23 / 462
閑話 拠点を攻める為に
しおりを挟む
私は自分の執務室に戻り事務仕事を再開し、書類に目を通しているとノック音が聞こえ、透き通った声がする。
「師団長、ライナシアです!お呼びと伺い参りました」
「入って」
私の言葉を聞きドアを開けて入って来た女性・・・・第2部隊長を務めるライナシア・ルナードだ。
魔術師団に入って来た時は幼さを残す女の子って感じがしていたが、今は『美人』と言われても違和感がないくらい美しい美貌とスタイルを持つ女性へと成長した。
「何かありましたか?」
私が黙っていたのを何かあったと察してそう聞いていた。やはりこの子は鋭い。
「ええ、キルアスキルの拠点が見つかったそうよ」
私のその言葉に眼を細めるライナシア。
「そこで魔術師団と騎士団合同でその拠点を叩きます、うちからは貴女の第2部隊から20人、騎士団からは第3部隊20人を出します」
「場所はどこですか?」
「アグリです」
その言葉に考え込むライナシアを見ながら話を続ける。
「アグリに行ってもらい拠点を叩いてもらうのですが。アグリで事を起こすから領主に話を通してそれからギルドにも話を持って行って欲しいのよ」
「ギルドを巻き込むのですか?」
そう聞かれたので私は苦笑しながら口を開く。
「ギルドもキルアスキルを危険視しているから話は通しておかないといけないわ、それに能力の高い探索者を紹介してもらい参加してもらって、我々には土地勘がないから、その人達を頼る場面が出てくるかもしれない」
「わかりました、それでいつ出発すればいいですか?」
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
アグリまで2ヶ月かかるかから早く出た方がいい。
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私達は誰も欠ける事が無く戻って来る事を願いながらライナシア達を見送った。
セレストーレを卒業して6年・・・私は王宮魔術師団の部隊長にまで上りつめる事が出来た。
部隊長を任されてからも様々な事件や王族の護衛などをこなしながら過ごしていると師団長であるオリアニア様から呼び出しを受けオリアニア様のいる執務室へと向かうとキルアスキルの拠点が見つかりその拠点をし騎士団と共に攻める事になったと聞き少し驚いた。
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
え?私が指揮を?これは頑張らないといけないわ!!
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私は旅の準備が終わり次第出発した。
「ここが辺境都市アグリ」
2ヶ月かけてやっと着いた目的地であるアグリについて少し驚いた、王都ほどではないがかなりの人が出入りし、市場や表通りにある店が凄い賑わいだ。
「どうするライナシア?」
私が表通りの賑わいに驚いていいると作戦を共にする騎士達のまとめ役であり幼馴染のアインハルト・リッツナーが声をかけてきたので私はこれからの事を考えて口を開く。
「アインハルトは騎士達と魔術師団を連れて辺境伯に会いにい合ってもらえるかしら?今回の件で少し騒がしくなるのをきちんと伝えてくれるかしら?」
「わかった、皆行くぞ」
騎士達と魔術師団を見送った後に私はもう一つの目的であるギルドに向かい歩き出し、そして何事も無く無事ににつく事が出きそのまま建物に入り、空いている受付へと進み受付嬢に声を掛ける。
「すいません」
「はい、ご依頼でしょうか?」
「ええ」
私はそう返事をした後に受付嬢に顔を近付け小声で話を続ける。
「私は王宮魔術師団の者です、ギルド長と話がしたいのですが会えるでしょうか?」
私の言葉に受付嬢は少しだけ驚いた顔をしたがその後微笑み口を開く。
「少しお待ちいただけますか?」
私が頷くと受付嬢は立ち上がり後ろにある通路へと歩いていき、私は設置してある椅子に座って待つ事にした。
それから5分も経たずにさっきの受付嬢が戻って来て私を見て微笑み口を開く。
「お会いになるそうです、ご案内しますので私についてきていただけますか?」
「わかりました」
受付嬢の後につていくと受付嬢が1つの部屋の前で足を止めて口を開く。
「こちらにギルドマスターがいらっしゃいます」
そう言ってドアをノックし口を開く。
「ギルドマスター、お客様をお連れしました」
「入れ」
私が中に入ると中には怖い顔をした男性・・・・・ギルドマスターが座っていた。
私はギルドマスターを見て直立不動の体勢を取り口を開く。
「私は王宮魔術師団所属、第2部隊長のライナシア・ルナードです。今回ここに来たのはとある組織の拠点を攻める為にアグリに来ました、是非ともご協力をお願いしたく参りました」
私がそう言うとギルドマスターは真剣な顔で口を開く。
「セスナ、地図を持って来てくれ」
「わかりました」
セスナと呼ばれた受付嬢が一度部屋から出ていき地図をもって戻っ来た。
「師団長、ライナシアです!お呼びと伺い参りました」
「入って」
私の言葉を聞きドアを開けて入って来た女性・・・・第2部隊長を務めるライナシア・ルナードだ。
魔術師団に入って来た時は幼さを残す女の子って感じがしていたが、今は『美人』と言われても違和感がないくらい美しい美貌とスタイルを持つ女性へと成長した。
「何かありましたか?」
私が黙っていたのを何かあったと察してそう聞いていた。やはりこの子は鋭い。
「ええ、キルアスキルの拠点が見つかったそうよ」
私のその言葉に眼を細めるライナシア。
「そこで魔術師団と騎士団合同でその拠点を叩きます、うちからは貴女の第2部隊から20人、騎士団からは第3部隊20人を出します」
「場所はどこですか?」
「アグリです」
その言葉に考え込むライナシアを見ながら話を続ける。
「アグリに行ってもらい拠点を叩いてもらうのですが。アグリで事を起こすから領主に話を通してそれからギルドにも話を持って行って欲しいのよ」
「ギルドを巻き込むのですか?」
そう聞かれたので私は苦笑しながら口を開く。
「ギルドもキルアスキルを危険視しているから話は通しておかないといけないわ、それに能力の高い探索者を紹介してもらい参加してもらって、我々には土地勘がないから、その人達を頼る場面が出てくるかもしれない」
「わかりました、それでいつ出発すればいいですか?」
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
アグリまで2ヶ月かかるかから早く出た方がいい。
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私達は誰も欠ける事が無く戻って来る事を願いながらライナシア達を見送った。
セレストーレを卒業して6年・・・私は王宮魔術師団の部隊長にまで上りつめる事が出来た。
部隊長を任されてからも様々な事件や王族の護衛などをこなしながら過ごしていると師団長であるオリアニア様から呼び出しを受けオリアニア様のいる執務室へと向かうとキルアスキルの拠点が見つかりその拠点をし騎士団と共に攻める事になったと聞き少し驚いた。
「すぐにでも、様々な用意が済めばすぐにでも動いて欲しいの。それと今回の作戦の指揮は貴女がしなさい」
え?私が指揮を?これは頑張らないといけないわ!!
「私が指揮を執るのですね?わかりました、精一杯やらさせていただきます。用意が終わり次第出発します」
「頼む」
私は旅の準備が終わり次第出発した。
「ここが辺境都市アグリ」
2ヶ月かけてやっと着いた目的地であるアグリについて少し驚いた、王都ほどではないがかなりの人が出入りし、市場や表通りにある店が凄い賑わいだ。
「どうするライナシア?」
私が表通りの賑わいに驚いていいると作戦を共にする騎士達のまとめ役であり幼馴染のアインハルト・リッツナーが声をかけてきたので私はこれからの事を考えて口を開く。
「アインハルトは騎士達と魔術師団を連れて辺境伯に会いにい合ってもらえるかしら?今回の件で少し騒がしくなるのをきちんと伝えてくれるかしら?」
「わかった、皆行くぞ」
騎士達と魔術師団を見送った後に私はもう一つの目的であるギルドに向かい歩き出し、そして何事も無く無事ににつく事が出きそのまま建物に入り、空いている受付へと進み受付嬢に声を掛ける。
「すいません」
「はい、ご依頼でしょうか?」
「ええ」
私はそう返事をした後に受付嬢に顔を近付け小声で話を続ける。
「私は王宮魔術師団の者です、ギルド長と話がしたいのですが会えるでしょうか?」
私の言葉に受付嬢は少しだけ驚いた顔をしたがその後微笑み口を開く。
「少しお待ちいただけますか?」
私が頷くと受付嬢は立ち上がり後ろにある通路へと歩いていき、私は設置してある椅子に座って待つ事にした。
それから5分も経たずにさっきの受付嬢が戻って来て私を見て微笑み口を開く。
「お会いになるそうです、ご案内しますので私についてきていただけますか?」
「わかりました」
受付嬢の後につていくと受付嬢が1つの部屋の前で足を止めて口を開く。
「こちらにギルドマスターがいらっしゃいます」
そう言ってドアをノックし口を開く。
「ギルドマスター、お客様をお連れしました」
「入れ」
私が中に入ると中には怖い顔をした男性・・・・・ギルドマスターが座っていた。
私はギルドマスターを見て直立不動の体勢を取り口を開く。
「私は王宮魔術師団所属、第2部隊長のライナシア・ルナードです。今回ここに来たのはとある組織の拠点を攻める為にアグリに来ました、是非ともご協力をお願いしたく参りました」
私がそう言うとギルドマスターは真剣な顔で口を開く。
「セスナ、地図を持って来てくれ」
「わかりました」
セスナと呼ばれた受付嬢が一度部屋から出ていき地図をもって戻っ来た。
399
あなたにおすすめの小説
弁えすぎた令嬢
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。
彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!
碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!?
「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。
そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ!
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
逆行転生って胎児から!?
章槻雅希
ファンタジー
冤罪によって処刑されたログス公爵令嬢シャンセ。母の命と引き換えに生まれた彼女は冷遇され、その膨大な魔力を国のために有効に利用する目的で王太子の婚約者として王家に縛られていた。家族に冷遇され王家に酷使された彼女は言われるままに動くマリオネットと化していた。
そんな彼女を疎んだ王太子による冤罪で彼女は処刑されたのだが、気づけば時を遡っていた。
そう、胎児にまで。
別の連載ものを書いてる最中にふと思いついて書いた1時間クオリティ。
長編予定にしていたけど、プロローグ的な部分を書いているつもりで、これだけでも短編として成り立つかなと、一先ずショートショートで投稿。長編化するなら、後半の国王・王妃とのあれこれは無くなる予定。
学園長からのお話です
ラララキヲ
ファンタジー
学園長の声が学園に響く。
『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』
昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。
学園長の話はまだまだ続く……
◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない)
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる