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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
性格の悪いウマモドキ
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「ヒヒン、ヒッヒーーーン!!」『だあぁ、クッソーーー!!』
お馬さんはさっきガタガタしてたのが嘘のように、イライラとカッポラカッポラ大地を踏む。
え、お馬さん的な地団駄?
「ヒヒンヒンヒン!ヒヒィン!ヒヒヒヒヒーーーン!!!」
『結局、破壊神の言う通りになっちまった!しかぁし!俺様が弱いヤツの言うことを大人しく聞くと思うなよ!!!』
「破壊神?なんだ、それは?」
ばぁちゃんが魔力球を用意したまま首をかしげる。
「ヒヒン!ヒヒヒヒ…、……、ヒヒン!?」
『俺様を使役してたチビの破壊神だよ!
アイツが死にそうだったから、俺様はやっと自由だ!と思ったらヤツめ、
〝次の魔獣暴走の時、リーパーの名前を呼ぶ人に出会ったら、また助けに来てね、絶対だよ!〞
って、呪いじみた契約をかけやがった!
そしてお前が現れた!!だがしかし!!俺様は強くなった!!易々と言いなりに、って、おいこらちょっと待て!?』
お馬さんの話を聞いていたばぁちゃんのこめかみに、青筋立ってきたなー、イライラしてるなー、なんて思ってたら、
お馬さんの身体が沈み始めた。
「ばぁちゃん、なにしたの?」
さすがにびっくりしてばぁちゃんに聞くと
「ああん?ちょっとイライラしたからね、松雪と栗之助に簡易底なし沼を頼んで、沈めたよ。
動けないだろう?
そんでもって、鼻先に激辛魔力を…」
ばぁちゃんがおおきく振りかぶると、
「ヒヒヒヒヒン!ヒヒン!!」『待て待て待て!話し合おう!!』
慌てるお馬さん。
「ねぇ、ばぁちゃん。説明して?」
うん、僕、意味がわからないよ?ウェル達も、ぽっかーんとお口開いてるよ?
「ああ、そうだね、説明の間、リーパーはちょっと沈ませておこう「ヒヒン?!」
うるさいよ、大人しくしな。
コイツの名前はリーパー。
本来なら脚が8本あるはずなのに慢性魔力不足で6本しかないスレイプニルさね」
「スレイプニル?」
僕は初めて聞いた名前に首をかしげる。
「ああ、神馬って言われてる種族なんじゃないか?なんで地上にいるのかは知らん。
前にタチバナから聞いたろう?
ああ、ウェル達は聞いてないのか。じゃぁ、ユズリハもおさらいだ。
アタシ達の目的地、センバという地には魔の森という魔獣蔓延る森があって、そこでは魔獣暴走と呼ばれる魔獣の大発生が定期的に起こる。
その魔獣暴走から領地を守るために〝勇者の再来〞と呼ばれるとんでもなく強い人間がセンバには生まれる。
前回の魔獣暴走の時に活躍した勇者の再来がイチイ様とシラヌイ様。アタシも世話になったお人だ。
そのイチイ様に服従してたのが、このリーパー。性格の悪いウマモドキだ」
「「「ウマモドキ…」」」
僕達全員が思わず憐れみの目を向ける。
「ヒヒン!」『ガキども!後で覚えてやがれ!!』
「な?性格悪いだろう?
コイツはイチイ様に服従してたクセに、態度は悪いわ、初対面の人間を見下して馬鹿にするわ、まぁ、センバの人間は大抵強かったからな、すごすご負けてたけど。
アタシも最初に会った時は唾をかけられそうになったからね、顔を水球で覆ってやった」
「ヒヒンッ?!」『お前、いきなり俺様を殺そうとしたヤツかっ?!!』
「侮辱するんだ、ヤられる覚悟は出来てんだろう?」
「ヒヒン?!」『ソッコーで殺しに来たのはお前だけだったぞ?!』
「うるさいよ!
じゃぁ、アタシの実力はわかってんだろ。お前、大人しくユズリハの乗り物になりな!!」
「ヒヒン!ヒヒヒヒヒーーーン!!」『イヤだ!ガキんちょ、勝負だーーーー!!』
「わかった!!リーが戦うよ!!」
おおぅ、僕じゃないんだ?!
お馬さんはさっきガタガタしてたのが嘘のように、イライラとカッポラカッポラ大地を踏む。
え、お馬さん的な地団駄?
「ヒヒンヒンヒン!ヒヒィン!ヒヒヒヒヒーーーン!!!」
『結局、破壊神の言う通りになっちまった!しかぁし!俺様が弱いヤツの言うことを大人しく聞くと思うなよ!!!』
「破壊神?なんだ、それは?」
ばぁちゃんが魔力球を用意したまま首をかしげる。
「ヒヒン!ヒヒヒヒ…、……、ヒヒン!?」
『俺様を使役してたチビの破壊神だよ!
アイツが死にそうだったから、俺様はやっと自由だ!と思ったらヤツめ、
〝次の魔獣暴走の時、リーパーの名前を呼ぶ人に出会ったら、また助けに来てね、絶対だよ!〞
って、呪いじみた契約をかけやがった!
そしてお前が現れた!!だがしかし!!俺様は強くなった!!易々と言いなりに、って、おいこらちょっと待て!?』
お馬さんの話を聞いていたばぁちゃんのこめかみに、青筋立ってきたなー、イライラしてるなー、なんて思ってたら、
お馬さんの身体が沈み始めた。
「ばぁちゃん、なにしたの?」
さすがにびっくりしてばぁちゃんに聞くと
「ああん?ちょっとイライラしたからね、松雪と栗之助に簡易底なし沼を頼んで、沈めたよ。
動けないだろう?
そんでもって、鼻先に激辛魔力を…」
ばぁちゃんがおおきく振りかぶると、
「ヒヒヒヒヒン!ヒヒン!!」『待て待て待て!話し合おう!!』
慌てるお馬さん。
「ねぇ、ばぁちゃん。説明して?」
うん、僕、意味がわからないよ?ウェル達も、ぽっかーんとお口開いてるよ?
「ああ、そうだね、説明の間、リーパーはちょっと沈ませておこう「ヒヒン?!」
うるさいよ、大人しくしな。
コイツの名前はリーパー。
本来なら脚が8本あるはずなのに慢性魔力不足で6本しかないスレイプニルさね」
「スレイプニル?」
僕は初めて聞いた名前に首をかしげる。
「ああ、神馬って言われてる種族なんじゃないか?なんで地上にいるのかは知らん。
前にタチバナから聞いたろう?
ああ、ウェル達は聞いてないのか。じゃぁ、ユズリハもおさらいだ。
アタシ達の目的地、センバという地には魔の森という魔獣蔓延る森があって、そこでは魔獣暴走と呼ばれる魔獣の大発生が定期的に起こる。
その魔獣暴走から領地を守るために〝勇者の再来〞と呼ばれるとんでもなく強い人間がセンバには生まれる。
前回の魔獣暴走の時に活躍した勇者の再来がイチイ様とシラヌイ様。アタシも世話になったお人だ。
そのイチイ様に服従してたのが、このリーパー。性格の悪いウマモドキだ」
「「「ウマモドキ…」」」
僕達全員が思わず憐れみの目を向ける。
「ヒヒン!」『ガキども!後で覚えてやがれ!!』
「な?性格悪いだろう?
コイツはイチイ様に服従してたクセに、態度は悪いわ、初対面の人間を見下して馬鹿にするわ、まぁ、センバの人間は大抵強かったからな、すごすご負けてたけど。
アタシも最初に会った時は唾をかけられそうになったからね、顔を水球で覆ってやった」
「ヒヒンッ?!」『お前、いきなり俺様を殺そうとしたヤツかっ?!!』
「侮辱するんだ、ヤられる覚悟は出来てんだろう?」
「ヒヒン?!」『ソッコーで殺しに来たのはお前だけだったぞ?!』
「うるさいよ!
じゃぁ、アタシの実力はわかってんだろ。お前、大人しくユズリハの乗り物になりな!!」
「ヒヒン!ヒヒヒヒヒーーーン!!」『イヤだ!ガキんちょ、勝負だーーーー!!』
「わかった!!リーが戦うよ!!」
おおぅ、僕じゃないんだ?!
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