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エルフの里
いっちばんは、だぁれだ?
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「今日は新しい事をするよ!」
ばぁちゃんはそういうと、
「全員、両手を広げて横一列に並びな!よし、そのままそこに待機!
栗之助!この子達の前に窪みを作って、長さはアタシの所まで、そうそう、四角い池を作るのさ。
松雪、水を頼むよ!
アンタ達!ここに笹という名前の葉っぱがある。
これの先端をこう折って、折った所に2つ切り込みを入れる。3つに分かれた端っこを反対の端っこに入れる。
逆の先端も同じようにする。
すると、舟の形になって水に沈みにくくなる。
笹舟の完成さ!
自分で作った笹舟、これを池に浮かべて、魔力で動かして、アタシの所まで運ぶのさ!
魔力をどう使っても構わないよ!
ただし、人に対して使ったら、即反則負けにするからね!
そして途中で自分の舟が沈んでも終わりだよ!
さぁ!いっちばんは、誰だ?!!」
「ばぁちゃん、すごいね!」「もちろん一番は私だ!」「俺のイケイケスケさん号が一番だ!」「カクさまにだってえんりょしません!」「勝ったら良いことある?」「まつゆきのもふもふ」
「ああ、そうだね、一番になった子には、松雪人形をあげよう」
「私は自分のが欲しいぞ!」「ぼく、ぼく栗之助!」「えっと、えっと…」
「はいはい、じゃぁ、勝った子の希望の人形を作ってあげよう。多分、今日は勝つ子はいないと思うがね。
さぁ、自分の笹舟は用意出来たかい?
自分の前に浮かべて。
行くよ!用意…スタート!!」
バッシャ!!!
…え?
「カクさまぁぁ!なにずるんでずがぁぁぁ…!!」「俺の、俺のイケイケスケさん号が…」「あああああ、ボクのも沈んだ…」「波!波ぃ!」
うん。
全員の舟が沈んだね?
「…、……、いや、でもだって、早く行きたくて、いっぱい魔力で押したら良いとおも、…うん、みんな、ゴメン」
カクさんがあわあわ言い訳しようとして、皆に涙目でにらまれて、あやまった。
「カク!良い子だ、ちゃんと謝れた。
皆もこれでわかったろう?
カクが早く行かせようとして、魔力の塊を舟にぶつけた。
小さい舟に塊を勢いよくぶつけたら、そりゃ周りにも影響が出るさ。
ふっふっふっふっふ。
これは繊細な魔力操作と、想像力の訓練だよ!
さぁ、笹はまだまだあるよ!おやつの時間まで何度も練習しな!
そして、おやつを食べたらもう一回競争をしよう!」
「「「「「ハイ!!」」」」」
「うんうん、素直な子供は好きだよ!」
僕たちはまた舟を作る所から始めて、何度も舟に魔力を当てる練習をする。
あっちこっちからバシャバシャと水音がして、その度におっきい波が来て舟が沈む。
「ぬぬぬぬぬ!」「これ、難しいよ!」「出来る気がしない…」「うーーん?」
皆、ちょっとやる気がなくなって来た。
あ。
ばぁちゃん、魔力をどう使ってもいいって言ったじゃないか。
僕は水に手を入れて、舟じゃなく、水を動かしてみた。
あ!!進んだ進んだ!!
ばぁちゃんがニヤって笑ってる。けど、これは正解のニヤじゃないな?
僕を見た皆もまねし始めた。
そしたらだんだん大波になっていって、結局皆の舟が沈んだ。
「さぁ!おやつの時間だ!食って休んで魔力を補充して、頭を切り替えな!」
おやつはカクさんが用意してくれる。
「まがりなりにも王族だよ!タダで学ぼうなんざ良い根性だね?子供達とアタシのおやつぐらい用意しやがれ!」
と、ばぁちゃんが王様に文句を言ったらしい。
次の日から、カクさんに大人が1人ついてきて大きなバスケットにおやつを持ってきてくれるようになった。
その大人は必ず僕をにらむんだよねぇ。
そんで、ばぁちゃんににらみ返されて逃げるように帰ってく。毎朝同じことするの。ばぁちゃんがコワイならしなきゃ良いのにね?
おやつはスコーン。はちみつがとろーりしてるのを見て思いついた。
他の皆はこそこそ話し合いしてる。
「さぁ!今日の最後の試合だよ!全員舟を用意して!
いいかい?!用意…スタート!!」
スケさんカクさんだけが水に手を入れて水を動かしてる。
他の3人は「がんばれー」って応援してる。
うん、じゃぁ、僕は僕の舟に魔力をくっつけて、ばぁちゃんの居る所に魔力を投げる!!
一緒にとろーりくっついて、ばぁちゃんの所まで…所まで飛んでったけど、落ちて壊れて沈んだ。
良い考えだと思ったのにぃ。
皆ビックリした顔で僕を見てる間に、カクさんたちの舟も波で沈んだ。
「アッハッハッハッハ!ユズリハ面白いこと考えたね!さすがアタシの孫だ!
でも残念、落ちる衝撃まで考えてなかったね!
今回は優勝者ナシだね!!皆、精進しな!!」
うん、皆なかよく最下位だね!
ばぁちゃんはそういうと、
「全員、両手を広げて横一列に並びな!よし、そのままそこに待機!
栗之助!この子達の前に窪みを作って、長さはアタシの所まで、そうそう、四角い池を作るのさ。
松雪、水を頼むよ!
アンタ達!ここに笹という名前の葉っぱがある。
これの先端をこう折って、折った所に2つ切り込みを入れる。3つに分かれた端っこを反対の端っこに入れる。
逆の先端も同じようにする。
すると、舟の形になって水に沈みにくくなる。
笹舟の完成さ!
自分で作った笹舟、これを池に浮かべて、魔力で動かして、アタシの所まで運ぶのさ!
魔力をどう使っても構わないよ!
ただし、人に対して使ったら、即反則負けにするからね!
そして途中で自分の舟が沈んでも終わりだよ!
さぁ!いっちばんは、誰だ?!!」
「ばぁちゃん、すごいね!」「もちろん一番は私だ!」「俺のイケイケスケさん号が一番だ!」「カクさまにだってえんりょしません!」「勝ったら良いことある?」「まつゆきのもふもふ」
「ああ、そうだね、一番になった子には、松雪人形をあげよう」
「私は自分のが欲しいぞ!」「ぼく、ぼく栗之助!」「えっと、えっと…」
「はいはい、じゃぁ、勝った子の希望の人形を作ってあげよう。多分、今日は勝つ子はいないと思うがね。
さぁ、自分の笹舟は用意出来たかい?
自分の前に浮かべて。
行くよ!用意…スタート!!」
バッシャ!!!
…え?
「カクさまぁぁ!なにずるんでずがぁぁぁ…!!」「俺の、俺のイケイケスケさん号が…」「あああああ、ボクのも沈んだ…」「波!波ぃ!」
うん。
全員の舟が沈んだね?
「…、……、いや、でもだって、早く行きたくて、いっぱい魔力で押したら良いとおも、…うん、みんな、ゴメン」
カクさんがあわあわ言い訳しようとして、皆に涙目でにらまれて、あやまった。
「カク!良い子だ、ちゃんと謝れた。
皆もこれでわかったろう?
カクが早く行かせようとして、魔力の塊を舟にぶつけた。
小さい舟に塊を勢いよくぶつけたら、そりゃ周りにも影響が出るさ。
ふっふっふっふっふ。
これは繊細な魔力操作と、想像力の訓練だよ!
さぁ、笹はまだまだあるよ!おやつの時間まで何度も練習しな!
そして、おやつを食べたらもう一回競争をしよう!」
「「「「「ハイ!!」」」」」
「うんうん、素直な子供は好きだよ!」
僕たちはまた舟を作る所から始めて、何度も舟に魔力を当てる練習をする。
あっちこっちからバシャバシャと水音がして、その度におっきい波が来て舟が沈む。
「ぬぬぬぬぬ!」「これ、難しいよ!」「出来る気がしない…」「うーーん?」
皆、ちょっとやる気がなくなって来た。
あ。
ばぁちゃん、魔力をどう使ってもいいって言ったじゃないか。
僕は水に手を入れて、舟じゃなく、水を動かしてみた。
あ!!進んだ進んだ!!
ばぁちゃんがニヤって笑ってる。けど、これは正解のニヤじゃないな?
僕を見た皆もまねし始めた。
そしたらだんだん大波になっていって、結局皆の舟が沈んだ。
「さぁ!おやつの時間だ!食って休んで魔力を補充して、頭を切り替えな!」
おやつはカクさんが用意してくれる。
「まがりなりにも王族だよ!タダで学ぼうなんざ良い根性だね?子供達とアタシのおやつぐらい用意しやがれ!」
と、ばぁちゃんが王様に文句を言ったらしい。
次の日から、カクさんに大人が1人ついてきて大きなバスケットにおやつを持ってきてくれるようになった。
その大人は必ず僕をにらむんだよねぇ。
そんで、ばぁちゃんににらみ返されて逃げるように帰ってく。毎朝同じことするの。ばぁちゃんがコワイならしなきゃ良いのにね?
おやつはスコーン。はちみつがとろーりしてるのを見て思いついた。
他の皆はこそこそ話し合いしてる。
「さぁ!今日の最後の試合だよ!全員舟を用意して!
いいかい?!用意…スタート!!」
スケさんカクさんだけが水に手を入れて水を動かしてる。
他の3人は「がんばれー」って応援してる。
うん、じゃぁ、僕は僕の舟に魔力をくっつけて、ばぁちゃんの居る所に魔力を投げる!!
一緒にとろーりくっついて、ばぁちゃんの所まで…所まで飛んでったけど、落ちて壊れて沈んだ。
良い考えだと思ったのにぃ。
皆ビックリした顔で僕を見てる間に、カクさんたちの舟も波で沈んだ。
「アッハッハッハッハ!ユズリハ面白いこと考えたね!さすがアタシの孫だ!
でも残念、落ちる衝撃まで考えてなかったね!
今回は優勝者ナシだね!!皆、精進しな!!」
うん、皆なかよく最下位だね!
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