レディース異世界満喫禄

取りあえずは笑ってごまかす！！

エルスさんがそう言うならあたしは何もしなくていいのね？なんか落ち着かないんだけど？



「レン？」



アリーヌか真剣な顔であたしを見ながら声をかけてきたので視線を向けるとアリーヌが口を開く。



「エルスを信じなさい」



そうだね此処はエルスさんの事を信じてあたしは動かない方がいいよね。



「アリーヌさんの言う通りです、レン様は私達を信頼しいつも通りの生活をしてください」



アリーヌの言葉を聞いたカロラがアリーヌの言葉に頷きながらこう言って来たのであたしは頷く。



「わかったよ、あたしは予定通り明後日にはハウダック王国で温泉に浸かってくるよ」



カロラがそれを聞くと微笑んでから口を開く。



「そうしてください」



【カグヤ商会】に務めてくれている皆はとても優しくて涙が出そうだべさ！！



「【カグヤ商会】の従業員の強化と確保、それと警備員の件に関してなのですが、メイシェル王国、ウォルム王国、ハウダック王国に関しては人員確保のめどが立ったとお思い下さい」



エルスさんが今日までに３国のギルドを周って話をつけてくれたんだね、流石エルスさん！仕事が早い！！



「カロラはこれからどうするの？ハウダック王国の温泉旅行には行けないんだよね？」



確かカロラも仕事で行けないと言ってた気がする。



あたしがそう聞くとカロラが申し訳なさそうな顔になり口を開く。



「申し訳ないのですがどうしても外せない仕事が入ってまして、ですので私の分まで楽しんできてください」



「そっか、ならそうさせてもらうね。ご飯を食べた？」



少し腹が減ったからカロラが良ければ一緒に食べようと思いそう聞いてみると、カロラは少し考えた後微笑みながら口を開く。



「いいえまだです」



それはちょうどいいね！！



「なら一緒に食べよう」



あたしたちは世間話をしながら食事をした。











「皆忘れ物は無い？」



カロラとの食事から何事も無く温泉旅行に行く日になってその日の朝、ハウダック王国に行く皆がリビングに集まりあたしが皆にそう言うと集まった皆は頷く。



「まずはウォルムに行ってフィルミナを迎えに行くよ、その後にハウダック王国にある家に行く事になっいてる。何か質問あるかな？」



そう言って皆を見渡せばだれも何も言わないのであたしは頷き口を開く。



「それじゃあ行くよ」



あたしはウォルムの家に転移した。







「皆は少し寛いでいてね」



ウォルムの家のリビングに転移した後にあたしはそう言う。

あたしは一応外に出てみてフィルミナが来ていない事を確認してリビングに戻り口を開く。



「まだフィルミナが来てないから少しのんびりしよう」



流石に『来てないから出かけましょう！！』って事は出来ないのでお茶を飲んでのんびりとする事にした。



「そう言えばプレシアには遊びに行くって言ってるの？」



紅茶を飲みながらアリーヌがそう聞いてきたのであたしは首を左右に振り口を開く。



「何も言ってないよ、プレシアも忙しいだろうしね」



それにハウダック王国に行くのはのんびりする為だからね、向こうの家に着いたらまずは家にある露天風呂に浸かってのんびりする事になってるんだ！！



「先に言っておいた方が良かった気がするわよ？きっとプレシアも文句言ってくるわ」



え？そうかな？まあもう遅いよね！何か言われたら取りあえずは笑ってごまかす！！これしかないね

これしかないね！！