28 / 46
第28話 約束
しおりを挟む
これは武術大会への参加が決まる、少し前のお話。
「ふふふ、今夜こそ」
抜き足差し足……自室の扉を慎重に閉じる。
新築のヒューバート亭は床鳴りしないので隠密行動に好都合である。
目指すは廊下を歩いた向こう、ジュンヤの部屋である。
『アル! 男の子はね、既成事実の前には無力なのよ!』
「ふむふむ」
マスコット化が進んでいることに危機感を覚えたアルフィノーラ。
それに、自分から誘ったとはいえフェリシアお姉ちゃんも家族になったのだ。
『ジュンヤさんはわたしの救世主ですので、そんなお気持ちを持つ事自体失礼に当たります。この家に迎えて頂いただけで、幸せです』
そういうフェリシアは、アルの恋路を応援してくれる。
「だけど」
勘の鋭いアルには分かってしまうのだ。
ふとしたタイミングで、フェリシアお姉ちゃんの視線がジュンヤを追っていることを。
あれは絶対に恋する乙女の目だ。
同じ女の子として、心を読むことは絶対にしないが……強力なライバル出現!
「いまのところ、スタイルとお料理は勝ってる」
フェリシアお姉ちゃんは17歳、おむねの成長はもう絶望的だろうが相手はエルフ族である。
本格化を迎えての急成長とかのチートがあるかもしれない。
それに、自分を上回る不器用さんとはいえ、フェリシアお姉ちゃんは元王族。
社交ダンスや夜の×××など、オトナの女子力は確実より自分より上だ。
フェリシアお姉ちゃんとジュンヤを分け合うというのも超アリなんだけど、やっぱりいちばん最初はアルがいい。
そんな複雑な(?)乙女心に突き動かされ、アルフィノーラはジュンヤの部屋を目指していた。
「むふ」
フェリシアお姉ちゃんを救出に行った日の朝、どさくさに紛れてベッドに忍び込み、ジュンヤの頬にキスできたのはとてもよかった。
いくら朴念仁のジュンヤでもこの格好で押せば一撃だろう。
「ふふふ」
今日のパジャマは色っぽいピンク。
胸元も大胆に開いており、限界まで短くしたショートパンツからは自慢の美脚が惜しげもなくのぞいている。
この格好でギュッと抱きつきすりすりすれば……。
「あうっ……興奮してきた」
もじもじと内股をこすり合わせる。
僅かに下着が濡れる感触……。
今の自分からはえっちなフェロモンが出ているはずだ。
これは行ける……勝つる!!
思わず息が荒くなる。
星明かりだけを頼りに、ジュンヤの部屋の前まで来たのだが。
「へうっ!?」
なぜかそこには、今にもドアを開けようとしているフェリシアお姉ちゃんがいた。
「……お姉ちゃん?」
「アルちゃん!?
い、いやこれはあのその……おトイレから戻ってきたらジュンヤさんの部屋の中が凄く静かなので心配になってっ」
「ふむ」
わたわたと慌てるフェリシアお姉ちゃんは可愛いけれど、パジャマパーティの中でジュンヤの寝相の良さは話したはず。
「フェリシアお姉ちゃん、お話」
これは緊急パジャマパーティが必要。
「わわっ!?」
そう判断したアルフィノーラは、獣人族の腕力を生かして自室にフェリシアお姉ちゃんを引っ張り込んだのだった。
*** ***
「……やっぱり、お姉ちゃんもジュンヤが好き?」
回りくどい聞き方は自分の性に合わない。
抱き合うような形でふとんの中で向き合ったアルフィノーラは、ストレートに問いかける。
「えっ、その、あうっ」
真っ赤になるフェリシアお姉ちゃん。
サラサラの金髪は流れ星みたいだし、蒼い瞳は吸い込まれそう。
そこそこ日焼けしている自分に比べ、透き通るような白い肌。
純粋に綺麗だな、と思う。
ジュンヤの隣に立っても絵のようにお似合いに違いない。
でも、アルフィノーラも譲るわけにはいかない。
「アル、ジュンヤの事が大好き。
フェリシアお姉ちゃんのことも好き」
「だから、勝負。
魔王を倒すまでに、ヒロインポイントをたくさん貯めた方が一番さんね!」
「ふ、ふふっ」
あくまで真剣なアルフィノーラの様子に、思わず笑みがこぼれてしまう。
ジュンヤと一緒に自分を助けてくれた可愛い救世主。
愛すべき妹分の恋路を、自分の本心を隠しながら応援するのは失礼だと言えた。
「魔王ログラースも恋の勝負に使われては型無しですね。
わかりました。 不肖フェリシア、その勝負お受けいたします!
