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第3章 少年期中編
第51話 諦めない悪足掻き
しおりを挟む街中では阿鼻叫喚が広がっていた。
素早く地を駆けるのはサリアとガウェン。
目につくグールを片っ端から倒していく。
サリアは倒した数が三十を超えた辺りで数えるのをやめた。
殴り倒す彼等もまた、一人一人が街の人である事を考えると、心が痛む。
しかし、グールとなった者は既に命を落としている証拠。
それを救う手立てはない。
その存在を破壊する事こそ、救いである。
その一心で拳を、脚を振るう。
「多すぎるわ……。
このままじゃ体力保たないわよ」
「だが、休んでる暇も無いッ!」
そう言って鋭く大剣を振るうガウェン。
「こんな時に……シンくんがいてくれたら……」
「サリアッ!!」
サリアの弱音を鋭くガウェンが咎める。
「そのシンに、俺達は街を任されたんだッ!
違うのかッ!?」
その言葉にハッとするサリア。
「……そうだったわね。
まったく、あんた本当に勇ましくなり過ぎよっ!
なんか腹立つわッ!」
そう言いながら笑みを浮かべて拳を振るうサリア。
そうだ。
私達はシンくんにこの街を託された。
彼は彼でやるべき事をやっている。
ならば、私達は私達でやるべき事に全力を注ぐだけ。
既に日が暮れかけようとしていたその時、二人の前に空から舞い降りてきた一人の男が現れる。
その男はローブを纏い、長い白髪の痩せこけた褐色肌。
一目で魔族だと理解する。
「ふむ、傭兵達はほとんど潰したときいていたが、まだこれだけ動ける者がいたのか。
増え続けるはずのグールをこんなにも減らしおって」
無表情でそう言いながらあたりを見回す魔族。
しかし、その目は見えていないようで視線は変えずに顔だけグルリと回していた。
「……なるほどな、盗賊共の裏にはてめぇら魔族が糸を引いてた訳か。
呪術ってのも納得だ」
忌々しげに言うガウェン。
「その通りだな。
この街は私が支配し、我が主へと幻獣を与する場として活用するのだ。
よって、グールを減らして過ぎたお前らは邪魔なのだ」
そう言って片手を掲げる魔族。
「凍り付け」
魔族が短く冷たいこえでが響くと、魔法陣が展開する。
直後に氷結の吹雪が吹き荒れる。
目を強く瞑るサリア。
あの時のように、今回もまた死を覚悟する。
しかし、サリアの前に立つのはガウェン。
盾と大剣を合わせて構え、詠唱する。
「“我等を守りし守護の盾よッ!魔の力を跳ね返せッ!!
リフレクション”ッ!!」
その詠唱と共に解き放たれたのは魔法を反射する防壁である。
それが氷結の暴風はリフレクシモンにのり向きを変え、魔族に襲いかかる。
「粋な真似を……ッ!」
即座に飛び立つ魔族は上空にて氷の槍を五本作り上げる。
「串刺しになれ」
放たれる氷の槍。
それを真っ直ぐ見つめるガウェン。
思い出すのはシンとの特訓。
こいつの魔法は……あのシンとは比べものにならん。
「その程度の魔法じゃシンの足元にも及ばねぇよッ!!
“神聖なる守護の盾よっ!我らを守る壁とり、魔の力を無に還せッ!!
プロテクション・アイギス”ッ!!」
叫ぶような詠唱によって解き放たれたのは絶対不可侵の障壁。
特に魔法に対しては鉄壁の防護を誇る。
ガウェンは半年間、恥を忍んで春から年下のシンに教えを請うた。
特に魔法と相対した時にどうするべきかをシンと共に考え抜いたのだ。
そうして得た光魔法。
その中でも防護にのみ特化させた歪な鍛え方をしたせいで、彼は新たなスキルを会得するに至った。
それは“障壁魔法”。
マナがあまりないガウェンはなかなか鍛えられないが、それでもこのプロテクション・アイギスはシンの極大魔法すらも防いだ一級品。
しかし、持続するのは本人のマナが保つまで。
即ち——。
氷の槍を障壁で受け続けた後に、ガクッと膝をつくガウェン。
「ガ、ガウェンッ!しっかりっ!」
後ろからサリアがガウェンを支える。
「……くそッ……全然、マナが足りねぇ……」
ガウェンの身体から力が抜けていく。
「……捨て身の防護か。
守るだけでは相手は倒せんぞ」
そう言って魔族は宙に浮いたまま片手を掲げ、再度氷の槍を展開する。
「これで終わ——ッ!!」
言いかけた所で声を押し殺す魔族。
サリアが見上げると、その魔族の肩には深々と矢が突き刺さっていた。
「小癪な真似をっ!!」
即座に矢が放たれた方向へと掲げた手を向ける魔族。
しかし、矢を放ってきた奴が確認できない。
生体感知を広げても、街の人やグールばかりしか引っかからない。
何故なら遥か遠く、そして高くの時計台からラントが狙撃したのだった。
眼の見えないその魔族は生体感知でしか相手の位置を特定出来ず、ラントの姿を捕捉出来ない。
「下らん事をッ!!」
そう吐き捨てるように言い放った魔族は氷の盾を展開し、狙撃してくる矢を防ぐ。
相手の位置はわからずとも、矢程度なら防ぐのは容易である。
にも関わらず二本も食らってしまった事が腹立たしい。
その矢を引き抜くと、魔族の身体がグラリと傾く。
「——ッ!!まさかっ!」
魔族はようやく気付く。
その矢に麻痺毒が塗られていた事に。
ラント特性の麻痺毒である。
耐性のない人族ならかすり傷でも身動きが取れなくなる代物。
魔族だからこそいくらか耐性はあったが、それでも二本もまともに突き刺さり毒が全身を巡っていく。
「愚かな人間共がっ!!
悪足掻きばかりしおって!」
悪態をつきながら着地する魔族。
完全に身体が動かない訳ではないが、動きはかなり鈍くなっていた。
そんな状態を、見過ごすサリアではない。
「ガウェン。
私がケリをつける」
そう言ってソッとガウェンを壁にもたれかからせ、魔族へと近付くサリア。
彼女は両腕のガントレットを力強く握り締める。
「……女が一人で何が——ッ!」
魔族が言いかけたところにサリアの正拳突きが鳩尾に突き刺さる。
「うぐ——ッ!!」
立て続けに膝蹴りが顔面を蹴り上げ、がら空きの胴体に強く踏み込んだサリアのボディブローが決まる。
またも下がった頭にサリアのアッパーカットが放たれるが、魔族の右手がそれを阻む。
「調子にッ!乗るなッ!!」
放たれた魔族の脚撃をスレスレで避けるサリア。
そして片足立ちの魔族の足を鋭く払い、地面に転がり倒す。
倒れた魔族へとサリアは振りかぶった拳が振り下ろされる。
「“猛破潰塵拳”ッ!!」
響き渡る一声と共に放たれた打撃が魔族ごと地面を叩き割り、崩壊させる。
そのあまりの威力にサリア右手の骨も粉砕する。
しかしその威力は凄まじく、直撃した魔族は吐血し、崩壊した地面に倒れ伏す。
「ハァ……ハァ……やってやったわよ……ねぇ、ガウェン?」
肩で息をしながら力が入らない右手を揺らし、ガウェンへと振り返るサリア。
しかし、既にガウェンは気を失っていた。
すぐに駆け寄るサリア。
「しっかりっ!
