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番外編
落ち葉降る2
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「映画はあーちゃんが1番観たい映画優先するからさぁ、ミニスカート穿いてデートしようよ。ねっ♡」
朝香がこれだけ訴えても亮輔はめげない。スリスリと可愛らしく擦り寄り甘えた声で交渉してくる。
「映画やイチョウ並木の散策デートだったら当然車移動じゃないんだよね? 電車に乗るんだよね?」
「誕生日プレゼントにお姉さんからもらったっていうオシャレコート羽織れば大丈夫だよ。電車内は痴漢に遭わないよう俺がしっかりとあーちゃんをガードしてあげるから」
「コートでミニスカートが隠れるなら、そもそもミニスカートにする意味……」
「あるよっ! 映画みたいな暗いところならコート脱いでもミニスカート姿で居られるし、夕食は個室にしちゃえば俺しか見えないよ?」
「………」
(つまり、りょーくんが間近で私のミニスカートや生脚を堪能したいという意味だよねぇ)
やはり変態発言ではないかと、思わず目の前の彼を睨んでしまう朝香。
(黒髪になって爽やかな見た目になっても変態チックな中身は変わらないんだもんなぁ……)
ヘアスタイルを変えたくらいじゃ性格まで変わらない事くらい朝香だって知ってる……が、今回の提案はどうしても「彼女を露出狂にさせようとする変態彼氏」の図が頭から抜けない。
「映画上映中は真っ暗でみんなスクリーンに集中しちゃうし、イチョウ見に行く時だって周りは他人が何着てるなんて気にしないよ。せっかく秋っぽい色みの可愛いミニスカートを買ったんだからさぁ穿くなら絶好のタイミングだと思うんだけどなぁ~」
「確かに……」
邪な考えがまだ気になるけれど、彼の意見も一理ある。
「俺も可愛いと思うよ。あのスカートも、スカート穿いてるあーちゃんも♡」
「そうかなぁ」
「向日葵さん」だった彼もかっこよくてドキドキキュンキュンしてはいたが、今の黒髪マッシュベリーショートのヘアスタイルになって以降はこういう甘えシチュエーションが増えて絆されまくってるような気がしており、ドキドキキュンキュンの頻度が増えたように朝香は感じていた。
(黒髪のりょーくんは爽やかさも相まって甘え上手になってる気がして余計にドキドキしちゃうんだよね変態だけど。甘えてニコッとされたら私のキュンを刺激するんだよねぇ変態だけどっ)
「せっかく買った服も可哀想だよ。あーちゃんのお友達だって『似合う』って薦めてくれたんだからさっ♪」
「確かに……私の友達はみんな、そう言ってくれてはいたしぃ」
「ほら~お友達も大絶賛だったんでしょ? お墨付きもらってんじゃん♡
地元のお友達に褒められたあーちゃんの服装見たいなー♪ あーちゃんの可愛いミニスカート姿を見たいなー♪」
「うぅぅ」
甘えながら耳朶に軽くチュッチュッとキスをしてくる亮輔の様子に、朝香の脳や心臓はキャパオーバーになってしまい……
「も~仕方ないなぁ」
ついに根を上げてしまった。
「やったぁ♡ あーちゃん大好きぃ♡」
その瞬間亮輔は歓喜のキスを耳朶だけでなく首筋や鎖骨にまで範囲を広げる。
「やあぁぁぁぁん♡♡♡」
甘やかな刺激に朝香は力がクタッと抜け、身を彼に預けた。
「喋っただけなのにトロトロ顔だねあーちゃん♪」
亮輔は満足げな表情になりニッ、低くセクシーな声で朝香を更に煽る。
「はうぅ♡」
(りょーくんの甘え声も低い声も大好きだから更にとろけちゃう……♡)
「映画観てる最中さぁ、あーちゃんの太腿チラ見してもいい?」
ミニスカート解禁になったのをいいことに、亮輔は調子に乗って視姦を予告してきたのだが
「映画観てる最中、耳にエッチなキスしたり囁いたりしないならいいよ……」
セクシーボイスやキスで絆された朝香は陥落してしまっているのでつい許してしまった。
「分かった♡ 映画の時は囁いたり、耳にキスしたりしない♡」
「ああん♡」
歓喜極まった亮輔はそのまま朝香をソファに押し倒しキスの雨を降らせる。
「このままイチャイチャしよ♡」
「ああぁぁん♡♡♡」
