もふもふ至上主義ですが、なにか?

犬丸大福

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エルフの里

もふもふパラダイス!

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「ユズリハから精霊達への最初のプレゼント、名付けだよ。しっかり考えておあげ。
まぁ、直感でつけるのもアリだけどね」

「うん!!なんかね、もうね、浮かんでるの!!」

「おやおやまぁまぁ、ユズリハは直感型なんだね。天才肌だとは思ってたが。
で、どんな名前なんだい?」

「うん!まずはね!子犬!」「バーニーズマウンテンドック」「え?」

「え?って、ユズリハ、お前この犬種が好きなんじゃないのかい?」

「え?」

「…は?どういう事だい?ノルウェージャンフォレストキャット、説明しな?」

『ユズリハは〝もふもふ大図鑑〞っていう本が大好きなのよ!』

「うわーうわーうわーうわー!子猫がしゃべったぁ!!」

『そうよ!私達、ユズリハの契約精霊だもの!貴方に声を届けられるわ!普通は契約主以外とお話はできないんだけど、このハイエルフは特別よ!ユズリハの身内だし、面白いし!』
『ボクも!ボクもしゃべれるよ!』『ユズリハ、大好き!』

「うわーうわーうわーうわー!子犬も子羊もしゃべってくれるの!ありがとう、僕も大好きいいぃぃ!!」
僕はぎゅうぎゅうと子犬を抱きしめ、アゴのせ子羊には、太ももで挟んでグリグリした。
ここは天国かな?!

「話が進まないよ?で、なんでアタシの作った〝もふもふ大図鑑〞が出てくるのさ?」

『あら!アレ、貴女が作ったの!私達が認めただけあるわ!
それでね、ユズリハはその図鑑が好きで、それに書いてるものはどれも大好きみたいだったから、その中から私達がなりたい姿を選んだのよ!この姿!優美でもふもふで素敵でしょう!』

「おいおいおいおい、自分で選んだ、って、意思持ちすぎだろう?さすが規格外…

って、もしや、自分達がユズリハと契約したいからって、ハチ達の精霊をもそそのかしてないだろうね?!!」

『な、なんのことかなぁ?』『ふんふふ~ん…』『あら、何が悪いのよ?みんな喜んでたわ!』

「そうかいそうかい、全ての元凶はお前達かい…
今、エルフの里は大騒ぎだろう?カク達がここに来ないのも、頭の固い大人達がムダに話し合いだの、子供達の検証だのいう理由で実験もどきしてるんじゃないのかい?」

『…んーー?大丈夫よ!みんな楽しげに遊んでるわ!』
『まぁ、ちょっと、言われたことしかやっちゃダメって?窮屈みたいだけど?』
『自分で考えてしようとしたら怒られたり?ココでやってたのと違うからちょっと不満は不満みたい?』

「…アンタ達、他の精霊達の様子もわかるのかい?」

『見ようと思えば?』『全部は無理!』『あの子達は、いつもココで一緒に居たもの!あの子達もちょっと特別?』

「そうかいそうかい、アンタ達の規格外っぷりがわかって良かったよ…

で、ユズリハ?この子達の名前は?」

なんか、ばぁちゃんともふもふ達が話してたけど、ばーにーずなんちゃらくんと、のるうぇーなんちゃらちゃんのもふもふを堪能するのに忙しくて聞いてなかった。
あ、子羊くんの温かさも足でちゃんと感じてたからね!!

「うん!ばぁちゃんとのお話終わったの?

んっとね、ばーにーずなんちゃらくんは、わびすけ!!」
『ボク、わびすけ!水だよ!ユズリハの飲む水はボクが全部出してあげるよ!』
「ユズリハの魔力がいくらあっても足りないよ!お止め!」

「子羊くんは、ムク!!」
『ムク!むっくむくのムクは土だよ!美味しい草を生やす土はムクに任せて!』
「家庭菜園、はかどりそうだね…いや、植えたもん食うなよ?」

「のるうぇーなんちゃらちゃんは、かえで!!」
『オーッホッホッホ!優美なアタクシに似合う最高のお名前ですわ!』
「この子の口調には最早なにも言うまい…。
楓かい…まぁ、風属性に最適な名前じゃないかい。ユズリハ、アンタやっぱり転生者…」

最後、ばぁちゃんがなにかぼそぼそ言ってたけど!わかんないからいいや!

「みんなまとめて、だーーーいすき!!!」

『ボクも!』『ムクも!』『もちろんアタクシもよ!』
『『『ユズリハ、だいだいだーーーいすき!!』』』
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