……後悔はなしですよ?」
「もち!」
こつんと拳を合わせる少女たち。
本人のあずかり知らぬところで乙女の協定が結ばれた瞬間だった。
「と、いうことで。
ここからは女子トークの時間だよ?」
「ええっ!?」
ぎゅっ
ニヤッと笑うとフェリシアに抱きつくアルフィノーラ。
お楽しみの時間である。
「で、フェリシアお姉ちゃんはいつジュンヤを好きになったの?」
この綺麗なお姫様が、どこでジュンヤに惚れたのか。
耳年増な女の子としてとても気になるところであった。
ただでさえマルーからはヒューとのロマンスを散々聞かされてきたのだ。
「はうっ!?
と、当主を助けて頂いた時もときめいたのですが……」
「やはりゴブリン共に捕らわれていたところを助けて頂いた時ですね。
テンガに捕まり、ゴブリンの慰み者にされそうになって……もうダメだと思った時にジュンヤさんがっ。
あのキラキラした笑顔。
頭を撫でて頂いた手のひらの暖かさ……忘れられませんっ」
最初は恥ずかしそうにもじもじしていたフェリシアお姉ちゃんだが、先日の救出作戦の話になると熱に浮かされたように話し出す。
気のせいか、サファイアのように青い瞳の中にハートマークが浮かんでいるように見える。
(羨ましい……)
もちろん、アルも魔王から命を救われた。
抱きしめてくれたジュンヤのたくましい腕の感触は、思い出すたびアルの意識を蕩けさせる。
でも、絶体絶命の大ピンチにさっそうと現れ、地獄から救い出してくれる救世主。
お気に入りの英雄小説のようなろロマンチックなイベントに、憧れてしまうのだ。
それに、フェリシアお姉ちゃんを抱き上げた時のジュンヤの表情……。
ちくり
(えっ?)
僅かな嫉妬心。
心の痛みを感じた瞬間、それが一気に膨れ上がる。
(うっ……!?
え、なに……?)
ズモモモモモ
ジュンヤもフェリシアお姉ちゃんも大好きなのに?
ジュンヤを独占したいという欲望……むしろ邪念が際限なく大きくなってきて。
「……きゅう」
アルフィノーラは気を失ってしまった。
「それでね、村に来てからもジュンヤさんが……って、アルちゃん?」
途中から反応が無くなったアルに、フェリシアもおかしいと気づいたのだろう。
「アルちゃん? アルちゃん!!
誰か!! アルちゃんが変です!!」
慌てて助けを呼ぶフェリシア。
「ど、どうした」
「なにが起きたの?」
「な、アル!?」
ジュンヤとマルー、ヒューバートまで飛び起きてくる。
深夜のヒューバート家は大騒ぎになるのだった。
*** ***
「ふう、大したことが無くて良かったよ」
「もう、心配したんだから」
「よかった……」
「ごめんなさい」
翌朝、転移魔法で王都の医者まで呼び寄せて診察してもらった結果は……”成長痛”という診断だった。
『急にレベルアップしたそうですし、その反動でしょう。
半日も寝ていればよくなりますよ』
「もう大丈夫だから、お店の手伝いしちゃダメ?」
「念のため、今日は寝てなさい」
「ぷぅ」
ベッドの中で動きたくてうずうずしているアルはすっかりいつもの元気を取り戻している。
倒れた時の事もよく覚えていないらしい。
(ただ……)
ステータスが見えること、エルフの村での強化イベントで、この世界の常識を超えて強くなったこと。
俺自身がイレギュラーな転移をしていることもあり、念のためもっと調べておいた方がいいだろう。
俺はアルの診察結果をまとめ、ひそかに女神ユーノに連絡するのだった。
「ふふふ、今夜こそ」
抜き足差し足……自室の扉を慎重に閉じる。
新築のヒューバート亭は床鳴りしないので隠密行動に好都合である。
目指すは廊下を歩いた向こう、ジュンヤの部屋である。
『アル! 男の子はね、既成事実の前には無力なのよ!』
「ふむふむ」
マスコット化が進んでいることに危機感を覚えたアルフィノーラ。
それに、自分から誘ったとはいえフェリシアお姉ちゃんも家族になったのだ。
『ジュンヤさんはわたしの救世主ですので、そんなお気持ちを持つ事自体失礼に当たります。この家に迎えて頂いただけで、幸せです』
そういうフェリシアは、アルの恋路を応援してくれる。
「だけど」
勘の鋭いアルには分かってしまうのだ。
ふとしたタイミングで、フェリシアお姉ちゃんの視線がジュンヤを追っていることを。
あれは絶対に恋する乙女の目だ。
同じ女の子として、心を読むことは絶対にしないが……強力なライバル出現!
