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64.バレてしまった男気
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その日、源蔵は珍しく朝一から玲央に呼ばれ、室長室へと足を急がせた。
「失礼します。楠灘、入ります」
「あぁ楠灘さん。お忙しいのに、朝っぱらから呼び出してしまってすみません」
どうやら玲央は、四月の人事異動に関する事前情報を源蔵にも知らせておこうと考えて呼びつけたらしい。
彼がA4サイズのコピー用紙に印刷された一覧表を差し出すと、源蔵は一礼して受け取り、その書面上にさっと目を走らせた。
大半は第一と第二システム課、企画課、営業課に関する人事情報ばかりであったが、統括管理課に関するものも幾つかあった。
その中に、異動願提出予定者の名もあったのだが、そこに掲載されている氏名を見て、源蔵は内心で小首を捻った。
晶の名はあったのだが、美智瑠はそこ居なかったのである。
確か彼女は、総合開発部に早く戻りたいといっていた様な気がするのだが、記憶違いだろうか。
そんな源蔵の腹の底を見透かしたかの様に、玲央が横合いから、
「予想外の人事でもありましたか?」
と幾分心配げな様子で問いかけてきた。
もしかすると、美智瑠の考えが変わったのかも知れない。であれば、この情報に誤りがあるともいえない訳だから、源蔵は特に問題ありませんとかぶりを振るしか無かった。
「異動願の提出予定者に関しては飽くまでも現時点のものですから、また後日、差し替えになる可能性はあります。変更があった際は再度連絡する様にします」
「恐れ入ります。お手数おかけしますが、宜しくお願いします」
そこで源蔵は一旦、室長室を辞した。
この日の業務は顧客とのすり合わせや各課からの打ち上げ事項の取り纏めなどメインとなっていた為、そこそこ意識を集中させる必要があった。
源蔵は異動願提出予定の件は一旦忘れることにして、定時まではひたすら己の業務に専念することにした。
ところが定時を過ぎたところで、再び異動願提出予定の話が源蔵の意識に戻ってきた。
晶から、妙な連絡が入ったのである。
「センセ、今日の夜、ちょっとお時間頂けますか? 美智瑠の異動願のことについてなんですけど」
何故美智瑠本人ではなく、晶からなのか。
源蔵に直接いえない問題でも勃発したのだろうか。
多少の不安はあったが、それでも第一報が得られるならばそれに越したことは無いと考え、源蔵はOKの返事を打った。
すると晶はリロードではなく、会社近くのファミリーレストランを指定してきた。
(身内には知られたくない話やろか)
そんなことを考えながら、源蔵は帰り支度を整えて指定された店へと足を急がせた。
◆ ◇ ◆
源蔵が件のファミリーレストランに辿り着くと、その入り口ドア前で黒いコートに身を包んだ晶が薄い笑みを浮かべて会釈を送ってきた。
「寒いですねぇ……ひとまず中、入りましょか」
源蔵に頷き返しながら、晶が先に店舗内へと足を踏み入れてゆく。
ふたりは連れ立って、奥まったテーブルに位置を取った。
「急にすみません……でも、どうしてもお話しておきたくって」
腰を下ろすと同時に、晶が申し訳無さそうに頭を下げてきた。
「雪澤さんに、何ぞあったんですか?」
源蔵は玲央から見せて貰った事前情報については一切触れず、晶からの言葉を待つことにした。
晶は微妙に心配そうな面持ちで言葉を濁らせたが、しかしすぐに気を取り直した様子でその美貌を源蔵の強面に真っ直ぐ向けてきた。
「美智瑠、異動願を出すかどうか、ちょっと迷ってるみたいなんです」
当然そこには、美智瑠なりの理由があるのだろう。
源蔵は余計な口は差し挟まず、晶の悩ましげな表情をじっと見据えた。
「実はこないだ、ちょっとした大人数の合コンに人数合わせで呼ばれたんですけど」
晶は美智瑠と共にその合コンに参加したものの、別段出会いを求めていた訳ではない為、予算分の料理と酒を堪能したらさっさと帰るつもりだったらしい。
ところが相手側、即ち男性陣の中に予想外の顔が居たのだという。
「そのうちのひとりが、美智瑠の初恋のひとだったらしいんです」
美智瑠は中学から高校にかけて、幼馴染みの青年と付き合っていたということらしいのだが、その青年は高校二年の時に親の仕事の都合で海外へと移住してしまった。
