102 / 200
第4章 色々解決したい
102 二番煎じではダメでしょ
しおりを挟む
異世界転移=孤児院、こんな法則があるんじゃないかと思うほど、主人公が絡んでいる孤児院。
という事で、俺もチャレンジしようかなと思ったんです。
「孤児院ですか? あのギルドの横にある?」
おっとっと、先制パンチ食らったぜ。
もうあるのかよ……。
「学校ですか? それは学園とは違うのでしょうか?」
ボディブロー食らったぜ。
学園ってのがあるのね……。
「……すみません。それらはどういった経営してるのか、教えてもらえます?」
「孤児院は主にギルドが出資してます。冒険者の子供が多いので。
そこで育った子供は冒険者になる事が多いですね。引退した冒険者が教えたりしてますから」
思ったよりしっかりしている。
教会所属でもなく、国や領主がお金を渋る的な事は無いようだ。
「学園は勉学をする所です。高等な知識や魔法を勉強していますね。
こちらは主に商人が出資しています。将来、自分の商会に来てもらいたいですからね」
こちらもちゃんとしていた。
国が出資では無いので、貴族とかも偉そうに出来ないだろうな。
いやいや、してるって。イジメはあります!
「その学園に貴族の子供は?」
「ほとんどいないですね」
「それは何故?」
「貴族の子は、親の側で親のやっている事を間近で見て勉強します。跡継ぎですから」
「それだと次男とかは?」
「次男は長男の代わりですので、同じように勉強しますね。
長男が何事も無く代替わりすれば、長男に仕える事になります。
3男以降は国に仕える文官や武官を目指して、国の経営する学部という所に入ります。
稀に冒険者になる子や学園に入学する子がいますけど、ほとんどが学部に行きます」
「女の子は?」
「女の子は母親に付いて、淑女教育ですね。結婚の為の勉強です」
そうか、貴族は居ないのか。
稀に入学してくる程度。そんな変わり者なら、貴族だからと偉そうにしないだろうな。
つまり、貴族は貴族、庶民は庶民と住み分けされていると。
ラノベのように、同じ学校で、貴族も庶民も関係無く平等!みたいなのは夢の話か。
よく考えたら、身分差が当然の世界で、何で学校内は平等なのだろう?
身分は親の身分で本人のではない、みたいな話もあるが、次期当主なら本人のとも言える。
確定してないから無効と言うなら、確かにそうだ。
だけど、次男が控えてるじゃん? じゃあヤバい事したら次男に権利が移行するのは判ってる。
なのにヤバい事するの? だとしたらよほどのアホか? ならヤバい事しなくても当主にはなれないわ。アホを当主にする訳が無い。
「……ウソです。作りません」
「止めるのですか?」
「二番煎じではダメでしょ」
「やりようはあると思いますけどね」
「そうですか? ……う~ん」
やれる事ねぇ。
何があるのだろうか?
この世界、子供に教えるのは親の仕事のようだ。
前に習った刺繍も、おばあちゃんが孫に教えてるようだったし。
あっ、それで思い出した!
「絵を教えるってのはどうでしょう?」
「絵、ですか」
「ええ。絵が描ける人が増えれば人相書きも出来ますし、植物や動物やモンスターを絵で描ければ分かりやすくなりません?」
「確かに。キョウヤさんの描く絵は分かりやすいですからね」
「ありがとうございます」
「しかし……需要が少ない気がしますね」
マジか!
……確かに100人に教えたとして全員が就職出来るだろうか?
国やギルドに1人づつ、兵士にも1人。商人が商品説明を描くのに何人か。
うん、全員が就職出来るとは思えない。
更に次の卒業生はどこに務めるのだ? 1期生限りになりそうだ。
……そうか。学校を考えるからいけないのか。
「では教室にします!」
「教室、ですか?」
「はい。絵画教室です。これなら色々な分野が可能です!」
「どういう仕組みで?」
「1回1時間、じゃなくて1回1カンで教えるのです。1回事に料金を払ってもらって習いに来るんです。
年齢性別身分は問いません」
「なるほど」
「これは絵だけじゃなく、さっきも言ったように色々な分野が可能です。
例えば料理だったり、DIYじゃなくて、簡単な椅子作りだったり、歌の練習だったり、刺繍だったり」
「ふむふむ」
「教えるのもその道の権威のある人じゃなくて良いんです。
例えば隠居したおばあちゃんが刺繍を教える教室を開いても良いんです。
しかも1回1カンなので、そんなに大変では無いと思います」
俺の中のイメージは公民館だ。
公民館では毎日何かの教室が開かれている。
1度だけ代理でマンガ絵の書き方を教えに行った事があるんだよね。
あれならのんびり出来そうじゃないか?
「それなら可能そうですね。あまり儲からない気もしますけど」
「儲けはあまり考えてません」
「それはよくありませんね。ちょっと話を詰めましょうか」
やべぇ。
儲けを適当にしたら、ボガスさんの商魂に火がついたようだ。
という事で、俺もチャレンジしようかなと思ったんです。
「孤児院ですか? あのギルドの横にある?」
おっとっと、先制パンチ食らったぜ。
もうあるのかよ……。
「学校ですか? それは学園とは違うのでしょうか?」
ボディブロー食らったぜ。
学園ってのがあるのね……。
「……すみません。それらはどういった経営してるのか、教えてもらえます?」
「孤児院は主にギルドが出資してます。冒険者の子供が多いので。
そこで育った子供は冒険者になる事が多いですね。引退した冒険者が教えたりしてますから」
思ったよりしっかりしている。
教会所属でもなく、国や領主がお金を渋る的な事は無いようだ。
「学園は勉学をする所です。高等な知識や魔法を勉強していますね。
こちらは主に商人が出資しています。将来、自分の商会に来てもらいたいですからね」
こちらもちゃんとしていた。
国が出資では無いので、貴族とかも偉そうに出来ないだろうな。
いやいや、してるって。イジメはあります!
