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第5章 ダンジョンに行こう
182 貴方は具現化の使い方を間違えています
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チートな話を聞きながら進んでいると、20層のボス部屋に到着した。
そして何の躊躇も無く部屋に入っていくクロさん。
俺の都合も聞いて欲しいです。
中に入ると扉は自動で閉まる。
そして接着されたのかと思えるくらい、開かなくなる。音も無く。
部屋は相変わらずの広さ。
違う点と言えば、蜘蛛の巣だらけという事だろうか。
「ボスは蜘蛛なのかな?」
「そうでしょうね。糸のサイズから見て、大中小と色んな種類の蜘蛛が居そうですね」
「マジですか……」
「どうしますか?」
「え? どう、とは?」
「戦闘に参加しますか? という意味です」
「いや、自分は弱いんで、無理かな~と」
「戦えとは言ってませんよ?」
「え?」
戦闘に参加するという事は、戦うという意味ではないのだろうか?
まぁ支援や回復も参加扱いになるだろうけど。
でも支援とか回復とか、必要とは思えないんだよねぇ。
「貴方は具現化の使い方を間違えています」
「……えっ?!」
「意図的に使ってないのではなく、間違えている事にすら気づいてないのですね……」
「えっと、そうなんでしょうか?」
俺が間違えている?
何を? どう使うのが正解なのだ?
何も判らない。
「とりあえず、これから出てくるボスは私が全て倒します。
それから講義をします。その後にもう一度、ここのボスを相手にしましょう」
「は、はい。お願いします」
教えてくれるという事なので、大人しくしておこう。
邪魔してもいけないし。
「万が一という事もありうるので、護衛は出しておいてくださいね」
「わかりました」
蜘蛛が相手っぽいので、トカゲとハチを具現化する。
大きいのが来た場合は、今出しているクマに対処してもらう。
中くらいの場合は、トカゲに。
小さいのはハチに頼む。
奥から巨大な蜘蛛が登場する。
道路を走っているトレーラーくらいと言えば分かりやすいだろうか。
その蜘蛛の背中にはシングルベッドくらいの蜘蛛が乗っている。
シングルベッド蜘蛛の背中に蠢く何かが見えるので、アレが小蜘蛛だろう。遠すぎてサイズは判らない。
アレらが一斉に襲いかかってくるのか。
こりゃ恐怖だわ。
しかし作戦を間違えた感が凄い。
中くらいの蜘蛛の相手をトカゲにさせるつもりで居たが、クマじゃないと無理だろ。
大きい蜘蛛なんかはクマでも無理だ。ドラゴンでも出さないとダメじゃない?
書き直すか?とか考えてたけど、そんな暇は無かった。
と言っても襲いかかってきた訳じゃない。
蜘蛛を巨大な炎が包み込んだからだ。
どのサイズの蜘蛛も少しだけ動いたが、すぐに燃え尽きてしまった。
「密集して出てきたので、魔法で一掃しました。バカですね」
確かにそうだけど!
この世界に、そこまでの魔法が存在しないんじゃないかな~?
だから密集して出てきても問題無かったんじゃないかな~?
しかし、それを見て即座に対処するクロさん、マジで怖い。
「さて、次が出てくるまでは時間がありますので、講義をしましょうか。
ついでにご飯にするのも良いですね」
「は、はい」
正直、蜘蛛が燃える匂いでご飯を食う気が無くなってますけど。
逆にその匂いで、ご飯を感じたのでしょうかね?
講義だけでお願いしようかな?
そして何の躊躇も無く部屋に入っていくクロさん。
俺の都合も聞いて欲しいです。
中に入ると扉は自動で閉まる。
そして接着されたのかと思えるくらい、開かなくなる。音も無く。
部屋は相変わらずの広さ。
違う点と言えば、蜘蛛の巣だらけという事だろうか。
「ボスは蜘蛛なのかな?」
「そうでしょうね。糸のサイズから見て、大中小と色んな種類の蜘蛛が居そうですね」
「マジですか……」
「どうしますか?」
「え? どう、とは?」
「戦闘に参加しますか? という意味です」
「いや、自分は弱いんで、無理かな~と」
「戦えとは言ってませんよ?」
「え?」
戦闘に参加するという事は、戦うという意味ではないのだろうか?
まぁ支援や回復も参加扱いになるだろうけど。
でも支援とか回復とか、必要とは思えないんだよねぇ。
「貴方は具現化の使い方を間違えています」
「……えっ?!」
「意図的に使ってないのではなく、間違えている事にすら気づいてないのですね……」
「えっと、そうなんでしょうか?」
俺が間違えている?
何を? どう使うのが正解なのだ?
何も判らない。
「とりあえず、これから出てくるボスは私が全て倒します。
それから講義をします。その後にもう一度、ここのボスを相手にしましょう」
「は、はい。お願いします」
教えてくれるという事なので、大人しくしておこう。
邪魔してもいけないし。
「万が一という事もありうるので、護衛は出しておいてくださいね」
「わかりました」
蜘蛛が相手っぽいので、トカゲとハチを具現化する。
大きいのが来た場合は、今出しているクマに対処してもらう。
中くらいの場合は、トカゲに。
小さいのはハチに頼む。
奥から巨大な蜘蛛が登場する。
道路を走っているトレーラーくらいと言えば分かりやすいだろうか。
その蜘蛛の背中にはシングルベッドくらいの蜘蛛が乗っている。
シングルベッド蜘蛛の背中に蠢く何かが見えるので、アレが小蜘蛛だろう。遠すぎてサイズは判らない。
アレらが一斉に襲いかかってくるのか。
こりゃ恐怖だわ。
しかし作戦を間違えた感が凄い。
中くらいの蜘蛛の相手をトカゲにさせるつもりで居たが、クマじゃないと無理だろ。
大きい蜘蛛なんかはクマでも無理だ。ドラゴンでも出さないとダメじゃない?
書き直すか?とか考えてたけど、そんな暇は無かった。
と言っても襲いかかってきた訳じゃない。
蜘蛛を巨大な炎が包み込んだからだ。
どのサイズの蜘蛛も少しだけ動いたが、すぐに燃え尽きてしまった。
「密集して出てきたので、魔法で一掃しました。バカですね」
確かにそうだけど!
この世界に、そこまでの魔法が存在しないんじゃないかな~?
だから密集して出てきても問題無かったんじゃないかな~?
しかし、それを見て即座に対処するクロさん、マジで怖い。
「さて、次が出てくるまでは時間がありますので、講義をしましょうか。
ついでにご飯にするのも良いですね」
「は、はい」
正直、蜘蛛が燃える匂いでご飯を食う気が無くなってますけど。
逆にその匂いで、ご飯を感じたのでしょうかね?
講義だけでお願いしようかな?
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