ヒロインの性格が死ぬほど悪い乙女ゲームに転生したけど、私は当て馬悪役令嬢で幼馴染に振られるはずの人間だった。

海瀬

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「ああっ!  だめっ!」



なぜ私はシオンに何度もイかされているのだろうか。

おかしいよね!?  まだ小学生だよね!?

それに、私はイくなんて初めての経験である。ものとは無縁の生活だったのだ。ずっとゲームと漫画とアニメを行き来してたし…。



「可愛い。もっと乱れて?」



シオン!  どこでそんな言葉覚えてくるの!?  



「リオ、なんでそんなに胸大きいの?  先っぽもピンクでかわいい。」



多分遺伝です。お母さんの。シオンは私の乳首をつんつんして遊んでいる。



「ひゃっ、やめ、やらあ!」



「すごい敏感だね。んっ」



私が号泣しているというのにシオンはそんなことを気にもせずに私の乳首に吸い付いた。



「ああっ!」



「はへ、いっは?」



シオンは私の乳首に吸い付いたまま言葉を発する。

な、なんで私こんなに敏感なの!?



「すき、ねぇ、好きだよリオ。敏感な所もそれを恥ずかしがっている所も。全部かわいい。リオは僕のこと好き?」



「んっ、だいすき。シオンしかいらないよ…?」



「はぁ、リオってヤンデレ製造機だよね。僕が言って欲しいこと言ってくれる。」



ヤンデレ?  え、シオンってヤンデレなの…?
私の方がシオンに依存してると思うんだけどなぁ…。



「シオンにしか言わないよ…?  ねぇ、キスは?」



「もうっ!  んっ」



シオンは私の口内に舌を入れる。私の歯を舌でなぞると私の舌に絡ませる。

私はまだこのディープキスに慣れない。多分一生慣れないと思う。今でもこんなに…上手いのにこれ以上上達されたら私すぐ気絶してしまうよ、多分。いや、絶対。



「リオ、舌出して」



「こお?」



私はチロっと舌を出して問いかける。
シオンは私の舌に口付けた。な、なにこれ……すごい恥ずかしい……。



「…もう部屋から出したくない。」



「まだ学校あるんだから!  それにお昼一緒に食べるの結構楽しみだったのに…」



「っ、ごめんリオ。僕もすごく楽しんでたよ。ご飯食べてるリオが可愛いんだよね、ものすごく。」



食堂ですごく視線を感じるなと思ってたらシオンだったの!?  こんなに近くに犯人がいたなんて…。



「ねぇリオ。入れていい?」



「なにを? え、どこに?」



「僕のこれをリオの中に入れるの。」



へ…?  入れるってどうやって…?  



「いいよ?  でも、私どう動いたら良いか分からなくて…。」



私が不安そうに言うと、シオンは僕に任せてとズボンのベルトを外し始めた。



「リオは下着脱いでね。上はそのまま裸でいて。」



「うん、わかった。」



私は、裸になるとシオンの布団に包まる。恥ずかしいので一応…。

なのに、シオンに布団を取られた。しかも遠くに放り投げた。



「やだあ!  恥ずかしいのに……」


「綺麗だからそんなに恥ずかしがることないのに。真っ白ですごく綺麗だよ。キスマーク付けたら真っ赤になりそう。つけていい?」



キスマークくらいなら私も知っている。コクンと頷くと胸の下側にキスマークをつけた。少しだけチクッとしたけど幸福感がある。
キスマークって独占欲みたいなものを感じられるから私もつけたい…かも。



「私もつけたい…だめ?」



「へっ?」



あっ、だめなんだ……。私がズーンと落ち込んでいるとシオンに抱きしめられた。



「違う。そんなこと考えてくれるなんて嬉しくて…。つけてくれる?」



「うん! えっと…どうやってつけるの?」



「そうだよね、分からないよね。えっと……」



シオンに教えてもらい私は多分理解した。多分…。

私もシオンの胸につけようと思う。確かキスマークってつける場所によって意味があったよね。私は知らないけど…。



シオンの胸に口をつけて……



「ちゅ」



 「ついた?」



「……つかない。」



なんでシオンあんなに上手に付けられたの……。

ずっと吸ってるけれどあまり付けることが出来ない。



「あっ!  出来たよ! あ、ごめんなさい…唾液だらけに……。」



私は自分の手で唾液を拭った。後でちゃんと洗ってもらわないと……。



「ありがとうリオ。」



「? うん?  なんか嬉しいよね。私のシオンって感じがして……」



私がそう言うとシオンは私を押し倒した。
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