260 / 1,656
死んじゃうわ!!
しおりを挟む
「皆いい子にしてるんだよ?それとエルスさん達に家の事はお願いします」
「「「「「「「行ってらっしゃい」」」」」」」
「「「行ってらっしゃいませ」」」
見送りに来ている子供達とエルスさん達に一言言って【転移魔法】を使いコラーナさんに教えてもらった場所に転移する。
「わっ!!真っ暗!」
転移先に着いたら辺りは真っ暗、確か洞窟って言ってたから真っ暗なのか。
「【ライト】」
取り敢えず光魔法を使い辺りを照らして、見渡すと何もない空間が広がっていた。
「さてと、出口はどっちだろう?」
かなり広いんだけど・・・・・・どうするべ?
「レン様あっちでございます」
カナデが右柄の空間のほうを指差して教えてくれる、風を使って調べてくれたみたいだね。
「ありがとうカナデ」
頭を撫でてお礼を言うとカナデがへにょって感じの嬉しそうな顔で何度もうなずく・・・・・・可愛いなぁ!!
「さてと・・・ギンガ、シリウス、コハクこっちにおいで」
【アイテムボックス】からメイシェル王国の国旗を取り出してギンガ達の首に巻き付ける。
「邪魔かもしれないけど我慢してね?これを着けていれば攻撃されないと思うから」
「「ガウ!」」 「クゥ!」
「蒼天は姿が見えないようにしてくれれば大丈夫だよ」
「クワッ!」
さてと、これで?用意は終わったよね?・・・・よし!外に出よう!
10分ほど歩き外の明かりが見えてきて潮の香りもしてきた、そして外に出て・・・・・言葉を失う。
「すごい・・・・・」
あたし達が洞窟から出た所は崖に出来た横穴でそこから美しい・・・とても美しい海が待ち構えていた。
コバルトブルーの海の中で様々な色のサンゴを太陽が照らして、どんな言葉が正しいのか迷うほどの美しさ・・・・・来てよかった!!
「この光景を子供達に見せてあげたいね」
今回の頼みごとが終わったら、まずここに連れてこよう!
そう思いながら周りを観察すると、海の上に城と城壁が見え、そこに向かうための橋が見えた。
「なるほど【海上王国】・・・・ね」
多分に陸から少し離れた島に城を立ててそこを王都としたのだろう。
「面白い!!」
移動しようとして立ち止まる。
「降りられないじゃん」
あたし達が出てきたのは崖に出来た横穴、つまりかなり高い、高さで言うとだいたい10階建てのビルの高さだ、流石に飛び降りたくは無い、死んじゃうわ!!
「レン様、私にお任せ下さい」
ミズキがあたしの前に出て海に向かって手を向ける。
すると海の水がミズキに引き寄せられるように上がって来て、階段となり固まる。
「お待たせしました、どうぞお進みください」
「ありがとうミズキ」
お礼を言って階段を降り砂浜に着いたら、階段は元の海水に戻り海に帰っていった。
そして浜辺からまた海を見る。
「やっぱり綺麗・・・」
向こうで見た沖縄旅行のパンフを思い出す。
「そういえば沖縄に行きたかったんだよね」
行く前に死んだけど、まあこっちでこんな美しいもの見れたんだ良しとしよう!
「皆取り敢えずあの橋を目指すよ!」
「「「畏まりました」」」
あたし達はきれいな海を眺めつつ、移動を始める。
「さて皆歩きながら聞いて、今回の事はコラーナさんって人から頼まれたんだ、けど『海上王国ウォルム』に行ってとしか言われなかったから、何が起こるかわかんないんだ、なのでまずギルドに行って、ここら辺の地理、モンスター、ダンジョンの場所なんかを調べる、後ケインに頼まれたことがあるから王城にもいくから」
「レン様、ならば私とミズキでギルドでの情報収集をします、レン様は王城の方にお向かい下さい」
シンが提案してきたので、考えて頷く。
「そうしよう、頼むね二人共」
「「畏まりました」」
話をしながら移動していたら、目指していた橋にもうすぐ着く。
新しい街に入る時ってワクワクするよね!!
「「「「「「「行ってらっしゃい」」」」」」」
「「「行ってらっしゃいませ」」」
見送りに来ている子供達とエルスさん達に一言言って【転移魔法】を使いコラーナさんに教えてもらった場所に転移する。
「わっ!!真っ暗!」
転移先に着いたら辺りは真っ暗、確か洞窟って言ってたから真っ暗なのか。
「【ライト】」
取り敢えず光魔法を使い辺りを照らして、見渡すと何もない空間が広がっていた。
「さてと、出口はどっちだろう?」
かなり広いんだけど・・・・・・どうするべ?
「レン様あっちでございます」
カナデが右柄の空間のほうを指差して教えてくれる、風を使って調べてくれたみたいだね。
「ありがとうカナデ」
頭を撫でてお礼を言うとカナデがへにょって感じの嬉しそうな顔で何度もうなずく・・・・・・可愛いなぁ!!
「さてと・・・ギンガ、シリウス、コハクこっちにおいで」
【アイテムボックス】からメイシェル王国の国旗を取り出してギンガ達の首に巻き付ける。
「邪魔かもしれないけど我慢してね?これを着けていれば攻撃されないと思うから」
「「ガウ!」」 「クゥ!」
「蒼天は姿が見えないようにしてくれれば大丈夫だよ」
「クワッ!」
さてと、これで?用意は終わったよね?・・・・よし!外に出よう!
10分ほど歩き外の明かりが見えてきて潮の香りもしてきた、そして外に出て・・・・・言葉を失う。
「すごい・・・・・」
あたし達が洞窟から出た所は崖に出来た横穴でそこから美しい・・・とても美しい海が待ち構えていた。
コバルトブルーの海の中で様々な色のサンゴを太陽が照らして、どんな言葉が正しいのか迷うほどの美しさ・・・・・来てよかった!!
「この光景を子供達に見せてあげたいね」
今回の頼みごとが終わったら、まずここに連れてこよう!
そう思いながら周りを観察すると、海の上に城と城壁が見え、そこに向かうための橋が見えた。
「なるほど【海上王国】・・・・ね」
多分に陸から少し離れた島に城を立ててそこを王都としたのだろう。
「面白い!!」
移動しようとして立ち止まる。
「降りられないじゃん」
あたし達が出てきたのは崖に出来た横穴、つまりかなり高い、高さで言うとだいたい10階建てのビルの高さだ、流石に飛び降りたくは無い、死んじゃうわ!!
「レン様、私にお任せ下さい」
ミズキがあたしの前に出て海に向かって手を向ける。
すると海の水がミズキに引き寄せられるように上がって来て、階段となり固まる。
「お待たせしました、どうぞお進みください」
「ありがとうミズキ」
お礼を言って階段を降り砂浜に着いたら、階段は元の海水に戻り海に帰っていった。
そして浜辺からまた海を見る。
「やっぱり綺麗・・・」
向こうで見た沖縄旅行のパンフを思い出す。
「そういえば沖縄に行きたかったんだよね」
行く前に死んだけど、まあこっちでこんな美しいもの見れたんだ良しとしよう!
「皆取り敢えずあの橋を目指すよ!」
「「「畏まりました」」」
あたし達はきれいな海を眺めつつ、移動を始める。
「さて皆歩きながら聞いて、今回の事はコラーナさんって人から頼まれたんだ、けど『海上王国ウォルム』に行ってとしか言われなかったから、何が起こるかわかんないんだ、なのでまずギルドに行って、ここら辺の地理、モンスター、ダンジョンの場所なんかを調べる、後ケインに頼まれたことがあるから王城にもいくから」
「レン様、ならば私とミズキでギルドでの情報収集をします、レン様は王城の方にお向かい下さい」
シンが提案してきたので、考えて頷く。
「そうしよう、頼むね二人共」
「「畏まりました」」
話をしながら移動していたら、目指していた橋にもうすぐ着く。
新しい街に入る時ってワクワクするよね!!
147
あなたにおすすめの小説
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
この野菜は悪役令嬢がつくりました!
真鳥カノ
ファンタジー
幼い頃から聖女候補として育った公爵令嬢レティシアは、婚約者である王子から突然、婚約破棄を宣言される。
花や植物に『恵み』を与えるはずの聖女なのに、何故か花を枯らしてしまったレティシアは「偽聖女」とまで呼ばれ、どん底に落ちる。
だけどレティシアの力には秘密があって……?
せっかくだからのんびり花や野菜でも育てようとするレティシアは、どこでもやらかす……!
レティシアの力を巡って動き出す陰謀……?
色々起こっているけれど、私は今日も野菜を作ったり食べたり忙しい!
毎日2〜3回更新予定
だいたい6時30分、昼12時頃、18時頃のどこかで更新します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる