187 / 190
道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
やる気に火をつけちゃった 3
しおりを挟む
「わっふ!」
突然、桜子が出てきてばぁちゃんに向かって一声吠える。
「おやまぁ、今晩、決行だとよ。
ヴァンもリーパーも帰ってきた日たぁ、なんともまぁ、お誂え向きだねぇ?」
ばぁちゃんが「ありがとう桜子」と桜子の頭を撫でながら苦笑いしている。
「タチバナ達は商会にお戻りよ。ヴァンとリーパーも帰って来たんだ。
まぁ、ある意味、防御力攻撃力ともにココがダントツだから、フエゴだけはココで料理してくれてもいいんだけどね。
アタシゃクマに報告に行って、そのまま領主と合流しようかね?
侘助達、ユズリハを守れるね?
さぁ、久しぶりに暴れようかねぇ」
ばぁちゃんが立ち上がり、コキコキッと肩を回しながら、凶悪な顔になっていく。
おおぉう、ばぁちゃんもやる気に満ち溢れちゃってる…
「なんだ?何かあるのか?」
お口の周りをジャムでベトベトにしたヴァンが首をかしげて聞いてくるから
「うん、簡単に言うとね。
あの檻に入ってるお猿さん達、泥棒の仲間なの。
僕達がダンジョンでお金稼いだって知って、今晩、仲間を引き連れて奪いに来るんだって。
だから、仲間が出払ってる時に、ばぁちゃんは領主様と一緒にアジトを潰しに行くんだって」
ヴァンのお口を拭きながら答えると
「ん?!それはもしや正義の味方の出番ではないか?!!」
あぁ、まだお口が拭き終わってないのに、ヴァンは興奮したように椅子の上に立ち上がっちゃった。
「うんうん。まずはちゃんとお口拭こうね。
正義の味方のお口の周りがジャムだらけは、カッコよくないよ?」
「そうだな!ん!!」
ヴァンは素直に椅子に座って顔を突き出してくる。
「だから、ヴァンはここに残って、今晩、泥棒の仲間が来たら捕まえて欲しいんだ。はい、終わり」
僕がヴァンのお口の周りを拭き終わると
「そうか!ここに泥棒が来るのだな!!それを返り討ちにするのだな!
リー!!正義の味方の初出動だぞ!!おおぉ!マントが!ブローチはないがカッコいいマントが有るではないか!」
ヴァンは自分の収納から、バサッっとマントを取り出して羽織ると
「正義の味方、出動!!!」
椅子の上に立ち、天高く拳を突き上げる。
「「おおおおぉぉぉ!!!」」
僕とウェルは拍手で鼓舞する。
「兄ちゃん!リーの、リーのマントは!!リーも出動よ!!」
「あぁ、ハイハイハイ」
ウェルもリーのローブを出してやると、リーも素早く羽織って、行きなり飛ぶと
「正義の味方リー!!同じく出動!!」
2回転を決めて、ヴァンの隣にシュタっと両手を広げ、どや顔で着地する。
「「おおおぉぉぉ!!!」」
僕とウェルは2度目の拍手喝采。
タチバナさんとカヤさんもニコニコと笑顔で拍手を送っている。
「えーっと?
こっちの白狼の嬢ちゃんが強いのは見てたから分かるが、このチビすけは食ってる姿しか知らんが、強いのか?」
フエゴさんは困惑気味だ。
「「「強いよ!!」」」
僕、ウェル、リーが声を揃えると
「ハァーッハッハ!俺様が、最強は何かを教えてやろう!」
ふんぞり返って高笑いをするヴァン。
「まぁ、幼児の姿だ、厨二病とも言えんわな?」
実際、強いしなぁ、と、ばぁちゃんが苦笑いし
「盛り上がってる所悪いがね、全員、夜に備えてお昼寝するんだ。
眠くてウトウトしてる時に来られて、後れを取りたくないだろう?
ウェルとユズリハはやりすぎない用のストッパーだよ。
ヴァンとリー!来た泥棒は全員生け捕りにすること!約束だよ、いいね!!」
「ハイ!!」
「ぬぅ、生け捕りか…なぎ払う方がラクだぞ?」
リーは元気に手を上げて返事したけど、ヴァンはちょっと不満そう。
「ヴァン、正義の味方のミッションは高度な方がカッコいいじゃないか!!」
うん、やりすぎ、良くない。
「そうか!カッコいいか!!よし、ユズリハもブルーメもそう言うなら俺様の実力を見せてやらないとな!!」
ヴァンがやる気に満ち溢れている。
リーも跳び跳ねたと思ったら、シャドーボクシングを繰り出している。
うん、ウェル。
一緒にストッパーがんばろうね?
突然、桜子が出てきてばぁちゃんに向かって一声吠える。
「おやまぁ、今晩、決行だとよ。
ヴァンもリーパーも帰ってきた日たぁ、なんともまぁ、お誂え向きだねぇ?」
ばぁちゃんが「ありがとう桜子」と桜子の頭を撫でながら苦笑いしている。
「タチバナ達は商会にお戻りよ。ヴァンとリーパーも帰って来たんだ。
まぁ、ある意味、防御力攻撃力ともにココがダントツだから、フエゴだけはココで料理してくれてもいいんだけどね。
アタシゃクマに報告に行って、そのまま領主と合流しようかね?
侘助達、ユズリハを守れるね?
