もふもふ至上主義ですが、なにか?

犬丸大福

文字の大きさ
153 / 190
道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです

ヴァンさんは海へ探し物に、ばぁちゃんは草原へ薬草摘みに。そして、僕達は

しおりを挟む
僕達はケーキ屋でフルーツたっぷりのタルトも選べたし、パン屋でチーズたっぷりのパンも選べた。

リーも初めての生クリームに心踊らせ、お肉を挟んだサンドイッチを見た時は、実際に小躍りしていたし。
ウェルはチーズケーキに興味津々、ホットドックを嬉しそうに眺め。
ヴァンは相変わらずチョコにご執心。チョコケーキとチョココロネを買い占めた。
そして最後に、ばぁちゃんが焼き菓子やら色んなものを買い占める。

お店、すっからかんだけど良いのだろうか?

タチバナさんもお店の人もニコニコだから良いということにしよう。

そしてチョコレート専門店では。

チョコレートの値段に驚愕。

50個入り1箱金貨1枚?!!

リーもウェルもシッポと耳をピンっと立てて固まり、
ばぁちゃんが「こりゃ本当にご褒美価格だ」と腕を組んで苦笑いしてる隣で
「全部くれ!!」と平然と言うヴァンはやっぱり大物なんだろうか?

他に3個入り大銀貨1枚とか、10個入り大銀貨3枚とか手が出る、いや、今までの僕達なら手は出せないお値段だね!!
ダンジョン万歳、うちのもふもふ達万歳だね!! 

触って壊したら弁償出来ない!と、壊れたおもちゃみたいにカクカク動くリーとウェルに対して、
あっちもこっちもチョコだ!見たい欲しいと動き回るヴァンをばぁちゃんが捕獲。
「大人しく出来ないならヴァンのご褒美はナシだよ!」の一言で黙らせた。

そんなこんなで結局、チョコの大箱20箱購入。ねぇ、金銭感覚おかしくなってない?

買い物を終えてお家に帰ると、カヤさんが晩御飯にどうぞとシチューの大鍋を持ってきてくれて、買ったパンと一緒に食べて、大満足の1日だった。


そして次の日。

「ヴァンが一度ダンジョンに戻るって言ってただろう?
アタシも草原エリアで薬草を摘みたいんだ。だからヴァンを送りがてらちょいと行ってくるよ。

ユズリハ、フエゴと作った料理があるだろう?あれをヴァンに渡しておやり。2週間分の食料だ。
それからチョコも3箱やろう。帰ってきたらご褒美にまた3箱やるからね、ちゃんと戻ってくるんだよ!」
「任せろ!!」
ヴァンはドンと胸を叩く。

そしてヴァンから大量のお魚を受け取ろうとした所でタチバナさんがやって来た。

「フエゴの予定をお知らせしようかと思いやって参りましたが、なんと!素晴らしいタイミングでした!!
こんなすごい魚、我々にも卸して頂けませんか!!」
「「捌き方教えて!!」」
両手を広げてキラキラした目をばぁちゃんに向けてるタチバナさんに、僕とウェルでお願いする。

「あぁ、なるほど!では、倉庫へ、ってお2人が行ってしまわれたら、リーちゃんはどうします?」
タチバナさんがしゃがんでリーの頭をなでる。

「あぁ、リー1人で家に留守番はちょっと心配だね。
ユズリハは家で料理のストックを作ってておくれ。魚の捌き方を習うのはウェルだ。
明日、ウェルがユズリハに教えておやり。アタシも明日には帰ってくるよ。
リーは精霊と魔力循環の練習だ。精霊の名前も考えて書けるようになっておきな。
よし、予定は決まったね!じゃぁ、アタシらは行ってくるよ!桜子、頼むよ!!」
「わっふ♪」
ばぁちゃんはヴァンを抱えて飛んでった。

「「いってらっしゃーーい!!」」
僕達は手を振ってお見送り。

「なんと!ブルーメ様も飛べるのですね!さすが勇者の再来方と競ったお方!!」
なんか、タチバナさんの目がよりキラキラしだした。

うん、タチバナさんのばぁちゃんへの忠誠心が増した気がするね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草

ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)  10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。  親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。  同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……── ※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました! ※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※ ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げています。

最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました

斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。 白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。 その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。 それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。 やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり―― 白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。 身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。

悪役令嬢の慟哭

浜柔
ファンタジー
 前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。  だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。 ※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。 ※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。 「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。 「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。

不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しい私の話

あんど もあ
ファンタジー
王太子が真実の愛とか言って婚約破棄を宣言。廃太子と決まりました。おかげで妹の私に王太子になれと言われたのですが、不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しくて政略結婚の役にも立たないと言われていた私がですか?

とある中年男性の転生冒険記

うしのまるやき
ファンタジー
中年男性である郡元康(こおりもとやす)は、目が覚めたら見慣れない景色だったことに驚いていたところに、アマデウスと名乗る神が現れ、原因不明で死んでしまったと告げられたが、本人はあっさりと受け入れる。アマデウスの管理する世界はいわゆる定番のファンタジーあふれる世界だった。ひそかに持っていた厨二病の心をくすぐってしまい本人は転生に乗り気に。彼はその世界を楽しもうと期待に胸を膨らませていた。

大好きなおねえさまが死んだ

Ruhuna
ファンタジー
大好きなエステルおねえさまが死んでしまった まだ18歳という若さで

【完結】勇者と国王は最悪。なので私が彼らを後悔させます。

凛 伊緒
ファンタジー
「お前はこのパーティーに相応しくない。今この場をもって、追放とする!それと、お前が持っている物は全て置いていってもらうぞ。」 「それは良いですわね、勇者様!」 勇者でありパーティーリーダーのゼイスに追放を宣言された。 隣にいる聖女メーシアも、大きく頷く。 毎日の暴行。 さらに報酬は平等に分けるはずが、いつも私だけかなり少なくされている。 最後の嫌味と言わんばかりに、今持っている物全てを奪われた。 今までの行いを、後悔させてあげる--

誰にも口外できない方法で父の借金を返済した令嬢にも諦めた幸せは訪れる

しゃーりん
恋愛
伯爵令嬢ジュゼットは、兄から父が背負った借金の金額を聞いて絶望した。 しかも返済期日が迫っており、家族全員が危険な仕事や売られることを覚悟しなければならない。 そんな時、借金を払う代わりに仕事を依頼したいと声をかけられた。 ジュゼットは自分と家族の将来のためにその依頼を受けたが、当然口外できないようなことだった。 その仕事を終えて実家に帰るジュゼットは、もう幸せな結婚は望めないために一人で生きていく決心をしていたけれど求婚してくれる人がいたというお話です。

処理中です...