魔族はやっつけ——」
クハ……。
と笑い声がサリアの耳に入る。
思わず振り返ると、魔族がゆっくりと立ち上がろうとしていた。
「ハハ……ハッハッハ……。
ただの人の身でよくもまぁそこまで怪力を身につけたものだ。
私もどうやらお前達を舐めすぎていたな」
サリアは冷や汗を一筋かく。
渾身の一撃だった。
普通は立ち上がる事なんて出来やしない……。
これが……魔族……。
直後、“身体昇華”によって跳ね上がる魔族の能力と膨れ上がった気配。
ラントが狙撃し放ってきた矢も今度は刺さる前に掴み取られる。
「大凡のあたりはついた。
このあたりか」
そう言って手を掲げると、三十余りの氷の槍が浮き上がり、時計台にむかって勢いよく放たれた。
それらが時計台に突き刺さると、みるみる巨大な時計台が凍り付いていく。
「さて、残るはお前だけだな。
まだ、諦めずに抗うか?」
ゆっくりと一歩づつサリアに近付く魔族。
サリアは右腕が使えないが、それでもまだ動く左腕を上げて構える。
「最後の、最期まで……抗うわ」
「その心意気だけは、買ってやろう」
瞬時に地を駆ける魔族の動きにサリアは全く反応できなかった。
砕けている右腕ごと回し蹴りを受け、地面を転がっていくサリア。
たったの一撃でサリアは立つ事も出来なくなってしまう。
身体中を走る激痛。
そして飛びそうになる意識。
そんな中で、サリアはぼんやり考える。
無力な自分が悔しくてたまらない。
圧倒的な力の前に、人とはなんと無力なモノなのか……。
「フ……どうやら、死の足音が聞こえてきたぞ」
小さく笑ってそう囁くように言う魔族。
ヒタヒタといくつもの足音が複数近付いてくる。
見なくてもわかる。
グール達だ……。
「お前も、そこの男も連中の仲間入りだ。
無様だな、人間。
……ではな」
そう言って笑いながら遠ざかる魔族。
その声に引き寄せられるように近付いてくる足音。
ゆっくりとその方向へと目を向ければ、十を超えるグール達が迫ってきていた。
あぁ、せっかくシンくんに助けてもらった命なのに……。
せめて、もう一度、あの子の顔を見たかった。
あんな悲しげで儚げな顔を見たのが最後なんて、嫌だな……。
サリアはそう思い出しながら、一筋の涙が溢れる。
グール達はもう目の前。
そのわらわらとした手が身体に触れようとした瞬間。
鋭い斬撃音が連続して響き渡る。
そして——。
「大丈夫ですか?」
女性の声が耳に入り、目を開けると目の前にいたグール達はいなくなっていた。
代わりにそこに立つのは一人の狼人族。
前に見た髪の色と目の色が変わっているが、間違いなくこの娘はシンくんが迎えに行った娘。
「あんたは……。
……シンくんは、どうしたのよ?」
「ボロボロの身体で、グールに食べられそうになってたのに最初に聞く事はそれですか?
シン様は今は休まれてます。
ここは私に任せて下さい」
その娘は、アネッサはそう言って歩き出す。
そしてその視線の先にいる魔族を睨みつけて口を開く。
「魔族、ですか。
私はあなた方と戦った事はありませんが、私の中に眠るモノが唸り声を上げてます。
まだ制御しきれてないのかもしれませんね。
殺意が抑えきれません」
そう言って片手をゆっくり持ち上げると、鋭い爪が指先から飛び出してくる。
アネッサの視線の先にいる魔族、クラウリーが驚愕した顔をしてアネッサを見つめる。
「お前は……“幻獣の憑代”の娘ではないかっ!
何故ここにいる?
何故、その姿を保っている!?
まさかっ!そんなっ!!」
驚きというより、恐怖も混じった声を上げる魔族。
「こ……これでは主に差し出せないではないかっ!
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他の主など知りませんし、知りたくもありません」
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その気迫と強烈な殺意にクラウリーは後退る。
「この街を脅かす存在は、我が主シン様に代わって私が断罪します。
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アネッサが力強く宣言し、地を駆ける。
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