レディース異世界満喫禄

日の丸

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納得!!

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のんびりと歩いていこうかと思ったらアニマルズ達が足を止めて『じーーーーっ』って何かを言いたそうにあたしを見つめて来た。



「えっと・・・・・何にかな?ってうわっ!!」



質問しようとしたらあたしは宙を舞いその後にスレイプの背に収まっていた。



「あ!皆があたし達を乗せてくれるんだね?お願いしていいかな?」



アニマルズの言いたい事が判りお願いするとシン達をそれ其れの背に乗せるアニマルズ達。



「んじゃ行こうか!!」



なんか久しぶりにアニマルズに乗せてもらった気がするよ。

アニマルズとドラゴンズ達と共に移動して1時間位して目の前に立派なお城と街並みが見え始めた。



「綺麗だね」



【レスティオール】の王都は森と湖に囲まれた自然豊かな所だった。

城や町を森が囲み城の後には大きく美しい湖がある、そして少し離れた場所に【討伐者の聖地】と言われる国だけあって闘技場がある。

見てて飽きないねこの景色!



「【レスティオール】は昔から自然の中で暮らすことを良しとしている民族ですから」



リステアのここから見える景色を見ながらそう言って来た。



「それはいいことだね、カロラ達と合流して観光・・・・・楽しみだね!!」



「そうですね」



崖の上から眺めていたのだけれど街に行くことにしてアニマルズ達が走り出す。







整備された王都行きの道に出て王都を目指して進むと、討伐者らしき人だと判る人たちが多くなりあたし達を見ると武器を構えたり顔を引きつらせたりしていた。

なんでだろうね?不思議だべ。



「クワッ」



聞き覚えのある鳴き声にあたしは右腕を真横に伸ばして少し待つと重みが加わった後に蒼天が姿を現して一鳴きしてきた後に頬ずりしてきたので頭を撫でてあげる。



「ご苦労様ね蒼天、カロラ達と合流出来た?」



あたしが蒼天にそう聞くと翼を広げてボディーバックを強調してきたのでボディーバックの中を見てみると一通の手紙と地図が入っていた。

手紙を読んでみるとカロラからで『地図の示す場所に来てください』とのことであたしは納得。



「そこのお前!とまれ!!」



入場門を通り過ぎようとしたら門を守る衛兵10人位が武器を手にあたしを呼び留めて来た。



「ん?なんだべ?」



え?あたし達何も悪いことしてないよね?



「その魔物達はお前の従魔か?」



・・・・・・・あ!そう言う事か!!ドラゴンズは見えないようにしていたけどアニマルズト達にはいつもの国旗を身に纏わせるのを忘れてた!!



「そうだよこの子達はあたしの友達、あたし達は一応Aランカーの討伐者で・・・・・・」



あたしは【アイテムボックス】からメイシェル王国の国旗を取り出してアニマルズの身に纏わせる。



「あたし達の頼もしい味方だよ」



あたしが出した国旗を見て衛兵の中で一番偉そうな人が全て理解したらしく、頭を下げて来た。



「これは失礼しました、国に認められる程のお方とは知らず失礼な態度をとってしまった事、お詫びいたします」



流石王都の守りを任せられるだけって、なかなか礼儀正しい人だ。



「気にしなくていいよ、それがお仕事だからね、通っていいかな?」



あたしが首を傾げてそう聞くと衛兵さんが頷く。



「どうぞお通りください、私はエムリオ・カーサと申します、街で何かあったら相談してください、殆ど入場門に居ますので」



「その時は頼むよ」



「森の都【レスティオール】へようこそ!お楽しみください!」



衛兵さんがそう言って来たのであたしは足を止める。



「森の都?あれ?討伐者の聖地が売りしゃなかった?」



あたしの言葉に衛兵さんが苦笑する。



「確かにそうも言われますが我々は森の都と言われる方がいいのですよ、一般の方は無関係に等しいですから」



確かに街に居るのは討伐者だけじゃないからね、納得!!

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