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第5章 ダンジョンに行こう
167 ラノベによって、雑魚か強者か分かれるモンスター
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ダンジョン。
想像だと洞窟だったんだけど。
坑道って感じだ。
木で柱を建てて補強されてる。
その柱には、何で作られているのか判らないけどランタンなような物があり、明かりがついている。
柱の間隔は2m置き。なので、そんなに暗くない。
道幅は色々で、広い所だと4mくらいある。
逆に狭い所だと、1mくらい。
「意外と整備されているんですね」
「崩れるか判らないからな。明かりはダンジョン内で発見された物らしい」
へ~、整備に使える物がダンジョンから出るんだ。
便利だろ?欲しいだろ?だったら奥に進め。こんな意図が感じられるなぁ。
「しかし、少し下ってますけど、直線なんですね」
「1層はこのまま進むと下に降りる所がある」
「何も出ないんですか?」
「出るのはスライムくらいだぞ~。
まぁ出てくる穴は塞がれてるから、ほとんど出ないけどな~」
先頭を歩いているセムターさんから返答が来た。
スライムが出るのか。
ラノベによって、雑魚か強者か分かれるモンスターだ。
「ほら、あれ見てみ? 塞がれてるだろ?」
指差された先を見ると、天井にセメントのような物が詰められている所があった。
あんな所から出てくるのか。
「上から出てくるんですか?」
「スライムもバカじゃないんじゃない?
足元に出ても捕食出来ないからねぇ」
「スライムの捕食?」
「そ。ダンジョン内に植物が無いでしょ? 全部スライムが食べたって言われてるんだよね。
じゃあ次にスライムが狙うのは? 動いてるモンスターや俺達のような人間。
移動が遅いスライムは上から目標に向けて落ちてきて、張り付いて捕食するんだよ」
「なかなか怖いですね……」
「鉱物は溶かせないから、金属鎧を着てれば無視出来るけどね。
まぁそこまでフル装備する必要は無いよ。こんな感じで大丈夫さ」
セムターさんは着ている革鎧を見せてくれた。
天井側には、必ず金属片がついている。肩の所とか。
金属片は薄い物だけど、それだけでも防げるのか。
なるほどねぇ。ちゃんと考えられてるね。
被っている帽子にも金属が貼られている。
手元にも籠手を装備していて、これも金属が。
防御力低めだと思ってたけど、スライム対策だったのか。
「逆にキョウヤ君の装備の方が心配なんだけどね」
「確かに。それは布か革だろう? 大丈夫か?」
確かに俺の格好の方が問題あるね。
カッパ着てるだけに見えるだろうし。
「実はこの装備は軽くて頑丈で安全なんですよ。スライムどころかドラゴン相手でも大丈夫ですんで」
「いやいや、冗談は良いから」
「スライムを避けながらだと、時間がかかるぞ?」
信じてもらえない。
当たり前だけどさ。
俺だって日本でカッパ着てる人が「車に轢かれても大丈夫です」と言われても信じないわ。
逆に心配する。頭を。
でも信じてもらわないと進めなくなってしまう。
幸い、ここは異世界。
納得させるような材料は沢山あると思う。
「信じてもらえないかもしれませんが、実はドラゴンから取った物で作られているんです。
だから無茶苦茶頑丈なんですよ」
「そんなウソは良いから」
あれ?! 信じてもらえない?!
……よく考えたら、俺だってそうだわ。
日本で「このカッパ、特殊技術で作られたNASAでも使ってる素材なんですよ」と言われたとしても信用しないだろう。
それが事実だとしても信じる事は無いと思う。
結局、軽く叩くくらいから始まって、最後には魔法を当ててもらうくらいまでやって信じてもらった。
1層で何やってんだ、俺達。
入る前にやっとけよって事だよなぁ。
想像だと洞窟だったんだけど。
坑道って感じだ。
木で柱を建てて補強されてる。
その柱には、何で作られているのか判らないけどランタンなような物があり、明かりがついている。
柱の間隔は2m置き。なので、そんなに暗くない。
道幅は色々で、広い所だと4mくらいある。
逆に狭い所だと、1mくらい。
「意外と整備されているんですね」
「崩れるか判らないからな。明かりはダンジョン内で発見された物らしい」
へ~、整備に使える物がダンジョンから出るんだ。
便利だろ?欲しいだろ?だったら奥に進め。こんな意図が感じられるなぁ。
「しかし、少し下ってますけど、直線なんですね」
「1層はこのまま進むと下に降りる所がある」
「何も出ないんですか?」
「出るのはスライムくらいだぞ~。
まぁ出てくる穴は塞がれてるから、ほとんど出ないけどな~」
先頭を歩いているセムターさんから返答が来た。
スライムが出るのか。
ラノベによって、雑魚か強者か分かれるモンスターだ。
「ほら、あれ見てみ? 塞がれてるだろ?」
指差された先を見ると、天井にセメントのような物が詰められている所があった。
あんな所から出てくるのか。
「上から出てくるんですか?」
「スライムもバカじゃないんじゃない?
足元に出ても捕食出来ないからねぇ」
「スライムの捕食?」
「そ。ダンジョン内に植物が無いでしょ? 全部スライムが食べたって言われてるんだよね。
じゃあ次にスライムが狙うのは? 動いてるモンスターや俺達のような人間。
移動が遅いスライムは上から目標に向けて落ちてきて、張り付いて捕食するんだよ」
「なかなか怖いですね……」
「鉱物は溶かせないから、金属鎧を着てれば無視出来るけどね。
まぁそこまでフル装備する必要は無いよ。こんな感じで大丈夫さ」
セムターさんは着ている革鎧を見せてくれた。
天井側には、必ず金属片がついている。肩の所とか。
金属片は薄い物だけど、それだけでも防げるのか。
なるほどねぇ。ちゃんと考えられてるね。
被っている帽子にも金属が貼られている。
手元にも籠手を装備していて、これも金属が。
防御力低めだと思ってたけど、スライム対策だったのか。
「逆にキョウヤ君の装備の方が心配なんだけどね」
「確かに。それは布か革だろう? 大丈夫か?」
確かに俺の格好の方が問題あるね。
カッパ着てるだけに見えるだろうし。
「実はこの装備は軽くて頑丈で安全なんですよ。スライムどころかドラゴン相手でも大丈夫ですんで」
「いやいや、冗談は良いから」
「スライムを避けながらだと、時間がかかるぞ?」
信じてもらえない。
当たり前だけどさ。
俺だって日本でカッパ着てる人が「車に轢かれても大丈夫です」と言われても信じないわ。
逆に心配する。頭を。
でも信じてもらわないと進めなくなってしまう。
幸い、ここは異世界。
納得させるような材料は沢山あると思う。
「信じてもらえないかもしれませんが、実はドラゴンから取った物で作られているんです。
だから無茶苦茶頑丈なんですよ」
「そんなウソは良いから」
あれ?! 信じてもらえない?!
……よく考えたら、俺だってそうだわ。
日本で「このカッパ、特殊技術で作られたNASAでも使ってる素材なんですよ」と言われたとしても信用しないだろう。
それが事実だとしても信じる事は無いと思う。
結局、軽く叩くくらいから始まって、最後には魔法を当ててもらうくらいまでやって信じてもらった。
1層で何やってんだ、俺達。
入る前にやっとけよって事だよなぁ。
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