異世界転生した俺は最強の魔導騎士になる

ひとつめ帽子

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第1章 誕生から幼少期

第12話 自分の居場所

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 そこは里から少し離れたとある森の中。
太く大きな木々が立ち並び、薄暗い森だ。

 俺は太い木の枝の上でしゃがみ込んで目を閉じ、辺りの気配を探る。
近づいて来る気配は八……いや、十。
一匹はもうすぐそこだ。
そして次の瞬間、目の前に現れたのは鉤爪を振り上げる巨大な影。
それは真っ黒い体毛を纏い、腕や足は樽ほど太く、鉤爪は短いが太く鋭い熊の姿。
その瞳は真っ赤に輝き、口からは大きく長い犬歯が伸びている。
その身体は地球にいるような熊の倍はある巨体。
その大きさでありながら、森の中を俊敏に駆け回る姿から、こう呼ばれている。
シャドウグリズリー。
B級の厄介な魔物である。

 大きな雄叫びを上げて振り下ろされる太い腕。
轟音と共に鉤爪が迫るが、その速度を超えて俺の腕が振るわれる。
それは居合い斬りのような動きだった。
その手に握りしめているのは風刃の刀、“嵐丸”。
ただのウィンドブレイドよりも格段に斬れ味が良く、その高密度の魔素によって実態を作り出した代物だ。
疾風の刃に両断されるシャドウグリズリーの腕。
血飛沫を撒き散らして腕が宙を舞う。
絶叫を上げるシャドウグリズリーの首を更に容赦ない一閃が走り抜け、その首も飛ばす。
すると仲間がやられた事に激昂した九匹のシャドウグリズリーが四方八方から一斉に飛びかかって来る。

 俺は冷静に生体感知で全ての位置を把握する。
もはや目で確認する必要はない。
座標を指定し、浮き上がるのは九つの鉄の弾丸。
その弾丸がシャドウグリズリーの額を全て同時に撃ち抜いた。
バタバタと倒れ込むシャドウグリズリー。
俺はそれを見届け、もう一度周辺の気配を探る。
もう魔物はいないようだ。
代わりに猛スピードでこちらへ向かって来る一つの気配。
ミーシャさんが俺の近くに降り立つとその惨状に苦笑いする。

「まったく、あんたはどんだけ強くなれば気が済むのよ?
私だってこの数を相手にしたら少しは苦戦するのに」

「いえいえ、これもミーシャさんに鍛えてもらったお陰です」

 俺はそう言って笑う。

「私が鍛えたんじゃなく、あんたが勝手に成長したんでしょうに」

 呆れたように言うミーシャさん。

「討伐対象のシャドウグリズリーはこいつらで最後ね。
ホント、最近は魔物ばっかりで嫌になるわ」

 大きく伸びをしてそう愚痴をこぼすミーシャさん。

「僕としてはいい経験値稼ぎになってますから、有難いですけどね」

「そんな事考えてるのはあんたとジノくらいのもんだわ。
もっとも、ジノが今以上に強くなるってのは想像出来ないけど」

 ミーシャさんはそう言って一匹のシャドウグリズリーを背負う。
ミーシャさんの身体はシャドウグリズリーに埋もれて、ほとんど見えくなる。

「コイツだけ持ち帰らせてもらうわ。
良い毛皮がとれそうだから。
それじゃ帰りましょう」

 相変わらずのミーシャさんである。
魔物も動物も、使えるところは使っていくスタイルだ。
俺は頷いてミーシャさんと共に帰路に着く。




 俺はこの里に来て十年の月日が経った。
五年前のマリーダ村の一戦以降、俺は自分をひたすら鍛え上げた。
あの時の一戦だけで自分のレベルは20になっていたが、より高いレベルを目指した。
ジノからより高度な魔法を教わり、リリアさんからは治癒魔法を教わり、ミーシャさんには接近戦から遠距離戦、そして隠密からの奇襲や暗殺術まで教わった。
 ミーシャさんとは狩りは一度きり、という約束から始まったのだが、その後も俺はしつこくミーシャさんに頼み込んだ。
そして最終的にミーシャさんは折れたのである。