さぁ、久しぶりに暴れようかねぇ」
ばぁちゃんが立ち上がり、コキコキッと肩を回しながら、凶悪な顔になっていく。
おおぉう、ばぁちゃんもやる気に満ち溢れちゃってる…
「なんだ?何かあるのか?」
お口の周りをジャムでベトベトにしたヴァンが首をかしげて聞いてくるから
「うん、簡単に言うとね。
あの檻に入ってるお猿さん達、泥棒の仲間なの。
僕達がダンジョンでお金稼いだって知って、今晩、仲間を引き連れて奪いに来るんだって。
だから、仲間が出払ってる時に、ばぁちゃんは領主様と一緒にアジトを潰しに行くんだって」
ヴァンのお口を拭きながら答えると
「ん?!それはもしや正義の味方の出番ではないか?!!」
あぁ、まだお口が拭き終わってないのに、ヴァンは興奮したように椅子の上に立ち上がっちゃった。
「うんうん。まずはちゃんとお口拭こうね。
正義の味方のお口の周りがジャムだらけは、カッコよくないよ?」
「そうだな!ん!!」
ヴァンは素直に椅子に座って顔を突き出してくる。
「だから、ヴァンはここに残って、今晩、泥棒の仲間が来たら捕まえて欲しいんだ。はい、終わり」
僕がヴァンのお口の周りを拭き終わると
「そうか!ここに泥棒が来るのだな!!それを返り討ちにするのだな!
リー!!正義の味方の初出動だぞ!!おおぉ!マントが!ブローチはないがカッコいいマントが有るではないか!」
ヴァンは自分の収納から、バサッっとマントを取り出して羽織ると
「正義の味方、出動!!!」
椅子の上に立ち、天高く拳を突き上げる。
「「おおおおぉぉぉ!!!」」
僕とウェルは拍手で鼓舞する。
「兄ちゃん!リーの、リーのマントは!!リーも出動よ!!」
「あぁ、ハイハイハイ」
ウェルもリーのローブを出してやると、リーも素早く羽織って、行きなり飛ぶと
「正義の味方リー!!同じく出動!!」
2回転を決めて、ヴァンの隣にシュタっと両手を広げ、どや顔で着地する。
「「おおおぉぉぉ!!!」」
僕とウェルは2度目の拍手喝采。
タチバナさんとカヤさんもニコニコと笑顔で拍手を送っている。
「えーっと?
こっちの白狼の嬢ちゃんが強いのは見てたから分かるが、このチビすけは食ってる姿しか知らんが、強いのか?」
フエゴさんは困惑気味だ。
「「「強いよ!!」」」
僕、ウェル、リーが声を揃えると
「ハァーッハッハ!俺様が、最強は何かを教えてやろう!」
ふんぞり返って高笑いをするヴァン。
「まぁ、幼児の姿だ、厨二病とも言えんわな?」
実際、強いしなぁ、と、ばぁちゃんが苦笑いし
「盛り上がってる所悪いがね、全員、夜に備えてお昼寝するんだ。
眠くてウトウトしてる時に来られて、後れを取りたくないだろう?
ウェルとユズリハはやりすぎない用のストッパーだよ。
ヴァンとリー!来た泥棒は全員生け捕りにすること!約束だよ、いいね!!」
「ハイ!!」
「ぬぅ、生け捕りか…なぎ払う方がラクだぞ?」
リーは元気に手を上げて返事したけど、ヴァンはちょっと不満そう。
「ヴァン、正義の味方のミッションは高度な方がカッコいいじゃないか!!」
うん、やりすぎ、良くない。
「そうか!カッコいいか!!よし、ユズリハもブルーメもそう言うなら俺様の実力を見せてやらないとな!!」
ヴァンがやる気に満ち溢れている。
リーも跳び跳ねたと思ったら、シャドーボクシングを繰り出している。
うん、ウェル。
一緒にストッパーがんばろうね?
19
あなたにおすすめの小説
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しい私の話
あんど もあ
ファンタジー
王太子が真実の愛とか言って婚約破棄を宣言。廃太子と決まりました。おかげで妹の私に王太子になれと言われたのですが、不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しくて政略結婚の役にも立たないと言われていた私がですか?
とある中年男性の転生冒険記
うしのまるやき
ファンタジー
中年男性である郡元康(こおりもとやす)は、目が覚めたら見慣れない景色だったことに驚いていたところに、アマデウスと名乗る神が現れ、原因不明で死んでしまったと告げられたが、本人はあっさりと受け入れる。アマデウスの管理する世界はいわゆる定番のファンタジーあふれる世界だった。ひそかに持っていた厨二病の心をくすぐってしまい本人は転生に乗り気に。彼はその世界を楽しもうと期待に胸を膨らませていた。
【完結】勇者と国王は最悪。なので私が彼らを後悔させます。
凛 伊緒
ファンタジー
「お前はこのパーティーに相応しくない。今この場をもって、追放とする!それと、お前が持っている物は全て置いていってもらうぞ。」
「それは良いですわね、勇者様!」
勇者でありパーティーリーダーのゼイスに追放を宣言された。
隣にいる聖女メーシアも、大きく頷く。
毎日の暴行。
さらに報酬は平等に分けるはずが、いつも私だけかなり少なくされている。
最後の嫌味と言わんばかりに、今持っている物全てを奪われた。
今までの行いを、後悔させてあげる--
誰にも口外できない方法で父の借金を返済した令嬢にも諦めた幸せは訪れる
しゃーりん
恋愛
伯爵令嬢ジュゼットは、兄から父が背負った借金の金額を聞いて絶望した。
しかも返済期日が迫っており、家族全員が危険な仕事や売られることを覚悟しなければならない。
そんな時、借金を払う代わりに仕事を依頼したいと声をかけられた。
ジュゼットは自分と家族の将来のためにその依頼を受けたが、当然口外できないようなことだった。
その仕事を終えて実家に帰るジュゼットは、もう幸せな結婚は望めないために一人で生きていく決心をしていたけれど求婚してくれる人がいたというお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる