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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
ムクのお手柄
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「よし、クマも言ってた事だし、初心者の邪魔しちゃ悪いからね、さくさく進もう」
ばぁちゃんが先を促す。
「でもばぁちゃん、どっちに進めば良いの?」
うん。見渡す限りの草原。これかなり広いよ?
「あっち!あっちだよ!!」
リーがぴょんぴょん跳ねて指を指す。
「ワン」「メェ」「にゃ♪」「わん!」
『『『『あっちだね!』』』』
わびすけ達も皆出てきて、リーと同じ方向を向いてから、僕を見る。
「うん?太陽の方角かい。皆が同じ方向を言うんだ、行ってみようじゃないか。
侘助達!遊んでも良いが、狩りもナシ、進行方向に人や何かを見つけたら報告だよ!」
「ワン!」『遊んで良いの!』
「メェ?」『草食べて良い?』
「にゃ♪」『アタシはユズリハの上でお昼寝よ♪』
「わん!」『もみじ、宝物を見つけるのよ!』
わんこ組は揃って猛ダッシュ、ムクはのんびり匂いをかぎながら好きな方へ向かい、かえでは僕の頭の上にベロンと覆い被さる。
うん、重さは無くしてくれてるみたいで、帽子をかぶってる感じなんだけど、僕、頭動かしちゃダメなのかな?
松雪達も出てきて、僕達と並んで歩いてくれる。
うん、ベテランと子供の違いを見せつけるね!
ちょっと歩くとムクが「メェ♪」『ユズリハ、良い草あったよ♪』と僕の裾を引っ張るので
「ばぁちゃん!ムクが良い草あるって言うんだけど、ちょっと行って良い?」
「ん?あんまり初心者の狩り場を荒らしたく無いんだがねぇ。まぁ最初だ、行ってみるかい」
全員でムクに着いていくと5メートルぐらいのゴツゴツした岩壁があった。これを登れ、と言う。
「「うおぉぉい…」」
ばぁちゃんと僕がためらっていると、
「「おんぶして登ろうか?」」
ウェルとリーは言うが早いか、ウェルは僕をさっとおんぶしてしまった。
「リー、止めとくれ…わかったよ、アタシは桜子に手を借りるから大丈夫だよ」
ばぁちゃんをおんぶしようとしたリーは止められてた。
うん、流石に身長差が。ばぁちゃんの足、引きずるよ?
「じゃぁ、リーは先に行く?」「ああ、上で待ってておくれ」「ハイ!」
リーはばぁちゃんに頭を差し出し撫でてもらうと、しっぽをブンブン振り回して
「リー、いっきまーす!」
あっという間に岩壁を登って行ってしまった。
「じゃぁ、リハ、ちゃんと掴まっててくれ」「ちょっと待った!」
飛び出そうとしたウェルをばぁちゃんが止めて、僕の身体をおんぶ紐でウェルと括る。
「ウェルだって手は使えた方が良いだろう?咄嗟にユズリハを離しちまったら2人とも危ない。
ウェル、ユズリハを頼んだよ!」
「ハイ!じゃぁ、リハ、行くからな!」
そう言って、ひょいひょいと岩壁を蹴り進んでいく。意外と揺れるので、僕はぎゅっと目をつぶって歯を食い縛ってウェルにしがみついていたら
「着いたぞ!これが良い草なのか?」
ウェルの声で顔を上げると、岩肌一面に青々とした草が生えていた。
紐を解いて卸して貰って、草を見ている所に、ばぁちゃんがやって来た。
「確かに、こりゃ珍しいね!ムク、良く見つけた、お手柄だよ!」
ばぁちゃんがムクを撫でくりまわす。
「ばぁちゃん、これ初めて見るよ。これ、なに?」
「これね、魔力草だよ。魔力を回復させる魔力ポーションを作るための材料さ。
魔力の多い所にしか生えないからね。森じゃぁ、そうそう見れないよ。
ユズリハが魔力切れで倒れる前に作っときたいね。ちょっと多めに頂いていこう。
良いかい、上の葉っぱだけ取って、2~3枚は残すんだ。あとナイフも使うんじゃない、金属を嫌うんだ。枯れちまうからね!
そしていいかい、絶対に根っこごと引っこ抜くんじゃないよ!」
そして僕達は魔力草を採集し、ばぁちゃんがホクホク顔でポーションを作っていた。
ばぁちゃんが先を促す。
「でもばぁちゃん、どっちに進めば良いの?」
うん。見渡す限りの草原。これかなり広いよ?
「あっち!あっちだよ!!」
リーがぴょんぴょん跳ねて指を指す。
「ワン」「メェ」「にゃ♪」「わん!」
『『『『あっちだね!』』』』
わびすけ達も皆出てきて、リーと同じ方向を向いてから、僕を見る。
「うん?太陽の方角かい。皆が同じ方向を言うんだ、行ってみようじゃないか。
侘助達!遊んでも良いが、狩りもナシ、進行方向に人や何かを見つけたら報告だよ!」
「ワン!」『遊んで良いの!』
「メェ?」『草食べて良い?』
「にゃ♪」『アタシはユズリハの上でお昼寝よ♪』
「わん!」『もみじ、宝物を見つけるのよ!』
わんこ組は揃って猛ダッシュ、ムクはのんびり匂いをかぎながら好きな方へ向かい、かえでは僕の頭の上にベロンと覆い被さる。
うん、重さは無くしてくれてるみたいで、帽子をかぶってる感じなんだけど、僕、頭動かしちゃダメなのかな?
松雪達も出てきて、僕達と並んで歩いてくれる。
うん、ベテランと子供の違いを見せつけるね!
ちょっと歩くとムクが「メェ♪」『ユズリハ、良い草あったよ♪』と僕の裾を引っ張るので
「ばぁちゃん!ムクが良い草あるって言うんだけど、ちょっと行って良い?」
「ん?あんまり初心者の狩り場を荒らしたく無いんだがねぇ。まぁ最初だ、行ってみるかい」
全員でムクに着いていくと5メートルぐらいのゴツゴツした岩壁があった。これを登れ、と言う。
「「うおぉぉい…」」
ばぁちゃんと僕がためらっていると、
「「おんぶして登ろうか?」」
ウェルとリーは言うが早いか、ウェルは僕をさっとおんぶしてしまった。
「リー、止めとくれ…わかったよ、アタシは桜子に手を借りるから大丈夫だよ」
ばぁちゃんをおんぶしようとしたリーは止められてた。
うん、流石に身長差が。ばぁちゃんの足、引きずるよ?
「じゃぁ、リーは先に行く?」「ああ、上で待ってておくれ」「ハイ!」
リーはばぁちゃんに頭を差し出し撫でてもらうと、しっぽをブンブン振り回して
「リー、いっきまーす!」
あっという間に岩壁を登って行ってしまった。
「じゃぁ、リハ、ちゃんと掴まっててくれ」「ちょっと待った!」
飛び出そうとしたウェルをばぁちゃんが止めて、僕の身体をおんぶ紐でウェルと括る。
「ウェルだって手は使えた方が良いだろう?咄嗟にユズリハを離しちまったら2人とも危ない。
ウェル、ユズリハを頼んだよ!」
「ハイ!じゃぁ、リハ、行くからな!」
そう言って、ひょいひょいと岩壁を蹴り進んでいく。意外と揺れるので、僕はぎゅっと目をつぶって歯を食い縛ってウェルにしがみついていたら
「着いたぞ!これが良い草なのか?」
ウェルの声で顔を上げると、岩肌一面に青々とした草が生えていた。
紐を解いて卸して貰って、草を見ている所に、ばぁちゃんがやって来た。
「確かに、こりゃ珍しいね!ムク、良く見つけた、お手柄だよ!」
ばぁちゃんがムクを撫でくりまわす。
「ばぁちゃん、これ初めて見るよ。これ、なに?」
「これね、魔力草だよ。魔力を回復させる魔力ポーションを作るための材料さ。
魔力の多い所にしか生えないからね。森じゃぁ、そうそう見れないよ。
ユズリハが魔力切れで倒れる前に作っときたいね。ちょっと多めに頂いていこう。
良いかい、上の葉っぱだけ取って、2~3枚は残すんだ。あとナイフも使うんじゃない、金属を嫌うんだ。枯れちまうからね!
そしていいかい、絶対に根っこごと引っこ抜くんじゃないよ!」
そして僕達は魔力草を採集し、ばぁちゃんがホクホク顔でポーションを作っていた。
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