138 / 190
道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
ヴァンの食欲は脅しになる
しおりを挟む
「だから言ったってのに…
っていうか、もしや、タマゴや精霊の方がいきなり奪ったんじゃないだろうねぇ?
侘助!紅葉!問い詰めてみるんだよ!!」
ばぁちゃんが仁王立ちでわびすけ達を呼んで、ビシっと指を突きつける。
「「ワン!」」『『いえっさー!!』』
2匹とも勢いよく返事をすると
わびすけはリーの手の中にいた光の玉を、パクっと自分のお口の中へ。
もみじはウェルの手のひらに乗ってたタマゴに、飛びつきパンチをかまして転がした後、床の上で両手で掴み、ガシガシと噛みついている。
「わびすけ、食べちゃったの?!
も、ももも、もみじ!!割れちゃう、タマゴ、割れちゃうよ!!」
僕があわあわしだすと、
「「ワン!!」」『『教育的指導!』よ!!』
そう言って、わびすけは、ぺっと光の玉を出し、もみじは再度、タマゴをアタックして転がし
「「ワン!!」」『『コイツが魔力を強奪したもの!!』』
わびすけももみじも、それぞれの獲物を腕で指す。
それをばぁちゃんが拾って
「やっぱりそうかい。
まぁね、長いこと魔力不足でいたから魔力を貰えてはっちゃけたんだろうがねぇ。
契約者を自分で傷つけてどうすんだい。
いきなりの魔力強奪はこの子達の身体の負担になるんだよ。
だからガツガツしないで、この子達が魔力を与えるのをじっくり味わいながら享受して、アンタ達も、周りを観察しながら成長しなよ。
良いね、次に魔力を強奪したら、わびすけ達じゃ済まないよ。
ヴァンの餌にしちまうよ」
手のひらに乗せ、目線の高さに合わせたタマゴと光の玉に脅しをかける。
心なし、タマゴも光の玉もふるふる震えているような?
「ばぁちゃん、ヴァンって精霊食べちゃうの?
あの食欲なら、って、でも、精霊を?まぁ、タマゴなら大好きだね?」
僕が言うと、タマゴの震えが大きくなった?
「まぁ、タマゴは普通に食うだろうね。
ヴァンは一応リヴァイアサンらしいし?野良精霊ぐらい、しようと思えば自分の糧に簡単に出来るさ」
水の精霊なら特にね、と、ばぁちゃんが言うと、光の玉の震えも大きくなった!
「ヴァンはリーもウェルも大好きだからね。それを害するものは簡単に潰すさ。
感覚は精霊に近いんじゃないか?
好きなものはどれだけでも大事に、それを害するものは排除。そして、それ以外は無関心だね。
初めてあったクマに興味を示さなかったのがいい例だよ。
だからね、タマゴと野良精霊、アンタ達はまだヴァンの好きなものに入ってない。
それが大好きなリーとウェルを害するとあっちゃ簡単に潰されるさ。
だから、もう2人の魔力強奪はしちゃいけないよ?」
ばぁちゃんがそう言うと、タマゴと光の玉は横揺れから縦揺れに変わった。
うん、返事してるね?
タマゴとも意志疎通出来るんだね?
「よし、良い子だ」
そう言ってばぁちゃんは、眠っているウェルとリーの元に、それぞれタマゴと光の玉を置いた。
「まぁ、夕飯ぐらいには目覚めるんじゃないか?
ユズリハ、何か掛ける物を持ってきておあげ。そのまま寝かしておこう。
多分タチバナもそろそろポーションが欲しい頃だろう。アタシはポーションを作るとするかね。
ユズリハも好きにしな」
ばぁちゃんが立ち上がってキッチンへ向かう。
「なら僕はわびすけ達のブラッシングをするよ!!さぁ、最初は誰かな?」
「ワン!」「メェ!」「ニャニャニャ!!」「わっふぅ…」
皆一度に出てきたけど、
かえでにネコパンチを食らって、一歩引いた所で、かえでが僕に飛び込んできた。
「ンンニャ!!!」『優雅な毛並みがダンジョンで乱れたアタクシからよ!!!』
かえでの圧がずば抜けている。
「ちゃんと順番にするから待っててね!」
「ワン♪」「メェ!」「わん!」
皆、僕の周りで待っててくれている。
あぁ、久しぶりの全方位もふもふ。
癒されるぅ!!
っていうか、もしや、タマゴや精霊の方がいきなり奪ったんじゃないだろうねぇ?
侘助!紅葉!問い詰めてみるんだよ!!」
ばぁちゃんが仁王立ちでわびすけ達を呼んで、ビシっと指を突きつける。
「「ワン!」」『『いえっさー!!』』
2匹とも勢いよく返事をすると
わびすけはリーの手の中にいた光の玉を、パクっと自分のお口の中へ。
もみじはウェルの手のひらに乗ってたタマゴに、飛びつきパンチをかまして転がした後、床の上で両手で掴み、ガシガシと噛みついている。
「わびすけ、食べちゃったの?!
も、ももも、もみじ!!割れちゃう、タマゴ、割れちゃうよ!!」
僕があわあわしだすと、
「「ワン!!」」『『教育的指導!』よ!!』
そう言って、わびすけは、ぺっと光の玉を出し、もみじは再度、タマゴをアタックして転がし
「「ワン!!」」『『コイツが魔力を強奪したもの!!』』
わびすけももみじも、それぞれの獲物を腕で指す。
それをばぁちゃんが拾って
「やっぱりそうかい。
まぁね、長いこと魔力不足でいたから魔力を貰えてはっちゃけたんだろうがねぇ。
契約者を自分で傷つけてどうすんだい。
いきなりの魔力強奪はこの子達の身体の負担になるんだよ。
だからガツガツしないで、この子達が魔力を与えるのをじっくり味わいながら享受して、アンタ達も、周りを観察しながら成長しなよ。
良いね、次に魔力を強奪したら、わびすけ達じゃ済まないよ。
ヴァンの餌にしちまうよ」
手のひらに乗せ、目線の高さに合わせたタマゴと光の玉に脅しをかける。
心なし、タマゴも光の玉もふるふる震えているような?
「ばぁちゃん、ヴァンって精霊食べちゃうの?
あの食欲なら、って、でも、精霊を?まぁ、タマゴなら大好きだね?」
僕が言うと、タマゴの震えが大きくなった?
「まぁ、タマゴは普通に食うだろうね。
ヴァンは一応リヴァイアサンらしいし?野良精霊ぐらい、しようと思えば自分の糧に簡単に出来るさ」
水の精霊なら特にね、と、ばぁちゃんが言うと、光の玉の震えも大きくなった!
「ヴァンはリーもウェルも大好きだからね。それを害するものは簡単に潰すさ。
感覚は精霊に近いんじゃないか?
好きなものはどれだけでも大事に、それを害するものは排除。そして、それ以外は無関心だね。
初めてあったクマに興味を示さなかったのがいい例だよ。
だからね、タマゴと野良精霊、アンタ達はまだヴァンの好きなものに入ってない。
それが大好きなリーとウェルを害するとあっちゃ簡単に潰されるさ。
だから、もう2人の魔力強奪はしちゃいけないよ?」
ばぁちゃんがそう言うと、タマゴと光の玉は横揺れから縦揺れに変わった。
うん、返事してるね?
タマゴとも意志疎通出来るんだね?
「よし、良い子だ」
そう言ってばぁちゃんは、眠っているウェルとリーの元に、それぞれタマゴと光の玉を置いた。
「まぁ、夕飯ぐらいには目覚めるんじゃないか?
ユズリハ、何か掛ける物を持ってきておあげ。そのまま寝かしておこう。
多分タチバナもそろそろポーションが欲しい頃だろう。アタシはポーションを作るとするかね。
ユズリハも好きにしな」
ばぁちゃんが立ち上がってキッチンへ向かう。
「なら僕はわびすけ達のブラッシングをするよ!!さぁ、最初は誰かな?」
「ワン!」「メェ!」「ニャニャニャ!!」「わっふぅ…」
皆一度に出てきたけど、
かえでにネコパンチを食らって、一歩引いた所で、かえでが僕に飛び込んできた。
「ンンニャ!!!」『優雅な毛並みがダンジョンで乱れたアタクシからよ!!!』
かえでの圧がずば抜けている。
「ちゃんと順番にするから待っててね!」
「ワン♪」「メェ!」「わん!」
皆、僕の周りで待っててくれている。
あぁ、久しぶりの全方位もふもふ。
癒されるぅ!!
40
あなたにおすすめの小説
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しい私の話
あんど もあ
ファンタジー
王太子が真実の愛とか言って婚約破棄を宣言。廃太子と決まりました。おかげで妹の私に王太子になれと言われたのですが、不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しくて政略結婚の役にも立たないと言われていた私がですか?
とある中年男性の転生冒険記
うしのまるやき
ファンタジー
中年男性である郡元康(こおりもとやす)は、目が覚めたら見慣れない景色だったことに驚いていたところに、アマデウスと名乗る神が現れ、原因不明で死んでしまったと告げられたが、本人はあっさりと受け入れる。アマデウスの管理する世界はいわゆる定番のファンタジーあふれる世界だった。ひそかに持っていた厨二病の心をくすぐってしまい本人は転生に乗り気に。彼はその世界を楽しもうと期待に胸を膨らませていた。
【完結】勇者と国王は最悪。なので私が彼らを後悔させます。
凛 伊緒
ファンタジー
「お前はこのパーティーに相応しくない。今この場をもって、追放とする!それと、お前が持っている物は全て置いていってもらうぞ。」
「それは良いですわね、勇者様!」
勇者でありパーティーリーダーのゼイスに追放を宣言された。
隣にいる聖女メーシアも、大きく頷く。
毎日の暴行。
さらに報酬は平等に分けるはずが、いつも私だけかなり少なくされている。
最後の嫌味と言わんばかりに、今持っている物全てを奪われた。
今までの行いを、後悔させてあげる--
誰にも口外できない方法で父の借金を返済した令嬢にも諦めた幸せは訪れる
しゃーりん
恋愛
伯爵令嬢ジュゼットは、兄から父が背負った借金の金額を聞いて絶望した。
しかも返済期日が迫っており、家族全員が危険な仕事や売られることを覚悟しなければならない。
そんな時、借金を払う代わりに仕事を依頼したいと声をかけられた。
ジュゼットは自分と家族の将来のためにその依頼を受けたが、当然口外できないようなことだった。
その仕事を終えて実家に帰るジュゼットは、もう幸せな結婚は望めないために一人で生きていく決心をしていたけれど求婚してくれる人がいたというお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる