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1st season 第四章
083 無料開放
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「はーい、女性の方はこっちですー。中で体を洗ってから、水着に着替えてくださいねー」
「メシもあるけど慌てんなよー。無くなってもじゃんじゃん作るからなー」
「なぁ、酒もあんのか?」
「お酒はないわっ!おっさんがたはむしろ、たまには酒抜かなきゃっしょ!」
王国歴334年7月1日。
異世界初のスパリゾートが、更に異世界初の無料開放を行った。
「猊下っ!このクルスタット、感服いたしましたっ!これぞ神の慈悲っ!いつも下を向いて歩いている者たちが、活き活きとしておりますっ!」
「あー、クルスタット・・・卿。そんな大それたもんじゃないんで。ビキニに囲まれてテンション上がっちゃった勢いなんで(汗」
「いんじゃない?きっかけはどうあれ、良い事してるわっ!」
「まぁ、そうだな。身ぎれいになったところで、明日から就職活動・・・とはいかないか?」
「一応俺んとこでも、Gランク向けの雑用、多目に集めてはおいたけどな」
「やるじゃない?リサさんとヤッて丸くなっちゃった?」
「うっせぇ!若い女がヤるとか言うなっ!」
「じゃっ、折角だから手分けして、明日はギルドに結構仕事あるって広めてみるか?」
「主殿っ!私は今っ!とてもやり甲斐を感じているっ!」
「うん、こういうの好きそうだよね、アベル」
「ケッ、金持ちの偽善者どもがっ!」
「ちょっ、そこのアンタっ!文句があんならこなきゃいいでしょ!」
「どうぞお越しくださいって言うから来てやってんだよ。貧乏人に施しが出来て満足だろ?善人面しがって・・・」
「あー、まぁ、満足だな?うん」
「旦那様・・・」
「なぁ、少年?お前の言う通り俺は金持ちだ。だがな?二年前の俺は、今のお前よりこ汚い格好で、噴水の脇に転がってたのをここの女将に拾われたんだ。信じられっか?」
「へんっ!だからお前も頑張れってか?頑張れば金持ちになれるとでも言うのかよっ!」
「いや。無理だな。世の中そんなに甘くない」
「そら見ろっ!」
「しかもお前は幸せにもなれんっ!」
「なっ・・てめぇ~、金持ちだからって調子に乗りやがってっ!」
「ふっ、俺が調子に乗ってるのはな?金持ちだからじゃないっ!ビキニ嫁に囲まれたリア充だからだっ!ビキニの素晴らしさがわからん貴様に幸福の扉は開きやしねぇっ!」
「意味わかんねーよ。付き合ってられるかっ!」
ガシッ(捕獲
「少年よ?お貴族様である俺を罵倒して無事に逃げられると思ったか?」
「えっ?旦那様?」
「ラ~イ~ザ~っ!このガキンチョが『ウォータースライダーなんてガキの遊びだ』って馬鹿にしてるぞーっ!」
「ほ~ぅ、ボウズがおれっちのウォータースライダー馬鹿にしてんのか?」
「いやっ、してねぇって!この貴族が勝手に言ってんだよっ!」
「問答無用っ!」
拉致っ!
「うぎゃぁぁあっぁぁあああああぁああああああああああ」
ザッ・・・ブーン!
「うむ。一件落着。悪は滅んだ」
「・・・ねぇアンタ?ここは普通、お涙頂戴で少年の心を解すとこじゃない?」
「ガキは嫌いだ。しかもビキニの着れないオスに用は無いっ!」
「「「・・・」」」
「ちょっ、ねぇちゃんっ?待って?パンツ脱げたって!ちょ、待ってって、パンツ履かせろって!」
「問答無用っ!」
「うぎゃぁぁあっぁぁあああああぁああああああああああ」
ザッ・・・ブーン!
