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第3章 快適生活へ向けて頑張ろう!
057 どう見たらエルフに見えるんだよ?
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本日2話目投稿です。
以下本文です。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「で、俺の質問にも答えてくれます?」
「ん? 何だ?」
「貴方、エルフですか?!」
「はぁ?! どこをどう見たらエルフに見えるんだよ?」
いや、どこから見てもエルフ以外に見えませんが?
弓を持って森に立ってたら、100%、いや1000%エルフだよ。
あっ、もしかして、ハイエルフってパターン?
もしくはハーフエルフとか?
「……もしかして、多種族って見た事が無いくらい田舎から来たのか?
いや、でも、お前の所属は帝都だよな? 田舎から帝都に出てきた?」
「あっ、そうです。かな~り田舎の出身です」
なんか気分を害したようなので、乗っかっておこう。
田舎出身なのは間違い無いし。
「そうか。じゃあ覚えておけ。
俺の種族はドワーフと言う。エルフという種族は、亜人よりも背が少し低く長いヒゲをはやしている」
「えっ?! あれ?! あれれ~?!」
逆じゃない?!
それがドワーフで、貴方達がエルフじゃないの?!
「すみません。種族に詳しく無いので、教えてもらえますか?」
「そのようだな。人によっては間違えると怒る者も居るので、覚えておいて損は無いだろう」
「お願いします」
「お前のような全種族に似ているのは亜人という。
私のような容姿がドワーフで、さっき説明したのがエルフ。
動物に似た容姿を持つ者をハーフリング、モンスターに似た容姿を持つ者を獣人という」
ヤベェ。
俺の知ってるのとは違う。というか種族名が違う。
しかも違うのなら良いけど、記憶にある名前を容姿が一致しないとは。
「この人の様な容姿の者をポニュという」とか言われた方が覚えられるわ。
混在してるのはイチから覚えるよりも大変!
「ヤバいです。俺の知ってるのと全然違います!」
「マジか? 誰に習った?」
「……本で」
「誰が書いたんだ、その本。世の中に喧嘩売ってるぞ?」
いや、俺に言わせれば、この世界が喧嘩売ってると思うんですけど。
しかし、これは問題だ。
「自分は絵が得意なんですよ。ちょっと描かせてもらっても良いですか?
それを見てもらって、確認してもらえます?」
「ほう、絵が描けるのか。確かにメモしておいた方が良いだろう。
なかなか一度覚えた印象は変えられないからな」
協力してくれるようだ。助かります。
スケジュール帳を出して、俺の記憶にある、人間・エルフ・ドワーフ・獣人・亜人をこの順で描く。
「上手いじゃないか。
左から、亜人・ドワーフ・エルフ・ハーフリング・獣人だ」
「これは亜人って言うんですね」
「そうだ。これら全部の種族をまとめて人間と言う。まぁ、『人』と言っておけば大丈夫だ」
人間が亜人なのか。で、亜人も人間。
ややこしいわっ!!
どうせややこしいなら、特徴も聞いておこう。
混乱するなら一度の方が良い。
「エル、いや、ドワーフの人達は森に住んでるとか?」
「……何見て言ってんだ? ここどこだ? 街だろ? 森に見えるか?」
「ドワ、いや、エルフの人達は鍛冶が得意とか?」
「お前の言ってる意味がわからん。鍛冶の仕事してるやつは得意だろう。
だが、種族全部が得意な訳無いだろ? お前が絵が得意だとして、亜人全員絵が得意って事にはならないだろ?」
どうやら種族特性のようなモノは無いようだ。
まぁ、アレについては俺も疑問だった。
エルフは鍛冶するドワーフを嫌うとか。食器とかも木で作ってるとしてそれを削るナイフは鍛冶で作らないのか?
そもそもその木を切るのはどうやってんだ? 精霊の力で誤魔化すのかな?
自然と共に生きるという事で森に住んでるけど、死なないなら増えるばかりのエルフを農業もせずに養えるのか?
ドワーフもそう。
全員が鍛冶で暮らせないだろ。鉱夫も居るけど、だいたいどっちか。
酒好きな設定あるけど、酒作るとしてその材料は? すごく飲むならすぐ無くなるぞ。
どう考えても、エルフとドワーフが仲良しの方が双方に得。
……あっ、思い出した。指輪の話で、歴史的事情で仲が悪いってのがあったわ。
それを引きずっているのか。
話が逸れた。
もう深く考えるのは止めにしよう。
地球で言うなら、白人・黒人・黄色人種、みたいな事だと考えよう。
ほら、黒人の人ってバネがすごいみたいなイメージあるじゃん。そんな感じだよ。
それに、日本人が外国人を見て「貴方は白人ですか?」と言う事なんか無い。
種族に拘るよりも出身地の方を聞くだろう。「アメリカ人ですか?」みたいに。
そっちの方が重要だ。この世界でもね。
だが、この描いたのは大事にしよう。
いざという時に混乱するから。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
近況ボードにも書きましたが、しばらくは1日に2話投稿いたします。
よろしくお願いします。
以下本文です。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「で、俺の質問にも答えてくれます?」
「ん? 何だ?」
「貴方、エルフですか?!」
「はぁ?! どこをどう見たらエルフに見えるんだよ?」
いや、どこから見てもエルフ以外に見えませんが?
弓を持って森に立ってたら、100%、いや1000%エルフだよ。
あっ、もしかして、ハイエルフってパターン?
もしくはハーフエルフとか?
「……もしかして、多種族って見た事が無いくらい田舎から来たのか?
いや、でも、お前の所属は帝都だよな? 田舎から帝都に出てきた?」
「あっ、そうです。かな~り田舎の出身です」
なんか気分を害したようなので、乗っかっておこう。
田舎出身なのは間違い無いし。
「そうか。じゃあ覚えておけ。
俺の種族はドワーフと言う。エルフという種族は、亜人よりも背が少し低く長いヒゲをはやしている」
「えっ?! あれ?! あれれ~?!」
逆じゃない?!
それがドワーフで、貴方達がエルフじゃないの?!
「すみません。種族に詳しく無いので、教えてもらえますか?」
「そのようだな。人によっては間違えると怒る者も居るので、覚えておいて損は無いだろう」
「お願いします」
「お前のような全種族に似ているのは亜人という。
私のような容姿がドワーフで、さっき説明したのがエルフ。
動物に似た容姿を持つ者をハーフリング、モンスターに似た容姿を持つ者を獣人という」
ヤベェ。
俺の知ってるのとは違う。というか種族名が違う。
しかも違うのなら良いけど、記憶にある名前を容姿が一致しないとは。
「この人の様な容姿の者をポニュという」とか言われた方が覚えられるわ。
混在してるのはイチから覚えるよりも大変!
「ヤバいです。俺の知ってるのと全然違います!」
「マジか? 誰に習った?」
「……本で」
「誰が書いたんだ、その本。世の中に喧嘩売ってるぞ?」
いや、俺に言わせれば、この世界が喧嘩売ってると思うんですけど。
しかし、これは問題だ。
「自分は絵が得意なんですよ。ちょっと描かせてもらっても良いですか?
それを見てもらって、確認してもらえます?」
「ほう、絵が描けるのか。確かにメモしておいた方が良いだろう。
なかなか一度覚えた印象は変えられないからな」
協力してくれるようだ。助かります。
スケジュール帳を出して、俺の記憶にある、人間・エルフ・ドワーフ・獣人・亜人をこの順で描く。
「上手いじゃないか。
左から、亜人・ドワーフ・エルフ・ハーフリング・獣人だ」
「これは亜人って言うんですね」
「そうだ。これら全部の種族をまとめて人間と言う。まぁ、『人』と言っておけば大丈夫だ」
人間が亜人なのか。で、亜人も人間。
ややこしいわっ!!
どうせややこしいなら、特徴も聞いておこう。
混乱するなら一度の方が良い。
「エル、いや、ドワーフの人達は森に住んでるとか?」
「……何見て言ってんだ? ここどこだ? 街だろ? 森に見えるか?」
「ドワ、いや、エルフの人達は鍛冶が得意とか?」
「お前の言ってる意味がわからん。鍛冶の仕事してるやつは得意だろう。
だが、種族全部が得意な訳無いだろ? お前が絵が得意だとして、亜人全員絵が得意って事にはならないだろ?」
どうやら種族特性のようなモノは無いようだ。
まぁ、アレについては俺も疑問だった。
エルフは鍛冶するドワーフを嫌うとか。食器とかも木で作ってるとしてそれを削るナイフは鍛冶で作らないのか?
そもそもその木を切るのはどうやってんだ? 精霊の力で誤魔化すのかな?
自然と共に生きるという事で森に住んでるけど、死なないなら増えるばかりのエルフを農業もせずに養えるのか?
ドワーフもそう。
全員が鍛冶で暮らせないだろ。鉱夫も居るけど、だいたいどっちか。
酒好きな設定あるけど、酒作るとしてその材料は? すごく飲むならすぐ無くなるぞ。
どう考えても、エルフとドワーフが仲良しの方が双方に得。
……あっ、思い出した。指輪の話で、歴史的事情で仲が悪いってのがあったわ。
それを引きずっているのか。
話が逸れた。
もう深く考えるのは止めにしよう。
地球で言うなら、白人・黒人・黄色人種、みたいな事だと考えよう。
ほら、黒人の人ってバネがすごいみたいなイメージあるじゃん。そんな感じだよ。
それに、日本人が外国人を見て「貴方は白人ですか?」と言う事なんか無い。
種族に拘るよりも出身地の方を聞くだろう。「アメリカ人ですか?」みたいに。
そっちの方が重要だ。この世界でもね。
だが、この描いたのは大事にしよう。
いざという時に混乱するから。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
近況ボードにも書きましたが、しばらくは1日に2話投稿いたします。
よろしくお願いします。
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