最初はデートプランを話していただけだったのに、気分高まった2人はそのまま甘やかな夜を共有したのだった。
朝香がこれだけ訴えても亮輔はめげない。スリスリと可愛らしく擦り寄り甘えた声で交渉してくる。
「映画やイチョウ並木の散策デートだったら当然車移動じゃないんだよね? 電車に乗るんだよね?」
「誕生日プレゼントにお姉さんからもらったっていうオシャレコート羽織れば大丈夫だよ。電車内は痴漢に遭わないよう俺がしっかりとあーちゃんをガードしてあげるから」
「コートでミニスカートが隠れるなら、そもそもミニスカートにする意味……」
「あるよっ! 映画みたいな暗いところならコート脱いでもミニスカート姿で居られるし、夕食は個室にしちゃえば俺しか見えないよ?」
「………」
(つまり、りょーくんが間近で私のミニスカートや生脚を堪能したいという意味だよねぇ)
やはり変態発言ではないかと、思わず目の前の彼を睨んでしまう朝香。
(黒髪になって爽やかな見た目になっても変態チックな中身は変わらないんだもんなぁ……)
ヘアスタイルを変えたくらいじゃ性格まで変わらない事くらい朝香だって知ってる……が、今回の提案はどうしても「彼女を露出狂にさせようとする変態彼氏」の図が頭から抜けない。
「映画上映中は真っ暗でみんなスクリーンに集中しちゃうし、イチョウ見に行く時だって周りは他人が何着てるなんて気にしないよ。せっかく秋っぽい色みの可愛いミニスカートを買ったんだからさぁ穿くなら絶好のタイミングだと思うんだけどなぁ~」
「確かに……」
邪な考えがまだ気になるけれど、彼の意見も一理ある。
「俺も可愛いと思うよ。あのスカートも、スカート穿いてるあーちゃんも♡」
「そうかなぁ」
「向日葵さん」だった彼もかっこよくてドキドキキュンキュンしてはいたが、今の黒髪マッシュベリーショートのヘアスタイルになって以降はこういう甘えシチュエーションが増えて絆されまくってるような気がしており、ドキドキキュンキュンの頻度が増えたように朝香は感じていた。
(黒髪のりょーくんは爽やかさも相まって甘え上手になってる気がして余計にドキドキしちゃうんだよね変態だけど。甘えてニコッとされたら私のキュンを刺激するんだよねぇ変態だけどっ)
「せっかく買った服も可哀想だよ。あーちゃんのお友達だって『似合う』って薦めてくれたんだからさっ♪」
「確かに……私の友達はみんな、そう言ってくれてはいたしぃ」
「ほら~お友達も大絶賛だったんでしょ? お墨付きもらってんじゃん♡
地元のお友達に褒められたあーちゃんの服装見たいなー♪ あーちゃんの可愛いミニスカート姿を見たいなー♪」
「うぅぅ」
甘えながら耳朶に軽くチュッチュッとキスをしてくる亮輔の様子に、朝香の脳や心臓はキャパオーバーになってしまい……
「も~仕方ないなぁ」
ついに根を上げてしまった。
「やったぁ♡ あーちゃん大好きぃ♡」
その瞬間亮輔は歓喜のキスを耳朶だけでなく首筋や鎖骨にまで範囲を広げる。
「やあぁぁぁぁん♡♡♡」
甘やかな刺激に朝香は力がクタッと抜け、身を彼に預けた。
「喋っただけなのにトロトロ顔だねあーちゃん♪」
亮輔は満足げな表情になりニッ、低くセクシーな声で朝香を更に煽る。
「はうぅ♡」
(りょーくんの甘え声も低い声も大好きだから更にとろけちゃう……♡)
「映画観てる最中さぁ、あーちゃんの太腿チラ見してもいい?」
ミニスカート解禁になったのをいいことに、亮輔は調子に乗って視姦を予告してきたのだが
「映画観てる最中、耳にエッチなキスしたり囁いたりしないならいいよ……」
セクシーボイスやキスで絆された朝香は陥落してしまっているのでつい許してしまった。
「分かった♡ 映画の時は囁いたり、耳にキスしたりしない♡」
「ああん♡」
歓喜極まった亮輔はそのまま朝香をソファに押し倒しキスの雨を降らせる。
「このままイチャイチャしよ♡」
「ああぁぁん♡♡♡」
最初はデートプランを話していただけだったのに、気分高まった2人はそのまま甘やかな夜を共有したのだった。
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