51 / 65
51.バレてしまった綺麗好き
しおりを挟む
源蔵は、険しい表情で身構えている美月の頭越しに、室内を覗き見た。
(おぉっと……こらぁ随分荒れとるな)
足の踏み場も無い、という程でもなかったが、結構な荒れ具合だった。汚部屋とかゴミ屋敷と表現しても良いかも知れない。
衣類はあちこちに散乱し、ゴミを突っ込んでいるであろうレジ袋が至る所に放置されている。
そして何よりも、異臭が凄かった。まるで動物小屋にでも足を踏み入れたかの様な澱んだ空気が充満しているのだが、よくこんなところで生活出来たものだと却って感心してしまった。
生活環境が著しく悪いのは、ざっと見ただけでもすぐに分かった。
では美月自身はどうなのか。
源蔵がもう一度手前の、まるでボロ雑巾の様に汚れた印象を与える美女に視線を戻した。
が、どうにも様子がおかしい。息が荒く、顔色も悪い。
「あの……悪い、けど……調子、良くないんで……その、また、別の日に……」
そこまでいいかけた美月は苦しそうに咳き込むや、いきなりにその場に崩れ落ちてしまった。
源蔵が傍らにしゃがみ込んでその小さな額に掌を当てると、結構な高温だった。発熱している。
もしかすると、脱水症状も併発しているかも知れない。
「救急車呼びますからね、そのままじっとしといて下さい」
そういって源蔵がスマートフォンを手に取ると、美月は弱々しく腕を伸ばしてきて、源蔵の袖口を掴んだ。
「駄目……やめて……うち、お金、無い……保険証も、使えない……」
ぜぇぜぇと呼吸が乱れている上に、声がかすれている。喉をやられているのだろうか。
それから再度、彼女は苦しそうに咳き込んだ。誰がどう見ても相当に体調を崩しているのが分かる。
「そういう訳にはいきません。もう宜しいですから、貴方はじっとしてて下さい」
源蔵は美月の手を押しやってから救急車を呼んだ。
そして通話を終える頃には、美月は気を失ってしまっていた。
◆ ◇ ◆
源蔵が病室で美月と顔を合わせたのは、翌日の日曜日、その昼下がりだった。
彼女の顔色は幾分回復している様に見えるが、担当医の話によれば、まだもう二、三日程度の入院が必要だという話だった。
「次の水曜ぐらいには、退院出来そうです。栄養失調と脱水症状に加えて、急性気管支炎……まぁ要するに風邪ですね。この辺が一気に重なってたんで、あんな状態になっとったらしいです」
ベッド脇に椅子を寄せて腰を下ろしながら説明した源蔵。その強面に、美月は弱々しい視線を返した。
瞳の中に、もう全てが終わってしまったといわんばかりの絶望の色が浮かんでいた。
「どうして、くれんのよ……うち、入院代なんて、払えない……」
「あー、そこは気にせんで下さい。救急車呼んだのは僕の勝手な判断なんで、僕が全部払っておきます」
すると美月は、今度は驚きと困惑の表情で源蔵の顔をじっと見つめた。
「え、だって……うち、保険証無いんだよ? それなのに、一体どうやって……」
「いや、どうやっても何も、十割負担で払ったらそれで済む話ですよ」
源蔵は別段、恩を売るつもりはなかった。
ただ、彼女がいつまでもあのアパートに居座っていては叔父が心底困るだろうし、目の前で倒れた女性をそのまま放っておけば寝覚めが悪かったであろうことは間違い無い。
美月は源蔵から視線を外し、俯いた。その彼女の両目から涙がぽろぽろと零れ落ちた。
ここは下手に声をかけず、ひとりにしておいた方が良いかも知れない。
だが、伝えるべきことは伝えておく必要があった。
「申し訳無いですが、あの部屋にあったものはゴミ以外全部、僕の自宅の方に移しました。アパート解体予定はもうとっくに過ぎてしもうてたんでね」
「そんな……うち、だって……」
愕然とした表情で再び源蔵に視線を戻した美月だったが、源蔵はこの件についてはそれ以上は何もいわずに腰を浮かせた。
「退院する日に、迎えに来ます」
源蔵のそのひと言に、美月は何もいい返せない様子で、ただ茫然としていた。
◆ ◇ ◆
そして水曜の夕刻。
源蔵は時間有給を取って早めに退勤し、愛車を飛ばして病院へと走った。
病室では源蔵が用意したパーカーとジーンズを身に纏った美月が、僅かな手荷物を提げたままじっと待っていた。
「支払いも、諸々の手続きも全部終わらせました。ほな、行きましょか」
源蔵が呼びかけると、美月は依然として警戒の表情を崩さないまま、後に続いて病院を出た。
