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第5章 ダンジョンに行こう
153 犯罪なんか頼むかよ!
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さて、結果だけども。
嘘つきは女性の方だったようだ。
男性はちゃんと貴族だった模様。
つまりは捕縛・尋問の邪魔をしてしまった形だ。
でもしょうがないよね。
疑わしかったもん。
俺、悪くない。開放された男爵にジト目で見られているが、知らん知らん。
もっと上手い事やってくれたら良かったのだ。俺、悪くない。
一応、少~しだけは責任を感じているので、ダンジョンの街に居る間で時間があれば協力しない事もない、とだけ伝えておいた。
俺は何もするつもりは無いけど、動物を貸すくらいはしようじゃないか。
あっ、そうそう。
捕縛の手伝いしたよね?って事でダンジョンに入る許可をもらった。
兵士にもジト目をされたが、ここは開き直ります。
許可、ください!
許可は男爵をあっさりと気絶される程の力を持っている(動物がやったんだけど)ので、能力的には問題無いと判断された。
だが、それだけでは入れないのがダンジョン。
そう、パーティーを組まなくてはダメなのだ!
臨時で組んだ方が危険な気もするんだが、そういう決まりだと言われたらどうしようもない。
動物とではパーティーになりませんか?とも聞いたけど、前例が無いからダメと言われたし。
裁判所かよ! 何にだって初はあるよ!
冒険者ギルドで斡旋もしているとの事なので、向かう事にした。
ちゃんと道も教えてもらったよ。
これで迷って入り込んだ裏道で輩に絡まれる事も無いから安心だね!
ギルドに到着すると、昼間なのに賑わっていた。
朝に依頼を受けて夕方に戻ってきた人で賑わうってイメージなんだが。
ちょっと離れた壁際で観察していると、理由が判明した。
皆ダンジョン帰りなのだ。
ダンジョン内では昼夜が分からないので、戻ってくる時間がバラバラっぽい。
だから昼でも混雑するようだ。
物事には理由があるんだね。
さて、人間観察も終わったし、臨時パーティーを探しに行こうか。
受付は……並んでるな。男性女性で2人づつ居るけど、どちらも並んでいる。
定番では女性の方ばかりで男性は暇なのだが。
性欲よりも早く帰りたい欲求の方が強い感じだ。
俺はそこまで急いでないので、男性の方に並ぶ。ただ単に列が短かったからだ。
10分くらいで俺の番になった。
「本日は何の用で……不審者?」
「誰が不審者だよ!」
「いや、誰に聞いてもそう答えると思うけど……言っておくけど、犯罪は受け付けないぞ?」
「犯罪なんか頼むかよ!」
「じゃあ何の用で?」
「ダンジョンに入りたいけど、ソロだから臨時のパーティーが欲しい」
「ああ、そういう事ね。……まぁそうだろうな」
「おい、どういう意味だよ」
「いや、不審者と組もうっていう人は稀有だからソロなんだろうな~と納得しただけだよ」
「失礼だな!」
何という失礼な受付だ。
どこからどう見ても不審者じゃないか。
……自分で言っちゃったよ!
「とにかく、受付してくれ」
「あぁ。でもなぁ、居るかなぁ?」
「居るよ! ぶっちゃけ誰でも良いよ! 入れれば良いんだから! 何なら給料も出すよ!」
「判った判った。じゃあ、これを記入してくれ」
渡された紙には、沢山項目があった。
「何これ?」
「自己アピールを書く紙だよ。自分は何が出来ますってな。
あっ、あっちで書いてから持ってきてくれ。ここで書かれると邪魔になるから」
履歴書みたいな物か。
確かに必要だよね。
これが無いと、例えば回復職ばかりのパーティーとかになる可能性もあるもんね。
バランスは大事です。
でも、こういうの書くの苦手だったな。
だから個人事業主やってるんだけど。
うん、頑張ろう。
嘘つきは女性の方だったようだ。
男性はちゃんと貴族だった模様。
つまりは捕縛・尋問の邪魔をしてしまった形だ。
でもしょうがないよね。
疑わしかったもん。
俺、悪くない。開放された男爵にジト目で見られているが、知らん知らん。
もっと上手い事やってくれたら良かったのだ。俺、悪くない。
一応、少~しだけは責任を感じているので、ダンジョンの街に居る間で時間があれば協力しない事もない、とだけ伝えておいた。
俺は何もするつもりは無いけど、動物を貸すくらいはしようじゃないか。
あっ、そうそう。
捕縛の手伝いしたよね?って事でダンジョンに入る許可をもらった。
兵士にもジト目をされたが、ここは開き直ります。
許可、ください!
許可は男爵をあっさりと気絶される程の力を持っている(動物がやったんだけど)ので、能力的には問題無いと判断された。
だが、それだけでは入れないのがダンジョン。
そう、パーティーを組まなくてはダメなのだ!
臨時で組んだ方が危険な気もするんだが、そういう決まりだと言われたらどうしようもない。
動物とではパーティーになりませんか?とも聞いたけど、前例が無いからダメと言われたし。
裁判所かよ! 何にだって初はあるよ!
冒険者ギルドで斡旋もしているとの事なので、向かう事にした。
ちゃんと道も教えてもらったよ。
これで迷って入り込んだ裏道で輩に絡まれる事も無いから安心だね!
ギルドに到着すると、昼間なのに賑わっていた。
朝に依頼を受けて夕方に戻ってきた人で賑わうってイメージなんだが。
ちょっと離れた壁際で観察していると、理由が判明した。
皆ダンジョン帰りなのだ。
ダンジョン内では昼夜が分からないので、戻ってくる時間がバラバラっぽい。
だから昼でも混雑するようだ。
物事には理由があるんだね。
さて、人間観察も終わったし、臨時パーティーを探しに行こうか。
受付は……並んでるな。男性女性で2人づつ居るけど、どちらも並んでいる。
定番では女性の方ばかりで男性は暇なのだが。
性欲よりも早く帰りたい欲求の方が強い感じだ。
俺はそこまで急いでないので、男性の方に並ぶ。ただ単に列が短かったからだ。
10分くらいで俺の番になった。
「本日は何の用で……不審者?」
「誰が不審者だよ!」
「いや、誰に聞いてもそう答えると思うけど……言っておくけど、犯罪は受け付けないぞ?」
「犯罪なんか頼むかよ!」
「じゃあ何の用で?」
「ダンジョンに入りたいけど、ソロだから臨時のパーティーが欲しい」
「ああ、そういう事ね。……まぁそうだろうな」
「おい、どういう意味だよ」
「いや、不審者と組もうっていう人は稀有だからソロなんだろうな~と納得しただけだよ」
「失礼だな!」
何という失礼な受付だ。
どこからどう見ても不審者じゃないか。
……自分で言っちゃったよ!
「とにかく、受付してくれ」
「あぁ。でもなぁ、居るかなぁ?」
「居るよ! ぶっちゃけ誰でも良いよ! 入れれば良いんだから! 何なら給料も出すよ!」
「判った判った。じゃあ、これを記入してくれ」
渡された紙には、沢山項目があった。
「何これ?」
「自己アピールを書く紙だよ。自分は何が出来ますってな。
あっ、あっちで書いてから持ってきてくれ。ここで書かれると邪魔になるから」
履歴書みたいな物か。
確かに必要だよね。
これが無いと、例えば回復職ばかりのパーティーとかになる可能性もあるもんね。
バランスは大事です。
でも、こういうの書くの苦手だったな。
だから個人事業主やってるんだけど。
うん、頑張ろう。
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