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011 黒い袋とレベル
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村を出て森に向かう。
えっと…………どこに戻れば良いのだろう? 俺はどこから出てきた?
うん。わからん。とにかく適当に入ってみよう。後は神獣であるシロの能力に期待だな。
森に入り木々で村が見えなくなる辺りまで進むと、シロが待っていた。
さすが神獣。助かります。
シロに乗せてもらいキャンプ地へ戻る。
道中に村で聞いてきた事をシロにも話す。
「あっ、そうそう。狩った獣だけどさ。血抜きをしてれば高く買うって言われたよ。可能かな?」
えっ? 出来るけど、それくらい手伝えって?
え~、それはちょっと……現代人はそういう耐性が無いもんで。
じゃあ狩らない?! 手伝います、手伝います!
危なかった。狩らないなんて事になったら、俺が生きていけない。
でもなるべく手伝いたくないので、今度村に行ったら金になる草木を教えてもらおう。
採取で生計が立てられれば狩りをしなくて済むもんな。
食べられる物なら、自分の食料にもなるし。
キャンプ地に戻った俺は、早速箱に向かう。
風呂関連のキャンプ用具出てこい!と祈りながら箱を開けると…………空っぽだった。
そんな物が無いのか、それともサポート外なのか。
だが、俺は諦めない!
まずは紙とペンを希望し、それを箱から出す。これはOKなんだな。キャンプで何に使うのだろうか?
そしてその紙に「子供も風呂に入れるべきだと思います。ほら、生まれてすぐに産湯に入れるでしょ?」と書く。
とにかく、子供の為です、と熱心に要望する。まぁ最後の行には「子供を洗う為に俺も一緒に入ります」とは記入したが。
この紙を箱に入れて閉める。さぁ、これでどうだ?!
再度箱を開けると………………そこには黒いビニール袋のような物と、試供品のような1回用のリンスインシャンプーとボディソープが入っていた。
やった! 俺は賭けに勝ったのだ!
しかし、これは何?
ただの黒いビニールに見えるけど。丸めてあったそれを解いてみると、チューブとシャワーヘッドとフックが入っていた。
これはシャワーか? 仕組みからして、ビニールの中に水を入れて上から吊るせば、水圧というか重力で水がシャワーから出るんだろうけど。
でも暑い夏は良いかもしれないけど、冬は水だと冷たくない?
鍋で湯を沸かして、それを水と混ぜて使うのかな?
カセットコンロに使用するカセットガスはあるんだから、それで沸かす仕組みのシャワーとか無かったのかね?
もっと言えば、ソーラー発電で沸かすとかさ。
ん? ソーラー? 黒いビニール?
分かった!! 朝これに水を入れておいて、日向に置いておけば太陽熱で水が温まるって事か!
閃いた俺凄い! 開発した人偉い!
ビニールの裏面に説明が書いてあった……。
考えた通りだったよ。恥ずかしい。
40L入るのね。
あれ? 俺はこれを持ち上げられるのか?
しかしこのシステムだと、今日も風呂無しだな。
明日の朝から早速利用する事にしよう。
晩飯の準備や焚き木の為の木を拾いつつ、シロと会話をする。
「そういえば、ラノベの知識……異世界の本に書かれてた事なんだけど、ステータスとか無いの?」
なんじゃそらって顔された。
まぁ、俺も言ってる事がバカみたいだとは思うけど、一応聞いておかなくては。
「ステータスオープンとか言うと、目の前に自分の状態とかレベルが表示される、みたいな事は無いの?」
変人を見るような目で見られた。
いいじゃないか。確認だよ。異世界と言えばステータス画面なんだから。
「じゃあレベルとかは無いのか?」
何を言ってるんだ?という顔をされた。
「えっと、敵というか、獣や魔物を一定数倒すと強くなれる感じかな?」
それならあるって?! マジか。この世界には経験値やレベルってのが存在するらしい。
でもステータス画面が無いなら確認出来ないじゃないか。
えっ? 腕を力を入れながら曲げてみろって?
ほらよ。えっ? その二の腕の盛り上がりが強さだって?
……それ筋肉! レベルはそういうんじゃないから!!
筋肉を鍛えれば素早く動けるようになるし、重たい物も持てるようになる?
同じ獣を一定数倒せば、どうすれば効率良く倒せるか分かるようになるって?
それくらい分かるわ!
そうじゃないんだよ。筋肉量は同じなのに、レベルが上がると何故か強くなるんだよ。
レベル1だった人が、いきなりレベル100とかになると、何故か素早く動けるようになるし強敵も簡単に倒せるようになるんだよ。
動体視力も上がって、早く動いてもちゃんと目が動きについてこられるんだよ。
何非科学的な事を言ってるんだ?って顔された。
まさか異世界に来て、神獣から科学なんて言葉が出てくるとは思わなかったぜ。しかもバカにする時に。
くそぅ。確認くらいしたっていいじゃないかよぅ。
えっと…………どこに戻れば良いのだろう? 俺はどこから出てきた?
うん。わからん。とにかく適当に入ってみよう。後は神獣であるシロの能力に期待だな。
森に入り木々で村が見えなくなる辺りまで進むと、シロが待っていた。
さすが神獣。助かります。
シロに乗せてもらいキャンプ地へ戻る。
道中に村で聞いてきた事をシロにも話す。
「あっ、そうそう。狩った獣だけどさ。血抜きをしてれば高く買うって言われたよ。可能かな?」
えっ? 出来るけど、それくらい手伝えって?
え~、それはちょっと……現代人はそういう耐性が無いもんで。
じゃあ狩らない?! 手伝います、手伝います!
危なかった。狩らないなんて事になったら、俺が生きていけない。
でもなるべく手伝いたくないので、今度村に行ったら金になる草木を教えてもらおう。
採取で生計が立てられれば狩りをしなくて済むもんな。
食べられる物なら、自分の食料にもなるし。
キャンプ地に戻った俺は、早速箱に向かう。
風呂関連のキャンプ用具出てこい!と祈りながら箱を開けると…………空っぽだった。
そんな物が無いのか、それともサポート外なのか。
だが、俺は諦めない!
まずは紙とペンを希望し、それを箱から出す。これはOKなんだな。キャンプで何に使うのだろうか?
そしてその紙に「子供も風呂に入れるべきだと思います。ほら、生まれてすぐに産湯に入れるでしょ?」と書く。
とにかく、子供の為です、と熱心に要望する。まぁ最後の行には「子供を洗う為に俺も一緒に入ります」とは記入したが。
この紙を箱に入れて閉める。さぁ、これでどうだ?!
再度箱を開けると………………そこには黒いビニール袋のような物と、試供品のような1回用のリンスインシャンプーとボディソープが入っていた。
やった! 俺は賭けに勝ったのだ!
しかし、これは何?
ただの黒いビニールに見えるけど。丸めてあったそれを解いてみると、チューブとシャワーヘッドとフックが入っていた。
これはシャワーか? 仕組みからして、ビニールの中に水を入れて上から吊るせば、水圧というか重力で水がシャワーから出るんだろうけど。
でも暑い夏は良いかもしれないけど、冬は水だと冷たくない?
鍋で湯を沸かして、それを水と混ぜて使うのかな?
カセットコンロに使用するカセットガスはあるんだから、それで沸かす仕組みのシャワーとか無かったのかね?
もっと言えば、ソーラー発電で沸かすとかさ。
ん? ソーラー? 黒いビニール?
分かった!! 朝これに水を入れておいて、日向に置いておけば太陽熱で水が温まるって事か!
閃いた俺凄い! 開発した人偉い!
ビニールの裏面に説明が書いてあった……。
考えた通りだったよ。恥ずかしい。
40L入るのね。
あれ? 俺はこれを持ち上げられるのか?
しかしこのシステムだと、今日も風呂無しだな。
明日の朝から早速利用する事にしよう。
晩飯の準備や焚き木の為の木を拾いつつ、シロと会話をする。
「そういえば、ラノベの知識……異世界の本に書かれてた事なんだけど、ステータスとか無いの?」
なんじゃそらって顔された。
まぁ、俺も言ってる事がバカみたいだとは思うけど、一応聞いておかなくては。
「ステータスオープンとか言うと、目の前に自分の状態とかレベルが表示される、みたいな事は無いの?」
変人を見るような目で見られた。
いいじゃないか。確認だよ。異世界と言えばステータス画面なんだから。
「じゃあレベルとかは無いのか?」
何を言ってるんだ?という顔をされた。
「えっと、敵というか、獣や魔物を一定数倒すと強くなれる感じかな?」
それならあるって?! マジか。この世界には経験値やレベルってのが存在するらしい。
でもステータス画面が無いなら確認出来ないじゃないか。
えっ? 腕を力を入れながら曲げてみろって?
ほらよ。えっ? その二の腕の盛り上がりが強さだって?
……それ筋肉! レベルはそういうんじゃないから!!
筋肉を鍛えれば素早く動けるようになるし、重たい物も持てるようになる?
同じ獣を一定数倒せば、どうすれば効率良く倒せるか分かるようになるって?
それくらい分かるわ!
そうじゃないんだよ。筋肉量は同じなのに、レベルが上がると何故か強くなるんだよ。
レベル1だった人が、いきなりレベル100とかになると、何故か素早く動けるようになるし強敵も簡単に倒せるようになるんだよ。
動体視力も上がって、早く動いてもちゃんと目が動きについてこられるんだよ。
何非科学的な事を言ってるんだ?って顔された。
まさか異世界に来て、神獣から科学なんて言葉が出てくるとは思わなかったぜ。しかもバカにする時に。
くそぅ。確認くらいしたっていいじゃないかよぅ。
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