そして道中も、彼女の方から声をかけてくることは無かった。源蔵もまた、無駄に質問攻めするつもり無かった為、帰路の車内は変な沈黙に押し包まれていた。
そんな彼女が初めて感情を露わにしたのは、源蔵が自宅のメゾネットタイプマンションに美月を招き入れた時だった。
「うわ……すっご……めっちゃ大きい……それに、綺麗……」
「はいはい。感心すんのは後でエエから、さっさと中入りましょ」
源蔵は美月の肩を軽く叩いて、靴を脱ぐ様にと促した。
美月は尚も驚きが隠せない様子で、きょろきょろと上下左右を見廻しながら広いリビングダイニングへと歩を進めてゆく。
「え……何、この部屋……すっごいセレブじゃん……」
「蕗浦さん、貴方が寝るとこ案内します」
源蔵は二階部へと上がる螺旋階段に足を掛けた。
美月は未だに軽い放心状態のままだったが、源蔵の指示はちゃんと耳に届いている様で、彼の後に続いて二階部へと上がった。
源蔵が美月を招き入れたのは、普段は客室として用意している洋間だった。
そこに、美月のアパートから運んできた家財やその他一式を全て、運び込んである。
「悪いけど、家具は全部一回綺麗に掃除させて貰いました。あと、衣服もひと通り洗濯しました。あんだけ汚くて臭いモンを僕の家に持ち込むのはちょっと抵抗ありましたんで」
「それは、別に、良いけど……」
美月は伺う様な視線を返してきた。彼女は未だ警戒しているのだろう。
しかし源蔵はそんなことはどうでも良かった。別段美月に感謝して貰うつもりは無かったし、部屋を貸したからといって何かの見返りを求めている訳でも無い。
これは、義務だと思っていた。
自分の勝手な判断で救った以上は、最後まで面倒を見る――源蔵は、可能であれば美月がひとり立ちするまでここに置いておこうかとも考えていた。
「案内も済んだところで、次は風呂入って貰いましょか。蕗浦さん、かなり臭ってますんで」
「え……あ、そうか……」
美月は漸く、自身の体臭が酷くなっていることを意識した様子だった。それ程に、劣悪な住環境に慣れ切っていたのだろう。
「下着類もこの部屋に運んでありますから、後は御自身で用意して風呂入って下さい。まぁバスタオルぐらいはこっちで用意しますけど」
源蔵は夕食の準備を進めるべく、美月の部屋を出た。
(おぉっと……こらぁ随分荒れとるな)
足の踏み場も無い、という程でもなかったが、結構な荒れ具合だった。汚部屋とかゴミ屋敷と表現しても良いかも知れない。
衣類はあちこちに散乱し、ゴミを突っ込んでいるであろうレジ袋が至る所に放置されている。
そして何よりも、異臭が凄かった。まるで動物小屋にでも足を踏み入れたかの様な澱んだ空気が充満しているのだが、よくこんなところで生活出来たものだと却って感心してしまった。
生活環境が著しく悪いのは、ざっと見ただけでもすぐに分かった。
では美月自身はどうなのか。
源蔵がもう一度手前の、まるでボロ雑巾の様に汚れた印象を与える美女に視線を戻した。
が、どうにも様子がおかしい。息が荒く、顔色も悪い。
「あの……悪い、けど……調子、良くないんで……その、また、別の日に……」
そこまでいいかけた美月は苦しそうに咳き込むや、いきなりにその場に崩れ落ちてしまった。
源蔵が傍らにしゃがみ込んでその小さな額に掌を当てると、結構な高温だった。発熱している。
もしかすると、脱水症状も併発しているかも知れない。
「救急車呼びますからね、そのままじっとしといて下さい」
そういって源蔵がスマートフォンを手に取ると、美月は弱々しく腕を伸ばしてきて、源蔵の袖口を掴んだ。
「駄目……やめて……うち、お金、無い……保険証も、使えない……」
ぜぇぜぇと呼吸が乱れている上に、声がかすれている。喉をやられているのだろうか。
それから再度、彼女は苦しそうに咳き込んだ。誰がどう見ても相当に体調を崩しているのが分かる。
「そういう訳にはいきません。もう宜しいですから、貴方はじっとしてて下さい」
源蔵は美月の手を押しやってから救急車を呼んだ。
そして通話を終える頃には、美月は気を失ってしまっていた。
◆ ◇ ◆
源蔵が病室で美月と顔を合わせたのは、翌日の日曜日、その昼下がりだった。
彼女の顔色は幾分回復している様に見えるが、担当医の話によれば、まだもう二、三日程度の入院が必要だという話だった。
「次の水曜ぐらいには、退院出来そうです。栄養失調と脱水症状に加えて、急性気管支炎……まぁ要するに風邪ですね。この辺が一気に重なってたんで、あんな状態になっとったらしいです」