「いまのところ、スタイルとお料理は勝ってる」
フェリシアお姉ちゃんは17歳、おむねの成長はもう絶望的だろうが相手はエルフ族である。
本格化を迎えての急成長とかのチートがあるかもしれない。
それに、自分を上回る不器用さんとはいえ、フェリシアお姉ちゃんは元王族。
社交ダンスや夜の×××など、オトナの女子力は確実より自分より上だ。
フェリシアお姉ちゃんとジュンヤを分け合うというのも超アリなんだけど、やっぱりいちばん最初はアルがいい。
そんな複雑な(?)乙女心に突き動かされ、アルフィノーラはジュンヤの部屋を目指していた。
「むふ」
フェリシアお姉ちゃんを救出に行った日の朝、どさくさに紛れてベッドに忍び込み、ジュンヤの頬にキスできたのはとてもよかった。
いくら朴念仁のジュンヤでもこの格好で押せば一撃だろう。
「ふふふ」
今日のパジャマは色っぽいピンク。
胸元も大胆に開いており、限界まで短くしたショートパンツからは自慢の美脚が惜しげもなくのぞいている。
この格好でギュッと抱きつきすりすりすれば……。
「あうっ……興奮してきた」
もじもじと内股をこすり合わせる。
僅かに下着が濡れる感触……。
今の自分からはえっちなフェロモンが出ているはずだ。
これは行ける……勝つる!!
思わず息が荒くなる。
星明かりだけを頼りに、ジュンヤの部屋の前まで来たのだが。
「へうっ!?」
なぜかそこには、今にもドアを開けようとしているフェリシアお姉ちゃんがいた。
「……お姉ちゃん?」
「アルちゃん!?
い、いやこれはあのその……おトイレから戻ってきたらジュンヤさんの部屋の中が凄く静かなので心配になってっ」
「ふむ」
わたわたと慌てるフェリシアお姉ちゃんは可愛いけれど、パジャマパーティの中でジュンヤの寝相の良さは話したはず。
「フェリシアお姉ちゃん、お話」
これは緊急パジャマパーティが必要。
「わわっ!?」
そう判断したアルフィノーラは、獣人族の腕力を生かして自室にフェリシアお姉ちゃんを引っ張り込んだのだった。
*** ***
「……やっぱり、お姉ちゃんもジュンヤが好き?」
回りくどい聞き方は自分の性に合わない。
抱き合うような形でふとんの中で向き合ったアルフィノーラは、ストレートに問いかける。
「えっ、その、あうっ」
真っ赤になるフェリシアお姉ちゃん。
サラサラの金髪は流れ星みたいだし、蒼い瞳は吸い込まれそう。
そこそこ日焼けしている自分に比べ、透き通るような白い肌。
純粋に綺麗だな、と思う。
ジュンヤの隣に立っても絵のようにお似合いに違いない。
でも、アルフィノーラも譲るわけにはいかない。
「アル、ジュンヤの事が大好き。
フェリシアお姉ちゃんのことも好き」
「だから、勝負。
魔王を倒すまでに、ヒロインポイントをたくさん貯めた方が一番さんね!」
「ふ、ふふっ」
あくまで真剣なアルフィノーラの様子に、思わず笑みがこぼれてしまう。
ジュンヤと一緒に自分を助けてくれた可愛い救世主。
愛すべき妹分の恋路を、自分の本心を隠しながら応援するのは失礼だと言えた。
「魔王ログラースも恋の勝負に使われては型無しですね。
わかりました。 不肖フェリシア、その勝負お受けいたします!
……後悔はなしですよ?」
「もち!」
こつんと拳を合わせる少女たち。
本人のあずかり知らぬところで乙女の協定が結ばれた瞬間だった。
「と、いうことで。
ここからは女子トークの時間だよ?」
「ええっ!?」
ぎゅっ
ニヤッと笑うとフェリシアに抱きつくアルフィノーラ。
お楽しみの時間である。
「で、フェリシアお姉ちゃんはいつジュンヤを好きになったの?」
この綺麗なお姫様が、どこでジュンヤに惚れたのか。
耳年増な女の子としてとても気になるところであった。
ただでさえマルーからはヒューとのロマンスを散々聞かされてきたのだ。
「はうっ!?
と、当主を助けて頂いた時もときめいたのですが……」
「やはりゴブリン共に捕らわれていたところを助けて頂いた時ですね。
テンガに捕まり、ゴブリンの慰み者にされそうになって……もうダメだと思った時にジュンヤさんがっ。
あのキラキラした笑顔。
頭を撫でて頂いた手のひらの暖かさ……忘れられませんっ」
最初は恥ずかしそうにもじもじしていたフェリシアお姉ちゃんだが、先日の救出作戦の話になると熱に浮かされたように話し出す。
気のせいか、サファイアのように青い瞳の中にハートマークが浮かんでいるように見える。
(羨ましい……)
もちろん、アルも魔王から命を救われた。
抱きしめてくれたジュンヤのたくましい腕の感触は、思い出すたびアルの意識を蕩けさせる。
でも、絶体絶命の大ピンチにさっそうと現れ、地獄から救い出してくれる救世主。
お気に入りの英雄小説のようなろロマンチックなイベントに、憧れてしまうのだ。
それに、フェリシアお姉ちゃんを抱き上げた時のジュンヤの表情……。
ちくり
(えっ?)
僅かな嫉妬心。
心の痛みを感じた瞬間、それが一気に膨れ上がる。
(うっ……!?
え、なに……?)
ズモモモモモ
ジュンヤもフェリシアお姉ちゃんも大好きなのに?
ジュンヤを独占したいという欲望……むしろ邪念が際限なく大きくなってきて。
「……きゅう」
アルフィノーラは気を失ってしまった。
「それでね、村に来てからもジュンヤさんが……って、アルちゃん?」
途中から反応が無くなったアルに、フェリシアもおかしいと気づいたのだろう。
「アルちゃん? アルちゃん!!
誰か!! アルちゃんが変です!!」
慌てて助けを呼ぶフェリシア。
「ど、どうした」
「なにが起きたの?」
「な、アル!?」
ジュンヤとマルー、ヒューバートまで飛び起きてくる。
深夜のヒューバート家は大騒ぎになるのだった。
*** ***
「ふう、大したことが無くて良かったよ」
「もう、心配したんだから」
「よかった……」
「ごめんなさい」
翌朝、転移魔法で王都の医者まで呼び寄せて診察してもらった結果は……”成長痛”という診断だった。
『急にレベルアップしたそうですし、その反動でしょう。
半日も寝ていればよくなりますよ』
「もう大丈夫だから、お店の手伝いしちゃダメ?」
「念のため、今日は寝てなさい」
「ぷぅ」
ベッドの中で動きたくてうずうずしているアルはすっかりいつもの元気を取り戻している。
倒れた時の事もよく覚えていないらしい。
(ただ……)
ステータスが見えること、エルフの村での強化イベントで、この世界の常識を超えて強くなったこと。
俺自身がイレギュラーな転移をしていることもあり、念のためもっと調べておいた方がいいだろう。
俺はアルの診察結果をまとめ、ひそかに女神ユーノに連絡するのだった。
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
学生学園長の悪役貴族に転生したので破滅フラグ回避がてらに好き勝手に学校を魔改造にしまくったら生徒たちから好かれまくった
竜頭蛇
ファンタジー
俺はある日、何の予兆もなくゲームの悪役貴族──マウント・ボンボンに転生した。
やがて主人公に成敗されて死ぬ破滅エンドになることを思い出した俺は破滅を避けるために自分の学園長兼学生という立場をフル活用することを決意する。
それからやりたい放題しつつ、主人公のヘイトを避けているといつ間にかヒロインと学生たちからの好感度が上がり、グレートティーチャーと化していた。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる