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それだよ!!
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報酬を受け取った後に爺さんを見ながら口を開く。
「【スタンピード】の後どうなった?もう被害は出ていない?」
あたし達はアンヌシアさん達が『【スタンピード】は収まった』と言われてすぐに帰ったからその後の事は判らないんだよね。
「魔物に関してはあの後少しの間だけど魔物が出ておったよ。打ち漏らした魔物が残っていたようでな、まあその魔物は騎士団によって打ち取られておる」
アンヌシアさん達が少しの間滞在するって言ってたからしっかりと対応してくれてたんだね。
「それとこの前国から発表があったのだが、防衛戦をした砦の場所に街を作る事になったそうだ」
「へ?」
あそこに街を作るんだ?
「【大地の最奥】からドラゴンが出て来る可能性もあるからその街を防衛都市として作るそうだ、あと今回被害に遭った市民をその街の市民として受け入れるとのことだ」
おおおおおお!!!ナイスだケイン!!あたし達がやらかしたから『被害に遭った人達はどうなるんだろう』って思ってたんだよね!
「それは良かった!それを聞いてほっとしたよ」
あたしがそう言うと爺さんとアリアさんが立ち上がりいきなりあたしに頭を下げてきた。
「ちょ!!いきなり何なのさ!!」
慌てるあたしに爺さんが口を開く。
「嬢ちゃんのお陰で救われた、嬢ちゃんが【スタンピード】が起こると教えてくれなければ何の準備もできずに対応しなければならなかった・・・・それは多くの犠牲を出しておっただろう・・・・大げさではなく嬢ちゃんは国を救ったのだ。グランドマスターとして・・・・・・【メイシェル王国】の国民の一人として其方に礼を言わせてもらう・・・・・ありがとう」
こういう所はキチンとグランドマスターなんだよねこの爺さん。
「偶々リステアが教えてくれたからね後でリステアに会ったらそう伝えておくよ」
あたしがそう言うと爺さんとアリアさんが苦笑していた。
「あ!そう言えば今ウルステアに用事があって滞在してんだけど爺さんの弟さんに会ったよ」
思い出したのでそう言ったら爺さんが嬉しそうな顔で口を開く。
「なんと?ラルフに会ったのか?元気だったかのう?」
食い気味にそう言われたのであたしは頷きながら口を開く。
「元気だったよ」
そのやり取りを見ていたアリアさんが口を開く。
「ウルステアに滞在していて・・・・何でメイシェル王国に・・・・・あ!【転移魔法】」
あたしが【転移魔法】を使える事を思い出したのか納得したような顔になる。
「そうじゃ!!わしを【ウルステア】に連れて行ってはくれまいか?久しぶりにラルフにあいたいしのぅ」
あたしは笑顔でそう言って来る爺さんに笑顔で口を開く。
「断る」
あたしの答えに驚き固まった後慌てて口を開く爺さん。
「何でじゃ!!久々にラルフと熱く語りたいのだが!!」
それだよ!!
「アンタ等兄弟が揃うとろくでもない事が起りそうだから却下!!」
もう2人が揃ったらララウやアリアさんが苦労するだけだからね!!
「残念じゃ・・・・・・」
しょんぼりする爺さんをとても冷めた目で見ているアリアさんはあたしが何を懸念したのか理解しているようだった。
「レンさん・・・・・ありがとう」
「うん」
あたしとアリアさんはその時同じ思いをしていたと思う、『絶対合わせない』・・・・・と!!!
「んじゃそろそろ帰るよ」
貰う物はもらったし、世間話と【スタンピード】後の話も聞けたしそろそろウルステアの家に戻るべ。
「今回は本当にご苦労じゃった、たまには顔を出すのじゃぞ?」
爺さんがそう言うばアリアさんも頷きながら口を開く。
「そうです、偶に顔を出して私の話し相手となってください、貴女と話しているとストレス発散にもなりますから」
チラチラと爺さんを見ながら追う言って来たので思わず吹き出して笑ってしまった。
「【スタンピード】の後どうなった?もう被害は出ていない?」
あたし達はアンヌシアさん達が『【スタンピード】は収まった』と言われてすぐに帰ったからその後の事は判らないんだよね。
「魔物に関してはあの後少しの間だけど魔物が出ておったよ。打ち漏らした魔物が残っていたようでな、まあその魔物は騎士団によって打ち取られておる」
アンヌシアさん達が少しの間滞在するって言ってたからしっかりと対応してくれてたんだね。
「それとこの前国から発表があったのだが、防衛戦をした砦の場所に街を作る事になったそうだ」
「へ?」
あそこに街を作るんだ?
「【大地の最奥】からドラゴンが出て来る可能性もあるからその街を防衛都市として作るそうだ、あと今回被害に遭った市民をその街の市民として受け入れるとのことだ」
おおおおおお!!!ナイスだケイン!!あたし達がやらかしたから『被害に遭った人達はどうなるんだろう』って思ってたんだよね!
「それは良かった!それを聞いてほっとしたよ」
あたしがそう言うと爺さんとアリアさんが立ち上がりいきなりあたしに頭を下げてきた。
「ちょ!!いきなり何なのさ!!」
慌てるあたしに爺さんが口を開く。
「嬢ちゃんのお陰で救われた、嬢ちゃんが【スタンピード】が起こると教えてくれなければ何の準備もできずに対応しなければならなかった・・・・それは多くの犠牲を出しておっただろう・・・・大げさではなく嬢ちゃんは国を救ったのだ。グランドマスターとして・・・・・・【メイシェル王国】の国民の一人として其方に礼を言わせてもらう・・・・・ありがとう」
こういう所はキチンとグランドマスターなんだよねこの爺さん。
「偶々リステアが教えてくれたからね後でリステアに会ったらそう伝えておくよ」
あたしがそう言うと爺さんとアリアさんが苦笑していた。
「あ!そう言えば今ウルステアに用事があって滞在してんだけど爺さんの弟さんに会ったよ」
思い出したのでそう言ったら爺さんが嬉しそうな顔で口を開く。
「なんと?ラルフに会ったのか?元気だったかのう?」
食い気味にそう言われたのであたしは頷きながら口を開く。
「元気だったよ」
そのやり取りを見ていたアリアさんが口を開く。
「ウルステアに滞在していて・・・・何でメイシェル王国に・・・・・あ!【転移魔法】」
あたしが【転移魔法】を使える事を思い出したのか納得したような顔になる。
「そうじゃ!!わしを【ウルステア】に連れて行ってはくれまいか?久しぶりにラルフにあいたいしのぅ」
あたしは笑顔でそう言って来る爺さんに笑顔で口を開く。
「断る」
あたしの答えに驚き固まった後慌てて口を開く爺さん。
「何でじゃ!!久々にラルフと熱く語りたいのだが!!」
それだよ!!
「アンタ等兄弟が揃うとろくでもない事が起りそうだから却下!!」
もう2人が揃ったらララウやアリアさんが苦労するだけだからね!!
「残念じゃ・・・・・・」
しょんぼりする爺さんをとても冷めた目で見ているアリアさんはあたしが何を懸念したのか理解しているようだった。
「レンさん・・・・・ありがとう」
「うん」
あたしとアリアさんはその時同じ思いをしていたと思う、『絶対合わせない』・・・・・と!!!
「んじゃそろそろ帰るよ」
貰う物はもらったし、世間話と【スタンピード】後の話も聞けたしそろそろウルステアの家に戻るべ。
「今回は本当にご苦労じゃった、たまには顔を出すのじゃぞ?」
爺さんがそう言うばアリアさんも頷きながら口を開く。
「そうです、偶に顔を出して私の話し相手となってください、貴女と話しているとストレス発散にもなりますから」
チラチラと爺さんを見ながら追う言って来たので思わず吹き出して笑ってしまった。
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