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第29話 武術大会へ
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ぽん……ぽぽぽん!
昼花火が王都の上空を彩る。
「ふたりとも、準備はいいか?」
「ん、ばっちり」
ジャキン、とトンファーを構えるアルは、いつもの制服風ブレザー防刃服に、今日は緑のチェックスカート。
観客に見えてはいけないので、きっちりスパッツを履かせておいた。
最近アルは事あるごとにパンチラしてくる。
可愛いのは良いのだが、彼女にも色気が出て来た。
変な虫がつかないように気を配ってやるのも兄の務めである。
「はうっ……でも色気!」
俺の心を覗いたのだろう。
膝を抱えて凹みながら笑うという器用なリアクションをしている。
かわいい。
「はい、問題ございません」
腰まである金髪が、さらりとよそ風になびく。
伝統的なエルフの正装である若草色のワンピース。
その上からマリ姉特製の白いファイバージャケットを羽織っている。
防刃、防魔法能力に優れたソレは、ワンピースのデザインと合わせられており、清楚なフェリシアにとてもよく似合っている。
ワンピースは膝丈で、足元は茶色のブーツ。
「アルが前衛でフェリシアお姉ちゃんが後衛」
「俺は司令塔役でいざって時のフォローな」
「なるべくジュンヤさんのスキルを使わずに勝つ、ですね」
事前協議はバッチリだ。
「まあ、テンガさんの肝いりとはいえ、急に決まった武術大会だ。
参加者の大部分はオージ王国の連中だろうし、肩の力を抜いて気楽に行こう」
「それより、せっかくの王都なんだ。
食べ歩きでもするか?」
武術大会は王都中心部に建つコロッセオで行われる。
魔王ログラースの降臨で世間が重苦しい空気で覆われる中、久しぶりの大きなイベントなのだ。
王都の通りはごった返し、たくさんの出店も出ている。
「あ、それなら三番街の路地裏に、よくお忍びで出かけていたパンケーキ屋さんが」
「! フェリシアお姉ちゃん、それマスト!」
どうやら最初の目的地は決まったらしい。
俺はお祭りの空気にはしゃぐアルに手を引かれながら、フェリシア御用達のパンケーキ屋へと向かった。
*** ***
「それにしても……」
パンケーキ屋で紅茶とパンケーキに舌鼓を打った後、俺たちは賑わう王都の下町を散策する。
「ふふっ、わたくし御用達のお店とはいえ、マリナさんの作られるスイーツには敵いませんでしたね。マリナさんのお料理は、どうしてあそこまで味わい深いのですか?」
「ああ、調味料が違うんだ」
モンクエに似た世界であるココで普通に売られている調味料は、塩と植物由来の砂糖に酢くらいだ。
香辛料の類はほとんどなく、カラメルや生クリームなどの甘味も一部の高級店に限られており、甘みも薄い。
現代日本の調味料を”創造”するマリ姉は反則である。
「って、そうじゃなくて」
思わず熱く語ってしまったが、俺が気になったのは街の風景に関することで。
そこらじゅうの建物の壁に、大きなポスターが貼ってある。
街角にはアドバルーンまで。
『第一王子テンガ様! 王都を脅かしていたヒーガの塔を攻略!
四天王の討伐も時間の問題か?』
『グジン帝国との同盟を実現させたテンガ様の神業交渉術、重版完了!』
『来たれ武術大会へ!
オレ様は過去を気にしない。
君の強さが世界を救う』
どれもこれも、テンガさんを称える内容ばかり。
通りを行きかう王都の人たちは、足を止めてポスターに見入っている。
「テンガ様ってどんなモンスターもティムすることが出来るらしいぜ?」
「魔王もティムしちゃったりしてな!」
「そんな馬鹿な!?」
「大人っぽくてカッコよくない? ”親衛隊”に応募してみようかなぁ」
「あたしも~」
「噂では、特別優秀な子はお近づきに慣れるらしいよ?」
「まま! ぼくもてんがさまみたいになる!」
「そうね、まずはお勉強頑張りましょうね?」
「え~? しゅぎょうしたいよぉ」
マスメディアが発達していないオージ王国である。
シンプルな扇動でも効果は抜群だ。
待ちゆく人々皆がテンガさんの話をしている。
「そういえば、わたくしに仕えてくれていた兵士から聞いたのですが……テンガに反発した騎士団が大量退職し、その穴埋めに札束をちらつかせて、ゴロツキや元犯罪者などを集めているそうです」
「多分、使い捨てにするためだろうな……」
テンガさんの価値観では、自分に逆らう奴はクズで、自分に従う奴は踏み台にして使い倒す。
以前は俺がその扱いだった。
王子という権力を手に入れた今は、もっとやりたい放題しているだろう。
「本当に気を付けるんだぞ?」
今さらながら、アルとフェリシアを連れてきたことが気になってしまう。
「ジュンヤは心配性」
「ブートキャンプを潜り抜けたわたくしは、並みの冒険者に遅れは取りませんよ?」
むん、とポーズを取るアルとフェリシア。
気合十分なのはいい事だが……。
テンガさんの事だ。
卑劣な罠を準備しているかもしれない。
いざとなったら……覚悟を決める必要があるだろう。
「とりあえず、拠点となる宿を決めるか」
「ふふっ、マリナさんが作ったベッドが恋しくなりそうですね」
「アル、お姉ちゃんの枕も持ってきたよ!」
「まあ! ありがとう!」
俺たちはそこそこの高級宿が集まる行政地区へ向かう。
治安の悪いエリアにふたりを連れていけないからな!
「そういえば、明日は武術大会の組み合わせ発表があるようです」
歩きながら、参加要項の羊皮紙を開くフェリシア。
「(どうせテンガさんはスーパーシードだろうが)……一応見に行ってみるか」
自宅のベッドよりはるかに硬いマットレスに難儀しながら眠りにつき、
翌朝コロッセオを訪れた俺たちは……驚きのトーナメント表を見ることになる。
昼花火が王都の上空を彩る。
「ふたりとも、準備はいいか?」
「ん、ばっちり」
ジャキン、とトンファーを構えるアルは、いつもの制服風ブレザー防刃服に、今日は緑のチェックスカート。
観客に見えてはいけないので、きっちりスパッツを履かせておいた。
最近アルは事あるごとにパンチラしてくる。
可愛いのは良いのだが、彼女にも色気が出て来た。
変な虫がつかないように気を配ってやるのも兄の務めである。
「はうっ……でも色気!」
俺の心を覗いたのだろう。
膝を抱えて凹みながら笑うという器用なリアクションをしている。
かわいい。
「はい、問題ございません」
腰まである金髪が、さらりとよそ風になびく。
伝統的なエルフの正装である若草色のワンピース。
その上からマリ姉特製の白いファイバージャケットを羽織っている。
防刃、防魔法能力に優れたソレは、ワンピースのデザインと合わせられており、清楚なフェリシアにとてもよく似合っている。
ワンピースは膝丈で、足元は茶色のブーツ。
「アルが前衛でフェリシアお姉ちゃんが後衛」
「俺は司令塔役でいざって時のフォローな」
「なるべくジュンヤさんのスキルを使わずに勝つ、ですね」
事前協議はバッチリだ。
「まあ、テンガさんの肝いりとはいえ、急に決まった武術大会だ。
参加者の大部分はオージ王国の連中だろうし、肩の力を抜いて気楽に行こう」
「それより、せっかくの王都なんだ。
食べ歩きでもするか?」
武術大会は王都中心部に建つコロッセオで行われる。
魔王ログラースの降臨で世間が重苦しい空気で覆われる中、久しぶりの大きなイベントなのだ。
王都の通りはごった返し、たくさんの出店も出ている。
「あ、それなら三番街の路地裏に、よくお忍びで出かけていたパンケーキ屋さんが」
「! フェリシアお姉ちゃん、それマスト!」
どうやら最初の目的地は決まったらしい。
俺はお祭りの空気にはしゃぐアルに手を引かれながら、フェリシア御用達のパンケーキ屋へと向かった。
*** ***
「それにしても……」
パンケーキ屋で紅茶とパンケーキに舌鼓を打った後、俺たちは賑わう王都の下町を散策する。
「ふふっ、わたくし御用達のお店とはいえ、マリナさんの作られるスイーツには敵いませんでしたね。マリナさんのお料理は、どうしてあそこまで味わい深いのですか?」
「ああ、調味料が違うんだ」
モンクエに似た世界であるココで普通に売られている調味料は、塩と植物由来の砂糖に酢くらいだ。
香辛料の類はほとんどなく、カラメルや生クリームなどの甘味も一部の高級店に限られており、甘みも薄い。
現代日本の調味料を”創造”するマリ姉は反則である。
「って、そうじゃなくて」
思わず熱く語ってしまったが、俺が気になったのは街の風景に関することで。
そこらじゅうの建物の壁に、大きなポスターが貼ってある。
街角にはアドバルーンまで。
『第一王子テンガ様! 王都を脅かしていたヒーガの塔を攻略!
四天王の討伐も時間の問題か?』
『グジン帝国との同盟を実現させたテンガ様の神業交渉術、重版完了!』
『来たれ武術大会へ!
オレ様は過去を気にしない。
君の強さが世界を救う』
どれもこれも、テンガさんを称える内容ばかり。
通りを行きかう王都の人たちは、足を止めてポスターに見入っている。
「テンガ様ってどんなモンスターもティムすることが出来るらしいぜ?」
「魔王もティムしちゃったりしてな!」
「そんな馬鹿な!?」
「大人っぽくてカッコよくない? ”親衛隊”に応募してみようかなぁ」
「あたしも~」
「噂では、特別優秀な子はお近づきに慣れるらしいよ?」
「まま! ぼくもてんがさまみたいになる!」
「そうね、まずはお勉強頑張りましょうね?」
「え~? しゅぎょうしたいよぉ」
マスメディアが発達していないオージ王国である。
シンプルな扇動でも効果は抜群だ。
待ちゆく人々皆がテンガさんの話をしている。
「そういえば、わたくしに仕えてくれていた兵士から聞いたのですが……テンガに反発した騎士団が大量退職し、その穴埋めに札束をちらつかせて、ゴロツキや元犯罪者などを集めているそうです」
「多分、使い捨てにするためだろうな……」
テンガさんの価値観では、自分に逆らう奴はクズで、自分に従う奴は踏み台にして使い倒す。
以前は俺がその扱いだった。
王子という権力を手に入れた今は、もっとやりたい放題しているだろう。
「本当に気を付けるんだぞ?」
今さらながら、アルとフェリシアを連れてきたことが気になってしまう。
「ジュンヤは心配性」
「ブートキャンプを潜り抜けたわたくしは、並みの冒険者に遅れは取りませんよ?」
むん、とポーズを取るアルとフェリシア。
気合十分なのはいい事だが……。
テンガさんの事だ。
卑劣な罠を準備しているかもしれない。
いざとなったら……覚悟を決める必要があるだろう。
「とりあえず、拠点となる宿を決めるか」
「ふふっ、マリナさんが作ったベッドが恋しくなりそうですね」
「アル、お姉ちゃんの枕も持ってきたよ!」
「まあ! ありがとう!」
俺たちはそこそこの高級宿が集まる行政地区へ向かう。
治安の悪いエリアにふたりを連れていけないからな!
「そういえば、明日は武術大会の組み合わせ発表があるようです」
歩きながら、参加要項の羊皮紙を開くフェリシア。
「(どうせテンガさんはスーパーシードだろうが)……一応見に行ってみるか」
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