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2nd season 第三章
141 シリア暗殺計画(4)
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会議室の扉を開くと、俺の予想とは異なる風景がそこにあった。
帝国に次ぐ強国であるグラム王を筆頭に、ツバを飛ばし合っている様を想像してたのに、皆大人しく椅子に座ってる。
一国の王とは思えぬ程に覇気が無く、心なしか顔色も悪く見えるな?
約一名を除いて。
「えーと、皆様?お話し合いは如何でしたか?」
「「「「「・・・」」」」」
返事がない、どうやら屍の(略。
「ふんっ、腰抜け共がっ!」
「「「「「・・・」」」」」
約一名のマイペースなおっさんがヤジるが返事がない、どうやら(略。
「えーと、ペルシラ陛下?何があったか伺っても?」
「ふんっ、ピーチクパーチクと喧しいゆえ教えてやったのだ。帝国をすべる余が何故、貴様のような腹立たしい若造を殺さぬのかな!」
「あー、言っちゃったんですか・・・」
「貴様も言うなとは言わなかったしな?」
「猊下・・・なぜ、ペルシラ殿には教え、我らにはお教え下さらなかったのですか?我らは信用に値しないのですか?」
ゲッソリとした面持ちのグラム王が口を開いた。
「あー、そのですね?若輩の私がこういう言い方は些か失礼かと思いますが、端的に言えば、可哀想かなと」
「可哀想???」
「だって、さっきまであんなに元気でギラギラしてたのに、知っちゃったが最後、皆さんこんなんなっちゃって・・・なので、お知らせしない方が親切かと考えたのですが・・・」
「なっ、貴様っ!ではなぜ余に教えたっ!」
「あー、陛下はまぁ、別にいいかなと・・・誰かに話せばその分、私のストレスは減りますし?むしろ腹いせにもなって好都合?」
「貴様っ!?」
「では猊下、本当なのですね?この世界が、今現在、邪神軍の危機に晒されていると?」
「あー、まぁ、そんな感じですね?人間同士で呑気に領土を奪いあったりしてたら、あっという間に蹂躙されて、人類という種が絶滅しちゃうかもしれません」
「「「「「・・・」」」」」
「別に隠してたわけじゃありませんよ?皆さんだって知りたくなかったでしょ?俺だって・・・失礼、私だって知りたく無かったですしね?」
言ってもどうせ信じやしないと思ってたけど、これは棚ボタ。
隠してたのをおっさんにバラされたと思われた方が信憑性が上がる。
「私が腹に抱えていたのはつまらない謀では無く、とんでもない爆弾だった事がバレてしまいましたね?ただまぁ、これで、私が本心から、自国の利益などうでもいいと思っている事は、ご理解頂けたでしょう?人類が、世界が終われば、もはや損得など存在しない。そこにあるのはただの『無』だけですから。そしてそれはペルシラ皇帝も同じ。その辺りを踏まえてもう一度、世界同盟についてお話ししましょうか」
各国首脳陣は疲労困憊。
当然だろう、玉座から一転、座る椅子は被告人席、有罪か無罪か、判決を待つ間に出来ることなどたかが知れている。
己の手の届かぬところで、自らの命運を握られるというのはそんな感じだ。
本来であれば休憩を取るべきだが、俺はそんなに善人じゃない。
長時間の会合で疲労させ、判断力が鈍ったところで懐に入り込み、参加しないのは人類の敵みたいな雰囲気を演出してハンコを押させる。
マルチ商法の基本テクニックだ。
前世の世界。
取引先の美人営業さんに休日の予定を聞かれ、納期を飛ばしてウキウキデートに出かけたらそれだった。
丸一日、公民館みたいなホールでやけにテンションの高い成功者達の話を聞かされた後は、20名ほどに小分けにされて、グループリーダー的な夫婦のマンションに場所を移動。
取り扱う商材がいかに地球に優しいかをツッコミどころ満載の理論で延々語られる。
ニコニコ顔の美人営業さんがぴったり隣に張り付いていなければ、ヲタパワー全開で論破してぶち壊すところだが、ショートパンツから覗く太ももに免じて大人しくしてやった。
リクルートスーツしか見たことの無い相手、その私服姿はまた良いものがある。
深夜になっても軟禁洗脳は終わらない。
コックリコックリし始めるものが出ても、それぞれの隣にいる勧誘係が帰ろうとしないのだ。
そして終電が無くなってからが本番。
『芸能人の誰それさんがやっている』
『仲間になれば一緒に旅行に行ける』
『一緒に地球を守ろうよ!』
結局その日、契約書にサインしなかったのは俺だけだった。
デジタル土方を一日二日の徹夜で切り崩すなど不可能と知れっ!
だがあれも俺の中では『美しい朝チュンの想い出』。
美人営業さんと一夜を共にしたという事実は覆させないっ!
※このエピソードは概ねノンフィクションです(豪涙
「さて、ペルシラ陛下のおっしゃられる通り、世界同盟で一番貧乏くじを引くのは帝国です。そこで、帝国には少しサービスをすべきでは無いかと思うのですが如何でしょう?」
とりあえず、全ての国が参加する事が決まったという前提で話し始める。
ここで『ウチは参加しない』などと言い出せば、その国は『世界の敵』、そういう雰囲気を醸し出すことが大事だ。
「ふむ、何故帝国だけが不利と言うのか、そのあたり、もう少し詳しくご説明願えますかな?」
グラム王が口を開く。
「えぇ、構いませんよ。先程お話しましたように、参加の各国は軍を劇的に縮小できます。勿論、強制では無いのでしなくても構いませんが、縮小した分浮くのは軍費だけではありません、人材です。有り余る予算、有り余る人員、そこに世界ではじめての、自国だけの技術が提供される・・・国が豊かにならないわけがない。」
「ふむふむ」
「対して帝国は、勿論帝国にも技術は提供しますが、現状よりも一層、軍に人員を割かれる。当然です。全世界を一国で守るのですから。いくら防衛費を貰えるからといって、豊かに発展していく他国を指をくわえて見ているしか無い。そして欲をかいてソレを奪おうとするなら、自国よりも進んだ技術を持つ、全ての国を一度に相手にしなければならない・・・ね?損でしょ?」
「なるほど、我らもようやく合点がいきましたわい」
「調和を乱す国は、一国対世界の構図にされてしまうわけか」
「軍費がかかって人口が減る、生産力が下がれば更に税収も減る。戦争は損でしょう?同盟が成れば領土は増えなくなる。その代りに、今所有する領土だけで、数倍、いや、数十倍の生産力が実現されるよう、神殿が全力で支援いたしますよ?管理する領土は増えないのに、食料も税収もガンガン増える。その上『世界』も安泰だ」
「で、貴様は我が帝国に何をくれると言うのだ?」
「あっ、そのお話でしたね?世界制覇・・・それは帝国の悲願。いかに同盟で世界が一つになり、その世界を守る唯一の軍となっても、陛下は満足されないでしょう?」
「当然だ!我らはただの番犬では無いっ!」
「しかしながら、世界同盟の名称はあげられません。これがペルシラ同盟と名付けられれば、各国国主の皆さんが背中から刺されかねない」
「そうですな、国を売ったと言われかねません」
「そこで、この大陸に名を付けるのは如何でしょう?同盟成立の暁には、この大陸を『ペルシラ大陸』と呼びましょう。帝国の世界制覇が成れば、当然そう呼ばれるはずです。長い歴史の中で遠い未来に、たとえば国が消えても大陸の名は残ります。ならば帝国の先人たちも、草葉の影で勝鬨をあげるのでは?」
「・・・ほぅ・・・ペルシラ大陸・・・ふむ・・・悪くない」
「各国首脳の皆様も如何でしょう?皆さんは圧倒的に優位な『実利』を享受する。貧乏くじを引いてまで世界を守る帝国に、せめて『名を譲る』くらいの思いやりは必要かと思うのですが?」
「うむ、確かにな、猊下の言に一理あり。我が国は賛同しよう」
「異論はありませんな」
「良いのではなくて?」
「ありがとうございます。では、大綱はその形で、軍費や移行時期、少し掘り下げて相談してまいりましょう」
帝国に次ぐ強国であるグラム王を筆頭に、ツバを飛ばし合っている様を想像してたのに、皆大人しく椅子に座ってる。
一国の王とは思えぬ程に覇気が無く、心なしか顔色も悪く見えるな?
約一名を除いて。
「えーと、皆様?お話し合いは如何でしたか?」
「「「「「・・・」」」」」
返事がない、どうやら屍の(略。
「ふんっ、腰抜け共がっ!」
「「「「「・・・」」」」」
約一名のマイペースなおっさんがヤジるが返事がない、どうやら(略。
「えーと、ペルシラ陛下?何があったか伺っても?」
「ふんっ、ピーチクパーチクと喧しいゆえ教えてやったのだ。帝国をすべる余が何故、貴様のような腹立たしい若造を殺さぬのかな!」
「あー、言っちゃったんですか・・・」
「貴様も言うなとは言わなかったしな?」
「猊下・・・なぜ、ペルシラ殿には教え、我らにはお教え下さらなかったのですか?我らは信用に値しないのですか?」
ゲッソリとした面持ちのグラム王が口を開いた。
「あー、そのですね?若輩の私がこういう言い方は些か失礼かと思いますが、端的に言えば、可哀想かなと」
「可哀想???」
「だって、さっきまであんなに元気でギラギラしてたのに、知っちゃったが最後、皆さんこんなんなっちゃって・・・なので、お知らせしない方が親切かと考えたのですが・・・」
「なっ、貴様っ!ではなぜ余に教えたっ!」
「あー、陛下はまぁ、別にいいかなと・・・誰かに話せばその分、私のストレスは減りますし?むしろ腹いせにもなって好都合?」
「貴様っ!?」
「では猊下、本当なのですね?この世界が、今現在、邪神軍の危機に晒されていると?」
「あー、まぁ、そんな感じですね?人間同士で呑気に領土を奪いあったりしてたら、あっという間に蹂躙されて、人類という種が絶滅しちゃうかもしれません」
「「「「「・・・」」」」」
「別に隠してたわけじゃありませんよ?皆さんだって知りたくなかったでしょ?俺だって・・・失礼、私だって知りたく無かったですしね?」
言ってもどうせ信じやしないと思ってたけど、これは棚ボタ。
隠してたのをおっさんにバラされたと思われた方が信憑性が上がる。
「私が腹に抱えていたのはつまらない謀では無く、とんでもない爆弾だった事がバレてしまいましたね?ただまぁ、これで、私が本心から、自国の利益などうでもいいと思っている事は、ご理解頂けたでしょう?人類が、世界が終われば、もはや損得など存在しない。そこにあるのはただの『無』だけですから。そしてそれはペルシラ皇帝も同じ。その辺りを踏まえてもう一度、世界同盟についてお話ししましょうか」
各国首脳陣は疲労困憊。
当然だろう、玉座から一転、座る椅子は被告人席、有罪か無罪か、判決を待つ間に出来ることなどたかが知れている。
己の手の届かぬところで、自らの命運を握られるというのはそんな感じだ。
本来であれば休憩を取るべきだが、俺はそんなに善人じゃない。
長時間の会合で疲労させ、判断力が鈍ったところで懐に入り込み、参加しないのは人類の敵みたいな雰囲気を演出してハンコを押させる。
マルチ商法の基本テクニックだ。
前世の世界。
取引先の美人営業さんに休日の予定を聞かれ、納期を飛ばしてウキウキデートに出かけたらそれだった。
丸一日、公民館みたいなホールでやけにテンションの高い成功者達の話を聞かされた後は、20名ほどに小分けにされて、グループリーダー的な夫婦のマンションに場所を移動。
取り扱う商材がいかに地球に優しいかをツッコミどころ満載の理論で延々語られる。
ニコニコ顔の美人営業さんがぴったり隣に張り付いていなければ、ヲタパワー全開で論破してぶち壊すところだが、ショートパンツから覗く太ももに免じて大人しくしてやった。
リクルートスーツしか見たことの無い相手、その私服姿はまた良いものがある。
深夜になっても軟禁洗脳は終わらない。
コックリコックリし始めるものが出ても、それぞれの隣にいる勧誘係が帰ろうとしないのだ。
そして終電が無くなってからが本番。
『芸能人の誰それさんがやっている』
『仲間になれば一緒に旅行に行ける』
『一緒に地球を守ろうよ!』
結局その日、契約書にサインしなかったのは俺だけだった。
デジタル土方を一日二日の徹夜で切り崩すなど不可能と知れっ!
だがあれも俺の中では『美しい朝チュンの想い出』。
美人営業さんと一夜を共にしたという事実は覆させないっ!
※このエピソードは概ねノンフィクションです(豪涙
「さて、ペルシラ陛下のおっしゃられる通り、世界同盟で一番貧乏くじを引くのは帝国です。そこで、帝国には少しサービスをすべきでは無いかと思うのですが如何でしょう?」
とりあえず、全ての国が参加する事が決まったという前提で話し始める。
ここで『ウチは参加しない』などと言い出せば、その国は『世界の敵』、そういう雰囲気を醸し出すことが大事だ。
「ふむ、何故帝国だけが不利と言うのか、そのあたり、もう少し詳しくご説明願えますかな?」
グラム王が口を開く。
「えぇ、構いませんよ。先程お話しましたように、参加の各国は軍を劇的に縮小できます。勿論、強制では無いのでしなくても構いませんが、縮小した分浮くのは軍費だけではありません、人材です。有り余る予算、有り余る人員、そこに世界ではじめての、自国だけの技術が提供される・・・国が豊かにならないわけがない。」
「ふむふむ」
「対して帝国は、勿論帝国にも技術は提供しますが、現状よりも一層、軍に人員を割かれる。当然です。全世界を一国で守るのですから。いくら防衛費を貰えるからといって、豊かに発展していく他国を指をくわえて見ているしか無い。そして欲をかいてソレを奪おうとするなら、自国よりも進んだ技術を持つ、全ての国を一度に相手にしなければならない・・・ね?損でしょ?」
「なるほど、我らもようやく合点がいきましたわい」
「調和を乱す国は、一国対世界の構図にされてしまうわけか」
「軍費がかかって人口が減る、生産力が下がれば更に税収も減る。戦争は損でしょう?同盟が成れば領土は増えなくなる。その代りに、今所有する領土だけで、数倍、いや、数十倍の生産力が実現されるよう、神殿が全力で支援いたしますよ?管理する領土は増えないのに、食料も税収もガンガン増える。その上『世界』も安泰だ」
「で、貴様は我が帝国に何をくれると言うのだ?」
「あっ、そのお話でしたね?世界制覇・・・それは帝国の悲願。いかに同盟で世界が一つになり、その世界を守る唯一の軍となっても、陛下は満足されないでしょう?」
「当然だ!我らはただの番犬では無いっ!」
「しかしながら、世界同盟の名称はあげられません。これがペルシラ同盟と名付けられれば、各国国主の皆さんが背中から刺されかねない」
「そうですな、国を売ったと言われかねません」
「そこで、この大陸に名を付けるのは如何でしょう?同盟成立の暁には、この大陸を『ペルシラ大陸』と呼びましょう。帝国の世界制覇が成れば、当然そう呼ばれるはずです。長い歴史の中で遠い未来に、たとえば国が消えても大陸の名は残ります。ならば帝国の先人たちも、草葉の影で勝鬨をあげるのでは?」
「・・・ほぅ・・・ペルシラ大陸・・・ふむ・・・悪くない」
「各国首脳の皆様も如何でしょう?皆さんは圧倒的に優位な『実利』を享受する。貧乏くじを引いてまで世界を守る帝国に、せめて『名を譲る』くらいの思いやりは必要かと思うのですが?」
「うむ、確かにな、猊下の言に一理あり。我が国は賛同しよう」
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