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第5章 ダンジョンに行こう
151 ブサイクは人間にもモンスターにも襲われないらしい
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「う~ん、双方がそう言うなら、街に行くのはもう少し後にしましょうか。
じゃあ今度は、相手の言い分への反論タイムとしましょう」
相手の言い分へ反論してもらう事で、ウソに矛盾が無いか調べるつもり。
俺の節穴アイで可能かは別問題だ!
「私が犯罪者に見えますか?!」
「それを言ったら、私も同じだ。人攫いのような犯罪をするように見えるか?」
これについてはどうも答えにくい。
日本に居た時に、散々ラノベの挿絵で可憐なヒロインと襲う見た目の悪い男を書いてたからなぁ。
だって! 女性キャラについては色々指示があったんだもん!
ついでに言えば、男性キャラというかモブキャラについては全然指示が無かったんだもん!
そうなるとさ、見た時に誰もが「あぁ、この男は犯罪者だな」と思うキャラにするしかない。
悲しい事だが、美男子をモブキャラの犯罪者として書くのは許されていないんだよ。
ちなみに1度書いた事はある。編集者に却下されたんだよ。
「これじゃあ犯罪者じゃないし、モブキャラでもない」ってね。
結局の所、美人美男子=善、醜男=悪という図式が根底にあるのだ。
だから助ける女性も可愛い・綺麗ってのが定番。ブサイクは人間にもモンスターにも襲われないらしい。
でも、これがメインの敵キャラになると話は変わってくる。
何故か美人美男子にしなきゃいけないのだ。
主人公に自己投影をしている読者は、美形を倒す事で「ざまぁみろ」と思いたいのだ。(俺の偏見)
って事で、見た目での判断は俺には無理です。
「どう見えるかについては、判断出来ませんね。
犯罪者ほど、バレないように普通に見えるようにしているでしょうし。
なので他の反論を出してください」
「わ、私は普通に街で暮らしています!
隣に住んでいるお婆さんの名前も言えますし、よく買い物する店名や場所も言えます!」
「それなら、私は男爵という身分を示す事が出来る」
「それってどちらも街に行かないと証明出来ませんよね? 却下です」
隣に住むお婆さんの名前とか言われても真実かどうかなんかわからん。
それに実際に住んでいたとして、犯罪者でないという証明にはならないし。
男爵についてもそうだ。
宰相さんでも連れて来て証明してくれるなら良いけど、屋敷とか見せられてもな。
領主に「間違いなく男爵です」と言われても、男爵が犯罪をしていないという証明にはならない。
ラノベでは貴族が犯罪者、もしくは黒幕って話は定番だ。まともな貴族が少ないくらい。
「ここまで聞いても、どっちが本当の事を言っているか、判別出来ません。
なので言い合いをしてください。暴力とか身分を使っての脅しとかはダメですからね?」
「それは私に言っているのか?」
「そういう訳ではないですけど」
「そう言うという事は、私の方が不利なようだな」
そういうつもりじゃ無かったんだけどな。
だって、自称町娘?は脅す事なんか出来ないじゃん。
「ん? いや、やっぱり自称男爵さんに対してだけ言った訳じゃないですよ」
「わ、私ですか?!」
「そうです。女性である貴方にも言っています。だから双方に言ってるんですよ」
極端な話だけど、会話の中で脅す事って出来るんじゃないだろうか、って想像したんだ。
例えばだけど、「この事を言い回れば貴族の名前に傷が付きますよ!」とか言ったら脅しにも聞こえる。
後は、日本でもあったような痴漢冤罪みたいな事。圧倒的に男性の方が不利になる。
女性の方が犯罪者の場合は、逃げる為にこういうのを持ち出す気がする。
そんな事を考えてたら、既に言い合いが始まっていた。
ヤベェ、最初の辺を聞き逃してたわ。
「私が犯罪者なら、お金持ちでしょう?! でも貧乏なんですよ?!」
「貧乏を装う事なんか簡単だ。金を使わなければいい」
「そういう貴方だって、貴族って言ってるけど何で一人で行動してるんです?! 怪しいですよね?!」
「大人数で動けば見つかりやすいだろう?」
どちらの言ってる事も、それっぽい。
裁判官ってすげーな。こんな中で判断するんだろ?
まぁ某K国の裁判官は世論に流れてるようだけど。
で、俺がけしかけた事だけど、段々罵倒合戦になってきてる。
うん、うるさいわ。
はははは、俺には審判なんか無理!
