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プレゼントの相談
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「うーん……プレゼントを作るのを決めたのはいいけれど、何を作ったらいいのかしら……」
『ルークなら何あげても喜ぶんじゃない?』
「そうなんですけど……でも、折角なら喜んでもらえるものを送りたいじゃないですか」
そう言うとムルはそれもそうだね、と言って頷いた。
そして私は色々と考えるが……やはりどうしてもルークの好きな物や欲しいものが思いつかない。
しばらく考え込んでいると、ムルが呟いた。
『もう本人に聞いたらいいんじゃない?』
「えっ!?それはダメです……!!」
『どうして?ムルが聞いて来てあげるのに』
「この事はルークに内緒なんです、だからムルもルークには内緒にしてくださいね?」
『は~い、じゃあさ、皆に相談すればいいんじゃない?それならいいでしょ?』
そう言ってムルは、私の周りをフヨフヨと飛び始めた。
皆に相談か……確かに今度皆と集まる機会があるし、その時にサラッとこの事を
相談してみるのもアリなのかもしれない、と思いながら私はムルに、そうですねと答えると、ムルは嬉しそうに笑い、それなら早速ルカの友達に相談してこよう!と言って窓から飛び出して行ってしまった。
「あっ!ムル待って……!って……行っちゃった……まぁ、ムルもそれだけ楽しみなのよね……よし!私も頑張って準備しよう!」
そう言って私は、今度皆と集まる時にちゃんと話せるように、ノートにアイディアを沢山書き出した。
やっぱり、手作りと言ったら料理……でも、それはみんなと作る予定だし、アクセサリーとかはどうだろうか?
「でも……ルークはアクセサリーを付けるイメージは無いわね……それに、私はセンスないから結局良いのが見つけられなそうだし……」
うーん……と頭を悩ませながら考えていると、窓からムルが入ってきた。
私はムルにお帰りなさいと言って出迎えると、ただいま!と嬉しそうに言った。
「皆には会えた?」
『ううん、エミリアにだけ、でもエミリアにルカが困ってるって言ったら明日にでも会いたいって!他の二人にも伝えておくとも言ってたし』
「エミリアがそんな事を?後でお礼を言わないとですね」
エミリアが私のためにみんなに言ってくれた事に感謝すると同時に、そこまでしてくれるなんて……と申し訳ない気持ちになった。
でも、これで明日には皆に会えるんだと思うと嬉しくなった。
それに、皆の進捗状況も気になるので、色々話も聞けたらいいな
『ルカ何だか嬉しそうだね?』
「そう見える?やっぱり皆で何かするっていうのは楽しいものね」
『えへへ、ムルも凄く楽しい!』
そう言ってムルは楽しそうに笑った。
ムルが楽しそうなのを見ていると、私まで楽しくなってくるから不思議だ。
「さて、続きをしましょうか?」
『うん!ムルはねぇ~』
二人で意見を出し合い、ノートに書きだしていった。
*******
「こんにちは~」
「エミリア!いらっしゃい、二人は?」
「沙羅とフィリスは少し遅れてくるって言ってたよ」
「分かりました、じゃあ先に初めてましょうか」
そう言って私はエミリアを家の中に招き入れ、自室に案内する。
そこで少し待っててと言ってから私はキッチンへと向かった、今日は折角だし
お気に入りの紅茶を淹れて、昨日作ったレモンタルトも準備して……
そんな事をしていたら、玄関の方から物音がし、玄関の方に向かうとフィリスと沙羅が話しながら歩いて来るのが見えた。
私は二人の元に駆け寄り、フィリスと沙羅に挨拶をした。
それから二人も自室に案内し、準備していた紅茶とタルトを出した。
そして、お茶を飲みながら皆で話始めた。
『ルークなら何あげても喜ぶんじゃない?』
「そうなんですけど……でも、折角なら喜んでもらえるものを送りたいじゃないですか」
そう言うとムルはそれもそうだね、と言って頷いた。
そして私は色々と考えるが……やはりどうしてもルークの好きな物や欲しいものが思いつかない。
しばらく考え込んでいると、ムルが呟いた。
『もう本人に聞いたらいいんじゃない?』
「えっ!?それはダメです……!!」
『どうして?ムルが聞いて来てあげるのに』
「この事はルークに内緒なんです、だからムルもルークには内緒にしてくださいね?」
『は~い、じゃあさ、皆に相談すればいいんじゃない?それならいいでしょ?』
そう言ってムルは、私の周りをフヨフヨと飛び始めた。
皆に相談か……確かに今度皆と集まる機会があるし、その時にサラッとこの事を
相談してみるのもアリなのかもしれない、と思いながら私はムルに、そうですねと答えると、ムルは嬉しそうに笑い、それなら早速ルカの友達に相談してこよう!と言って窓から飛び出して行ってしまった。
「あっ!ムル待って……!って……行っちゃった……まぁ、ムルもそれだけ楽しみなのよね……よし!私も頑張って準備しよう!」
そう言って私は、今度皆と集まる時にちゃんと話せるように、ノートにアイディアを沢山書き出した。
やっぱり、手作りと言ったら料理……でも、それはみんなと作る予定だし、アクセサリーとかはどうだろうか?
「でも……ルークはアクセサリーを付けるイメージは無いわね……それに、私はセンスないから結局良いのが見つけられなそうだし……」
うーん……と頭を悩ませながら考えていると、窓からムルが入ってきた。
私はムルにお帰りなさいと言って出迎えると、ただいま!と嬉しそうに言った。
「皆には会えた?」
『ううん、エミリアにだけ、でもエミリアにルカが困ってるって言ったら明日にでも会いたいって!他の二人にも伝えておくとも言ってたし』
「エミリアがそんな事を?後でお礼を言わないとですね」
エミリアが私のためにみんなに言ってくれた事に感謝すると同時に、そこまでしてくれるなんて……と申し訳ない気持ちになった。
でも、これで明日には皆に会えるんだと思うと嬉しくなった。
それに、皆の進捗状況も気になるので、色々話も聞けたらいいな
『ルカ何だか嬉しそうだね?』
「そう見える?やっぱり皆で何かするっていうのは楽しいものね」
『えへへ、ムルも凄く楽しい!』
そう言ってムルは楽しそうに笑った。
ムルが楽しそうなのを見ていると、私まで楽しくなってくるから不思議だ。
「さて、続きをしましょうか?」
『うん!ムルはねぇ~』
二人で意見を出し合い、ノートに書きだしていった。
*******
「こんにちは~」
「エミリア!いらっしゃい、二人は?」
「沙羅とフィリスは少し遅れてくるって言ってたよ」
「分かりました、じゃあ先に初めてましょうか」
そう言って私はエミリアを家の中に招き入れ、自室に案内する。
そこで少し待っててと言ってから私はキッチンへと向かった、今日は折角だし
お気に入りの紅茶を淹れて、昨日作ったレモンタルトも準備して……
そんな事をしていたら、玄関の方から物音がし、玄関の方に向かうとフィリスと沙羅が話しながら歩いて来るのが見えた。
私は二人の元に駆け寄り、フィリスと沙羅に挨拶をした。
それから二人も自室に案内し、準備していた紅茶とタルトを出した。
そして、お茶を飲みながら皆で話始めた。
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