな声出して?」
「馬鹿、エッチな声ってのは出させるものよ?」
ドサと、彼女が上に乗ってこのままでは縛られると確信したら、その隙を狙ってぐいと引っ張って、首筋にキスをすれば、甘い震えた声でどうしたの?と耳元で囁かれた。その声は期待に満ちていて、彼女の縛ろうとしたヒモを奪って、彼女の腕を逆に縛った。
「出させるもんなんでしょ?」
ニヤリと笑うと、いつも勝気な彼女が真っ赤になって困った。可愛いと思うと同時に、ああ、苛めたいそして愛しいなぁと思うのだった。ネグリジェを剥ぎ取り、首筋に何度もキスしてたら、キスするのも飽きて、すぐに吸い付きたくなり、ブラジャーの中を隙間から手を入れていやらしく触った。
「ふぁっ…んっ…メシア…どうしたの?」
その言葉に含まれてるのは、いつも私がだったんだろうが聞く耳を持たず別にと答えてからブラジャーを剝ぎ取った。突起に吸い付くと羞恥心を煽るように音を響かせてみた。音と見られてるのが恥ずかしいとだけ言うと、身を捩り、「脱がして?」と甘えられると、身体中にキスの嵐を降らしながら、痕を残して、それからショーツの上からじっくりと甚振る。指で先を揺らしたり、撫でてからショーツをお願い通りに脱がさず、濡れてシミが出来るぐらいまで見ていた。手を入れてようやく脱がすと、
「シアン…すごいね、やらし…」
と溢れる愛液を指で確認しながら、入り口を浅く弄った。抓むようにしてから、じいっと見ながら羞恥を煽る。単純に綺麗だなと性的に興奮していくのをただ見ていた。
目が合わせられないようで、「早く脱がしてくれれば…良かったのに」と憎まれ口を叩かれると、口づけをして黙らせる。「はぁっ…んぅんっ…意地悪」非難の目を浴びせられると、何かがゾクリと駆け巡り、もっと縦横無尽に苛めたくなった。
「シアン、覚えてる?最初俺に何して欲しいって聞いたよね?
”お返し”してあげるよ?ねぇ、言ってみてよ…」
「ぁん!じゃあ、言えないところを舐めて…それから」
シアンらしい言い方だなと冷静に思いながら、それからの続きが何だろうとふと気になって待った。
「私の事好き??」
その目には、何で元カノなんかを飲みに誘って行ったのよ?
しかも、頬にだとしてもキスしたんでしょ?
好きだから、行かないで!
と泣きそうな目で責めていた。
たまに、男勝りでカッコいい彼女のこういうところに男は惹かれるんだろうなと思いながら、
途端に好かれてるという自覚が嬉しかった。
「シアンは?」
「え…」
「俺の事いつから好きだったの?」
「狡い切り返しなんじゃない…」とブツブツと呟くので、身体を撫でながらそれはいやらしくもなく、ただ愛しい人を撫でる、そんな愛の行為だった。頭を撫でてるような錯覚に照れながらこう答えた。
「出会って…数か月、友人になる前に、声を掛けてくれたの。
背も高くて、綺麗でもないから、髪なんか伸ばさないと思ってたんだけど。
それを女友達に相談してたら、似合うよ、髪伸ばしたシアンみたいなぁって笑顔で。
それだけなんだけど、嬉しくって。」
そんな単純な事で女って行動変えるんだと思いながら、「そんなことで好きになっちゃったのか?」と聞き返すと、「悪い??」と睨むシアンがあまりにもらしすぎて。
「また伸ばして欲しいなぁ、俺の為だけに」
髪を掬ってキスをすると、恥ずかしそうに笑った後うんと、答えた。
「でもティアナが出てきた後に伸ばしかけた髪をバッサリボブカットにしたけどね」
と棘だらけで言われて苦笑してしまう。薄情な奴でごめんねと思いながら、
「ティアナに俺が戻っちゃったらどうすんの?」
髪で指を掬いながら、真顔を装い、笑わないで訊いてみた。
意地悪なのか、ただの疑問なのか自分でも少し分からない。
ただそう思う時はいくらでもあったのに、何で俺はこんなに立ち止まるときがあるんだろう。
「私が奪い返す!!」
胸が何だか分からない温かい音色で響く。その凛とした薄い紫の中のピンクが妖しく光った。
「体でキスで、あらゆる手段を使って、二度と私以外と出来ない身体にしてやる!!」
強いなぁと思いながらも、次第に瞳は涙に塗れて、
単語
「嫌…絶対、浮気なんか許さないんだからっ!!
ティアナなんかに二度も渡さない!!そんな事訊くメシア何か嫌いよ、離してよ!!」
ジタバタと縛られながらも暴れて泣いてるのを見ると強いと同時にすごく好きだなと単純に焦がれた。
「二度と離せないのは、俺の方だよ?好きだ。絶対に俺からは離してやらない」
一瞬顔と身体が固まり、涙が引っ込んだみたいだった。
こんなことを言う自分が恥ずかしくて、言えないところを舐めてじっくり舌で感じる声を聞きながら濡らして、何度も吸い付いては入り口を弄りながら、甘い声を聞いていた。
そろそろと思うと一気に洋服をベットの下に捨てて、奥に自分を沈めた。
困ってるのかと思いきや、身体と心は喜んでいて、嬉しそうに可愛く笑った。
それを見て、また負けてしまったと思いながら、腰を動かすと応えてくれる。
「はぁっ…やぁあっ…んぅっ…ぁんっ…メシア…好き…大好き…よ、もっと…もっとキスして…」
可愛いおねだりを聞きながら、キスをあげると、「もっとエッチな方」と更に強請られる。
敵わないなぁと思いながら、喘ぐ声を綺麗だなと聞いていた。ずっと聞きたくなる音色だなと、
その音と混じって、自分もシアンにドキドキしていることに気が付くと、
気が付かれたくないな、と水音が誤魔化してくれた。
「ふぁあっ!!」
びくと魚のように体を沿って感じてイクのを見てると、
いつの間にかこんなに惚れてしまった事に、
何度でも繰り返してシアンが好きだなと苛めたい、声聞かせてよと休みの日はこんな感じで過ごしている。あの時の時にレアの代わりに色んな人を投げ飛ばして助けたのは、本当に迷った時、彼女がアッサリ身を引いてくれた、そのお陰でシアンとこうして居られることに、感謝の気持ちを返したかったから。レアなんかの為ではなく、けして。と言葉を添えて置こう。
何度も繰り返して、
立ち止まって、
でももう空に飛ぶ蝶々を摑まえたりしないよ。
自由に生きて下さい。幸せになって。
俺はもう手に入れた大事な宝物を離さないから。
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