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第36話 ~強制コスプレ事件~
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第36話 ~強制コスプレ事件~
夕食後、俺たちはリビングでくつろいでいた。彩音はソファでくつろいでいており、マフユは読書中。アマテラスとツクヨミは紅茶を淹れていた。至って平和な光景だ。
「そういえば……」
不意に彩音が呟いた。
「私のコスプレスキルって最近使ってなかったよね」
確かに最近あまり使っていない、彩音はスキルを使おうとしなかった。トラウマになっているのだろうか。
「大丈夫か?」
思わず声をかけると彼女は明るく笑った。
「うん!もう平気だよ。むしろ強くなった気すらする」
その言葉に安堵する。
「でも……ちょっと試してみたいかも」
彩音が指先を輝かせた瞬間だった。
「おっと」
バランスを崩した彩音がよろめき、マフユに倒れ掛かる。
「おい!」
マフユが慌てて支える。その接触が引き金となった。
「えっ……?」
マフユの全身が光に包まれる。一瞬の後、彼女の服装が変わり果てていた。
黒革のボンテージ風スーツ。胸元は大胆に開き腰のラインが際立つデザイン。肩に羽根のモチーフが付いた特徴的な衣装だった。
「なっ……!?」
マフユの尻尾がピンと立ち上がり耳まで真っ赤になる。彼女は慌てて両腕で胸元を隠そうとするが布地が少ないせいでうまくいかない。
「これは……」
彩音が青ざめた表情で呟く。
「スキルが暴走してる!?」
俺は呆然と立ち尽くすしかなかった。普段クールなマフユがこんな格好になるなんて……
「くっ……殺せ」
マフユが俯いて震えている。恥ずかしさで死にそうな顔だ。
「マフユ様!」
アマテラスとツクヨミが駆け寄ってきた。しかし二人も無事では済まなかった。
「貴女たちも……!」
彩音が慌てて距離を取るが既に遅い。アマテラスはチャイナドレス姿にツクヨミはセクシーなナース服になっていた。
「これは……」
アマテラスが冷静に分析している。一方ツクヨミは無表情だが明らかに困惑している。
「申し訳ありません」
彩音が深々と頭を下げる。
「わざとじゃないんです!本当に事故で……」
彼女の瞳には涙が滲んでいた。意図せず仲間を辱めてしまった罪悪感に押し潰されそうになっている。
「落ち着け」
俺は冷静さを取り戻そうと努める。しかし目の前の光景があまりにも刺激的で頭が回らない。
「とりあえず元に戻す方法を考えよう」
必死に提案するが彩音は首を振る。
「どうしたらいいか分からないの……今までこんなことなかったし」
彼女のコスプレスキルは自分自身に衣装を変化させるものだ。今回は触れた人全員に効果が出ているようだ。
「私の場合は意志で解除できました」
アマテラスが言うとチャイナドレスのスリットから長い足が覗く。破壊力抜群だ。
「私もです」
ツクヨミも同様に変化を解こうとする。しかしナース服のまま変化がない。
「おかしいですね……通常なら自己認識で解除できるはずですが」
アマテラスが眉をひそめる。その横でマフユが震えていた。
「私は……耐えられない」
涙目で訴えるマフユに胸が痛む。こんな姿で過ごすなんて苦痛以外の何物でもないだろう。
「何かヒントはないか?」
必死に考える。コスプレスキルの特性を思い出そうとするが焦りで思考がまとまらない。
「あの……」
彩音がおずおずと口を開く。
「もしかしたら感情が関係してるかも」
彼女の言葉に全員が注目する。
「どういうことだ?」
尋ねると彩音は俯きながら説明した。
「今まで自分の意志で変身した時は大丈夫だったんだけど……今日はマフユちゃんに触れちゃった時すごくドキドキしてた」
その告白に場の空気が凍りつく。つまり感情の高ぶりがスキル暴走の原因か?
「なるほど」
アマテラスが頷く。
「彩音さんの感情波動がトリガーとなりスキル効果が拡散した可能性があります」
科学的な分析だが状況は改善していない。むしろ新たな問題が浮上した。
「問題は元に戻る方法ね」
彩音が唇を噛む。責任を感じているようだ。
「彩音だけのせいじゃない」
励まそうとするが上手く言葉にならない。正直目の前の三人の姿が気になって仕方ない。
「とにかく今は……」
言葉に詰まる。正視できない状況だ。マフユは完全に縮こまりツクヨミは無表情を装っているが耳が赤い。アマテラスだけが冷静さを保っているがその姿も扇情的すぎる。
「海斗」
彩音が突然顔を上げた。
「私が一番責任感じるよ……でも皆を助けたい」
その瞳には決意の色が宿っていた。
「いい方法があるかも」
彼女の言葉に希望が灯る。
「どんな方法だ?」
尋ねると彩音は意外な提案をした。
「私のスキルが暴走したなら……もっと強い感情で上書きすればいいんじゃないかな」
その理論に一同が息を呑む。
「つまり」
アマテラスが理解した様子で続ける。
「彩音さんが強く鎮静化しようとする意志を持てば元に戻る可能性がある」
納得のいく説明だ。しかし問題は……
「彩音にそんな高度な感情コントロールができるか?」
現実的な疑問を投げかけると彩音は自信なさげに俯いた。
「やってみるしかないよ」
決意を込めて言う彼女に誰も反対できなかった。
「じゃあ……行くよ!」
彩音が目を閉じて集中する。彼女の周りに淡い光が集まり始めた。
「お願い……みんなを元に戻して……」
切実な祈りと共に光が強くなる。同時に室内全体が眩い輝きに包まれた。
「くっ……!」
思わず目を瞑る。次の瞬間―
「あれ?」
静寂が訪れた。恐る恐る目を開けると三人の姿が元に戻っていた。アマテラスとツクヨミは執事服そしてマフユはいつもの姿に戻っている。
「成功した?」
彩音が震える声で確認する。全員が無言で頷いた。
「良かった……」
彼女が安堵のため息をつくと同時に床に崩れ落ちる。
「彩音!」
慌てて駆け寄ると彼女はぐったりとしていた。
「力を使いすぎたみたい……」
弱々しく呟く彩音を抱き上げる。その軽さに胸が締め付けられる。
「部屋まで運ぶぞ」
マフユが申し出るが断った。
「大丈夫だ。俺が運ぶ」
彼女を抱きかかえて階段を上がる。廊下を歩きながら考えた。今回の事件で分かったことがある。彩音のコスプレスキルは想像以上に強力だ。しかし同時に危険でもある。
「ありがとう……海斗」
腕の中で彩音が囁く。
「お前はよくやった」
素直な気持ちを伝えると彼女の瞼が閉じていった。緊張の糸が切れたようだ。
寝室に到着してベッドに寝かせる。規則正しい寝息を聞きながらドアを閉めた。
「終わりましたね」
振り返るとアマテラスが立っていた。
「ああ」
短く答えると彼女は微笑んだ。
「彩音様の成長を感じました。感情コントロールを自ら見つけたのですから」
その言葉に同意する。確かに彩音は一歩成長した。
「でも次からは気をつけないと」
警告するとアマテラスは頷いた。
「私も対策を考えます。彩音様のスキルに関する研究が必要ですね」
建設的な意見に安堵する。彼女なら良い案を出してくれるだろう。
「あと……」
言い淀むとアマテラスが首を傾げた。
「あの……今日みたいなことがあったら教えてくれ」
本音を漏らすと彼女は意味深な笑みを浮かべた。
「心得ました。ですが次回はもっと冷静に対処してくださいね」
からかうような口調に顔が熱くなる。確かに先ほどの俺は冷静ではなかった。
「善処する」
精一杯の返答をして自分の部屋に向かう。廊下を歩きながら考えた。コスプレスキルの暴走は懸念材料だが彩音の成長の機会でもある。これからも支えていかなければ。
「おやすみなさい」
ドアを閉める前に挨拶すると廊下から
「おやすみなさい」
と返事が聞こえた。それに満足して部屋に入る。