「ははは、無邪気に楽しんでいるなっ!うん、良い事したっ!」
「・・・まっ、さっきよりはマシな状況ね」
「どぅ?おっちゃんがた、楽しんでるっ?」
「あー。メシ、あんがとな。もう食えねぇわ」
「酒もくれよ酒もー」
「はぁ~、おっさんよ~。この状況で酒とか馬鹿か?」
「あんっ!?ちょっと金持ってるからって馬鹿にしてんじゃねーぞ!」
「ちっげーよ馬鹿。いいか?あそこ見てみ?すっげーボインの美人がいるだろ?」
「それがどーした?俺達にゃあカンケーねだろが!」
「えっ、マジで?あんなボインで裸みたいなかっこした美人とお話したくねーの?」
「ケッ、俺達みてぇのが話しかけて相手にされるわきゃねーだろがっ!」
「はぁ~、だから馬鹿だって言ってんだよ。いいか?俺がすっげー良い事教えてやる。あのボインのとこ行って『仕事探してーんだけど』って聞いてみ?めちゃめちゃお話できっから」
「・・・騙してんじゃねーだろーな?」
「そんなんしんねーよ。別に騙されてたって『仕事無いか聞いてこいって、あそこのお貴族様に命令された』って言い訳すりゃいいだけじゃねーか?それともアレか?女と話すのが怖え腰抜けか?」
「ざっけんなよてめー!そこで見てろ?めちゃくちゃお話してきてやっからよ!」
「アンタ・・・アベル売るような真似して、罪悪感とかヤキモチとか無いわけ?」
「うーん、全く無いとは言えないが、話しかけたが最後、アレヨアレヨと言う間にヴァルダークさんとこまで連行されて、明日から清く正しく労働させられちゃうんだから、まぁ、いんじゃね?」
「・・・やってることは美人局なのに・・・なんか良い事してる風味で納得いかないわっ!」
「あっ、残りのおっさんがたも行って見れば?銅貨一枚稼いでくれば他の日でもここ入れるし、酒だって買えりゃ飲めるぞ?雑用でも一日がまんすりゃそれくらい稼げんだろ?ビキニのお姉ちゃん達ながめながら飲むエールは格別だぞ?」
「ゴクリッ」
「まっ、嫌なら別にいんだけどな?俺は明日もビキニを肴に一杯やらせて貰うけどなっ?」
「・・・ちょっと、おれ、行ってくるわ」
「ずりぃぞ!オレも行くって」
「一人だけ来れねぇのは惨めだな」
「アンタ・・・詐欺師とかの才能あんじゃない?」
「いやぁ~良い事すると気分がいいね~」
「は~い、お帰りはこちらです~」
「来月もまたやるからみんな来てね~っ!」
「あ、折角キレイにしたんだから、そこの古着、好きなの着て帰っていいよ~」
「あー、今夜は衛兵さん達がスラムの見回りすっから。小綺麗になった女襲おうとか思ってんならやめとけよ~?警告なしでぶっ殺されっからんな~」
第一回の無料開放は、なかなかの盛況うちに終了時間を迎えた。
「はいっ、皆さんっ、お疲れ様でしたー」
「「「「「お疲れ様でしたっ!」」」」」
「結構仕事の話してたみたいだけど、あの内何人が明日ギルド行くかな?」
「あー、たぶん殆ど来ると思うぞ?バックレたら探し出してボコボコにするって脅しといたからな」
「・・・ギルマス」
「いやっ、例え一人でもこれがきっかけで立ち直ってくれれば、私は満足だぞ!」
「うーん、月に一度の娯楽を提供するつもりが、気づいたら職業斡旋所と化してたな」
「アベルたいちょー大活躍だったかな?」
「まっ、結果とかどうでもいんだよ。なんかやりたくてやってみたら結構良かったって感じで」
「うんうん」
「これで立ち直って働くもよし、月に一度の楽しみになるならそれもまたよし」
「だが、こういうのは線引が難しいな・・・どこまで手を貸すべきなのか・・・特に女子供が相手だと、今にも『ここに住め』と、言ってしまいそうになる・・・」
「あー、まぁ、そこはアレだ、俺に責任おっつけるとこでしょ?家長の我侭に付き合って、月に一度、割り切って善人のフリをしてみる。それ以上でもそれ以下でも無い。それ以上の事を考えるのはクルスタット卿の仕事だって割り切らないと、身動き取れなくなるからね」
「・・・」
