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ふと、思ってしまったのです。
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_____とある日の朝。
バッとカーテンが開けられ、朝日が入る。
せっかくの休みだし、まだ寝ていたいと布団を頭まで被り、あれ、と思う。
この部屋、というか、寮は一人部屋だ。
じゃあカーテンを開けたのは誰?と顔を青くした時、
「セシリー!起きてー!出かけるよー!」
「え⁉︎お兄ちゃん⁉︎なんでここに⁉︎」
「ふっふーん、もちろん合鍵で入ったよー?」
この後、急かされるまま支度をし、街に出かけた。
_____とある日のお仕事。
「セシリー、植物園にこれ取りに行ってきてぇ。」
「はーい。」
__薬草採取後。
「うぅ…随分重いな…。」
「あっ、セシリー、薬草ちゃんと取れたんだねぇ。」
「ノア団長!」
「いっぱいだから重いでしょー?ほら、そっちの籠ちょうだーい。」
この後、研究所に戻った。
_____とある日の昼食。
「ねぇ、もうちょっと肉も食べなよー。」
「今から果物の時間なので、ノア団長が食べてくださーい。」
そう言って、肉の刺さったフォークを返す。
「もぉ…そんなんだから成長しないんだよー?」
「……おい、今どこ見て言った?」
「え、言わなくても分かるでしょぉ?」
この後、滅茶苦茶喧嘩した。
_____とある日の残業中。
「お疲れ様です、ノア団長。」
そう言って、コーヒーの入ったカップを渡す。
机には、厚く積まれた紙の束。
「…ふぅ…ありがとぉ、セシリー。」
「仕事、終わりそうですか?」
「ふふっ、終わらせるよぉ。ご飯、一緒に食べに行こうねぇ。」
この後、一時間ほどして食堂に向かった。
_____とある日の休日。
「お腹空いたなぁ。食堂行こう。」
そう思い立ち、部屋の扉を開けると、兄がちょうど私の部屋を開けるところだった。
「ちょうどよかったよぉ、セシリー。お腹空いてないー?」
久しぶりに料理したらいっぱい作っちゃってー。食べなぁい?と言う兄に着いて行く。
この後、滅茶苦茶食べた。
「…と言うことです。」
「え?何が?」
お昼時間。
寝ずに考えていた悩みを相談しようと、アリア副団長をお昼に誘った。
ここは食堂。
料理を取り、席に着いた私は、その悩みを相談する。
「いやいや、今の私の話を聞いて、何か思いません?」
「うん?…そうだね、いつもの2人だなーって思うよ?」
よく一緒にいるなー、って思うし、仲良しだよね、とアリア副団長は笑う。
「そう!そうなのです!」
それこそが昨日から考えていた、私の悩みである。
「私、昨日思ったのです!団長と言うのは忙しい身分だとお聞きします。それなのにこのノア団長は、私と一緒にいすぎだと思うのです!」
「…え?今頃?」
「それに、遠征先でも何かあれば服だアクセサリーだと買ってくるのです!」
「そうだね、それがノア団長の生き甲斐だから仕方ないよ。」
「これでは、私がお嫁に行った時にどうなるのか…!」
そう言えば、あー…。とアリア団長が遠くを見る。
「…てか、貴方結婚の予定あるの?」
「………。」
アリア副団長の言葉は、私の胸に深く突き刺さったのである。
_____________________
「ねぇ、そんなこと言ってたら、あなたはどうなの?」
「え?何がですか?」
「だから、ノア団長が結婚したら、貴方はどうなのって聞いてるのよ。」
「…え?お兄ちゃんが結婚…?」
「うん。そう…って、え?ちょっと!なんで泣くのよ⁉︎」
「結婚…?…グスッ。」
「もう!ほら、泣き止みなさい!」
「うぅー…。」
「…ねぇ、アリア副団長、なんでセシリーが泣いてるの?」
「え⁉︎団長⁉︎」
「もうこの兄妹たち嫌!」
バッとカーテンが開けられ、朝日が入る。
せっかくの休みだし、まだ寝ていたいと布団を頭まで被り、あれ、と思う。
この部屋、というか、寮は一人部屋だ。
じゃあカーテンを開けたのは誰?と顔を青くした時、
「セシリー!起きてー!出かけるよー!」
「え⁉︎お兄ちゃん⁉︎なんでここに⁉︎」
「ふっふーん、もちろん合鍵で入ったよー?」
この後、急かされるまま支度をし、街に出かけた。
_____とある日のお仕事。
「セシリー、植物園にこれ取りに行ってきてぇ。」
「はーい。」
__薬草採取後。
「うぅ…随分重いな…。」
「あっ、セシリー、薬草ちゃんと取れたんだねぇ。」
「ノア団長!」
「いっぱいだから重いでしょー?ほら、そっちの籠ちょうだーい。」
この後、研究所に戻った。
_____とある日の昼食。
「ねぇ、もうちょっと肉も食べなよー。」
「今から果物の時間なので、ノア団長が食べてくださーい。」
そう言って、肉の刺さったフォークを返す。
「もぉ…そんなんだから成長しないんだよー?」
「……おい、今どこ見て言った?」
「え、言わなくても分かるでしょぉ?」
この後、滅茶苦茶喧嘩した。
_____とある日の残業中。
「お疲れ様です、ノア団長。」
そう言って、コーヒーの入ったカップを渡す。
机には、厚く積まれた紙の束。
「…ふぅ…ありがとぉ、セシリー。」
「仕事、終わりそうですか?」
「ふふっ、終わらせるよぉ。ご飯、一緒に食べに行こうねぇ。」
この後、一時間ほどして食堂に向かった。
_____とある日の休日。
「お腹空いたなぁ。食堂行こう。」
そう思い立ち、部屋の扉を開けると、兄がちょうど私の部屋を開けるところだった。
「ちょうどよかったよぉ、セシリー。お腹空いてないー?」
久しぶりに料理したらいっぱい作っちゃってー。食べなぁい?と言う兄に着いて行く。
この後、滅茶苦茶食べた。
「…と言うことです。」
「え?何が?」
お昼時間。
寝ずに考えていた悩みを相談しようと、アリア副団長をお昼に誘った。
ここは食堂。
料理を取り、席に着いた私は、その悩みを相談する。
「いやいや、今の私の話を聞いて、何か思いません?」
「うん?…そうだね、いつもの2人だなーって思うよ?」
よく一緒にいるなー、って思うし、仲良しだよね、とアリア副団長は笑う。
「そう!そうなのです!」
それこそが昨日から考えていた、私の悩みである。
「私、昨日思ったのです!団長と言うのは忙しい身分だとお聞きします。それなのにこのノア団長は、私と一緒にいすぎだと思うのです!」
「…え?今頃?」
「それに、遠征先でも何かあれば服だアクセサリーだと買ってくるのです!」
「そうだね、それがノア団長の生き甲斐だから仕方ないよ。」
「これでは、私がお嫁に行った時にどうなるのか…!」
そう言えば、あー…。とアリア団長が遠くを見る。
「…てか、貴方結婚の予定あるの?」
「………。」
アリア副団長の言葉は、私の胸に深く突き刺さったのである。
_____________________
「ねぇ、そんなこと言ってたら、あなたはどうなの?」
「え?何がですか?」
「だから、ノア団長が結婚したら、貴方はどうなのって聞いてるのよ。」
「…え?お兄ちゃんが結婚…?」
「うん。そう…って、え?ちょっと!なんで泣くのよ⁉︎」
「結婚…?…グスッ。」
「もう!ほら、泣き止みなさい!」
「うぅー…。」
「…ねぇ、アリア副団長、なんでセシリーが泣いてるの?」
「え⁉︎団長⁉︎」
「もうこの兄妹たち嫌!」
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