「その学園に貴族の子供は?」
「ほとんどいないですね」
「それは何故?」
「貴族の子は、親の側で親のやっている事を間近で見て勉強します。跡継ぎですから」
「それだと次男とかは?」
「次男は長男の代わりですので、同じように勉強しますね。
長男が何事も無く代替わりすれば、長男に仕える事になります。
3男以降は国に仕える文官や武官を目指して、国の経営する学部という所に入ります。
稀に冒険者になる子や学園に入学する子がいますけど、ほとんどが学部に行きます」
「女の子は?」
「女の子は母親に付いて、淑女教育ですね。結婚の為の勉強です」
そうか、貴族は居ないのか。
稀に入学してくる程度。そんな変わり者なら、貴族だからと偉そうにしないだろうな。
つまり、貴族は貴族、庶民は庶民と住み分けされていると。
ラノベのように、同じ学校で、貴族も庶民も関係無く平等!みたいなのは夢の話か。
よく考えたら、身分差が当然の世界で、何で学校内は平等なのだろう?
身分は親の身分で本人のではない、みたいな話もあるが、次期当主なら本人のとも言える。
確定してないから無効と言うなら、確かにそうだ。
だけど、次男が控えてるじゃん? じゃあヤバい事したら次男に権利が移行するのは判ってる。
なのにヤバい事するの? だとしたらよほどのアホか? ならヤバい事しなくても当主にはなれないわ。アホを当主にする訳が無い。
「……ウソです。作りません」
「止めるのですか?」
「二番煎じではダメでしょ」
「やりようはあると思いますけどね」
「そうですか? ……う~ん」
やれる事ねぇ。
何があるのだろうか?
この世界、子供に教えるのは親の仕事のようだ。
前に習った刺繍も、おばあちゃんが孫に教えてるようだったし。
あっ、それで思い出した!
「絵を教えるってのはどうでしょう?」
「絵、ですか」
「ええ。絵が描ける人が増えれば人相書きも出来ますし、植物や動物やモンスターを絵で描ければ分かりやすくなりません?」
「確かに。キョウヤさんの描く絵は分かりやすいですからね」
「ありがとうございます」
「しかし……需要が少ない気がしますね」
マジか!
……確かに100人に教えたとして全員が就職出来るだろうか?
国やギルドに1人づつ、兵士にも1人。商人が商品説明を描くのに何人か。
うん、全員が就職出来るとは思えない。
更に次の卒業生はどこに務めるのだ? 1期生限りになりそうだ。
……そうか。学校を考えるからいけないのか。
「では教室にします!」
「教室、ですか?」
「はい。絵画教室です。これなら色々な分野が可能です!」
「どういう仕組みで?」
「1回1時間、じゃなくて1回1カンで教えるのです。1回事に料金を払ってもらって習いに来るんです。
年齢性別身分は問いません」
「なるほど」
「これは絵だけじゃなく、さっきも言ったように色々な分野が可能です。
例えば料理だったり、DIYじゃなくて、簡単な椅子作りだったり、歌の練習だったり、刺繍だったり」
「ふむふむ」
「教えるのもその道の権威のある人じゃなくて良いんです。
例えば隠居したおばあちゃんが刺繍を教える教室を開いても良いんです。
しかも1回1カンなので、そんなに大変では無いと思います」
俺の中のイメージは公民館だ。
公民館では毎日何かの教室が開かれている。
1度だけ代理でマンガ絵の書き方を教えに行った事があるんだよね。
あれならのんびり出来そうじゃないか?
「それなら可能そうですね。あまり儲からない気もしますけど」
「儲けはあまり考えてません」
「それはよくありませんね。ちょっと話を詰めましょうか」
やべぇ。
儲けを適当にしたら、ボガスさんの商魂に火がついたようだ。
90
あなたにおすすめの小説
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
クラスで異世界召喚する前にスキルの検証に30年貰ってもいいですか?
ばふぉりん
ファンタジー
中学三年のある朝、突然教室が光だし、光が収まるとそこには女神様が!
「貴方達は異世界へと勇者召喚されましたが、そのままでは忍びないのでなんとか召喚に割り込みをかけあちらの世界にあった身体へ変換させると共にスキルを与えます。更に何か願いを叶えてあげましょう。これも召喚を止められなかった詫びとします」
「それでは女神様、どんなスキルかわからないまま行くのは不安なので検証期間を30年頂いてもよろしいですか?」
これはスキルを使いこなせないまま召喚された者と、使いこなし過ぎた者の異世界物語である。
<前作ラストで書いた(本当に描きたかったこと)をやってみようと思ったセルフスピンオフです!うまく行くかどうかはホント不安でしかありませんが、表現方法とか教えて頂けると幸いです>
注)本作品は横書きで書いており、顔文字も所々で顔を出してきますので、横読み?推奨です。
(読者様から縦書きだと顔文字が!という指摘を頂きましたので、注意書をと。ただ、表現たとして顔文字を出しているで、顔を出してた時には一通り読み終わった後で横書きで見て頂けると嬉しいです)
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる