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第5章 ダンジョンに行こう
181 チートオブチート
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「じゃあ質問させてもらいますけど、クロさんの強さはどれくらいなんですか?」
「母であるシロには勝てませんが、私の居る世界ではトップクラスだと思っていますけど」
いや、母親と比べられてもなぁ。母親知らないし。
もうちょっと具体的な情報が欲しいです。
「何か具体的な情報は無いですか?」
「具体的ですか? そうですねぇ……ステータスの話をしましょうか?」
「ステータス! お願いします」
数値が分かれば基準にはなるだろう。
例えば攻撃力が100と言われたとしよう。
その場合、その世界での平均攻撃力を教えてもらえれば、理解出来る。
平均攻撃力が10なら10倍強いとなるし、50なら倍なのでソコソコ強いと分かる。
「攻撃力や防御力と言ったモノの表示はありません」
「あっ、無いんですね」
「ある方がおかしいと思いますよ」
「そ、そうですね」
考えている事を読まれたのか、あっけなく予想をひっくり返された。
そうなると基準に出来るモノがあるのかなぁ?
「参考になるかは分かりませんが、スキルというモノがあります」
「スキルですか?」
「その人の持つ能力と言えるでしょう」
「能力ですか?」
「そうです。『神の結界(MAX)』『全能力増加(MAX)』『全耐性(MAX)』が分かりやすいですかね。
ちなみに、魔法は全部オッケーです」
「はい?」
「『神の結界(MAX)』『全能力増加(MAX)』『全耐性(MAX)』、魔法は全部オッケーです」
「…………え~と、説明してもらえますか?」
何だよ、MAXって!
後、魔法が全部オッケーって何?!
「全て母から受け継いだモノですけどね。
『神の結界』は名の通りで、私の体の周囲に皮のように神の作った結界が施されています。
神が作っただけあって、大体の攻撃は跳ね返しますね。まぁ避けるので当たりませんけど」
「超チートですね……」
「当たった事が無いので分かりませんけどね。
『全能力増加』はその名前の通り、全ての能力が増加してます。増加分は自由に設定可能です。
主に使用しているのは視力や運動能力ですね。これらを状況に応じて増加させています。
なので攻撃も当たらないという訳です」
「……結界必要無さそうですね」
「安全面を考えれば、結界は必要でしょう?
『全耐性』はそのままですね。毒を食べても平気です。美味しくないので食べませんけど。
食べるならご主人様が買ってくれる缶入りのモノが一番です」
「ソウデスヨネー」
「魔法が全部オッケーというのは、書いてあるそのままです。
なので全ての魔法が使えるのでしょう。ほとんど使いませんけど」
「魔法は使わないんですか? じゃあ今までの攻撃は?」
「爪です。これは言いませんでしたが『猫の爪(MAX)』というスキルもあります。
伸縮自在でダイヤモンド並の硬さを持っています」
「スゴイデスネー」
何このネコ。
チートオブチート。設定盛り過ぎ。
よく考えれば喋る事もチートでしょ。
こんなのラノベに出したら山も谷も無い面白くない作品になるんじゃね?
だって登場するだけでどんな強敵でも瞬殺でしょ。
あっ! もしかしたら弱点があるのかも!
「そこまでチートだと、弱点もあるのでは?」
「人の弱点を聞くなんて失礼ですよ」
「あっ! 確かにそうですね。ごめんなさい」
「まぁ良いですけどね。弱点なんかありませんし」
「無いんですか?!」
「あえて言うならば、現在のように帰れないとイライラする事でしょうか?」
「すみません。急ぎますので落ち着いてください」
「冗談ですよ。本当は結界に弱点があります」
結界に弱点?
めっちゃ高性能だし、そもそも当たらないし、問題無さそうだけど?
「この結界って、私が嫌な物を弾くようになっているのですよ」
「つまり空気とかは通るけど、毒ガスとかは防ぐって事ですよね?」
「その通りです」
「凄く優秀じゃないですか!」
「私は濡れるのが嫌なのですが、そのせいか雨も弾きます」
「雨まで?! 傘要らずですね!」
「結界維持に魔力が1ほど必要だとしましょう。雨粒1滴でも攻撃判定されるとします。
保有魔力量が1万だとして、雨の中歩くとどうなると思います?」
「……1万滴で結界が消える?」
「そういう事です」
そりゃ不便だ!
さすがに雨粒までは避けられないだろうし。
雨や雪の日は不利だね。
ってか、そういう攻撃をされたらヤバいって事か。
「母であるシロには勝てませんが、私の居る世界ではトップクラスだと思っていますけど」
いや、母親と比べられてもなぁ。母親知らないし。
もうちょっと具体的な情報が欲しいです。
「何か具体的な情報は無いですか?」
「具体的ですか? そうですねぇ……ステータスの話をしましょうか?」
「ステータス! お願いします」
数値が分かれば基準にはなるだろう。
例えば攻撃力が100と言われたとしよう。
その場合、その世界での平均攻撃力を教えてもらえれば、理解出来る。
平均攻撃力が10なら10倍強いとなるし、50なら倍なのでソコソコ強いと分かる。
「攻撃力や防御力と言ったモノの表示はありません」
「あっ、無いんですね」
「ある方がおかしいと思いますよ」
「そ、そうですね」
考えている事を読まれたのか、あっけなく予想をひっくり返された。
そうなると基準に出来るモノがあるのかなぁ?
「参考になるかは分かりませんが、スキルというモノがあります」
「スキルですか?」
「その人の持つ能力と言えるでしょう」
「能力ですか?」
「そうです。『神の結界(MAX)』『全能力増加(MAX)』『全耐性(MAX)』が分かりやすいですかね。
ちなみに、魔法は全部オッケーです」
「はい?」
「『神の結界(MAX)』『全能力増加(MAX)』『全耐性(MAX)』、魔法は全部オッケーです」
「…………え~と、説明してもらえますか?」
何だよ、MAXって!
後、魔法が全部オッケーって何?!
「全て母から受け継いだモノですけどね。
『神の結界』は名の通りで、私の体の周囲に皮のように神の作った結界が施されています。
神が作っただけあって、大体の攻撃は跳ね返しますね。まぁ避けるので当たりませんけど」
「超チートですね……」
「当たった事が無いので分かりませんけどね。
『全能力増加』はその名前の通り、全ての能力が増加してます。増加分は自由に設定可能です。
主に使用しているのは視力や運動能力ですね。これらを状況に応じて増加させています。
なので攻撃も当たらないという訳です」
「……結界必要無さそうですね」
「安全面を考えれば、結界は必要でしょう?
『全耐性』はそのままですね。毒を食べても平気です。美味しくないので食べませんけど。
食べるならご主人様が買ってくれる缶入りのモノが一番です」
「ソウデスヨネー」
「魔法が全部オッケーというのは、書いてあるそのままです。
なので全ての魔法が使えるのでしょう。ほとんど使いませんけど」
「魔法は使わないんですか? じゃあ今までの攻撃は?」
「爪です。これは言いませんでしたが『猫の爪(MAX)』というスキルもあります。
伸縮自在でダイヤモンド並の硬さを持っています」
「スゴイデスネー」
何このネコ。
チートオブチート。設定盛り過ぎ。
よく考えれば喋る事もチートでしょ。
こんなのラノベに出したら山も谷も無い面白くない作品になるんじゃね?
だって登場するだけでどんな強敵でも瞬殺でしょ。
あっ! もしかしたら弱点があるのかも!
「そこまでチートだと、弱点もあるのでは?」
「人の弱点を聞くなんて失礼ですよ」
「あっ! 確かにそうですね。ごめんなさい」
「まぁ良いですけどね。弱点なんかありませんし」
「無いんですか?!」
「あえて言うならば、現在のように帰れないとイライラする事でしょうか?」
「すみません。急ぎますので落ち着いてください」
「冗談ですよ。本当は結界に弱点があります」
結界に弱点?
めっちゃ高性能だし、そもそも当たらないし、問題無さそうだけど?
「この結界って、私が嫌な物を弾くようになっているのですよ」
「つまり空気とかは通るけど、毒ガスとかは防ぐって事ですよね?」
「その通りです」
「凄く優秀じゃないですか!」
「私は濡れるのが嫌なのですが、そのせいか雨も弾きます」
「雨まで?! 傘要らずですね!」
「結界維持に魔力が1ほど必要だとしましょう。雨粒1滴でも攻撃判定されるとします。
保有魔力量が1万だとして、雨の中歩くとどうなると思います?」
「……1万滴で結界が消える?」
「そういう事です」
そりゃ不便だ!
さすがに雨粒までは避けられないだろうし。
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ってか、そういう攻撃をされたらヤバいって事か。
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