ベッド脇に椅子を寄せて腰を下ろしながら説明した源蔵。その強面に、美月は弱々しい視線を返した。
瞳の中に、もう全てが終わってしまったといわんばかりの絶望の色が浮かんでいた。
「どうして、くれんのよ……うち、入院代なんて、払えない……」
「あー、そこは気にせんで下さい。救急車呼んだのは僕の勝手な判断なんで、僕が全部払っておきます」
すると美月は、今度は驚きと困惑の表情で源蔵の顔をじっと見つめた。
「え、だって……うち、保険証無いんだよ? それなのに、一体どうやって……」
「いや、どうやっても何も、十割負担で払ったらそれで済む話ですよ」
源蔵は別段、恩を売るつもりはなかった。
ただ、彼女がいつまでもあのアパートに居座っていては叔父が心底困るだろうし、目の前で倒れた女性をそのまま放っておけば寝覚めが悪かったであろうことは間違い無い。
美月は源蔵から視線を外し、俯いた。その彼女の両目から涙がぽろぽろと零れ落ちた。
ここは下手に声をかけず、ひとりにしておいた方が良いかも知れない。
だが、伝えるべきことは伝えておく必要があった。
「申し訳無いですが、あの部屋にあったものはゴミ以外全部、僕の自宅の方に移しました。アパート解体予定はもうとっくに過ぎてしもうてたんでね」
「そんな……うち、だって……」
愕然とした表情で再び源蔵に視線を戻した美月だったが、源蔵はこの件についてはそれ以上は何もいわずに腰を浮かせた。
「退院する日に、迎えに来ます」
源蔵のそのひと言に、美月は何もいい返せない様子で、ただ茫然としていた。
◆ ◇ ◆
そして水曜の夕刻。
源蔵は時間有給を取って早めに退勤し、愛車を飛ばして病院へと走った。
病室では源蔵が用意したパーカーとジーンズを身に纏った美月が、僅かな手荷物を提げたままじっと待っていた。
「支払いも、諸々の手続きも全部終わらせました。ほな、行きましょか」
源蔵が呼びかけると、美月は依然として警戒の表情を崩さないまま、後に続いて病院を出た。
そして道中も、彼女の方から声をかけてくることは無かった。源蔵もまた、無駄に質問攻めするつもり無かった為、帰路の車内は変な沈黙に押し包まれていた。
そんな彼女が初めて感情を露わにしたのは、源蔵が自宅のメゾネットタイプマンションに美月を招き入れた時だった。
「うわ……すっご……めっちゃ大きい……それに、綺麗……」
「はいはい。感心すんのは後でエエから、さっさと中入りましょ」
源蔵は美月の肩を軽く叩いて、靴を脱ぐ様にと促した。
美月は尚も驚きが隠せない様子で、きょろきょろと上下左右を見廻しながら広いリビングダイニングへと歩を進めてゆく。
「え……何、この部屋……すっごいセレブじゃん……」
「蕗浦さん、貴方が寝るとこ案内します」
源蔵は二階部へと上がる螺旋階段に足を掛けた。
美月は未だに軽い放心状態のままだったが、源蔵の指示はちゃんと耳に届いている様で、彼の後に続いて二階部へと上がった。
源蔵が美月を招き入れたのは、普段は客室として用意している洋間だった。
そこに、美月のアパートから運んできた家財やその他一式を全て、運び込んである。
「悪いけど、家具は全部一回綺麗に掃除させて貰いました。あと、衣服もひと通り洗濯しました。あんだけ汚くて臭いモンを僕の家に持ち込むのはちょっと抵抗ありましたんで」
「それは、別に、良いけど……」
美月は伺う様な視線を返してきた。彼女は未だ警戒しているのだろう。
しかし源蔵はそんなことはどうでも良かった。別段美月に感謝して貰うつもりは無かったし、部屋を貸したからといって何かの見返りを求めている訳でも無い。
これは、義務だと思っていた。
自分の勝手な判断で救った以上は、最後まで面倒を見る――源蔵は、可能であれば美月がひとり立ちするまでここに置いておこうかとも考えていた。
「案内も済んだところで、次は風呂入って貰いましょか。蕗浦さん、かなり臭ってますんで」
「え……あ、そうか……」
美月は漸く、自身の体臭が酷くなっていることを意識した様子だった。それ程に、劣悪な住環境に慣れ切っていたのだろう。
「下着類もこの部屋に運んでありますから、後は御自身で用意して風呂入って下さい。まぁバスタオルぐらいはこっちで用意しますけど」
源蔵は夕食の準備を進めるべく、美月の部屋を出た。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる