澤村通雄 短編ショートショート集

戦争と平和

　　　ロシアのウクライナ進軍

ロシアがウクライナに侵攻してはや3年になる。
現在アメリカがロシアに停戦交渉を呼びかけている最中だ。ウクライナは蚊帳の外である。
トランプとゼレンスキーの首脳会談が行われたが、両者話しが噛み合わず決裂した状況だ。
アメリカの意図するところはどこであろう。トランプはウクライナのレアアースなどの豊富な資源を欲しがっているようだ。半導体である。
ロシアのプーチンはウクライナはロシアの一部であるという歴史的背景にこだわっているだけではない。ウクライナが地政学上のEUとの緩衝地帯になっているからでもある。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、どういう終戦の形をイメージしているのだろうか。ロシアがタダでウクライナから撤退する事を夢見ているのだろうか。
あり得ない事である。しかし国際的に見て、ロシアのウクライナ侵攻を容認してしまえば、他の国も他国への侵略行為を容認してしまう事になる。
だからといって、ウクライナがロシアに叶うとは到底思わない。何か、我々の知らないこの戦争が長引くことで利益が生じる国があるということなのか。今後の展開に要注意である。
日本国の立ち位置も同時に注視していきたい。


　　　トランプ大統領

先日の、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談を観て、改めて思った。
トランプはウクライナのことなど、どうでもいいのだ。自国の利益に担うこと。
もっといえば、トランプ自身の名声を歴史に刻むことが大事なのだろう。ヨーロッパ諸国はウクライナを支援する意向のようだ。これではまるで近い将来、アメリカもヨーロッパと対峙する予兆とも思わされる。ますます世界が多極化していき、日本国の立ち位置が世界に問われる事になるかもしれない。日本の首相の真価が問われる時が近いかもしれない。


　　　　戦争と平和

いよいよ、ロシアの併合が決まった。ウクライナはロシア領となった。国連はロシアのウクライナ併合を認めないとしても、実質植民地化が行われた。アメリカもウクライナの鉱物資源や天然ガス、石油などを支配することに。そんな時、中国の台湾侵攻が始まる。米軍が沖縄基地からの、中国艦隊への攻撃で、台湾を軍事支援する。日本も米軍へ自衛隊の軍事支援へ。ロシア軍が日本の北方領土から、北海道にかけて、軍事侵攻を始めた。青森から米軍の軍事支援が。日本列島が挟み討ちにされた。
そんな時、北朝鮮からの、弾道ミサイルが日本海領域に発射される。狙いは日本なのか。アメリカを含むEU連合NATOが日本支援に。その時日本国首相は、国家戒厳令を発動。日本国民は夜8時から翌朝8時までの外出が禁止された。
日本の経済はストップ。ハイパーインフレに突入することに。


　　　3カ国同盟

ロシア、中国、北朝鮮が同盟を結んだ。
日本、アメリカ、NATOに対抗してきた形になった。
中東はイスラエルのネタニアフ政権が崩れて、情勢不安定な状態に。
第三次世界大戦の勃発だ。そんな時に大国イランがレバノンのヒズボラに核兵器を提供する事態に。
パキスタンもタリバンが実行支配するアフガニスタンに核兵器を提供。世界中に冷たい空気が張り詰める。果たして日本の運命は。


　　　トランプと日本

アメリカのトランプ大統領が日本に、アメリカが日本を守るだけでなく、日本もアメリカを守れといってきた。日本国首相は、アメリカに日本の自衛隊を駐在する事を決定する。中国が台湾に侵攻した。米軍が沖縄基地から台湾派兵へ。
中国の巡航ミサイルが沖縄普天間基地に発射される。日本のパック3が迎撃する。米軍が中国にミサイルを発射する。
それと同時期にロシアが北海道に侵攻。
日本が国家非常自体宣言に。そのとき、イラン軍がモスクワに駐留する。
北朝鮮もモスクワ駐留。ウクライナはロシア領に。日本で臨時国会が収集される。国連が臨時集会する。ロシア、中国は欠席。


この自体を、どう収めるか？
あなたなら、どう考える？


　　　　fin