 勿論、戦闘以外にも料理やサバイバル技術、更に植物の育て方や薬剤の知識など様々な事も教わった。
十歳になった俺のステータスは、五年前より随分と上がった。


名称:シン・オルディール
性別:男
種族:人族

身体能力

レベル:51

体力:8650
マナ:78500
魔力:69300
筋力:2680
耐久:1680
俊敏:3580

特性

・魔導特化 ・スキル開花 ・急成長 ・スキル統合、進化 ・幻魔の加護

スキル

・鑑定眼lv.MAX ・魔導の極技lv.6 ・生体感知lv.8 ・魔力感知lv.8 ・気配遮断lv.9 ・火炎魔導lv.8 ・水流魔導lv.7 烈風迅雷の魔巧lv.3 土塊魔導lv.8 蘇生魔導lv.3 ・光星魔導lv.5 ・闇魔法lv.6 ・幻魔の術式lv.2 ・剣豪lv.6 ・拳剛lv.8 弓術lv.3 状態異常耐性lv.6
・マナ変換 ・身体昇華 ・身体金剛 ・無詠唱 ・魔装具構築 ・思考速度最速化 ・高速自然マナ回復 ・高速自然治癒 ・対話術



 レベル50を超えると流石に簡単には上がらなくなってきた。
ミーシャさんがあそこまでレベルを上げる事が出来たのも、魔族の襲撃を乗り越えたからとの事。
つまり、もっともっと強い敵を倒さなければそう簡単にはレベルは上がらない。
もうこの辺りの魔物では経験値が少な過ぎる。
更なる成長を目指すなら、この里から離れてもっと遠くの世界へと飛び出さなければいけない。
そうでなくとも、俺は魔導騎士を目指している。
遅かれ早かれ、この地を離れなければならない。

「ミーシャさん、僕はそろそろ外の世界に行ってみようと思います」

 俺は帰りの道中でミーシャさんに話しかける。

「あんた、昔からもっと遠くの世界を見てみたい、って言ってたもんね。
まんまジノみたいに。
それもそれでいいんじゃない?
リリアは悲しみそうだけどね」

 微笑みながらミーシャさんは言った。

「リリアさんより、リアナが多分泣きそうですね。
あの子には随分世話になったので、少し心苦しいですけれど……」

 そう、リアナには世話になった。
俺は里の子供達の中では孤立していた。
大人とばかり一緒にいるし、やってる事も子供とはかけ離れている為、誰も近寄らなかったのだ。
しかし、リアナだけは違った。
昔から俺の事を気に掛けてくれて、唯一の同年代の友達だった。
そんなリアナは他のエルフの子達との間を取り持ってくれたのだ。
俺は別にそんな事しなくても、と当時は思っていた。
けれど、リアナのお陰で里の子供の達と仲良くなるきっかけが出来、そしてそれを見た大人達も、俺を見る目が変わってきた。
子供ながらに、里には俺の居場所が無い、と思っていたのだろう。
それをどうにかしたい、とも。
そんなお節介屋さんで、心優しい娘だった。

「ミーシャさんは泣いてくれないんですか?」

 俺が意地悪く笑いながら尋ねる。

「だーれが泣くってのよ。
私に付きまとってくるくっつき虫がいなくなって清々するわ」

 あっかんべー、をしてミーシャさんは言った。

「えー?少しは悲しんで下さいよー」

「私が泣いて感動するような性格じゃないでしょ、アンタ。
むしろそれ見て笑ってそうだわ」

 うーむ、有り得る!

「何納得顔になってんのよ。
まったく、やっぱりジノの教育のせいでねじ曲がり過ぎよ」

 俺にデコピンしてから嘆くように言うミーシャさん。
俺達はそんなやり取りをしながら帰路に着く。




 家に着くとジノが調理場の釜でホワイトシチューを作っていた。
これは俺が教えた料理の一つである。
ジノも気に入ってよく作ってくれる。
微妙に味付けが俺と違うのはやはり好みの問題なのだろう。

「帰ったか。
首尾はどうだった?」

「問題なく。
シャドウグリズリーがそこそこ出てきて、全部片付けたけど、レベルは上がらず。
もうここまでくると流石に簡単にはレベル上がらないかな」

 俺はそう言って硬貨の入った皮袋をテーブルに置く。

「これ、討伐報酬の分け前。
金貨一枚と銀貨十枚入ってるよ。
あんなんで金貨ニ枚以上とかボロ儲けなんだけど」

「シャドウグリズリーは群れで行動するやっかいな魔物だからな。
討伐するには普通は何人も人手がいる。
それをたった二人で片付けてしまったのだ。
相手先からすれば逆に安く済んだくらいじゃないのか?」

 ジノはそう言いながらホワイトシチューの味見をする。
頷いているので味は良いようだ。



 俺はミーシャさんと度々狩りとは別に森の周辺の魔物の討伐依頼を近辺の村から受けている。
今回のシャドウグリズリーもその一つだ。
ミーシャさんが忙しい時はたまに一人でも受ける。
積極的に討伐依頼を受けるのも、お金の為というより、自分を鍛え上げる為である。
もう五年前のような失態は犯さない為に。
少しでも魔物との戦闘経験を積むために。

 そんな事を続けているうちに、レベルも上がり、お金も溜まってきた。
そして、俺はいよいよこのエルフの里を離れる事を決意したのだ。

「十年かぁ。
長かったようだけど、過ぎてしまえばあっという間だったなぁ」

 俺が椅子に腰掛けて背もたれに身体を預けて呟く。

「お前もそう思うか?
私からすれば、お前が小さかった頃がつい最近のように思える。
まだ小さいがな」

「小さいは余計だよ。
これからデッカくなるから。
身体も、地位もな!」

 俺は腕を組んで胸を張る。

「お前はそんな野心家だったか?
地位など興味はないだろうに」

 ジノは出来上がったシチューの入った大鍋をテーブルに置くとそう言った。

「違いないな。
正直地位とかどうでもいい。
でも、王国魔導騎士団になるには魔導騎士学校に通わなきゃなんだよな?」

 俺は木の器に二人分それぞれシチューを取り分けながら尋ねる。

「そうだ。
よっぽど有名な貴族や騎士、魔導の名家でなければ入れないような学校だ。
他に入るには現在の魔導騎士団か、名のある貴族からの推薦状がいる」

「そりゃあ、先は長そうだ。
とりあえず、王都に俺は向かうかなぁ。
いただきます」

 俺は手を合わせてそう言って、シチューを食べる。
うん、美味い。
美味いけど、なんかこう、遠くの方から不思議な香草の香りがくるんだよなぁ。
これがジノの料理の特徴なんだよなぁ。
それもそれでアリなんだが。

「王都まではかなり距離がある。
飛び続けるのは身体に負担がかかり過ぎるだろう。
道中で行商人にでも乗せてもらうと良い。
金さえ払えば荷馬車に乗せてくれるだろう」

 ほう、そういう手があるのか。
流石にずっと飛びっ放しはキツイと思ってたからな。

「そうするよ。
あとは王都に近づく行商人がいるかどうか、ってところかな」

「途中の大きな街があればそこで一度地固めしてもいいと私は思うがな。
王都はいろんな意味でこことの生活とは違う。
こことは違う不自由さも感じる事だろう。
住むのなら、私なら別の街にする」

 え、王都ってそんな感じなのか?

「都会過ぎるって事か?人が多いから規則が厳しいとか?」

 ジノはふむ、と考えて口を開く。

「人は確かに多い。
規則というより、そこに住む人達との関係だ。
主に上下のな。
なにせ王家の人間がいる場所だからな。
名のある貴族も多い。
名家で育った者はたまに変なプライドを持ってる者もいるのだ。
傲慢な者もな」

 ジノは昔を思い出すような遠い目をする。

「エルフ族が人族を少々毛嫌いしてるのはそういう面からだ。
人族は欲深過ぎる。
その貪欲さによって、自分も周りも滅ぼす者もいる程に。
それがエルフ族からすれば理解出来ないのだろうな」

 確かに、人間は欲深い生き物だ。
それは地球も変わらない。
どの世界でも、そこは変わったりしないようだ。

 話している間にあっという間にシチューの一杯目を完食する。
すぐに二杯目に手をつける。

「しかし、この里最後の晩餐がシチューってのは平凡だね。
なんかこう、豪華な料理でも作ってるかと思ったよ」

「最後でもあるまい。
帰ってきたければいつでも来れば良い。
ここはお前の故郷で、お前の家なのだから」

 だから特別な料理など必要ない、とジノは言った。
俺はその言葉に妙に納得してしまう。
そして、それはなんだかとても暖かくなる言葉だったとも感じた。
知らない世界で生まれ、知らない場所で育った。
そんな俺にも、居場所が出来たのだ。
それは日本で生活していた時ですら、感じた事は無かった。
ひょっとすると、見落としていただけで、日本にも居場所はあったかもしれない。
それでも、この場所ほどの安心感を抱いた事は無かったものだ。

「そうだな。
俺の実家はこの小さな家だからな」

 俺は微笑んでそう言った。

「小さいは余計だ」

 俺達は笑い合って晩御飯を食べた。
その味をしっかりと噛み締めて。
またここに来た時、ちゃんと思い出せるように。
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