「それに、街として考えるなら、スラムは必要なんだ。スラムみたいな場所が無くなったら、一度でも失敗した人間は即、死ぬしか無い街になる。だから、なんでもかんでも白か黒か、幸せか不幸かで切り分けちゃダメなんだ。俺も数日とはいえ、お世話になった場所だしね」
「まぁそうね。スラムの全員を養うわけにはいかないし・・・」
「はいっ、じゃ、湿っぽいのはここまでっ!俺達も風呂入ってもうダラケよう。腹も減ったしな」
「「「「「「はーい」」」」」」
翌日夕刻。
「おっ!おっさんがた、楽しんでる~?」
「おぅ、お貴族様か。あー、なんだ、いいもんだな。姉ちゃんがた眺めながら飲むエールはよ?」
「だろだろ?あのビキニって服、俺が流行らせたんだぜ?偉いだろ?」
「まじか?お貴族様・・・ちょっと尊敬した」
「ほら、アベル、どうだ?」
「うっ・・・ぐっ・・・ぐすっ・・・ぐすっ」
「おっ、おい?ボインの姉ちゃん?どうした?お貴族様になんかされたのか?」
「いやっ、ちがうんだ。嬉しくてな。お前たちが、仕事をしてきた・・・私は、ほんの少しだけだが、その役に立てたんだと思うとな・・・くっ」
「なんだその・・・そこまで言われっと、アレだ、明日も・・・働いてみっか?とか思うよな?」
「本当かっ!」
「あー、まぁ、仕事するくれぇで美人のボインちゃんにそこまで喜んで貰えるならな?そうだろ?おめーらもっ?」
「だな。久しぶりに働いたが、まぁ、思ったほどたいしたこと無かったわな」
「くっ・・・お前たち・・・待ってろ!今夜は私のおごりだっ!」
「メシもあるけど慌てんなよー。無くなってもじゃんじゃん作るからなー」
「なぁ、酒もあんのか?」
「お酒はないわっ!おっさんがたはむしろ、たまには酒抜かなきゃっしょ!」
王国歴334年7月1日。
異世界初のスパリゾートが、更に異世界初の無料開放を行った。
「猊下っ!このクルスタット、感服いたしましたっ!これぞ神の慈悲っ!いつも下を向いて歩いている者たちが、活き活きとしておりますっ!」
「あー、クルスタット・・・卿。そんな大それたもんじゃないんで。ビキニに囲まれてテンション上がっちゃった勢いなんで(汗」
「いんじゃない?きっかけはどうあれ、良い事してるわっ!」
「まぁ、そうだな。身ぎれいになったところで、明日から就職活動・・・とはいかないか?」
「一応俺んとこでも、Gランク向けの雑用、多目に集めてはおいたけどな」
「やるじゃない?リサさんとヤッて丸くなっちゃった?」
「うっせぇ!若い女がヤるとか言うなっ!」
「じゃっ、折角だから手分けして、明日はギルドに結構仕事あるって広めてみるか?」
「主殿っ!私は今っ!とてもやり甲斐を感じているっ!」
「うん、こういうの好きそうだよね、アベル」
「ケッ、金持ちの偽善者どもがっ!」
「ちょっ、そこのアンタっ!文句があんならこなきゃいいでしょ!」
「どうぞお越しくださいって言うから来てやってんだよ。貧乏人に施しが出来て満足だろ?善人面しがって・・・」
「あー、まぁ、満足だな?うん」
「旦那様・・・」
「なぁ、少年?お前の言う通り俺は金持ちだ。だがな?二年前の俺は、今のお前よりこ汚い格好で、噴水の脇に転がってたのをここの女将に拾われたんだ。信じられっか?」
「へんっ!だからお前も頑張れってか?頑張れば金持ちになれるとでも言うのかよっ!」
「いや。無理だな。世の中そんなに甘くない」
「そら見ろっ!」
「しかもお前は幸せにもなれんっ!」
「なっ・・てめぇ~、金持ちだからって調子に乗りやがってっ!」
「ふっ、俺が調子に乗ってるのはな?金持ちだからじゃないっ!ビキニ嫁に囲まれたリア充だからだっ!ビキニの素晴らしさがわからん貴様に幸福の扉は開きやしねぇっ!」
「意味わかんねーよ。付き合ってられるかっ!」
ガシッ(捕獲
「少年よ?お貴族様である俺を罵倒して無事に逃げられると思ったか?」
「えっ?旦那様?」
「ラ~イ~ザ~っ!このガキンチョが『ウォータースライダーなんてガキの遊びだ』って馬鹿にしてるぞーっ!」
「ほ~ぅ、ボウズがおれっちのウォータースライダー馬鹿にしてんのか?」
「いやっ、してねぇって!この貴族が勝手に言ってんだよっ!」
「問答無用っ!」
拉致っ!
「うぎゃぁぁあっぁぁあああああぁああああああああああ」
ザッ・・・ブーン!
「うむ。一件落着。悪は滅んだ」
「・・・ねぇアンタ?ここは普通、お涙頂戴で少年の心を解すとこじゃない?」
「ガキは嫌いだ。しかもビキニの着れないオスに用は無いっ!」
「「「・・・」」」
「ちょっ、ねぇちゃんっ?待って?パンツ脱げたって!ちょ、待ってって、パンツ履かせろって!」
「問答無用っ!」
「うぎゃぁぁあっぁぁあああああぁああああああああああ」
ザッ・・・ブーン!
「ははは、無邪気に楽しんでいるなっ!うん、良い事したっ!」
「・・・まっ、さっきよりはマシな状況ね」
「どぅ?おっちゃんがた、楽しんでるっ?」
「あー。メシ、あんがとな。もう食えねぇわ」
「酒もくれよ酒もー」
「はぁ~、おっさんよ~。この状況で酒とか馬鹿か?」
「あんっ!?ちょっと金持ってるからって馬鹿にしてんじゃねーぞ!」
「ちっげーよ馬鹿。いいか?あそこ見てみ?すっげーボインの美人がいるだろ?」
「それがどーした?俺達にゃあカンケーねだろが!」
「えっ、マジで?あんなボインで裸みたいなかっこした美人とお話したくねーの?」
「ケッ、俺達みてぇのが話しかけて相手にされるわきゃねーだろがっ!」
「はぁ~、だから馬鹿だって言ってんだよ。いいか?俺がすっげー良い事教えてやる。あのボインのとこ行って『仕事探してーんだけど』って聞いてみ?めちゃめちゃお話できっから」
「・・・騙してんじゃねーだろーな?」
「そんなんしんねーよ。別に騙されてたって『仕事無いか聞いてこいって、あそこのお貴族様に命令された』って言い訳すりゃいいだけじゃねーか?それともアレか?女と話すのが怖え腰抜けか?」
「ざっけんなよてめー!そこで見てろ?めちゃくちゃお話してきてやっからよ!」
「アンタ・・・アベル売るような真似して、罪悪感とかヤキモチとか無いわけ?」
「うーん、全く無いとは言えないが、話しかけたが最後、アレヨアレヨと言う間にヴァルダークさんとこまで連行されて、明日から清く正しく労働させられちゃうんだから、まぁ、いんじゃね?」
「・・・やってることは美人局なのに・・・なんか良い事してる風味で納得いかないわっ!」
「あっ、残りのおっさんがたも行って見れば?銅貨一枚稼いでくれば他の日でもここ入れるし、酒だって買えりゃ飲めるぞ?雑用でも一日がまんすりゃそれくらい稼げんだろ?ビキニのお姉ちゃん達ながめながら飲むエールは格別だぞ?」
「ゴクリッ」
「まっ、嫌なら別にいんだけどな?俺は明日もビキニを肴に一杯やらせて貰うけどなっ?」
「・・・ちょっと、おれ、行ってくるわ」
「ずりぃぞ!オレも行くって」
「一人だけ来れねぇのは惨めだな」
「アンタ・・・詐欺師とかの才能あんじゃない?」
「いやぁ~良い事すると気分がいいね~」
「は~い、お帰りはこちらです~」
「来月もまたやるからみんな来てね~っ!」
「あ、折角キレイにしたんだから、そこの古着、好きなの着て帰っていいよ~」
「あー、今夜は衛兵さん達がスラムの見回りすっから。小綺麗になった女襲おうとか思ってんならやめとけよ~?警告なしでぶっ殺されっからんな~」
第一回の無料開放は、なかなかの盛況うちに終了時間を迎えた。
「はいっ、皆さんっ、お疲れ様でしたー」
「「「「「お疲れ様でしたっ!」」」」」
「結構仕事の話してたみたいだけど、あの内何人が明日ギルド行くかな?」
「あー、たぶん殆ど来ると思うぞ?バックレたら探し出してボコボコにするって脅しといたからな」
「・・・ギルマス」
「いやっ、例え一人でもこれがきっかけで立ち直ってくれれば、私は満足だぞ!」
「うーん、月に一度の娯楽を提供するつもりが、気づいたら職業斡旋所と化してたな」
「アベルたいちょー大活躍だったかな?」
「まっ、結果とかどうでもいんだよ。なんかやりたくてやってみたら結構良かったって感じで」
「うんうん」
「これで立ち直って働くもよし、月に一度の楽しみになるならそれもまたよし」
「だが、こういうのは線引が難しいな・・・どこまで手を貸すべきなのか・・・特に女子供が相手だと、今にも『ここに住め』と、言ってしまいそうになる・・・」
「あー、まぁ、そこはアレだ、俺に責任おっつけるとこでしょ?家長の我侭に付き合って、月に一度、割り切って善人のフリをしてみる。それ以上でもそれ以下でも無い。それ以上の事を考えるのはクルスタット卿の仕事だって割り切らないと、身動き取れなくなるからね」
「・・・」
「それに、街として考えるなら、スラムは必要なんだ。スラムみたいな場所が無くなったら、一度でも失敗した人間は即、死ぬしか無い街になる。だから、なんでもかんでも白か黒か、幸せか不幸かで切り分けちゃダメなんだ。俺も数日とはいえ、お世話になった場所だしね」
「まぁそうね。スラムの全員を養うわけにはいかないし・・・」
「はいっ、じゃ、湿っぽいのはここまでっ!俺達も風呂入ってもうダラケよう。腹も減ったしな」
「「「「「「はーい」」」」」」
翌日夕刻。
「おっ!おっさんがた、楽しんでる~?」
「おぅ、お貴族様か。あー、なんだ、いいもんだな。姉ちゃんがた眺めながら飲むエールはよ?」
「だろだろ?あのビキニって服、俺が流行らせたんだぜ?偉いだろ?」
「まじか?お貴族様・・・ちょっと尊敬した」
「ほら、アベル、どうだ?」
「うっ・・・ぐっ・・・ぐすっ・・・ぐすっ」
「おっ、おい?ボインの姉ちゃん?どうした?お貴族様になんかされたのか?」
「いやっ、ちがうんだ。嬉しくてな。お前たちが、仕事をしてきた・・・私は、ほんの少しだけだが、その役に立てたんだと思うとな・・・くっ」
「なんだその・・・そこまで言われっと、アレだ、明日も・・・働いてみっか?とか思うよな?」
「本当かっ!」
「あー、まぁ、仕事するくれぇで美人のボインちゃんにそこまで喜んで貰えるならな?そうだろ?おめーらもっ?」
「だな。久しぶりに働いたが、まぁ、思ったほどたいしたこと無かったわな」
「くっ・・・お前たち・・・待ってろ!今夜は私のおごりだっ!」
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