そこで美智瑠の初恋は終わりを告げた訳だが、美智瑠はその幼馴染みの青年との恋がどうにも忘れられず、それが原因で恋愛体質になってしまったとの由。
いうなれば、その初恋の相手を忘れる為に次から次へとオトコを漁る様になったらしいのだが、つい最近までは見事に失敗続きだったそうだ。
ところが源蔵と出会って、初めてその幼馴染みの彼を忘れることが出来そうになっていたところで、まさかの再会を果たしたという訳である。
(中々劇的な話やな)
源蔵は晶の説明を聞きながら、そういうこともあるものかとひとり感心していた。
しかし問題は、ここからなのだという。
「美智瑠は初恋のひとと、もう一度付き合いたいみたいです。でも、ついこないだまで楠灘さんにアプローチかけようとしてた手前、そんな状態で異動願を出して良いものかどうか、凄く悩んでるみたいで」
「あらら……そらぁまた要らん気ぃ遣わせてしもうとるみたいですな」
源蔵は剃り上げた頭をぺたぺたと叩いた。
確かに美智瑠は源蔵に対し、自身をカノジョ候補として売り込もうとしていた節はあった。しかしまだ彼女の方から告白されてもおらず、今は飽くまでも仲の良い友人同士という間柄に過ぎない。
それでも矢張り、つい最近まで気を持たせる様な態度を取っていたのが、美智瑠の中で葛藤を生む材料となってしまっているのだろうか。
(律儀なひとやなぁ)
源蔵とて、多少思うところが無い訳でもない。
しかし自分には、美智瑠がこれから掴もうとしている幸福に対してどうこういえる資格は無いし、そんな立場でも無い。
だからここは、美智瑠の最愛のひととの再会を喜んであげるべきではないだろうか。
「僕から直接、雪澤さんに話した方が良さそうですね」
「……お願い出来ますか、センセ」
晶の縋る様な表情に、源蔵は力強く頷き返した。
自分なんかの為に、大切な友人が幸せを手放すことなどあってはならない。
美智瑠に対し、どう接するべきか――源蔵の中では、既に結論は出ていた。
「ありがとうございます……そういう男気のあるところが、美智瑠の頭を悩ませている部分でもあるんでしょうけど……」
晶が何ともいえぬ面持ちで苦笑を浮かべた。
源蔵自身は決して男気とかそういう類の話ではないと思っているのだが、晶から見れば、その様に映るのだろうか。
正直、よく分からなかった。
「失礼します。楠灘、入ります」
「あぁ楠灘さん。お忙しいのに、朝っぱらから呼び出してしまってすみません」
どうやら玲央は、四月の人事異動に関する事前情報を源蔵にも知らせておこうと考えて呼びつけたらしい。
彼がA4サイズのコピー用紙に印刷された一覧表を差し出すと、源蔵は一礼して受け取り、その書面上にさっと目を走らせた。
大半は第一と第二システム課、企画課、営業課に関する人事情報ばかりであったが、統括管理課に関するものも幾つかあった。
その中に、異動願提出予定者の名もあったのだが、そこに掲載されている氏名を見て、源蔵は内心で小首を捻った。
晶の名はあったのだが、美智瑠はそこ居なかったのである。
確か彼女は、総合開発部に早く戻りたいといっていた様な気がするのだが、記憶違いだろうか。
そんな源蔵の腹の底を見透かしたかの様に、玲央が横合いから、
「予想外の人事でもありましたか?」
と幾分心配げな様子で問いかけてきた。
もしかすると、美智瑠の考えが変わったのかも知れない。であれば、この情報に誤りがあるともいえない訳だから、源蔵は特に問題ありませんとかぶりを振るしか無かった。
「異動願の提出予定者に関しては飽くまでも現時点のものですから、また後日、差し替えになる可能性はあります。変更があった際は再度連絡する様にします」
「恐れ入ります。お手数おかけしますが、宜しくお願いします」
そこで源蔵は一旦、室長室を辞した。
この日の業務は顧客とのすり合わせや各課からの打ち上げ事項の取り纏めなどメインとなっていた為、そこそこ意識を集中させる必要があった。
源蔵は異動願提出予定の件は一旦忘れることにして、定時まではひたすら己の業務に専念することにした。
ところが定時を過ぎたところで、再び異動願提出予定の話が源蔵の意識に戻ってきた。
晶から、妙な連絡が入ったのである。
「センセ、今日の夜、ちょっとお時間頂けますか? 美智瑠の異動願のことについてなんですけど」
何故美智瑠本人ではなく、晶からなのか。
源蔵に直接いえない問題でも勃発したのだろうか。
多少の不安はあったが、それでも第一報が得られるならばそれに越したことは無いと考え、源蔵はOKの返事を打った。
すると晶はリロードではなく、会社近くのファミリーレストランを指定してきた。
(身内には知られたくない話やろか)
そんなことを考えながら、源蔵は帰り支度を整えて指定された店へと足を急がせた。
◆ ◇ ◆
源蔵が件のファミリーレストランに辿り着くと、その入り口ドア前で黒いコートに身を包んだ晶が薄い笑みを浮かべて会釈を送ってきた。
「寒いですねぇ……ひとまず中、入りましょか」
源蔵に頷き返しながら、晶が先に店舗内へと足を踏み入れてゆく。
ふたりは連れ立って、奥まったテーブルに位置を取った。
「急にすみません……でも、どうしてもお話しておきたくって」
腰を下ろすと同時に、晶が申し訳無さそうに頭を下げてきた。
「雪澤さんに、何ぞあったんですか?」
源蔵は玲央から見せて貰った事前情報については一切触れず、晶からの言葉を待つことにした。
晶は微妙に心配そうな面持ちで言葉を濁らせたが、しかしすぐに気を取り直した様子でその美貌を源蔵の強面に真っ直ぐ向けてきた。
「美智瑠、異動願を出すかどうか、ちょっと迷ってるみたいなんです」
当然そこには、美智瑠なりの理由があるのだろう。
源蔵は余計な口は差し挟まず、晶の悩ましげな表情をじっと見据えた。
「実はこないだ、ちょっとした大人数の合コンに人数合わせで呼ばれたんですけど」
晶は美智瑠と共にその合コンに参加したものの、別段出会いを求めていた訳ではない為、予算分の料理と酒を堪能したらさっさと帰るつもりだったらしい。
ところが相手側、即ち男性陣の中に予想外の顔が居たのだという。
「そのうちのひとりが、美智瑠の初恋のひとだったらしいんです」
美智瑠は中学から高校にかけて、幼馴染みの青年と付き合っていたということらしいのだが、その青年は高校二年の時に親の仕事の都合で海外へと移住してしまった。
そこで美智瑠の初恋は終わりを告げた訳だが、美智瑠はその幼馴染みの青年との恋がどうにも忘れられず、それが原因で恋愛体質になってしまったとの由。
いうなれば、その初恋の相手を忘れる為に次から次へとオトコを漁る様になったらしいのだが、つい最近までは見事に失敗続きだったそうだ。
ところが源蔵と出会って、初めてその幼馴染みの彼を忘れることが出来そうになっていたところで、まさかの再会を果たしたという訳である。
(中々劇的な話やな)
源蔵は晶の説明を聞きながら、そういうこともあるものかとひとり感心していた。
しかし問題は、ここからなのだという。
「美智瑠は初恋のひとと、もう一度付き合いたいみたいです。でも、ついこないだまで楠灘さんにアプローチかけようとしてた手前、そんな状態で異動願を出して良いものかどうか、凄く悩んでるみたいで」
「あらら……そらぁまた要らん気ぃ遣わせてしもうとるみたいですな」
源蔵は剃り上げた頭をぺたぺたと叩いた。
確かに美智瑠は源蔵に対し、自身をカノジョ候補として売り込もうとしていた節はあった。しかしまだ彼女の方から告白されてもおらず、今は飽くまでも仲の良い友人同士という間柄に過ぎない。
それでも矢張り、つい最近まで気を持たせる様な態度を取っていたのが、美智瑠の中で葛藤を生む材料となってしまっているのだろうか。
(律儀なひとやなぁ)
源蔵とて、多少思うところが無い訳でもない。
しかし自分には、美智瑠がこれから掴もうとしている幸福に対してどうこういえる資格は無いし、そんな立場でも無い。
だからここは、美智瑠の最愛のひととの再会を喜んであげるべきではないだろうか。
「僕から直接、雪澤さんに話した方が良さそうですね」
「……お願い出来ますか、センセ」
晶の縋る様な表情に、源蔵は力強く頷き返した。
自分なんかの為に、大切な友人が幸せを手放すことなどあってはならない。
美智瑠に対し、どう接するべきか――源蔵の中では、既に結論は出ていた。
「ありがとうございます……そういう男気のあるところが、美智瑠の頭を悩ませている部分でもあるんでしょうけど……」
晶が何ともいえぬ面持ちで苦笑を浮かべた。
源蔵自身は決して男気とかそういう類の話ではないと思っているのだが、晶から見れば、その様に映るのだろうか。
正直、よく分からなかった。
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