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悲しみのキャストドール
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「凪、今日はずいぶん遅かったのね?」
年甲斐もなくふりふりのレースが付いたエプロンをつけた母は、キッチンから出てくると、自室に入ろうとする俺を呼び止めた。
転校してからというもの、規則正しく帰宅していた俺が、この数日不規則に帰ってくるのだから心配なのだろう。
「文化祭の準備だよ」
さっきまで芽依と一緒にいた。
5着のワンピースを学校へ運んで、クラスメイトを手伝ってメニュー表作りをした。
芽依と一緒にいると、クラスメイトにすんなりと馴染めた。
彼女は明るいだけじゃない。周囲に平等な気遣いを見せる彼女には、頭がさがる思いがした。
「あ、そう言えば文化祭があるって言ってたわね。お母さんも行っても良かったんだったかしら?」
「土曜日は大丈夫だけど、別に来なくてもいいよ」
「そう? 美都夜はお友達の知り合いがいるみたいで行きたがってたわよ。もしかしたら行くかもしれないからよろしくね」
「美都夜が? 知り合いって言っても一年生だろ? 来てもきっと会わないよ」
美都夜は一つ年下の妹だ。市内の私立女子校に通っている。
「そんなこと言ってー。ちゃんと面倒みてあげなさいよ」
「まあ、来るなら来るって連絡してくれればいいよ」
母の小言を聞き流しながら、俺は自室に入る。引越しの荷物が残ったままの、まだ片付いてない部屋だ。
カバンを投げ出して、制服のボタンを外しながら、胸ポケットでカサリと音を立てるそれを取り出す。
芽依から預かった写真だ。結局断りきれずに持って帰ってきてしまった。
「何に気付けっていうんだよ……」
飛流姉妹にはどうやらずいぶんと買いかぶられているようだ。
ベッドに背をもたれて、写真を天井に向かって掲げる。何度見ても同じだ。幸せそうな家族写真でしかない。
芽依は小さな頃から今と変わらず可愛らしい。良家に生まれたわりにこまっしゃくれたところがなく、素直さが伝わるような笑顔を見せている。
「なーに、見てるの? お兄ちゃん」
「え! あ、み、美都夜!」
いつの間に部屋に入ってきたのだろう。不意に俺の前に現れた妹の美都夜が、仁王立ちしたまま俺の手から写真を奪い取る。
「ちょっ、ちょっと返せよ。大事な写真なんだからなっ」
「大事? これが?」
美都夜は写真と俺を交互にじろじろ見ながら、腰に手を当てる。
「お兄ちゃんって、ロリコン? 最近お兄ちゃんの様子が変だってお母さんが心配してるから見に来たけど、まさかこんな趣味があったとはねー」
「そんなわけないだろっ。だいたい様子が変ってなんだよ? 部活でちょっと帰りが遅いだけだろ?」
「すっごい美人と二人きりの部活なんだって? ご近所さんに聞いて、お母さん心配なんだってー」
近所でそんな噂が立ってるのか。
寝耳に水だが、飛流姉妹がこの辺りで有名でないわけはなく、噂が立つのも当然のことのように思えた。
「とにかく返せよ。大事な写真なんだからな。破ったりしたら承知しないからな」
「はいはい。お兄ちゃんがロリコンだなんて噂が立ったら私だって嫌だもん。お母さんには大丈夫って言っておいてあげる」
「だからなぁ……」
美都夜は俺の話になんて耳を傾ける様子もなく、もう一度じっくり写真を眺めている。
「返せよ」と手を伸ばす俺から逃げるように、サッと身をひるがえした美都夜は、さらにまじまじと食い入るように写真に目を近づける。
美都夜は不意に顔を上げ、俺を不審げに見上げる。
「なんだよ……」
「お兄ちゃん、まさか誘拐しようとか考えてるんじゃないよね?」
「はあ?」
突拍子もないことを言い出すもんだ。どうして写真一枚でそんな発想が生まれるのか、逆に感心する。
「だってこの女の子、お金持ちでしょ?」
美都夜は写真の中の芽依を指差す。
「どうしてそんなことわかるんだよ」
まあ確かに、身につけているもの全てに高級感はあるが。しかし、美都夜は思いもよらないことを言う。
「この子の抱いてる人形、有名な作家さんの作ったキャストドールだよね? これによく似た人形、友だちの家で見たことあるの。写真集なんだけどね」
「言ってること全然わかんないけどさ。ちょっと写真見せてくれよ」
すんなりと返す美都夜から写真を受け取り、すぐに芽依が胸に抱く人形に目を落とす。長い黒髪の人形だ。そして黒いドレスを身にまとっている。
幼い女の子だから人形なんて持っていても不思議ではなく、なんの気にもとめていなかったが、その人形を見た瞬間、背筋にゾクゾクとしたものが走り抜けていった。
「なんで……」
人形の顔も小さくて判別しにくいような写真だ。それなのに、嫌な胸騒ぎがする。
「小さすぎてわかりにくいけど、人形のドレスに鍵の形したアクセサリーがついてるでしょ? それがその作家さんの特徴なんだって。友だちに聞いたばっかりだから間違いないよ」
「鍵?」
目を細めて見るが、いまいちわかりにくい。
それでも、人形が着ている黒のドレスの腰あたりに銀色のそれらしきものがあるようにも見える。言われてみれば、程度のものだが。
「人形作家さんの名前が、嘉木野っていうんだって。だからどの作品にも鍵のアクセサリーがついてるって」
「詳しいんだな、美都夜の友だち」
「嘉木野さんはこの辺の出身らしいよ。だから昔から友だちのお母さんがファンで、写真集を持ってるの。今は有名になりすぎて海外でお仕事してるんだって。だから嘉木野さんのキャストドール持ってる人は、一部のコレクターかお金持ちだって。だから、この写真の子もお金持ちかなって思ったの」
「その写真集、借りれるかな」
俺は美都夜に詰め寄る。
「出来ないことはないけど……。お兄ちゃん、そういう趣味?」
俺の気迫に押されつつ、美都夜は白い目を俺に向ける。
「なんでもいいだろ。なるべく早く頼むよ」
「気色悪い。これ以上変態にならないでよね、お兄ちゃん」
「これ以上ってなんだよっ」
「妹はこれでも心配してるんだからねっ。その写真、間違っても持ち歩かないでよね」
「持ち歩くかよ」
これは大事な写真だ。それも人目に触れてはいけないぐらい大切な。
美都夜が部屋を出て行くのを見届けて、俺は勉強机の上にある拡大鏡を手に取ると、そっと写真の上に乗せた。
芽依の抱く黒髪のドールは黒い瞳で。黒の光沢のあるドレスには、白のレースリボンが可愛らしくあしらわれている。白くて細い腕。細い顎。その顔立ちははっきりと確認できないけれど、俺の脳裏には彼女の顔がよぎっていく。
「まさか……、だよな」
ぽつりとつぶやいて、脱力するに任せて天井を仰いだ。
「凪、今日はずいぶん遅かったのね?」
年甲斐もなくふりふりのレースが付いたエプロンをつけた母は、キッチンから出てくると、自室に入ろうとする俺を呼び止めた。
転校してからというもの、規則正しく帰宅していた俺が、この数日不規則に帰ってくるのだから心配なのだろう。
「文化祭の準備だよ」
さっきまで芽依と一緒にいた。
5着のワンピースを学校へ運んで、クラスメイトを手伝ってメニュー表作りをした。
芽依と一緒にいると、クラスメイトにすんなりと馴染めた。
彼女は明るいだけじゃない。周囲に平等な気遣いを見せる彼女には、頭がさがる思いがした。
「あ、そう言えば文化祭があるって言ってたわね。お母さんも行っても良かったんだったかしら?」
「土曜日は大丈夫だけど、別に来なくてもいいよ」
「そう? 美都夜はお友達の知り合いがいるみたいで行きたがってたわよ。もしかしたら行くかもしれないからよろしくね」
「美都夜が? 知り合いって言っても一年生だろ? 来てもきっと会わないよ」
美都夜は一つ年下の妹だ。市内の私立女子校に通っている。
「そんなこと言ってー。ちゃんと面倒みてあげなさいよ」
「まあ、来るなら来るって連絡してくれればいいよ」
母の小言を聞き流しながら、俺は自室に入る。引越しの荷物が残ったままの、まだ片付いてない部屋だ。
カバンを投げ出して、制服のボタンを外しながら、胸ポケットでカサリと音を立てるそれを取り出す。
芽依から預かった写真だ。結局断りきれずに持って帰ってきてしまった。
「何に気付けっていうんだよ……」
飛流姉妹にはどうやらずいぶんと買いかぶられているようだ。
ベッドに背をもたれて、写真を天井に向かって掲げる。何度見ても同じだ。幸せそうな家族写真でしかない。
芽依は小さな頃から今と変わらず可愛らしい。良家に生まれたわりにこまっしゃくれたところがなく、素直さが伝わるような笑顔を見せている。
「なーに、見てるの? お兄ちゃん」
「え! あ、み、美都夜!」
いつの間に部屋に入ってきたのだろう。不意に俺の前に現れた妹の美都夜が、仁王立ちしたまま俺の手から写真を奪い取る。
「ちょっ、ちょっと返せよ。大事な写真なんだからなっ」
「大事? これが?」
美都夜は写真と俺を交互にじろじろ見ながら、腰に手を当てる。
「お兄ちゃんって、ロリコン? 最近お兄ちゃんの様子が変だってお母さんが心配してるから見に来たけど、まさかこんな趣味があったとはねー」
「そんなわけないだろっ。だいたい様子が変ってなんだよ? 部活でちょっと帰りが遅いだけだろ?」
「すっごい美人と二人きりの部活なんだって? ご近所さんに聞いて、お母さん心配なんだってー」
近所でそんな噂が立ってるのか。
寝耳に水だが、飛流姉妹がこの辺りで有名でないわけはなく、噂が立つのも当然のことのように思えた。
「とにかく返せよ。大事な写真なんだからな。破ったりしたら承知しないからな」
「はいはい。お兄ちゃんがロリコンだなんて噂が立ったら私だって嫌だもん。お母さんには大丈夫って言っておいてあげる」
「だからなぁ……」
美都夜は俺の話になんて耳を傾ける様子もなく、もう一度じっくり写真を眺めている。
「返せよ」と手を伸ばす俺から逃げるように、サッと身をひるがえした美都夜は、さらにまじまじと食い入るように写真に目を近づける。
美都夜は不意に顔を上げ、俺を不審げに見上げる。
「なんだよ……」
「お兄ちゃん、まさか誘拐しようとか考えてるんじゃないよね?」
「はあ?」
突拍子もないことを言い出すもんだ。どうして写真一枚でそんな発想が生まれるのか、逆に感心する。
「だってこの女の子、お金持ちでしょ?」
美都夜は写真の中の芽依を指差す。
「どうしてそんなことわかるんだよ」
まあ確かに、身につけているもの全てに高級感はあるが。しかし、美都夜は思いもよらないことを言う。
「この子の抱いてる人形、有名な作家さんの作ったキャストドールだよね? これによく似た人形、友だちの家で見たことあるの。写真集なんだけどね」
「言ってること全然わかんないけどさ。ちょっと写真見せてくれよ」
すんなりと返す美都夜から写真を受け取り、すぐに芽依が胸に抱く人形に目を落とす。長い黒髪の人形だ。そして黒いドレスを身にまとっている。
幼い女の子だから人形なんて持っていても不思議ではなく、なんの気にもとめていなかったが、その人形を見た瞬間、背筋にゾクゾクとしたものが走り抜けていった。
「なんで……」
人形の顔も小さくて判別しにくいような写真だ。それなのに、嫌な胸騒ぎがする。
「小さすぎてわかりにくいけど、人形のドレスに鍵の形したアクセサリーがついてるでしょ? それがその作家さんの特徴なんだって。友だちに聞いたばっかりだから間違いないよ」
「鍵?」
目を細めて見るが、いまいちわかりにくい。
それでも、人形が着ている黒のドレスの腰あたりに銀色のそれらしきものがあるようにも見える。言われてみれば、程度のものだが。
「人形作家さんの名前が、嘉木野っていうんだって。だからどの作品にも鍵のアクセサリーがついてるって」
「詳しいんだな、美都夜の友だち」
「嘉木野さんはこの辺の出身らしいよ。だから昔から友だちのお母さんがファンで、写真集を持ってるの。今は有名になりすぎて海外でお仕事してるんだって。だから嘉木野さんのキャストドール持ってる人は、一部のコレクターかお金持ちだって。だから、この写真の子もお金持ちかなって思ったの」
「その写真集、借りれるかな」
俺は美都夜に詰め寄る。
「出来ないことはないけど……。お兄ちゃん、そういう趣味?」
俺の気迫に押されつつ、美都夜は白い目を俺に向ける。
「なんでもいいだろ。なるべく早く頼むよ」
「気色悪い。これ以上変態にならないでよね、お兄ちゃん」
「これ以上ってなんだよっ」
「妹はこれでも心配してるんだからねっ。その写真、間違っても持ち歩かないでよね」
「持ち歩くかよ」
これは大事な写真だ。それも人目に触れてはいけないぐらい大切な。
美都夜が部屋を出て行くのを見届けて、俺は勉強机の上にある拡大鏡を手に取ると、そっと写真の上に乗せた。
芽依の抱く黒髪のドールは黒い瞳で。黒の光沢のあるドレスには、白のレースリボンが可愛らしくあしらわれている。白くて細い腕。細い顎。その顔立ちははっきりと確認できないけれど、俺の脳裏には彼女の顔がよぎっていく。
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