ベッドに横たわり天井を見つめる。今日の出来事を振り返ると笑いが込み上げてきた。まさかコスプレスキルが暴走するなんて。しかもあんな過激な展開になるとは予想外だった。
「ふっ……」
苦笑しながら目を閉じる。明日からまた新しい日々が始まる。彩音のスキルについてもっと詳しく調べなければならない。そして仲間たちを守る術も考えなくては。
そんなことを思いながら眠りに落ちていく。明日こそは平和な一日になりますように―願いを込めて意識を手放した。
夕食後、俺たちはリビングでくつろいでいた。彩音はソファでくつろいでいており、マフユは読書中。アマテラスとツクヨミは紅茶を淹れていた。至って平和な光景だ。
「そういえば……」
不意に彩音が呟いた。
「私のコスプレスキルって最近使ってなかったよね」
確かに最近あまり使っていない、彩音はスキルを使おうとしなかった。トラウマになっているのだろうか。
「大丈夫か?」
思わず声をかけると彼女は明るく笑った。
「うん!もう平気だよ。むしろ強くなった気すらする」
その言葉に安堵する。
「でも……ちょっと試してみたいかも」
彩音が指先を輝かせた瞬間だった。
「おっと」
バランスを崩した彩音がよろめき、マフユに倒れ掛かる。
「おい!」
マフユが慌てて支える。その接触が引き金となった。
「えっ……?」
マフユの全身が光に包まれる。一瞬の後、彼女の服装が変わり果てていた。
黒革のボンテージ風スーツ。胸元は大胆に開き腰のラインが際立つデザイン。肩に羽根のモチーフが付いた特徴的な衣装だった。
「なっ……!?」
マフユの尻尾がピンと立ち上がり耳まで真っ赤になる。彼女は慌てて両腕で胸元を隠そうとするが布地が少ないせいでうまくいかない。
「これは……」
彩音が青ざめた表情で呟く。
「スキルが暴走してる!?」
俺は呆然と立ち尽くすしかなかった。普段クールなマフユがこんな格好になるなんて……
「くっ……殺せ」
マフユが俯いて震えている。恥ずかしさで死にそうな顔だ。
「マフユ様!」
アマテラスとツクヨミが駆け寄ってきた。しかし二人も無事では済まなかった。
「貴女たちも……!」
彩音が慌てて距離を取るが既に遅い。アマテラスはチャイナドレス姿にツクヨミはセクシーなナース服になっていた。
「これは……」
アマテラスが冷静に分析している。一方ツクヨミは無表情だが明らかに困惑している。
「申し訳ありません」
彩音が深々と頭を下げる。
「わざとじゃないんです!本当に事故で……」
彼女の瞳には涙が滲んでいた。意図せず仲間を辱めてしまった罪悪感に押し潰されそうになっている。
「落ち着け」
俺は冷静さを取り戻そうと努める。しかし目の前の光景があまりにも刺激的で頭が回らない。
「とりあえず元に戻す方法を考えよう」
必死に提案するが彩音は首を振る。
「どうしたらいいか分からないの……今までこんなことなかったし」
彼女のコスプレスキルは自分自身に衣装を変化させるものだ。今回は触れた人全員に効果が出ているようだ。
「私の場合は意志で解除できました」
アマテラスが言うとチャイナドレスのスリットから長い足が覗く。破壊力抜群だ。
「私もです」
ツクヨミも同様に変化を解こうとする。しかしナース服のまま変化がない。
「おかしいですね……通常なら自己認識で解除できるはずですが」
アマテラスが眉をひそめる。その横でマフユが震えていた。
「私は……耐えられない」
涙目で訴えるマフユに胸が痛む。こんな姿で過ごすなんて苦痛以外の何物でもないだろう。
「何かヒントはないか?」
必死に考える。コスプレスキルの特性を思い出そうとするが焦りで思考がまとまらない。
「あの……」
彩音がおずおずと口を開く。
「もしかしたら感情が関係してるかも」
彼女の言葉に全員が注目する。
「どういうことだ?」
尋ねると彩音は俯きながら説明した。
「今まで自分の意志で変身した時は大丈夫だったんだけど……今日はマフユちゃんに触れちゃった時すごくドキドキしてた」
その告白に場の空気が凍りつく。つまり感情の高ぶりがスキル暴走の原因か?
「なるほど」
アマテラスが頷く。
「彩音さんの感情波動がトリガーとなりスキル効果が拡散した可能性があります」
科学的な分析だが状況は改善していない。むしろ新たな問題が浮上した。
「問題は元に戻る方法ね」
彩音が唇を噛む。責任を感じているようだ。
「彩音だけのせいじゃない」
励まそうとするが上手く言葉にならない。正直目の前の三人の姿が気になって仕方ない。
「とにかく今は……」
言葉に詰まる。正視できない状況だ。マフユは完全に縮こまりツクヨミは無表情を装っているが耳が赤い。アマテラスだけが冷静さを保っているがその姿も扇情的すぎる。
「海斗」
彩音が突然顔を上げた。
「私が一番責任感じるよ……でも皆を助けたい」
その瞳には決意の色が宿っていた。
「いい方法があるかも」
彼女の言葉に希望が灯る。
「どんな方法だ?」
尋ねると彩音は意外な提案をした。
「私のスキルが暴走したなら……もっと強い感情で上書きすればいいんじゃないかな」
その理論に一同が息を呑む。
「つまり」
アマテラスが理解した様子で続ける。
「彩音さんが強く鎮静化しようとする意志を持てば元に戻る可能性がある」
納得のいく説明だ。しかし問題は……
「彩音にそんな高度な感情コントロールができるか?」
現実的な疑問を投げかけると彩音は自信なさげに俯いた。
「やってみるしかないよ」
決意を込めて言う彼女に誰も反対できなかった。
「じゃあ……行くよ!」
彩音が目を閉じて集中する。彼女の周りに淡い光が集まり始めた。
「お願い……みんなを元に戻して……」
切実な祈りと共に光が強くなる。同時に室内全体が眩い輝きに包まれた。
「くっ……!」
思わず目を瞑る。次の瞬間―
「あれ?」
静寂が訪れた。恐る恐る目を開けると三人の姿が元に戻っていた。アマテラスとツクヨミは執事服そしてマフユはいつもの姿に戻っている。
「成功した?」
彩音が震える声で確認する。全員が無言で頷いた。
「良かった……」
彼女が安堵のため息をつくと同時に床に崩れ落ちる。
「彩音!」
慌てて駆け寄ると彼女はぐったりとしていた。
「力を使いすぎたみたい……」
弱々しく呟く彩音を抱き上げる。その軽さに胸が締め付けられる。
「部屋まで運ぶぞ」
マフユが申し出るが断った。
「大丈夫だ。俺が運ぶ」
彼女を抱きかかえて階段を上がる。廊下を歩きながら考えた。今回の事件で分かったことがある。彩音のコスプレスキルは想像以上に強力だ。しかし同時に危険でもある。
「ありがとう……海斗」
腕の中で彩音が囁く。
「お前はよくやった」
素直な気持ちを伝えると彼女の瞼が閉じていった。緊張の糸が切れたようだ。
寝室に到着してベッドに寝かせる。規則正しい寝息を聞きながらドアを閉めた。
「終わりましたね」
振り返るとアマテラスが立っていた。
「ああ」
短く答えると彼女は微笑んだ。
「彩音様の成長を感じました。感情コントロールを自ら見つけたのですから」
その言葉に同意する。確かに彩音は一歩成長した。
「でも次からは気をつけないと」
警告するとアマテラスは頷いた。
「私も対策を考えます。彩音様のスキルに関する研究が必要ですね」
建設的な意見に安堵する。彼女なら良い案を出してくれるだろう。
「あと……」
言い淀むとアマテラスが首を傾げた。
「あの……今日みたいなことがあったら教えてくれ」
本音を漏らすと彼女は意味深な笑みを浮かべた。
「心得ました。ですが次回はもっと冷静に対処してくださいね」
からかうような口調に顔が熱くなる。確かに先ほどの俺は冷静ではなかった。
「善処する」
精一杯の返答をして自分の部屋に向かう。廊下を歩きながら考えた。コスプレスキルの暴走は懸念材料だが彩音の成長の機会でもある。これからも支えていかなければ。
「おやすみなさい」
ドアを閉める前に挨拶すると廊下から
「おやすみなさい」
と返事が聞こえた。それに満足して部屋に入る。
ベッドに横たわり天井を見つめる。今日の出来事を振り返ると笑いが込み上げてきた。まさかコスプレスキルが暴走するなんて。しかもあんな過激な展開になるとは予想外だった。
「ふっ……」
苦笑しながら目を閉じる。明日からまた新しい日々が始まる。彩音のスキルについてもっと詳しく調べなければならない。そして仲間たちを守る術も考えなくては。
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