くまさんや、やってしまいなさい!
呆れた顔をしながら、クマは双方に腹パンして気絶させた。
じゃあ今度は、相手の言い分への反論タイムとしましょう」
相手の言い分へ反論してもらう事で、ウソに矛盾が無いか調べるつもり。
俺の節穴アイで可能かは別問題だ!
「私が犯罪者に見えますか?!」
「それを言ったら、私も同じだ。人攫いのような犯罪をするように見えるか?」
これについてはどうも答えにくい。
日本に居た時に、散々ラノベの挿絵で可憐なヒロインと襲う見た目の悪い男を書いてたからなぁ。
だって! 女性キャラについては色々指示があったんだもん!
ついでに言えば、男性キャラというかモブキャラについては全然指示が無かったんだもん!
そうなるとさ、見た時に誰もが「あぁ、この男は犯罪者だな」と思うキャラにするしかない。
悲しい事だが、美男子をモブキャラの犯罪者として書くのは許されていないんだよ。
ちなみに1度書いた事はある。編集者に却下されたんだよ。
「これじゃあ犯罪者じゃないし、モブキャラでもない」ってね。
結局の所、美人美男子=善、醜男=悪という図式が根底にあるのだ。
だから助ける女性も可愛い・綺麗ってのが定番。ブサイクは人間にもモンスターにも襲われないらしい。
でも、これがメインの敵キャラになると話は変わってくる。
何故か美人美男子にしなきゃいけないのだ。
主人公に自己投影をしている読者は、美形を倒す事で「ざまぁみろ」と思いたいのだ。(俺の偏見)
って事で、見た目での判断は俺には無理です。
「どう見えるかについては、判断出来ませんね。
犯罪者ほど、バレないように普通に見えるようにしているでしょうし。
なので他の反論を出してください」
「わ、私は普通に街で暮らしています!
隣に住んでいるお婆さんの名前も言えますし、よく買い物する店名や場所も言えます!」
「それなら、私は男爵という身分を示す事が出来る」
「それってどちらも街に行かないと証明出来ませんよね? 却下です」
隣に住むお婆さんの名前とか言われても真実かどうかなんかわからん。
それに実際に住んでいたとして、犯罪者でないという証明にはならないし。
男爵についてもそうだ。
宰相さんでも連れて来て証明してくれるなら良いけど、屋敷とか見せられてもな。
領主に「間違いなく男爵です」と言われても、男爵が犯罪をしていないという証明にはならない。
ラノベでは貴族が犯罪者、もしくは黒幕って話は定番だ。まともな貴族が少ないくらい。
「ここまで聞いても、どっちが本当の事を言っているか、判別出来ません。
なので言い合いをしてください。暴力とか身分を使っての脅しとかはダメですからね?」
「それは私に言っているのか?」
「そういう訳ではないですけど」
「そう言うという事は、私の方が不利なようだな」
そういうつもりじゃ無かったんだけどな。
だって、自称町娘?は脅す事なんか出来ないじゃん。
「ん? いや、やっぱり自称男爵さんに対してだけ言った訳じゃないですよ」
「わ、私ですか?!」
「そうです。女性である貴方にも言っています。だから双方に言ってるんですよ」
極端な話だけど、会話の中で脅す事って出来るんじゃないだろうか、って想像したんだ。
例えばだけど、「この事を言い回れば貴族の名前に傷が付きますよ!」とか言ったら脅しにも聞こえる。
後は、日本でもあったような痴漢冤罪みたいな事。圧倒的に男性の方が不利になる。
女性の方が犯罪者の場合は、逃げる為にこういうのを持ち出す気がする。
そんな事を考えてたら、既に言い合いが始まっていた。
ヤベェ、最初の辺を聞き逃してたわ。
「私が犯罪者なら、お金持ちでしょう?! でも貧乏なんですよ?!」
「貧乏を装う事なんか簡単だ。金を使わなければいい」
「そういう貴方だって、貴族って言ってるけど何で一人で行動してるんです?! 怪しいですよね?!」
「大人数で動けば見つかりやすいだろう?」
どちらの言ってる事も、それっぽい。
裁判官ってすげーな。こんな中で判断するんだろ?
まぁ某K国の裁判官は世論に流れてるようだけど。
で、俺がけしかけた事だけど、段々罵倒合戦になってきてる。
うん、うるさいわ。
はははは、俺には審判なんか無理!
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呆れた顔をしながら、クマは双方に腹パンして気絶させた。
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